御蔵島手記

3月19日、22時30分　連休で込合う竹芝桟橋を御蔵島に向け出航

条件付出航で、冬場は着岸できない事も多い御蔵港に
午前6時5分、さるびあ丸が着岸できたときが感動の2日間の始まりでした。

当初、民宿まるいさんに2泊の予定でしたが
帰りの海がとても怪しかったため、一日短い日程となってしまいましたが
帰る前からまた来たくなる場所となりました。

御蔵は、今はドルフィンスウィムで野生のバンドウイルカと
一緒に泳げる場所で有名となっており、
そのためなかなか夏場のシーズン中はすべてのものが満席で行きにくいため、
今回、閑散期をあえて狙い、山を目指していってきました。

たった2日でほんとたくさんのこと見聞したなあ
・海が有名だけど山と森が実はすごい。
・シイの巨樹の森は実写版トトロの森。
・ソメイヨシノやカサブランカ（ゆり）の原種は御蔵島の固有種である。
・オオミズナギドリが島人口(300人弱）の1万倍いる。
・なんとも言えないオーラが島全体に漂う。
・めったに晴れない御蔵島の全景が見れた！ etc


御蔵は法令的にしっかり自然が守られている感がありました。
しかし2000年に100億円をかけた島の南部への15kmの都道が出来たり
今回もなにやら（桟橋一本の）港で工事が進められていました。

御蔵は日本、さらには世界に残された数少ない場所でした。
島へのインパクトを与えてほしくない。
このままであってほしい。

遠ざかる島を船尾から眺めながらそう思いました。

絶海の孤島

3連休を利用し、伊豆七島の中で異色を放つ
御蔵島を訪問。