特集ワイド 紀行作家・バードが称賛した日本 貧しくとも「豊饒」 「相互扶助」根付いていた時代
『富国強兵と違う明治』2018年2月19日 毎日新聞
明治維新から10年後(西郷隆盛の西南戦争直後)の1878年、東北地方と北海道を旅した英国の女性紀行作家、イザベラ・バード(1831~1904年)が再注目。水田の広がる山形・米沢盆地を「アジアのアルカディア(桃源郷)」と称賛したエピソードが知られて . . . 本文を読む
『Stars and Stripes(アメリカ軍の星条旗新聞)のダグラス・マッカーサーの肖像』マッカーサーは朝鮮戦争で核兵器使用を進言してトルーマンに解任される
日本敗戦後に占領軍として駐留した米兵4個師団7万人の多くは朝鮮戦争で死んでいるが、米軍の準機関紙『星条旗新聞』の、『MacArthur witnessed ‘fire and fury’-style fight in Korea, an . . . 本文を読む
30年前の1986年1月28日安価で安全安心、夢の乗り物と言われたフロリダ州のケネディ宇宙センターから発射73秒後に空中で大爆発したアメリカのスペースシャトル・チャレンジャー号。乗組員7人全員が亡くなったが遺体は回収されなかった。
小保方晴子さん、手記『あの日』出版へ。STAP細胞論文は「一片の邪心もなかった」
『意識したわけではないだろうがチャレンジャー号爆発事故から30年目の節目に出された . . . 本文を読む
『修正しきれていない「作る会」の日本の歴史修正主義』
今の日本の歴史修正主義者の『新しい歴史教科書を作る会』のお馬鹿教科書の冒頭には、『現在の価値観で過去の歴史を判断するべきでない』との記述がある。
ところがである。彼ら右翼歴史修正主義者自身が一番現在の価値基準(民主主義)で当時の日本の行動の『善悪』を判断している。
今現在流行していると言う理由から『時間軸を偽造』してまでインチキ臭いアメリカ . . . 本文を読む
『フランダースの犬を知らないベルギー人。ガリバーの日本旅行記を知らない日本人』
日本人なら誰でも知っているテレビアニメ『フランダースの犬』ですが舞台となるベルギーでは知名度はゼロに近く、日本人観光客に言われてからアントワープに記念碑の類を建設したらしい。少年ネロと愛犬のパトラッシュが最後に死ぬ話が暗いだけでは無く、例え19世紀の話でも内容的に動物虐待とか児童労働やら触れたくない内容なのです。しか . . . 本文を読む
『偶然の一致にしても、余りにぴったりのタイミング』
ソ連軍によるアウシュビッツ強制収容所解放70周年の記念日の28日に、イギリスで8年前に起きたリトビネンコ露元中佐暗殺の公聴会が開催されたとマスコミで報道される。経過は、リトビネンコソ連国家保安委員会(KGB)元中佐が2000年秋に英国に亡命。2006年11月 ロンドンのホテルで茶を飲んだ直後に体調を崩して22日後に死亡。後に放射性物質ポロニウム . . . 本文を読む
『1944年11月7日、ソ連(連合国)を勝利に導いた伝説の二重スパイ』ゾルゲ、刀の切っ先を走り抜けた男
ソ連を勝利に導いた最大の功労者は間違いなくゾルゲなのですが、国家が偉大な功績を認めて顕彰するには20年以上の年月が必要だったのである。第二次世界大戦に果たしたゾルゲの役割は闇に葬られる寸前で、からくも認められて表に出てくるのですが70年経った今でもまだまだ闇の部分が多い。ソ連に送っていた機密情 . . . 本文を読む
『火山学の常識を変えた35年前の御嶽山の噴火』
『最近の1万年では4回も大噴火していたのに、長い間「死火山」だと思われていた御嶽山』昔の地理の教科書では火山は活火山、休火山、死火山の3種類のタイプに分類していた。活火山とは現在活動中の火山で、休火山とか有史以来噴火が確認されているもの。「死火山」とは噴火の記録がまったく無い火山。ところが35年前の1979年に、それまでは安全な死火山だと思われてい . . . 本文を読む
(169年ぶりに海底で発見された「北西航路」フランクリン探検隊の船の画像。カナダ政府機関「パークス・カナダ」のHPより)) この沈没船は1845年にカナダ北極圏の北西航路の探索に出たまま行方不明になったフランクリン探検隊(乗組員129人)の2艘のうちの1艘で、カナダ北部のキングウィリアム島沖のビクトリア海峡の海底に原形をとどめた状態で横たわっていた。調査にあたっていたカナダ政府のハーパー首相が . . . 本文を読む
『70年前の従軍慰安婦の謝罪を要求する韓国で、産経新聞がわざわざ大誤報のオウンゴール(自殺点)』
『産経新聞ソウル支局長の訴追迫る』
韓国の有力紙中央日報に依れば、検察当局は産経新聞の加藤達也ソウル支局長(48)を刑法上の名誉毀損容疑で起訴する方針を決めた模様である。
18日と20日の2回の検察調査で、加藤支局長は『朝鮮日報の記名コラムと証券街の情報誌を引用した』と弁明しているが、未婚の女性大 . . . 本文を読む
『日本本土とは大きく違う沖縄の新聞社(琉球新報)の視点』
135年前の沖縄併合について、『「琉球処分」 不当性が明らかになった』と題する琉球新報の社説(2014年7月12日)では、160年前の1854年7月11日に結ばれた琉米修好条約など3条約を根拠に、国際法学者が1879年の『琉球処分』は当時の慣習国際法に照らして『不正』との見解を示したと報じている。
『琉球処分』とは、明治政府は1871年 . . . 本文を読む
『第一次世界大戦勃発100周年』
1914年6月28日、サラエボでのオーストリア皇太子暗殺事件が発生。1ヵ月後の7月28日にはオーストリアがセルビアに宣戦布告。欧州大陸はドイツ、オーストリア、オスマントルコ(同盟国)対、イギリス、フランス、ロシア(協商国)に真っ二に分かれて人類史上初めての総力戦に突入する。各国は総動員令により桁違いの軍隊の動員が行われて、飛行機や戦車や潜水艦、毒ガスなどの大量破 . . . 本文を読む
『国連制定の「ホロコーストの日」の1月27日』
連合国(UN)が勝利した1945年の第二次世界大戦終了から60年後の2005年に、ポーランド南部にあったナチス・ドイツのアウシュビッツ強制収容所がソ連軍によって解放された1月27日を、国連(UN)が国際ホロコースト記念日と定めている。
日本人的な常識では『人の噂も75日』で、何があっても大抵のものは数ヶ月で、長くても数年で忘れられる。
我が国では . . . 本文を読む
『戊辰戦争と咸臨丸事件』
咸臨丸(620t)は徳川幕府の洋式の軍艦としては、観光丸(外輪船)に次ぐ2番艦であるが、洋式のスクリューを装備する船としては初の軍艦でオランダで建造されている。
勝海舟など日本人だけで初めて太平洋を往復したことから名を知られるが、その後はスクリューや蒸気機関を外して純帆船として使用していた。
日本の軍艦で太平洋を初めて横断したのはサン・ファン・バウティスタ号で、伊達 . . . 本文を読む
『日航機123便墜落事故、御巣鷹の尾根の放射能汚染疑惑』
① 航空自衛隊の峯岡レーダーから機影が消えた位置。
② 19時20分米軍の輸送機C130のタカンによる位置。
③ 20時40分自衛隊の航空救難隊の大型ヘリKV-107による位置。
④ 午前1時20分のKV-107による2回目の測定による緯度、経度 。
事故発生当初に自衛隊は、ほぼ正しい墜落地点を確定していたのである。
ところが . . . 本文を読む