づれづれ気儘日記です

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土いじり

2013年03月03日 19時34分51秒 | 日記
 陶芸教室に通い始めて、4回目。

以前梅田で通っていた頃は、教室の中では最年長だった。

まわりは、先生を含め若い女性が中心だった。

ロクロに向かう時も、先生が随分気を使って、

高さの調整をしてくれたもんだ・・・。

なんせ、1時間以上ロクロを回していると、腰にくる。

夢中で、姿勢を変えずに回しているせいか、かなり腰には負担なのだ。


 ところが、今の陶芸教室では、おそらく一番の若手。

まわりの方々は、とっくに還暦を過ぎている方ばかりだ。

腰が痛いことなど言ってはおれない。

たまに腰を伸ばして、グルグル体操しているのは、私だけだ・・・^^;

      <教室風景>
      



 4回目の土曜日。

いまだに土練り、菊練りを1時間、ろくろでの土殺しに1時間。

陶芸をやっている人には、分かるだろうが、

基礎の基礎になる。だが、案外難しい。

今の先生に言わせると、菊練りが一人前になるのには2,3年かかるそうだ。

とすると、あと1,2年かかるということになる。


 そしてなにより、一人前でないと、力がいる。

つまり、要らん処に力が入って、疲労が激しくなるのだ。

だから、余計に腰にも負担が・・・^^;

      


 次は、土殺し。

これもまた、同じように慣れるとスッと土を上に下にと自在に殺すことが出来るのだが、

上手くいかないと、腕に余分な力が入る・・・。

 4回目にして、いまだ修行の真っ最中だ。

頭では分かっていても、身体が付いていかないという、いわゆる何事においても言える、

コツの初歩段階だということだ。


 結果として、心地良い過度の疲労感が身体を襲う。

しかるべくして、土日はドップリと寝る。^^

ただ、睡眠の質としてはすこぶる満足できるのだ。

子供の頃、外で遊びまくった後の昼寝のように、

なんとも深い眠り、快眠なのだ^^




 もうひとつ心地良い感覚は、

何も考えずにひたすらロクロの上の土と遊ぶことで、

無心の時間を持てること。

(ロクロの上に回っている土の芯がズレていると、
  船酔いに近い症状になることがあるのだが、それとは違う^^;)

 一心に土と遊んでいると、少しずつ土が言うことを聞いてくれる気がしてくる。

それがコツに近付いたということなんだろうけど、不思議なものだ。



 ともあれ、まだまだ土に遊ばれているこの身。

少しずつではあるが、楽しみの世界に踏み入れていっている気もしている。

(作品のかけらもできてない段階で、楽しみ、とは言い難いのだが、)

続けていくために、大切な気持ちが育ってきていると実感している。