（承前）下野、メッツマッハー、沼尻、飯守と続いた「ワルキューレ祭」の白眉となった立役者は、清水華澄／ジークリンデ。豊かな声量とドラマティックな歌唱で、女性こそが物語を動かすという、ワーグナーの世界観を具現化。「君こそは春」以降の昂揚感はまさに圧巻。名古屋のクンドリも聴きたかった。
ワルキューレ１幕の打ち止めのサントリーホール、さすがはマエストロ飯守とコンマス戸澤。アマオケながら金管が一番シしっかりしていたのもここだった。でも前半のブリュンヒルデの存在感が大き過ぎだったかも。
gie @gie39
藤崎善英 @Volksschreiber
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