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今回のアメリカグランプリのハイラ
イトは、スタート直後の1コーナーで
決まっていた。
スタートでの蹴りだしが良かった
フェラーリのキミ・ライコネンを
普段はあまり見ることが出来ない
くらいの必死の防御ラインをとった
ハミルトン。
普段ならば、ライコネンはああいう
場面ならば少し引いてハミルトンが
先行するパターンなのに今回は
ライコネンが引かずに1コーナーを
とった。
この時点で勢いあるライコネンが
いつもとは違うぞって感じがした。
対して同じ周回にフェラーリの
ベッテルは少し無理してレッドブルの
リカルドを追い抜きにかかり、またも
接触しスピン。
追い込まれたベッテルは全ての事が
上手くいかない。精神状態で
ここまでも崩れるのかというような
ドライビングのミス。
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昔のライコネンの走りは正に
人馬一体、水を得た魚というような
ドライビングスタイルだった。
そらが、どのドライバーのスタイル
とも違ってかっこよかったけど、
ここ数年はマシンのダウンフォース
の影響なのか丁寧なドライビングで
なければ速く走ることができない。
僕が好きだった時のライコネン。
今回は久しぶりにライコネンが勝って
凄く嬉しい!!!
因みにライコネンは39歳でF1最年長。
そんな大人なライコネンの熱い魂を
感じるレースだった。最高!
優勝 キミ・ライコネン(フェラーリ)
二位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
三位 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
レース終盤、ライコネンを追う
レッドブルのフェルスタッペンと
それを追う王者ハミルトン。
ライコネンを追いながらも、
ハミルトンを巧みなラインどりで
押さえ込んで二位獲得をした
フェルスタッペン。
来年はレッドブルホンダとして戦う
マックス・フェルスタッペンが
最高に楽しみでなりません。