ヴェルディがアイーダ役に徹頭徹尾要求してるのは、高音でのピアニッシモで、これは昨夜素晴らしい歌唱で圧倒してくれたムーアの課題だと思った。今でも十分だけれど、まだまだ追求できる余地あり…というか…更なる精進をしてほしい。現状では少し惜しいのよ…^^;
ヴェルディは、当時大変お気に入り(恋人だったのではないか…とすら噂されていた)のソプラノ歌手を想定して、アイーダとレクイエムを作曲してる。どちらも声楽的な難しさが共通してて、聴かせどころの勘所も同じ。そのプリマドンナが、どんな声で何を得意としていたかもよく分かる。
アイーダ役のラトニア・ムーア。彼女の第一声で、ムーアの世界に引きこまれた。彼女の心の声が歌声に込められて情熱的で。かすかなビブラートが、揺れてる心のようで、美しかった(>_<)心の琴線に響き、涙がとまらなかった…アリア♪
新国アイーダ、オケも良かった! 第4幕での咆哮しっぷりは爽快の一言! ヴェルディはこうでなくっちゃねーの喜びを存分に与えてくれました。合唱はいつものように素晴らしいし、バレエも見応えありました。個人的には今までのどのアイーダより満足しました。完璧な公演でした。
新国アイーダ初日。ギュットラー指揮東響は、前半悪くは無かったけど初日ということもあるのか安全運転の印象。でも幕が進むに連れて、主要キャストの勢いに良い意味で引きずられて、イタオペらしい熱さが感じられるように。
新国アイーダ初日終演。アイーダ役ムーア、ラダメス役ヴェントレ、アムネリス役コルネッティ、そして日本人キャストの堀内さん、妻屋さん、平野さん、皆さん素晴らしい!イタリアオペラは「声」という基本を改めて実感。新国アイーダ3回目ですが、今回が一番聴き応えありました。
終演。何もかもが素晴らしかった!! 特にラダメスとアイーダ!! 本当に涙がでる程感動したよ!
アイーダもアムネリスもどすこい過ぎる。アイーダの音程がひじょうにあやすい(;^_^A
新国立【アイーダ】私はあの方を深く愛しています…アイーダ役のムーアの魂の歌声に陶酔する(ρ_;)
新国アイーダ、2幕終了。今回の公演、歌手が皆さんレベル高い!特にラトニア・ムーア、実に素晴らしい!凱旋の場でさえ合唱を貫く声量。オケも安定。舞台上のアイーダトランペットも見事でした。
新国アイーダ休憩中。アイーダ役のムーアは評判通り。凄い声! ラダメスのヴェントレもいいし、アムネリスのコルネッティもいい。妻屋氏の声が普通に聞こえるくらいだから、全キャストの声量がハンパない!! 舞台は相変わらず豪華絢爛で現実を忘れます。ありがたやー♪
第一幕終わり。アイーダが凄い声量。しかも外見もエチオピアの人っぽい!
新国アイーダ初日終演。マエストロが初日のテンションのせいかGPから大分変貌しスリリングな本番に。特にテンポが速めに変化。テンポが変わるとオケや合唱団にも影響があるのは勿論、音に合わせて踊るダンサー、行進する助演、馬!にも関わってくる。しかし皆さん流石プロでした。次回はいかに。
新国アイーダGP終了。通常再演物の時はGPはないのだけど作品が大きいので今回は特別。GPと言えども沢山のお客さんが入っていた。個人的にはラストでしくじったけどマエストロとお約束をしたので初日は大丈夫でしょう。明後日月曜日初日です。スケジュールが詰まっているのが少し心配ですが。
今日から新国アイーダの立ち稽古がスタート。ゼッフィレッリのアイーダはスカラ座やヴェローナのものなど色々あるけれど、新国の物が一番予算もかかり豪華でご本人も一番満足なさってるもののようです。演出もスタンダードでオペラの世界を十二分に味わえます。全七回、是非劇場に。