私はこんなふうにして書いてます。
東鶴の台所公開? です。

一番左に吉野大巨先生に書いていただいたお手本。
その上に法帖を。今回は「西狭頌」です。
法帖をながめつ、すがめつ...。
わからないところを吉野先生のお手本で確かめます。
真中に2ミリの毛氈。その右には厚さ3ミリの毛氈。
その上に半紙用3ミリの毛氈を2枚重ねて、墨池をタオルの上に。
タオルはもう1つ。
筆先を揃えたり、墨を吸わせたりして使います。
筆筒にはその時どきの筆が突っ込んであります。
時には光悦堂さんで500円で買い求めた刷毛も使ってみます。
そこで整いました。
(世の中は一字違えば大違い、刷毛に毛があり、はげに毛がなし...。)
ま、そんなことはどうでもよーし。
それで皆さん、書いた後どうされてます?
吉野先生のおけいこ場では、すずらんテープをはりめぐらせてあるので
そこに掛けていきますよね。
で、我が家ではこんなふうに、

ベランダの窓枠の上のところに突っ張り棒を渡して
洗濯用ピンチをいくつか通してあります。
私が書を始めたころからこのやり方です。
これで半切は4枚まではOK!!
たまにバスタオルだとか洗濯物も。
ときどき墨がブラインドに...(これはナイショ)

ちなみに、一番左に小さく見える色紙は
吉野先生が書かれたもので、「琴酒相寿」です。
酒の字があるだけでなんとなく「しあわせ」な気がします。
そんなこと思うのは東鶴だけだーっとの声が聞こえそう...。