私の人生とともに悲喜こもごも過ごして来た、私の、サイトウキネンの歴史の終焉となった・・。
いろいろ思い巡らす一週間としましょう。
先ずは、最後のコンサートとなる鬼気迫る生演奏の感動が堪らなかった!
オープニングのグリーク:「ホルベアの時代より」では、コンマスセカンドで、まっちーが演奏してる喜びよ♪
もうすっかりサイトウキネンの中核メンバーとして自信の責任感と信頼の元、グイグイ先導していた。
小澤さんからも信頼されてサイトウキネン任せたよ!っと願いが観ていてビシバシ感じるのだ。
託しますよ。この人はヤレル人なんです!
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第三番。
小澤征爾さんと内田光子さんお二人が寄り添い舞台に登場!
なんかもう、自分の中に慈悲と畏敬と畏怖の念が、この場だからこそ湧きあがり心安らいだ。
演奏は、とてつもなく音楽芸術の塊となって、ベートーヴェンの想いを一音にぶつけていた!
小編成のサイトウキネンオーケストラメンバーの小澤征爾指揮の元、極まった集中力には心震えた。
内田光子さんの一楽章カデンツァには心底痺れたぁ・・。
二千人のお客さんの中一番後ろの席だったけど、内田さんと私二人だけの世界となっていた。
これなんだよねぇ・・生演奏聴く醍醐味だよね。これだから止められない。
小澤さん指揮のサイトウキネンオーケストララストにこれ以上ない楽曲と尊敬して止まないお二人。
幸せいっぱい頂いた最後のサイトウキネンとなりました。