青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
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いくつもの正解。

2012年07月20日 23時26分50秒 | 青裸々日記。
アパガンサスの花(東京都小金井市)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 「意見が対立して、双方が一歩も譲らない」という時、
 客観的には、どちらの意見も正しい場合がほとんどです
 なぜなら、世の中、答えがたった一つしかないということは、まずありえないからです。

 たとえば、同じ散歩をするのでも、
 ・体力にまかせて、ガツガツ距離を稼ぐ
 ・好奇心のままに、適当に歩く
 ・散歩は散歩でも、あまり歩くようなことはせず、景色を楽しむ
 …と、人によって、やり方は様々ですよね。
 好きなやり方でやればいいだけのこと。
 だから、仮に「あなたの散歩のやり方はおかしい」と突っ掛かってくるような人がいても、
 「なるほど、そういう考え方もあるんですね」と応じるほかありません。
 そしてまた、自分に合わないやり方を真似たところで、損をするのは他でもない自分自身なのです。



 「意見を持つこと」を怖がる人は、たいてい、この「そんな意見もあるんですね」が言えないのです。
 なぜなら、「答えが一つ」だとか、「自分の意見が否定された=間違いになった」という、
 硬直した考え方をしてしまうからです。
 でも、もう一度言います。
 世の中、正解はありふれています。
 答えが違っていても、相手が正解で、あなたも正解だということ、
 こんなこと、ざらにあるのです。

 たしかに、自分の好みでないこと、気が向かないことには、
 厳しい見方をする人がいるのも事実です。
 たとえ間違っていなくとも、「気に入らない」というだけで、
 あたかも自分が絶対であるような言い方をしたり、こちらの意見を強く否定してきたりする、
 こんな人は、結構多いもの。
 そしてまた、人の意見を尊重できない人というのもまた、「正解はいくつもある」ということを、全くわかっていなかったりもするのです。


 さて。
 大事なことなので二回言いましたが、意見が違った時、二つ目には「そういう考え方もあるんですね」と返すに限ります。
 「答えが一つしかない」と思っている同士だからぶつかるわけで、
 こちらから、ほんの少しだけ相手をかわしてあげれば、相手から勝手に押し黙ってくれます。
 気持ちにせよ、意見にせよ、受け止められれば胸のつかえがなくなるからです。



 意見が違う人が来たら、ぶつかるのではなく、観察したほうがずっといいものです
 みんなが正しくて、みんなが尊重すべき存在なのです
 だからこそ、人の意見は否定せず、こちらからも押し付けないほうが、
 何倍も成長できるのです



 ちなみに、私がこのブログを続けている理由の一つが、読者の皆様に「こんな考え方もありますよ」とお伝えできるからです。
 もちろん、全部が全部、納得する投稿ではないでしょうが、
 全部が全部、役に立たないということもない…という気持ちがあるのです。

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