ドゥダメルとスカラ座管弦楽団・合唱団の名古屋公演、休憩に入りました。前半のハイライトは、何といっても「行け我が想いよ、金色の翼にのって」でしょう。5月に聴いた新国のように綺麗に揃った合唱ではありませんが、厚みと奥行きのある声とオケが素晴らしいです。これだけで涙腺が緩んできます。
いろいろ言いたいことはあってもデュダメルの指揮、新発見も。
最終場面でのアイーダとラダメスの二重唱の背景の合唱の威圧的な大きさに驚かされたのだが、≪アイーダ≫というオペラを国家が個人にしいる犠牲の悲劇と捉えると、これは納得がいく。指揮者がそこまで意図したかどうかは謎だが。
NHK音楽祭、スカラ座のアイーダ。アムネリスのバルチェッローナと、アモナズロのマエストリとは豪華で主役を食ってしまうような配役だったな。この二人は特にブラビー!
今日の≪アイーダ≫はまちがいなく≪アムネリス≫。バルチェッローナが素晴らしすぎる。2001年にペーザロで≪湖上の美女≫で初めて聴いて以来、秘かにシミオナートの後継者は彼女と思っていたので、今日のアムネリスには感無量。
ダニエラ・バルチェッローナ、ミラノ・スカラ座、そしてヴェルディに心から感動した、今日のミラノ・スカラ座「アイーダ」(演奏会形式)でした。NHK-FMで生中継されましたが、テレビでは10月20日にNHK-Eテレで放送されます。
アイーダ終演。素晴らしかったわ。地鳴りのような合唱もソリストもオケも指揮も満喫。豪華なセットなくても最近みたアイーダでは私的に最強。バルッチェローナがアムネリスをレパートリーにしてるの知らない無知女の私ですがあの熱い歌いっぷりがグイグイきました、ホイさんの弱音の美しさも(≧∇≦)