水は高いところから低いところに流れる。太陽は東から上り西へ沈む。これが物事の道理である。
実生活においても、様々な道理がある。この道理を無視して生活すると、争いごとの多い人生になる。当たり前のことを当たり前にできない人間がいる。そんなに意地を張らなくとも良い筈なのに・・・。意地を張るだけ自分を追い詰める結果となることに気づくべきである。
道理に暗いがために自分を苦境の立場に置くのはくだらないことだ。
人間は自分を大きく見せることはあっても、実物大の自分を見せることにためらうことがある。いくら頑張っても虚構の姿はいつかボロが出るものだ。そんなことより、もっと素直に生きてみよう。人間は生きているだけでも奇跡的なことなのだ。
素直に生きていると自然と物事の道理が見えてくる。黒いものは黒く見え、白いものは白く見えるのだ。なぜかというと、素直な心は透明だから目に入るもの全てがありのままに見えるのだ。
いまからでも遅くはない、素直になって生きてみよう。