拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

日曜は仏大統領選!

2017年04月21日 | ヨーロッパの風
  1ヶ月前か? あるいは2ヶ月前頃からか? 明後日、日曜日の仏大統領選の第一選目が近づくにつれ、ニコルの興奮度が徐々にアップ!
  スイス人なんだから興奮しなさんな・・・、とは思うものの今年はアメリカ大統領選でトランプが選出されたし、今回の仏大統領選は
  前代未聞のシチュアシオン(状態)で4大候補の内、誰が選出されるか全く予想ができない大混選状態となっているのだ。

  ボクは写真展の準備だの、ギャラリー詰めだのしていたが、帰宅するとニコルがその日の選挙速報じゃないけれど、イチイチの
  報告があり、彼女お気に入りの『エマニュエル・マクロン』候補の動向を始め各ライバル候補がいかに冴えない大統領候補であるかを
  ここ一ヶ月間、毎日聞かされていたので、ここに至ってもだいたいの様相はついてこれている。

  まぁ、5年前の仏大統領選の時も結構二人で大騒ぎして盛り上がったものだ。結局、応援していたフランソワ・オランドが選出されて
  大いに期待し、5年後の2017年の5月はボクの退職の年だし明るい社会のなかで、彼は再選されるのであろうなぁ〜・・・などと
  思っていたのが、それは大いに間違い、日本ほどではないにしてもフランスもテロをはじめ様々な難しい問題を抱えたし、
  期待していたオランド大統領はパッとしないリーダーぶりで人気も年々落下して二度目の再選を目指す選挙への出馬を諦めた
  最初の大統領という不名誉な結果となったのである・・・。 そういう経過を踏まえ、ボクも若干反省して過度の期待をしないようにと
  思っているのであるが、それにしても今年の仏大統領選は・・・・! フランス国民にとっても非常に難しい大統領選なのである。

  個人的というか、相方吹き込み情報からの4大候補の印象というか、特徴をいうと

  フランソワ・フイヨン〜 (63歳)前サルコジ内閣のとき、副大統領をしていた。右派。今年になって奥さんの名を使って不正給与を受諾していたことが
               発覚して支持を大幅に下げつつある。右派リベラル EU派

   マリーヌ・ルペン 〜 (48歳)紅一点の極右政党党首 脱EU派

    メロンション 〜  (65歳)コミュニスト 脱EU派

   エマニュエル・マクロン 〜 (39歳)オランド内閣にて元経済産業大臣 社会・リベラル EU派

  それで、この日曜日4月23日に選挙で上位2人が選出され(もし、過半数を獲得した場合は当選)さらに5月7日に決選投票が行われる。

         
         仏大統領選を明後日に控え ニコルの心境・・・を想像した図(先日行ったベルンの大聖堂の
                              若き王の頭にいる雀がポイント!)

  


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