奥秩父・大常木谷＆竜喰谷

奥秩父・大常木谷＆竜喰谷
日時：2016年6月18～19日
メンバー：Ｉ原、O石

梅雨の合間、晴天の週末に、奥秩父の美渓、大常木谷と竜喰谷のダブル沢行に行ってきました。
初日は大常木遡上、二日目に竜喰谷下降の計画です。

6月18日（土）
明日の終了点である石楠花橋近くに駐車します。



20分ほど歩いて「山火事注防止…云々」の看板のところから下降し一之瀬川に降ります。釣り客との出会いを避けて9：30頃のゆっくりした入渓です。

20分ほどで大常木谷分岐に到着します。


日差しを浴びて快適な遡上です。


5×8ｍの滝は倒木がありますが、潔く泳ぎます。

次に現れる五間の滝は右わきをへつります。

ナメの小滝を繰り返しのぼり

最大落差25ｍの千苦ノ滝が現れます。

ここは素直に左岸を巻きます。

山女魚淵で小休止して


I原さん得意の糸を垂らし今晩の宴のメインディッシュを狙います。

坊主なのであきらめて進みます（汗）…泳ぎます

不動滝にやってきました。2段5ｍ・7ｍです。

下は右側を巻き、上は左を巻きます。

ゴーロ状の河原を進むと今晩のお宿、会所小屋跡に到着しました。
まだ13：00前と早いのでここから稜線まで詰めあげようという計画でしたが、気分はファイヤー、宴会モードにつき本日は終了。

6月19日（日）
二日目は幕営地から大常木林道経由竜喰谷の終了点まで歩きます。1時間30分ほどで竜喰谷支流のヤケト沢終了点から入渓します（8：00頃）

竜喰谷出会いに出ました。苔むした美渓です。
この辺りは幕営適地の台地が多々ありました。

快適なナメを下ります。

倒木のかかる8ｍ滝を巻いて降ります。

やがてスダレ状の幅広2段8ｍ滝が現れます（上からなので降りてからの画像ですが）。
下降なので巻きましたがここは中央を登るようです。

きれいなナメが続くと

やがて曲り滝10ｍが現れました。直瀑です！迫力あります。

折角なので懸垂で降ります。この滝は右岸を大巻きするので、遡上の際はクライムにアタックするのがよいでしょう。



次に竜喰谷最大落差12ｍの下駄小屋の滝です。右岸リッジから取り付き上段から幹を使って落ち口に降ります、そこが嫌らしいとI原さんのアドバイス。遡上の際は心して挑みましょう。
で、我々は素直に巻きました。

4ｍCS状の滝を降りて

幅広5ｍ滝を降りれば

ナメの廊下が続き


やがて一之瀬川の瀑流音が聞こえてきて竜喰谷分岐に到着して、本日の沢下降終了です。11:30頃

最後は一之瀬川から土手を登って石楠花橋の駐車場に出ます。
二日間好天に恵まれ快適な奥秩父の沢を2本堪能できました。
特に、本格的に沢を下るのは小生初の経験でしたので、よい勉強になりました。
遡上と違って水中の様子が見えにくく足場も不安定になりますので、難度が上がることが実感できました。

よく泳ぎました…ありがとうございました。