づれづれ気儘日記です

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2012年12月07日 07時45分27秒 | 日記

 個人的に、歳をとっても頑張っている選手が好きです。

それも名前だけで出ている選手ではなく、

土臭くても現役に拘っている選手たちが特に好きです。


 それがいいかどうかは、正直なところ分かりません。人それぞれでしょうか。

 スポーツ界では、ということが前提です。

ビジネスや政治の世界では、果たしてそんなことが言えるかというと、

笑えない話になります・・・^^;



 スポーツの世界では、そういう人達を見ていると応援したくなります。

先程Jリーグの中山選手、ゴンさんが引退を表明しました。

45歳。すごい年齢だと思います。ケガに悩まれ続けながら、続けた現役生活。

それを同い年のカズは、目に涙を浮かべてコメントしていました。

思わず、こちらももらい泣きしそうでした。


 若くして引退する人も多い世界。サッカーは、過酷なスポーツだと思います。

でも、まだ余力がありながら、惜しまれてやめていく選手もいました。

個人的には、そういう選手は余り好きではありません。

自分探しの旅に出る、という様な事を言っていた人もいますが、

その活動を絶賛する気にはなりません・・・あくまでも個人的意見です・・・

           

 目を野球に移すと、

現役にこだわる人が案外多いんです。

今年ついに引退しましたが、金本選手、44歳。

(ただ個人的には、まだ続けることは可能ではないかと思っています。
 代打や、出場頻度を考えてプレイが出来るのではと・・・。)

 最近の選手では、46歳まで現役で投げていた工藤公康投手。

1年浪人してまで、現役にこだわったものの残念ながら47歳で引退しました。

あのやんちゃな工藤投手がここまで現役にこだわるとは、驚きでした。

また、最近では野球解説の緻密さは、目からウロコのことも多いです。

生半可に長年プレイをしてないということですね。



 メジャーリーグでは、今年49歳で勝利投手になったジェイミー・モイヤーがいます。

まだ引退という話を聞いてないので、もし来年勝利を上げれば、50歳での勝利となります。

ちなみに、まだ去就が決まってないが斎藤投手は、42歳。

メジャー現役投手の中でもトップ10の高齢になるそうです。

来年のメジャーでプレイは、微妙なところですが、

なんとか残って、頑張ってほしいところです。


 そして、ちょっと注目は、かのロジャー・クレメンス投手。50歳。

今年、独立リーグで5年振りに登板しました。

まさか、とは思いますが、現役復帰すればモイヤーと双璧の高齢者になります。

薬物問題、裁判を乗り越えての現役へのこだわり。息子との対戦という期待もかかるそうです。


 メジャーのそういう話題を考えると、

ほぼ1年浪人を経験した、我が松井選手にも今年は期待してもいいかもしれません。

まだまだ若い、38歳です。

***来年からアメリカンリーグに変わるアストロズあたりから声が掛かりそう、

 とニュースでは伝えられています。***

・・・・・楽しみです。^^



 目を日本に向けると、最年長の山本昌投手。

今年は、46歳で先発最年長勝利記録や、47歳で最年長記録を達成しました。

来年の現役続行も決まって、記録の更新、活躍が期待できます。

決して剛速球を投げるわけではありませんが、

あの緩急をつけた投球術と人柄は、観る者を惹きつけます。


 数々いる年配の現役選手たち・・・。

当然のことですが、その前提は戦力として有効であるということです。

歳をとるにつれ、多少の成績では認められません。

同じような成績ならば、球団は、将来性、つまり若い選手を選びます。

現役を続けるということは、毎年の契約更改をクリアするたびに、

実績を常に要求され、応えていかないといけないというハードルがあります。


 その為の、身体のケア、体力の鍛錬、維持、精神力の持続、

そしてケガをしないような工夫や努力・・・・・

・・・・そういうことを絶え間なく、ストイックに続けていく必要があります。

 そういう階段を登りつめて、年配の選手たちは立っています、

そのことが、個人的にすごく魅力を感じて、注目するところなんです。


 そして、なにより、野球が好きだ、という気持ちがないと続けることが出来ません。

それは、ファンにとっては唯一無二の安心感と尊敬の念を抱かせていると思います。




 また、話は少し変わりますが、

自分自身の老いと重ねて見てしまう訳です・・・。^^;

そういうこだわりがなくなれば、襲ってくる老いのスピードも速まっていく気がします。

抗う、という訳ではありませんが、気持ちの面で自然と若さを失っていくと、

新鮮な毎日を送ることができないような気がします。



***年寄り選手たち、今年も活躍する姿を!!!***