『野生の少年』(1969年 フランス)
実際にフランスで発見されたビクトル少年と、精神科医ジャン・オダールの精神分析と愛情と訓練で人間性を身に付けて行く野生児の物語ですねー(=^ェ^=)♪
ほな、また!
監督:フランソワ・トリュフォー
音楽:アントワヌ・デュアメル
出演:ジャン=ピエール・カルゴル、ポール・ビレ、フランソワ・トリュフォーほか
実際にフランスで発見されたビクトル少年と、精神科医ジャン・オダールの精神分析と愛情と訓練で人間性を身に付けて行く野生児の物語ですねー(=^ェ^=)♪
でまあ、音楽はアントニオ・ヴィヴァルディのバロック音楽を、トリュフォー作品ではお馴染みのアントワヌ・デュアメルが巧みにアレンジして、物語を静かに彩を添えているんだなあ!クーッ!!
ヴィヴァルディの音楽は実にいろんな映画に使われていて、思い付く作品には『高校教師』『クレイマー、クレイマー』『リトル・ロマンス』などなどあるのう~。この『野生の少年』は、中でも代表作ですなあ
また、もう一つサントラ表記した青木望編曲指揮のオリジナル・サウンド・サウンド・オーケストラの演奏する東芝のリバティー・レコードから出ていたのもあったが、こちらはサントラと称したカバー盤じゃないかと俺は思うんだ。だが、これも如何にも日本人女声コーラスが和風でよろしいのう!クヘーッ!!
この『野生の少年』で使用されたのは、「マンドリン協奏曲」と「フルート協奏曲」の二作なのだ
さっ、能書きはこのぐらいにして聞いてみるか!クーッ!!
『野生の少年』主題曲ヴィヴァルディ「フルート協奏曲」
青木望指揮オリジナル・サウンド・オーケストラの演奏も貼りたかったが、やっぱYouTubeになかったわ(^_^;)
ワシも少し軽い服装になりやした(=^ェ^=)♪
ほな、また!
個人的にこの映画でちょっと驚いたのは登場人物にフィリップ・ピネルがいたことです。「(精神医学に改革をもたらした)あのフィリップ・ピネル?」と思ったらガチモンでした(笑) ビクトル少年&イタール博士のようなケースには、これ以上ないくらいぴったりの補佐役だったことでしょう。
コメントの返信が遅くなって申し訳ないです。
フィリップ・ピネル、覚えていますよ。精神病患者を院内から解放し、作業療法を初めとする心理療法、精神療法の第一人者ですね。
私も精神科病院に勤務していた頃、研修等でよく取り上げられていました。
かつて精神科病院を癲狂院等と呼ばれていた時代から、精神病院のことを「ピネル病院」といった、一種の蔑称がありましたね。
さて、このヴィヴァルディの音楽を随所に用いる試みは、『野生の少年』が一番ピッタリといいましょうか、実に映画音楽としてのマッチした付け方のように感じました。
クラシック音楽を映画に用いることは、この映画以前にも数多くの作品がありましたが、この作品ではそれをあまり意識させないトコロがカギなのかも知れませんね。