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一昨日の家系総本山の家系ラーメンがいまだに衝撃的に脳裏に焼き付いている。創業者の吉村氏が直系店を9店舗しか許していないという事実が、本物の家系ラーメンの厳しさを物語っているように思える。
私が今まで食べてきた家系ラーメンというのは、吉村氏のものとは似て非なるものだった。ほんとうに違うラーメンだと感じた。特に、スープにおいて豚骨の出汁の取り方がやさしくて繊細で、鶏ガラの出汁が大胆で、醤油の使い方も一本ストレートだった。
スープの粘度はサラッとしても味はドスンと美味しく全身に伝わる。ほうれん草と海苔と燻製チャーシューが実によく合う。ご飯との相性もこれほどよく合うラーメンは他に類をみないほどだ。
先週に月1ペースでどうしても食べたくなるタンタンメンに足を運んだ。20年前まで川崎市武蔵新城に住んでいて、ニュータンタンメン武蔵新城店でよく食べたので身体が求めてしまう。
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タンタンメン大盛り大辛ニラトッピングをオーダー。なんだろう、この美味しさは。鶏出汁スープに豚ひき肉、ニンニクに溶き卵に大量の甘い唐辛子。
口や喉を刺すような唐辛子の刺激はまるでない。日本産ではこのような唐辛子は作れないだろう。おそらく韓国産の辛くない唐辛子。
この組み合わせが魔法のように美味しい。見た目で引いてしまう人が多いのだろう。ここと中本のラーメンには病みつきになる美味しい中毒性があると思う。
ご馳走さまでした。また来ます。
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