青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
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媚び。

2010年09月15日 10時54分54秒 | 青裸々日記。
観音崎(神奈川県横須賀市)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 私自身、目下、反省していることでもあります。

 人に気に入られようとする。
 人に好かれようと、少し不自然なことをする、
 「媚びを売る」というやつです。
 媚びを売る人を嫌っていながら、
 こと自分のことになると、実際には媚びを売っているものです。


 現実には、しかたのないことかもしれません。
 他人と全く調子を合わせないとなれば、
 あるいは、他人の気持ちを忖度(そんたく)することが出来ないようであれば、
 他人と力を合わせられず、出来ることも出来なくなってしまいます。

 しかし、世間や他人に迎合し過ぎるのも考えものなのです。


 ☆ ☆ ☆

 他人に迎合すればするほど、自分を殺すことになってしまいます。
 なぜなら、自分の持ち味を捨てることと同義だからです。
 それぞれがベストを尽くしていればよい。
 素のまま、良心のおもむくまま、自分が自発的によいと思うままにしているほど、
 自分の持ち味を使って他人に善なり愛情なりを施せますから、
 どう考えても素でいたほうがよいわけです

 そこを、無理に他人に合わせて自分を装うから、
 伝わるかもしれない善意が伝わりにくくなってしまうのです。


 考えてもみて下さい。

 好かれようとして、なんらかの含みのある言動を重ねてくる人と、
 あまり計算をせず、自然体で生きている人。
 もしどちらも自分の好きなタイプの人だったら、
 どちらと一緒にいたいでしょうか。


 もちろん、礼儀に気をつけるなど最低限のマナーを心得るのは当たり前です。
 しかし、それはいわば「カスタマイズ」と呼ぶべきで、
 そこに悪意がなければ、失礼がなければ相手のことを考えるのは無駄です。
 どんなに良心的で愛情溢れるような行為も裏目に出てしまうことはあります。
 そうであれば、自分なりのベストの尽くし方をするのが一番です。
 そして、それが奏効するか、受けとってくれるかどうかは、
 人間、感じ方は様々ですから、もうしかたない側面があるわけです。
 まさに、「人事を尽くして天命を待つ」なのです。



 私が10代の頃、媚びを売らないとする信念が昂じて、空気の読めない奴と言われていた時期がありました。
 しかし、群れることなく、悪意を抱かずにやってきた結果、
 現在、深い関係にある友達がいるわけです。


 他人によく思われようとする気持ちそれ自体が、
 人によく思われる足枷になってしまうのです。
 空気を読まないまでする必要はありませんが、
 必ず絶対に人に好かれる方法なんてない、
 この事実も、きっちりと知っておく必要があります。。
 自分の意見や持ち味を貫いてこそ生まれるものがある、
 こんなことを知っていただきたいのです。

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