Netflixは玉石混交・・・と思っているので、先ずはちょっと覗くつもりで観た『オリジナルドキュメント』と称する犯罪物『Making a Murdere・殺人者への道』は
思いもよらぬ深い衝撃でもって、私をのめり込ませる犯罪実録ドキュメントであった。(一話一時間)x20を3日に渡って観ることになってしまった。
『事実は小説より奇なり』を地でいってるドキュメントで、これをここで私が解説するつもりはない。
ただ、三作目であったか? 容疑を確定するため、容疑者の甥で知的障害者の16歳の少年に自供を強要する場面に『怒り心頭』の自分に驚いたのだ。
普段感情の起伏に乏しい自分が、『不動明王』の如く怒っている自分と、ドキュメントを観るだけで当事者の如く怒っている自分の状態に驚いた。
その感情というのが、シーズン2に登場した女性弁護士や、その強要された自供のために10年以上服役中の少年を救済すべく活動する弁護士達の
『弁』によって正常な反応であることに胸を下ろすと同時に、このような不条理がまかり通る現実にあらためて恐ろしさを感ぜずにはいられなかった。
実際この一連の冤罪ストーリーは『DNA』という新しい科学捜査法が良い方にも悪い方にも使われて、皮肉な一面を露呈しながらも
馬骨流『DNA』・・・つまり『Dignity・Nature・Absolute』で人間の『絶対尊厳性』への回復物語となっているようにも観え、
いつの日か公開されるであろう『シーズン3』がドラマという作り話ではなく実話として展開される日が待ち遠しい。
いま日本の国会で問題となっている『総務省文書』にしても、例の『森友・加計学園』なども、このように『ドキュメント』として
動画で観ることができれば、もっと正しく『怒り心頭』する日本人が増えるであろう・・・などと妄想。
今朝の『朝焼けモンブラン』・・・我が家にある掛け軸『独坐大雄峰』の実写版
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