青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

自分を作る。

2011年05月20日 20時42分48秒 | 青裸々日記。
菖蒲の花(東京都文京区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 自己嫌悪や逆境を抜け出すためには、自分を好きになることが不可欠です。

 以上。



 …というのは意地悪が過ぎるので、かみ砕いてお話ししますね。

 人間、至らない部分を見るようにできているものです。
 これは防衛本能によるもので、
 毒々しいほどに綺麗なリンゴがあったとすると、
 「一見素敵そうに見えても、実は毒が入っているかもしれない」と、うたぐりの目を向けたくもなるものですよね。
 そしてまた、8割方安心できそうでも、あとの2割が安全かハッキリするまでは、
 なかなか手を付けようとはしないものです。
 あるいは、自分に落ち度があって命を危うくするようなことがあれば、
 至らなさを改良していこうと自分を磨こうともするものです。
 このように、「至らない部分に目が向く」とか「潔癖症や完璧主義に陥る」というのは、
 ある意味とても人間らしい考え方だと言うこともできますよね。


 しかし、「至らないこと」があると、同時に心の闇が出てきます。
 自分が至らないということで、「なんてダメな人間なんだ」と自分を攻撃してしまう
 そして、自分を攻撃しただけ、改良に回す力や意識がなくなってしまうのです。
 どんな人間も、完璧ではありません。
 完璧を求めてやまない以上、過去を見ても落ち込むだけです。
 その落ち込みが、自分を磨く意志を削いでしまうのです。
 自分を磨けないとなれば、改良もおざなりになりますから、
 余計に落ち度も増える。
 それがまた、落ち込み要素を増やしてしまう。
 悪循環なのです。



 その悪循環を断ち切るために、私は「自分を作る」という考え方をお勧めしたいのです。
 「過去に私はあんなこともしました、こんなことを言われました、だから私はダメな人間なんです」と言う人がいます。
 しかし、問われるのは過去だけではありません。
 現在の姿勢だって、もれなく見られるのです。

 自分がいる場を少しでもよきものにする姿勢が1つでもあれば、
 どんな人でも○印なのです

 ちょっと声のトーンを上げるとか、笑顔が作れたら、
 それだけで立派に場を良くする努力をしたことになる。
 つまり、元がどんな人間であろうと、自分の態度を改善する努力さえすれば、
 その後に必ず「自分も捨てたものではない」という自分が作られていくのです

 そして、この努力が、人間の価値を大きく左右するのです。


 自分の持っているもの、能力、実績、
 こんなものが物足りないからと言って、それを気に病んでいて、
 結局生み出せるものはあるのでしょうか!?
 もしくは、素晴らしいものを持っていなれば、
 一生懸命さを捨てたり、しかもそんなふざけた態度でいても、
 人は認めてくれるのでしょうか!?


 一生懸命な人は、どこへ行っても好かれます。
 自分の過去というのは大きく見えるものですが、
 他人からは小さくしか見えません

 過去にばかりこだわると、
 一生懸命さが色褪せます。
 過去は学ぶためのもの、自分を落ち込ませるためにあるものではないのです。

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