青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

人と付き合う理由。

2011年06月17日 18時16分34秒 | 青裸々日記。
ムラサキケマ(東京都武蔵野市)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 皆さんが友達や恋人、仲間と付き合っている理由は、
 一体なんでしょうか!?
 そう聞かれると、「努力家で一生懸命」とか「感性が素敵だ」、「人の痛みがわかる」などと、
 必ず言葉にしてわかりやすく表現しますよね。
 しかし、「言葉で言っていることが全てではない」ということを、
 少し心に留めておく必要があります。

 「誰かと付き合っている理由のすべて」が言葉通りのものだと、
 いくらでも代わりがいることになるのです。
 たとえば、「人の痛みがわかる」というのは素晴らしいことです。
 しかし、そんな素晴らしいことだからこそ、わかろうとする人もまた、多くいるわけですよね。
 ということは、「人の痛みがわかる人は素晴らしい」と言えど、
 世の中にそういう人がたくさんいる可能性がある、ということにもなります
 つまり、「人の痛みがわかるから付き合っています」というのはいかにも最もらしい言い草になりますが、
 おおかたの場合、それが全てではないですよね。


 こういうわけで、人を好きになったり尊敬したり、付き合ったりするという場合、
 「言葉で言っていることが全て」であるかのような態度や言動は、
 相手によっては傷ついたり、失礼にあたるような受け取られ方をされかねないのです。

 どんな個性でもそうです。
 繰り返すようですが、誰かと意思を伝えるには言葉が必要ですが、「言葉で言っていることが全て」ではないのです。
 だからこそ、人の個性について考える場合、「ある程度まで」にするのが一番なのです。
 それ以上は「なんとなく面白いから」ぐらいで十分です。
 だいたい、こういう「感性の話題」に理屈を持ち込むこと自体が間違いなのです。

 逆に言えば、「誰かの好み通りの性格にしていきたい」という場合も同じです。
 条件だけを言い始めたら、いくらでも代わりは利きます。
 でも、相手も一人の人間、
 「言葉で言っているような条件に合うような人なら誰でも、確実に好きになる」わけではありませんよね。
 人に喜んでもらうために「なんとなく面白そうな確率」を上げるのは大事かもしれません。
 しかし、相手がこちらに好意を持ってくれるには、
 言葉で言える条件と、言葉にし切れない「+α」の部分が必要なのです。
 そしてこの「+α」は、「運が決める」としか言いようがありません。


 言葉の力は大切ですが、言葉ばかりでものを考えていても、全てがわかるとは限りません。
 「本当に頭がいい人」は、言葉と感性の両方でものを見るものです。


 皆さんは言葉を使う人と言葉に使われる人、どちらでありたいですか!?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿