母の転院先がなかなか決まらない。
と言うか、一応場所は決まっているけれど、空きが無いので、転院できない、
という状態が1週間。今の病院の主治医は
とにかく早く出ていって欲しい、みたい。
そりゃそうだ。母のいる病院は急性期病院なので、
治る見込みの無い患者は早くどこか転院して欲しい、
と、本音だろう。
でも、今日も3時過ぎまで連絡がないので、
明日ってことは無いだろう、と思っていた。
今日は私の診察日。
病院で主治医の先生と
「点滴だけでどれくらいもつか?」
聞いて、母の話になった。
その病院は療養型だとは知っていた。
ようするに、「看取りの病院、老人専門の病院」
主治医の先生がうちなら近いけどどうか?
と言ってくれて、空きを調べてくれた。
空いていた!!!
今いる病院に連絡したら、なんと、
明日か明後日に決まりそうだと言われたけど、
そこより近い渡○病院なら、引き受けてくれる、
と言ってみたら、カンファレンスとかいろいろあるけど?
とにかく明日には転院して欲しいので、
渡○病院が明日でも入院できるのなら、
という話になり、また渡○病院に戻り話をしたら、
なんと、明日で受けてくださる事になった。
ファックスでサマリーを送ってもらい、
急遽カンファレンスをして、明日の11時までに
転院が決まった。
ここは家から歩いても20分くらいで、
転院すると言っていた病院は家から車で1時間近くかかる山の中。
近い方がいい。
意識は無くても、顔を見られるだけでいい。
明日の11時に転院をします。
点滴だけでどれくらい生きていけるのか、
わからないけど、生きていてくれるだけで
ありがたい。
元気な間はいろいろあったけど、それでも、
意識が無くても居てくれるだけでいい。