にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

黒ラブなな散歩(20)夜の帝釈天

2019-12-30 20:35:00 | 黒ラブなな

 いよいよあと2日か。年の瀬はあっという間に押し寄せて、暇なようで家のやる事がたくさん発生する。が、精神的に身軽になった暮れの雰囲気はいい。

三郷のビバホームとヨーカドーに大量の買い出しに出かける。にゃんこ達のトイレ砂、食料、遊具、ワンコの食料等で諭吉さんが何枚も消えていく。

自分たちの食料品より高くつく。にゃんこ達のはロイヤルカナン、ワンコはプロフェッショナルバランスと食べ物は栄養価のちゃんとしてるものを選ぶ。

昨夜は9時過ぎても帝釈天の門が開いていた。誰もいない貸し切り状態の帝釈天境内もいいもんだ。もうすっかり正月バージョンで31日からとんでもない人が押し寄せて来る。















 まだライトアップされていない境内は、薄暗く少し幻想的でもありいい空間だ。帝釈天の参道に全てのお店で「寅さん お帰り」の張り紙が次から次へと貼られている。

参ったな‥‥もう帰ってこない人をお帰りと迎えようとしている。参道のお店の方々は身にしみてわかっている。寅さんの存在がどんだけ自分たちも生かしてくれたかを。

『男はつらいよ』50作目のポスターも貼られている。ありがとう寅さんと柴又の街あげて感謝の声を連呼してるようだ。なにか切ない気持ちにさせられた。















 柴又の人々の心の中には、まだまだ寅さんは生きてるんだなと思う。帝釈天に川魚のお店、団子屋と大して何もない小さな街だけど、寅さんが下町人情を植えつけてくれた。晩夏の寅さん祭りと年末年始のこの時期はたくさんの人で活気に溢れる。















 今日のなな散歩でも柴又駅近くの居酒屋さん、おでん屋さんの方々がななを可愛がってくれた。お店のお客さんまで外に出てきてななと触れ合ってくれる。

また明日も来てよ、と別れ際で声をかけてくれる。私もななもこの街で一生を過ごすことができて良かった。明日は今年最後のなな散歩。いつも通り柴又四丁目、五丁目、六丁目、七丁目と歩こう。