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花鳥風月∞日々あれ是日記

感動[愛の妙薬]

2010年01月17日 | クラシック音楽

感動[愛の妙薬]
感動[愛の妙薬]

昨日に引き続いて、ベルガモ・ドニゼッティ劇場オペラ観賞にゆく。

生誕地の作曲家 G.ドニゼッティの 「愛の妙薬」

今日は三重県文化会館大ホール。車で高速道一時間もかからない距離。テリトリー内だな。

初めてだけど、いろいろ文化施設が寄り添う大きな施設。

ホールはこじんまりした大きさがほど良い。それとなんといっても料金がお安くて大助かり♪

一階席の真ん中通路側なんて愛知芸術劇場大ホールだったらとても手が出ないよ。

プログラム見るとこのツアーは主要都市ではメインの有名歌い手が歌っているけど

さすがに地方ではサブ扱い?の歌い手が歌う。

まぁまぁしょうがないねとオペレッタだし気楽に楽しもって気持ちで始まった。

ところがドッコイしょ!これがまぁ見事な歌いっぷりで今までで一番の大感動のオペラだよ!

アデレーナ役のリンダ・カンパネッラさんの澄んだきれいな歌声。

ネモリーナ役のイヴァン・マグリさんの第二幕、アリア「ひそやかな涙が・・。神様死んでもいい

。これ以上は求めません」を歌い上げた時は、初めてオペラでウルウル涙流しそうになった。

これだねぇ。オペラの醍醐味って!

ほかのお客さんたちも感激して、ブラボ~の掛け声と共に拍手がいつまでも鳴り止まない。

ゲスな見方だけど、その主要都市で歌うネモリーナ役の人は経歴見ると凄いエリートで

方や、イヴァン・マグリさんは比べようがない経歴。

これだけやんやの声援受けると、イヴァンさんも嬉しいだろなぁ・・。

次のアリアでリンダさんと「厳しくしたのは忘れてね」を歌い終わって抱擁シーンで

拍手の嵐の中で、お互い抱き合いながら肩を叩き合っていた。

それでまた感動しちゃった。

また、指揮者のステファン・モンタりーナさんの振りっぷりが見事で、これがオペラ指揮者

の醍醐味だ~っと言わんばかり!ファンになっちゃった!

そうそうたるオペラ劇場や歌い手はたくさんあるんだけれど、オペラの楽しみは

こんなとこにもあるんだねぇと、しみじみ感じたオペレッタだった。

オペラの楽しみ教えてもらった思い出の一日となったなぁ。

わたし、オペラにすっかりハマりました宣言します!!