拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  『ジャポン』 にチューニングする時代 −2022−

2022年01月11日 | 観自在

  先日、Youtubeで日本科学情報の『重力はすごい』…を観た。

  一見平易に語られる解説はニュートンの『万有引力の法則』から始まってアインシュタインの『相対性理論』を経て

  ブラックホールの存在による計算不能で予測できない宇宙をなんとか一つの公式で解明するべく『万物の理論』の構築を

  模索しているのが今の時代なのだそうだ・・・。

 

  門外漢の私には、話を聞いているだけで気絶しそうな『宇宙』や、その仕組みを解明すべく生涯を計算や予測に捧げた科学者達の存在に

  人間の偉大な一面を観る想いであった。

  そこで視点を、内なる宇宙『人間の心』に向けてみた時、科学界のような華々しさは消滅し、ブラックホールのように真っ暗な闇…

  の中、ずーっと遥か遠くに、灯りが灯っているのが観える・・・それは私にとっての『仏心』というものであろう。

 

  いかなる計算も許さない『内なる宇宙』・・・そこに立ち向かった人間『釈迦』がその『灯り』のあるのを後世の我々に伝えてくれた。

  宇宙ではスピードのあるものの時間は遅くなる・・ことを発見したが、『内なる宇宙』では無心になった者の時間は『自在』となるのを発見した。

  そういった『内なる宇宙』へ飛び立つ方法などを先人達は『経典』などで説き伝えてきたが、どこか『隔靴掻痒かっかそうよう』であったのか

  6世紀になってインドから中国に渡った僧侶『達磨』がやってきて『不立文字・教外別伝』『直指人心・涅槃寂静』の『禅』なるものを立ち上げ

  釈迦の観た『灯り』を直接体験すべく『坐禅』という『身心一如』システムを構築し『内なる宇宙=仏心』への大乗宇宙船を発進した。

 

   『 古池や 蛙飛び込む 水の音 … Japon ! 』てなわけで、 Japon・・・で、宇宙開始の『ビッグバン』を観音すべき時代が来た。

         

          さすがのレオナルド・ダ・ヴィンチも東洋の『丹田』は観えなかった・・・ようだ

  



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