拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

   for WHO ?

2011年12月03日 | マトリックス・J
  『 WHO(世界保健機構)はIAEA(国際原子力機関)と協定を結んでおり
  発表することができないとのことですが、それについて説明していただけますか?

  1959年に結ばれた協定は、それ以来変わっていません。
  一方がもう一方の承諾を得ることなしに
  調査書を発表することを禁じています。
  WHOはIAEAの許可なしには調査書を発表できないのです。

  IAEAは世界中の原子力の規制だけではなく
  原子力の促進を行う機関でもありますからね。
  当然、WHOに「原子力は健康に有害だ」と言われては
  困るわけです。

  そのとおりです。こうした協定を終結すべきです。
  協定は破棄されるべきです。』・・・

  これは 11月28日にボクのブログに載せた動画「チェリノブイリ百万人の犠牲」
  http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/753.html からインタビューの一部を転載したものです。

  9年前まで ボクはジュネーブを中心にガイドの仕事をしていたので 日本人客をジュネーブにある
  国連ヨーロッパ本部をはじめ各機関を案内したものです。もともと政治・経済に疎いので案内にも
  そう熱は入っていなかったものの 世界中から集まったエリート達が世界の視点から人類に貢献する
  仕事を行なっている現場を案内出来ることを 少しは誇りを持っていたかもしれません。
  しかし、上記に書かれていることが 事実であるのなら 自分のナイーヴさに腹が立ち 国連各機関に
  対する信頼も失せてしまいます。 こんなところまでマトリクス(原発マフィア)に汚染されているのかと・・・。

  思えば、5、60歳代のガイド仲間が ここ十数年の間に ガイド達が気味悪くなるほど
  癌などのせいで 亡くなっていることも 1986年4月にあったチェリノブイリの放射能汚染のせいでは
  ないか?・・・とボクは今思い始めています。そしてボク自身もこの事故があった時 スイスにいました。
  チェリノブイリの放射能汚染はヨーロッパ中に広がったことは間違いありません。しかし、この時も
  ボクが知るかぎり 放射能による危険を認識しているヨーロッパ人はほとんどいなかったように思います。
  こういった状態の裏には 上記の如き 情報規制があったのでしょう。
  癌で亡くなったガイドたちは 仕事で山にロープウェイでですが、毎日のように上がってました。
  放射能汚染など考えてもいなかっただろうと思います。
  こちらに来てから友人・知人になった まだ老人にも達しないヨーロッパ人が癌にかかっているのです。
  7、80歳代の老人たちが比較的元気なのに 何故だろう・・・といつも考えていました 福島の事故が起こるまでは。
  もちろん原因は 複数に渡っていて、単純に これだと決め付けることはできないと思います。
   しかし、http://vogelgarten.blogspot.com/2011/10/das-leise-sterben.html を読んで見てください。
   放射能汚染度の高いところにいる人々に 一刻も早く避難してほしいと思います。

                写真は神戸のマリア
                
              
              
  
   

  
  
    
  


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