「原発ゼロ社会を目指す」とする方向で青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場からの反発のニュースが流れている。
日本から原発がなくなれば核燃料サイクルが不要になることを懸念している。
核燃料の受け入れ中止と、受け入れた核燃料を各原発に返還すると言っている。
現在使用済み核燃料は、全国に25,000ton、六ヶ所村には3,000tonあり満杯状態で受け入れができない状態だそうだ。
六ヶ所村では800ton/年の処理がやっと可能なった。この処理だけでも32年かかるのに反発している理由が解らない。
新聞も「原発ゼロ」は、「核燃料サイクル」の観点から、難しいと報道している。
日本の原発は、50機も稼働しながら、最終処分場がないことが最大の欠点である。
フィンランドでは、最終処分場を確保して2~3機の原発を稼働している。
これだけの核燃料があるならば輸出すれば良いことである。外貨の獲得ができ、最終処分所が不要になるではないか。