またまた これと言って何もせずに
本を読んで過ごしてしまった・・・・
これじゃぁ 豚になっても仕方ないか・・・・・
「朝のこどもの玩具箱」 あさの あつこ著
それぞれが少し変わった内容の短編集です。(こどもの というだけに 子供向けです)
「謹賀新年」 母をなくし父は若いお嫁さんをもらいその上自分は天国へ・・
そんな女の子と義理の母のちょっと優しくほのぼのしたお話。
「ぼくの神さま」 何処かの国 「いいか 神さまと言うのはここにいるんだぞ」
と 自分の胸をたたいて教えてくれたトート(父)が得体の知れない病で
急に死んでしまう。まともな病院にもいけない貧しい貧しい家族。
貧しい貧しい地域。公害がにおう病気の人をかかえて息子は走る。
自分の胸の中にいる神様に恥じないよう・・・
「がんじっこ」 こうと決めたらテコでも動かない。他人の話を聞かない。気にくわないと
口もきかない。がんこで嫌われ者のシゲばあさんの体験と本当の胸のうちは・・
「孫の恋愛」 人間ときつねが織り成す不思議な世界。狐は本当に人に化けられるのかしら????
「しっぽ」 突然しっぽが生え 同時に不思議な力を得た少年が本当に得たものとは・・?
「この大樹の傍らで」 とおい未来。汚染された地球もそろそろ人の住める世界になってるはず。
選ばれた少年、少女達が地球へむかう。
ドームでは決して作れなかった「森」を作り、新しい人類の世界を
作るため。さて 成功したのでしょうか?
「だから 荒野」 桐野 夏生著
週刊誌を読んでるような 気楽な小説ながら 「真理」やひょっとしたら自分の中にもあるかも?
と 後ろめたい思いにさせられる そんな 何かが少しばかりあって まぁ 読んで時間の無駄では
無かったよね と 自分を慰めてます。
デザートが2編続いたので 今は がっちり がっつり の 「バルチック艦隊」の話 を読んでます。
これは時間がかかりそう。でも とっても楽しみ。