諏訪山岳会公式ブログ

諏訪地域の山好き、クライミング好きが集まって、ウラヤマからヒマラヤまで四季を通じてオールラウンドに活動しています。

市民登山 木曽駒岳

2015年06月10日 | 市民登山
諏訪市教育委員会 諏訪市体育連盟主催
第67回 諏訪市スポーツ祭 市民登山
木曽駒ケ岳 (2956m)
日本100名山! ~稜線をつないだ空中散歩と濃ヶ池の逆さ宝剣~
<7月11日、梅雨の晴れ間を狙って下見に行ってきました。尾根と水と高山植物で、2度目の登りがちょっと疲れますが、かなり楽しいルートと思います。晴天に恵まれたので写真も大分撮れました。>

主管: 諏訪市山岳協会
日程: 平成27(2015)年8月23日(日) 
コース: ロープウェイ駅 ~ 駒ケ岳 ~ 馬の背 ~ 濃ヶ池 ~ 駅 周遊
募集人員: 20~35名 (最小催行人数 20名)
費用: 大人11,000円 小学生以下 8000円
(往復ロープウェイ代 バス代・しおり・保険料等含む
 申し込み時に申込金2000円をいただきます。参加人数によって変動が生じる事があります)


当日の予定:
 出発 5:00 諏訪市役所正面玄関側駐車場
 菅の台 ~ バス45分 ~ 上りロープウェイ乗車
 登山開始 ~120分~ 木曽駒ヶ岳 ~ 濃ヶ池 ~ ロープウェイ駅
 歩行6時間
 下りロープウェイ乗車 16:00  解散 18:00

事前説明会: 
 8月19日(水) 18:30~ 諏訪市役所会議室 5F 502会議室

お申し込み・お問い合わせ
 諏訪市山岳協会(諏訪新雪荘内):
         TEL.0266-52-5251 FAX. 0266(58)5251
         E-mail jimu@suwa-ac.main.jp
 事務局担当者:諏訪山岳会 朝岡 一郎 TEL.090-8019-8420 
 申込締切:2015(H27)年8月12日(水)

●詳しい要綱ここをクリック(pdfファイル)

下見報告は「続きを読む」でどうぞ。

====下見報告====

7月11日、梅雨の晴れ間を狙って、木曽駒が岳~濃が池の市民登山の下見に行ってきました。尾根と水と高山植物で、2度目の登りがちょっと疲れますが、かなり楽しいルートと思います。今年は梅雨らしい梅雨で長雨ですが、晴天に恵まれたので写真も大分撮れました。

諏訪→菅の台→バス→しらび台→ロープウェイ→千畳敷駅
諏訪から菅の台バス停には本当にちょうど1時間で到着。既にバス待ちの行列ができているが、バスは10分間隔でやってきて順調に行列が縮んでいく。






バスに乗って40分ほどでしらび台に到着。ロープウェイもほぼフル回転の10分間隔で動いていて、1本待ちで頂上駅へと運んでもらった。
残雪と緑、バックに真っ青な空で久しぶりに快晴の山歩きが楽しめ・・・いやいや、ちゃんと下見せねば。比較的広い場所もあるので当日も集まって準備運動できるかな。トイレは建物の中と外に2箇所。千畳敷駅からの下りは、ハイシーズンには整理券が配られて最大3時間ほど乗車待ちだとの事。お盆を過ぎると一服すると言うので、23日はそこまで酷くならない・・・と良いなと思う。

千畳敷→駒ケ岳 
一気に標高を稼いだのでここでしっかり時間を掛けて準備運動、8時に出発。散策ルートを10分程度歩くと、すぐに八丁坂の急登が始まる。











道が狭く途中に休憩ポイントがないので、入り口すぐの場所で服を調えて登らないと辛いかもしれない。少しルート上に雪が残っているが8月までにはなくなるはず。宝剣山荘までの登りは標高差で300m弱で、ゆっくり行って1時間かからない程度。行列するほどの人ではなかったので写真を撮りながらゆっくり登る。

乗越浄土で北側への視界が開ける。宝剣山荘の裏手からは7年前の市民登山で登った三の沢岳が天狗岩の向こうに良く見えた。











ここから駒ケ岳までは中岳のアップダウンを入れてのべ150mくらいの登りで1時間ほど。駒ケ岳山頂は広く、晴れれば御岳から乗鞍・去年の焼岳、北アルプスが遠く眺められる。少し早めの昼食とする。






駒ケ岳→濃が池→千畳敷
駒ケ岳までは非常なメジャールートだが、ここから馬の背・濃が池へは道も狭くなり人が減る。少し静かな山歩きが楽しめるはず。











将棊頭山を前に、右手に伊那前岳を眺めながら気持ちのよい尾根歩き、8合目まで300mほどを1時間掛けて下る。
右手に鋭角に折れ曲がると今度はダケカンバの木陰の水平道を通って濃が池に着く。ここも広く絶好の休憩ポイントだった。
 


 








まだ雪渓の水が豊富でルートがせせらぎになっていたりする。


濃が池からもしばらくはほとんどアップダウンもなく楽な道だが、7月半ば現在ではいくつも雪渓を渡る場所があり結構時間を食った。宝剣山荘に聞いたところ8月にはほとんど雪はなくなるというから、23日には問題ないと思われる。小屋には情報を取ってもらうようにお願いする予定。

駒飼いの池までハシゴを含む急登、その後は再び乗越浄土を目指してカール状地形を登る。延べても700mちょっとしか登っていないのに、一度下った後の登りはやけにきつく感じるのは何故だろう?






やっと宝剣山荘について一休みするが、疲れてきたところに再び千畳敷に向かっては急勾配なので慎重に下る。剣が池散策ルート側を通って逆さ宝剣を写真に納めて終了。休憩時間込で6時間40分の行動だった。











千畳敷→しらび台→菅の台
この日のロープウェイはあまり混んでいなかったのでほとんど並ぶこともなく15時に乗車、来た順番で駐車場に帰って終了となる。一日中雲も出ずに快晴のままと言うのは、こういう日を狙っていたとはいえ、運が良かったと思う。市民登山当日もこんな感じだとうれしいのだが。

最後に、今回の工程のグラフ。2回大きな登りがありますが、トータルとしてはそれほどでもありません。




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