3/8 美濃戸~行者小屋~赤岳~キレット小屋手前(幕営)
3/9 幕営地~権現岳~前三ツ頭~天女山登山口
nami、I原で八ヶ岳キレットを縦走してきました。
日帰り組のmarさんの車に、美濃戸まで同乗。6:30すぎのスタート、重たい装備の僕らは、marさん組にはついていけずマイペースで。
行者小屋で準備中の二人に再び合流。僕らもここでアイゼンを履き、赤岳以降に備えてハーネスも装着します。
そこからは歩き慣れた道・・・のはずが小屋直後の間違ったトレースにつられてちょっとタイムロス。主稜の取り付きから先は、風と寒さと装備の重さで、この日一番つらい区間でした。
赤岳到着は12時過ぎ、視界ゼロ、風も強いのでゆっくり休憩する気もせず、早々に再スタートです。
縦走路に入ってしばらくは、ガスで視界もイマイチ。ただ、すでに山頂付近以外は薄まっていたので、不安なく下って行くと、30分ほどでキレットまでのルートが確認できるくらいの視界になりました。
また、このあたりから、はっきりとしたトレースが突然現れました。どうやら赤岳をパスしてトラバースで入ってきた2人組。ルンゼ下降点の梯子で彼らが確認できました。
ルンゼに入れば風もなくなり、ガスもすっかりなくなります。このあたりは景色を楽しみながら、気分よく下降できました。
下り切ったあたりで急に雪が深くなったので、アイゼンからわかんに履き替え。2人組を追い越してこの日初めてのラッセル。
小さなアップダウン、膝~股のラッセルで20分ほど。目の前のコブを超えればキレット小屋と思えたところに、敵地があったのでこの日はここで終了としました。(14:30)
食事は今回もnamiさん、ポテトサラダとトマトチーズリゾット。おいしく頂きました。そして明日の軽量化のために、しっかりを消費して、20時頃の就寝でした。
-------------
2日目
4時起床、6時スタート。快晴だが気温は久々の-20度!
風もあまり止んでいない。夜通しうるさかったし・・・
まだ、キレット小屋で動きのない昨日の二人組のテントを確認。いきなりラッセルを覚悟しましたが、ツルネ手前のピークまでは、彼らが前日につけてくれたトレースのお陰でいくらか楽ができました。でもツルネから見下ろしても、まだテントが片付きそうもなく・・・こりゃ残りは全部先頭かなと覚悟を決めて前へ。
ツルネ前後の樹林帯は膝上ラッセル、股まで埋まることもという感じ。その先の急登も雪が緩くペースは上がらない。風もこのあたりまではなかなか厳しかった~。それでも旭岳が目線高さとなる頃には、吹きさらしで締まった箇所が増え、楽に歩けることのほうが多くなっていく。
旭岳直下、ゲンジー梯子が見えたところで、わかんからアイゼンへ。ここで後続から声が掛かるくらい差がなくなったけど、なぜか追いついてこない。雪が多い割に、梯子はしっかり出ていました。これを登り切ると、権現は目前。最後を飾るに相応しいなだらかな雪稜に、達成感がこみ上げてくる・・・がちょっと気が早かった。ここから山頂までも、わかんなしでは埋まる埋まる・・・結構しんどかったです。
権現到着は10時、ほぼ同時に天女山からの日帰りピストン組も数名登頂で賑やかでした。ここで迎えに来てくれるという、岩ひばりさんにメールを。
この後はバテバテで小さな登り返しもしんどい。でも、穏やかで景色がいいので、前三ツ頭まで、気持ちよく歩けました。この方面の下界がこんなに白いのも、大雪の影響が伺えて・・・岩ひばりさんが出かけないわけです。
樹林帯に入って1900mくらい、登ってきた岩ひばりさんと合流
とお菓子のもてなしを受けて一休み。3人で下って下山は14時。下山後、小淵沢駅まで送ってもらえて本当に助かりました。行きのmarさん共々、ありがとうございました。
3/9 幕営地~権現岳~前三ツ頭~天女山登山口
nami、I原で八ヶ岳キレットを縦走してきました。
日帰り組のmarさんの車に、美濃戸まで同乗。6:30すぎのスタート、重たい装備の僕らは、marさん組にはついていけずマイペースで。
行者小屋で準備中の二人に再び合流。僕らもここでアイゼンを履き、赤岳以降に備えてハーネスも装着します。
そこからは歩き慣れた道・・・のはずが小屋直後の間違ったトレースにつられてちょっとタイムロス。主稜の取り付きから先は、風と寒さと装備の重さで、この日一番つらい区間でした。
赤岳到着は12時過ぎ、視界ゼロ、風も強いのでゆっくり休憩する気もせず、早々に再スタートです。
縦走路に入ってしばらくは、ガスで視界もイマイチ。ただ、すでに山頂付近以外は薄まっていたので、不安なく下って行くと、30分ほどでキレットまでのルートが確認できるくらいの視界になりました。
また、このあたりから、はっきりとしたトレースが突然現れました。どうやら赤岳をパスしてトラバースで入ってきた2人組。ルンゼ下降点の梯子で彼らが確認できました。
ルンゼに入れば風もなくなり、ガスもすっかりなくなります。このあたりは景色を楽しみながら、気分よく下降できました。
下り切ったあたりで急に雪が深くなったので、アイゼンからわかんに履き替え。2人組を追い越してこの日初めてのラッセル。
小さなアップダウン、膝~股のラッセルで20分ほど。目の前のコブを超えればキレット小屋と思えたところに、敵地があったのでこの日はここで終了としました。(14:30)
食事は今回もnamiさん、ポテトサラダとトマトチーズリゾット。おいしく頂きました。そして明日の軽量化のために、しっかりを消費して、20時頃の就寝でした。
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2日目
4時起床、6時スタート。快晴だが気温は久々の-20度!
風もあまり止んでいない。夜通しうるさかったし・・・
まだ、キレット小屋で動きのない昨日の二人組のテントを確認。いきなりラッセルを覚悟しましたが、ツルネ手前のピークまでは、彼らが前日につけてくれたトレースのお陰でいくらか楽ができました。でもツルネから見下ろしても、まだテントが片付きそうもなく・・・こりゃ残りは全部先頭かなと覚悟を決めて前へ。
ツルネ前後の樹林帯は膝上ラッセル、股まで埋まることもという感じ。その先の急登も雪が緩くペースは上がらない。風もこのあたりまではなかなか厳しかった~。それでも旭岳が目線高さとなる頃には、吹きさらしで締まった箇所が増え、楽に歩けることのほうが多くなっていく。
旭岳直下、ゲンジー梯子が見えたところで、わかんからアイゼンへ。ここで後続から声が掛かるくらい差がなくなったけど、なぜか追いついてこない。雪が多い割に、梯子はしっかり出ていました。これを登り切ると、権現は目前。最後を飾るに相応しいなだらかな雪稜に、達成感がこみ上げてくる・・・がちょっと気が早かった。ここから山頂までも、わかんなしでは埋まる埋まる・・・結構しんどかったです。
権現到着は10時、ほぼ同時に天女山からの日帰りピストン組も数名登頂で賑やかでした。ここで迎えに来てくれるという、岩ひばりさんにメールを。
この後はバテバテで小さな登り返しもしんどい。でも、穏やかで景色がいいので、前三ツ頭まで、気持ちよく歩けました。この方面の下界がこんなに白いのも、大雪の影響が伺えて・・・岩ひばりさんが出かけないわけです。
樹林帯に入って1900mくらい、登ってきた岩ひばりさんと合流
とお菓子のもてなしを受けて一休み。3人で下って下山は14時。下山後、小淵沢駅まで送ってもらえて本当に助かりました。行きのmarさん共々、ありがとうございました。
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