拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 湧き出る黒髪

2012年02月25日 | 瑞西考
  いろんな事情でスイスフランス語圏に 滞在している日本人がいる。 
  今日は 音楽留学している娘さんと その母親に出会い 話をする機会があった。

  ボクには クラッシック音楽は まるで分からない世界であるが ジュネーブとか ローザンヌには結構知られた 先生がいるようで
  その先生に教えを受けるために ここにやってくる人々が 案外いることを知った。

  ボクもよく知っている コンセルヴァトアールの先生がいるが 音楽一筋・・・を絵に描いたような人で(音楽以外のことは 何も知らない?) 
  このクラシック音楽の世界では 当たりまえのようだが 皆 音楽一筋が普通のようだ。 (それが不思議に感じるほど ボクなんかは色々な事に
  首を突っ込みすぎて 何もモノに出来ずに 今日まで来ました・・・の見本であるが。)

  この二十歳の娘さんを 見た時 「一筋」の 才能十分あり の風貌がみられた。  
  長い黒髪が 湧き出る様は 彼女が鍵盤に触れた瞬間 その一本一本に 彼女の音楽が浸透するように 思われた。

  いつの日にか ボクのこの感想が 確かであったかどうか 確認できる日が 来ますように。

                           最近 文章のテーマにあった写真が見当たらず ぜんぜん関係ないモノになっている その最たるもの。
                           
  


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