こんにちは。
いきなり結論から入りますが、
「〇〇というのは悪い(or良い)」とする記事には、
「〇〇の中には◎◎もあれば■■もある」という思考力を奪ってしまう効果があるものだと知っておいて下さい。
これについては、いくつも例があるんです。
で、そうだなあ、長い話になりますが…
「道路特定財源」って言葉、覚えてます?
簡単に説明すると、
これは主にガソリン代に上乗せして政府が徴収しているお金のことで、
このお金を使って、道路を整備しよう、という制度があるんです。
ところが、「どうやら必ずしも財源が適切に使われてないんじゃないか」ということで、
昨年、与野党で揉めに揉めて、この制度がなくなったり、
そしてまた復活したりしました
(知らなかった人、これでおりこうさんになりましたね、笑)。
でも、私は思ったんです。
「道路特定財源」制度のお金で作った道路の中には、
本当に必要があって作ったものもあれば、
全く無駄じゃないか?という印象を受けるものもあるわけです。
与野党がやり合って議論がされたのはいいことですが、
制度がいいか悪いかという点で衝突してしまったのは勿体なかった、と思います。
どちらの意見にも、正しい部分と少しずれている部分があるからです。
「道路特定財源」の使い方にもいろいろとあるわけで、
制度そのものがいいとか悪いとか、一緒くたにぶった切るような判断をしようとすることは、私には疑問でした。
また、制度そのものの善し悪しについて、
煽るような表現を使った報道もあり、感心はできませんでした。
だから、いきなりバッサリと白黒つけるのではなく、
例えば上乗せする分を減らしたりとか、
ベストではなくても何かベターな結論は出なかったのかな、というのが私の考えでした。
☆ ☆ ☆
最近で言えば、とうとう派遣労働の問題が炎上しかかっていますが、
派遣労働を経験した私からすれば、
同じ派遣従業員でも、様々な方々がいると断言できます。
具体的には、本当に家計が火の車で、自立して生きていくために必死に仕事をしている方々もいれば、
何かの片手間にやっている方々もいます。
なにしろ、様々な条件の方々が働けるのが派遣労働の側面なので、
様々な方々がいるのが当たり前なのです。
ところが、「派遣労働者が…」という記事を見ると、私が悪いのかもしれませんが、
あたかも派遣労働をやっている人がみんな苦しんでいるような印象を受けてしまうことがあります。
☆ ☆ ☆
だから、「〇〇は▽▽だ」という、断定調のニュースは、
勇気を持って、
「〇〇は100%、▽▽なのか?」
「〇〇っていうけど、その中にもいろんなケースがあるんじゃないの?」
と、一呼吸して、頭で少し考えながら読むのがいいと、
私は思います。
いきなり「善し悪し」を見るのではなく、
「どうしていいのか」、「どうして悪いとされてしまうのか」を考えること。
ただ文字を追っているだけでは、ニュースを見ているのではなく、
ニュースに見られてしまっていることにしかなりません。
そうでないと、世の中で起きていることを、本当に知っていることにはなりません。
ちなみにこれ、ニュースだけの話じゃありませんよ??
いきなり結論から入りますが、
「〇〇というのは悪い(or良い)」とする記事には、
「〇〇の中には◎◎もあれば■■もある」という思考力を奪ってしまう効果があるものだと知っておいて下さい。
これについては、いくつも例があるんです。
で、そうだなあ、長い話になりますが…
「道路特定財源」って言葉、覚えてます?
簡単に説明すると、
これは主にガソリン代に上乗せして政府が徴収しているお金のことで、
このお金を使って、道路を整備しよう、という制度があるんです。
ところが、「どうやら必ずしも財源が適切に使われてないんじゃないか」ということで、
昨年、与野党で揉めに揉めて、この制度がなくなったり、
そしてまた復活したりしました
(知らなかった人、これでおりこうさんになりましたね、笑)。
でも、私は思ったんです。
「道路特定財源」制度のお金で作った道路の中には、
本当に必要があって作ったものもあれば、
全く無駄じゃないか?という印象を受けるものもあるわけです。
与野党がやり合って議論がされたのはいいことですが、
制度がいいか悪いかという点で衝突してしまったのは勿体なかった、と思います。
どちらの意見にも、正しい部分と少しずれている部分があるからです。
「道路特定財源」の使い方にもいろいろとあるわけで、
制度そのものがいいとか悪いとか、一緒くたにぶった切るような判断をしようとすることは、私には疑問でした。
また、制度そのものの善し悪しについて、
煽るような表現を使った報道もあり、感心はできませんでした。
だから、いきなりバッサリと白黒つけるのではなく、
例えば上乗せする分を減らしたりとか、
ベストではなくても何かベターな結論は出なかったのかな、というのが私の考えでした。
☆ ☆ ☆
最近で言えば、とうとう派遣労働の問題が炎上しかかっていますが、
派遣労働を経験した私からすれば、
同じ派遣従業員でも、様々な方々がいると断言できます。
具体的には、本当に家計が火の車で、自立して生きていくために必死に仕事をしている方々もいれば、
何かの片手間にやっている方々もいます。
なにしろ、様々な条件の方々が働けるのが派遣労働の側面なので、
様々な方々がいるのが当たり前なのです。
ところが、「派遣労働者が…」という記事を見ると、私が悪いのかもしれませんが、
あたかも派遣労働をやっている人がみんな苦しんでいるような印象を受けてしまうことがあります。
☆ ☆ ☆
だから、「〇〇は▽▽だ」という、断定調のニュースは、
勇気を持って、
「〇〇は100%、▽▽なのか?」
「〇〇っていうけど、その中にもいろんなケースがあるんじゃないの?」
と、一呼吸して、頭で少し考えながら読むのがいいと、
私は思います。
いきなり「善し悪し」を見るのではなく、
「どうしていいのか」、「どうして悪いとされてしまうのか」を考えること。
ただ文字を追っているだけでは、ニュースを見ているのではなく、
ニュースに見られてしまっていることにしかなりません。
そうでないと、世の中で起きていることを、本当に知っていることにはなりません。
ちなみにこれ、ニュースだけの話じゃありませんよ??
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