青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

自分磨きでダメになる!?

2011年01月24日 22時56分02秒 | 青裸々日記。
水仙(東京都武蔵野市)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 人をあげつらうのは嫌いなのですが、不愉快になる光景を目にしてしまいました。
 電車に乗っていたんですが、頭が良くなると評判の「数式クロスワードパズル」に夢中な人がいて、
 杖をついていて、明らかに体の弱そうな方が目の前に来ても、
 席を譲らなかったんですね。
 そして、そんなことをもう何度となく目にしているんです。


 ☆ ☆ ☆

 自分の価値を上げようと技能を身につけたり、体を引き締めたり、
 あるいはなにか努力をしてみたりということそれ自体は、
 結構なことだと思うんです。
 ただ、どんなに頭がよくなり、いろいろなことが出来ても、
 「人の痛み」がわからないようでは、算数でいう「×0(かけるぜろ)」と同じになってしまうのではないでしょうか!?
 電車の席の例もそうですが、人の洞察に思考力を使わない、振り向けないなんて、
 なんのための「勉強」、もとい「向上心」なんだと、
 私は思ってしまうんですね。

 結局、最終的には人間性が鍵を握るのです。
 もちろん、「根本的な性格」だけで世渡りができるのなら、
 なんの苦労もありません。
 しかし現実には、自分の価値を高めて、人様の役に立つようにしていくことではじめて、
 多くの人から可愛がられるのは、皆さんも経験している通り当たり前のこと。
 自分を高めようとしない、磨けるものも磨かない人なんか、
 誰も必要としません。

 ただし、です。

 どんなにその人に価値があろうと、人の痛みがわからなくなってしまっては、
 結局は「その価値にあやかろう」とする人は、
 少しずつ去って行って、最後にはいなくなってしまうと思いませんか。


 「自分を磨く」というと、たいていは賞賛の目で見られることが多いもの。
 しかし、「自分を磨こう」とするあまり人の気持ちが見えなくなってしまうなら、
 そんな「自分磨き」はやめてしまったほうがまだマシなのではないでしょうか!?

 もちろん、時に自惚れてみたくなるのが人間というものです。
 アクセサリー的な意味合いで、あるいはファッション感覚で、
 自分を磨こうと思う心があっても、それはそれで良いと思います。


 ただし、それにとどまらず自分の価値を見てもらうためには、
 あくまで「人の心がわかる」という点はスルー出来ない、この事実をしっかりと押さえておく必要があるのです。
 「ステキな人ですね」と言われるためには、
 利己的な気持ちだけでは無理なのです。


 つまり「ステキな人」というのは、
 ・なんらかの能力やステータスがある
 ・人の心をしっかり理解しようとする
 ・そして、これらをより良いものにしようという向上心がある
 …この3点を満たす人だ、と言えそうです。


 どうせなら、ここらへんを考えて自分を磨きたいものですよね。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Naoya)
2011-01-25 19:58:59
上総介さま>
こんばんは、コメントありがとうございます

同じ考えの方がいらっしゃってうれしいです
正しく自分を磨けば、他もしっかりしてくるんですよね
私も精進します
返信する
こんばんは (上総介)
2011-01-24 23:53:13
コメントありがとうございました。

おっしゃる通りです。私もその様な光景を目にします。人の痛みがわかってこそ
人です。
頭や体を磨くよりも第一に心を磨く事ですね。
返信する

コメントを投稿