逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

「去るものは日々に疎し」新聞見出しから見る御巣鷹の謎

2013年08月17日 | 社会・歴史
(垂直尾翼の大部分を失ったまま524人を乗せて東京都・奥多摩町上空を飛行し続ける日航123便「JA8119号機」の墜落直前の最後の姿) 『首都東京の100キロ圏で520人が死んでも解明されない墜落原因』 政府事故調やボーイング社が絶対にありえない圧力隔壁破断説を主張して、『日航機123便』の謎の墜落から28年も無駄に経過してしまった。 日本で唯一、日航機の摩訶不思議な墜落事故の事故調査に疑 . . . 本文を読む
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22年前の1991年(冷戦崩壊)から突然大問題になった従軍慰安婦の怪現象

2013年05月23日 | 社会・歴史
『日本叩き(第二次冷戦)の「結果」だった河野談話、村山談話』 旧日本軍の従軍慰安婦を謝罪した自民党宮沢内閣時代の『河野談話』に関する一番の不思議は矢張り河野談話が出された、その時期(1993年)であろう。 慎重で根回しをしてからでないと動かない。いつもは対応が遅いことで有名な日本政府としては異例で拙速に見える程、対応が迅速だったのである。 日本軍の従軍慰安婦ですが68年前の敗戦以前の話であり . . . 本文を読む
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坂の上のキノコ雲 「核が戦争を終わらせた」禍々しい原爆神話

2012年10月12日 | 社会・歴史
(放射能の危険性を知らされずネバダ州の核実験場での原子爆弾の威容を眺める、防護服も防護マスクもなしでキノコ雲見物をする米軍兵士。 到底正気とは思えないが賭博と売春が合法の歓楽の街ラスベガスでは核実験が繰り返された1950年代には観光客相手の気楽な娯楽として、能天気にも原爆実験の『キノコ雲見学ツアー』まで企画されていた) 『日本降伏(第二次世界大戦終結)の原因とは何か』誰も触れてはならないタブ . . . 本文を読む
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悲劇の絶滅動物

2012年09月07日 | 社会・歴史
(1936年9月7日に死亡した最後のタスマニアタイガーのベンジャミン) 『日本の絶滅種』河童伝説のニホンカワウソ 8月28日環境省は、1979年(昭和54年)に高知県須崎市の川で目撃されてから33年間確認できない国の特別天然記念物の哺乳類『ニホンカワウソ』について、『絶滅種』に指定しました。 絶滅の恐れがあるレッドリストの中で、絶滅種は1991年(平成3年)に4種が指定されている。 ニホンオ . . . 本文を読む
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イジメは日本の伝統文化

2012年08月02日 | 社会・歴史
『不倫と原発の過酷事故といじめと』 俳優の石田純一によると『不倫は日本の文化』であるらしいし、国会事故調査委員会の黒川清委員長によると福島第一原発の事故原因は、 何と『日本の独自の文化』らしいのですから驚く。 黒川清医師は長く外国で研究していて日本の学術会議の会長にもなったくらいの、誰よりも内外の事情に通じた人材です。 ですからこれは正解で『間違いない』のである。 一見民族性とはまったく . . . 本文を読む
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吉本隆明、新左翼のアイドルか賞味期限の切れた毒キノコか

2012年04月04日 | 社会・歴史
『吉本隆明逝く』大槻義彦のページ3月19日 評論家 吉本隆明氏が亡くなった。 朝日新聞やNHKなどは大騒ぎ。『戦後最大の思想家』と持ち上げた。 1960年代後半から、新左翼運動のカリスマとなったので、私の大学院生時代から助手の時代には多くの左翼友人たちがこの人物にかぶれていった。 しかし、私はどうしてもこの人が好きになれなかった。 どこかニヒリズムのにおいがした。『真っ当な生き方』を心がけ . . . 本文を読む
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3・11大震災死者行方不明者1万9千人割れ

2012年03月23日 | 社会・歴史
『警察庁のまとめ』 3月21日、警察庁のまとめによると、3・11大震災による人的損害は死者行方不明者合計数が3・11東日本大震災以後で19000人を初めて割り、18997人になりました。 内訳が死者15854人、行方不明3143人。 3千人超の膨大な行方不明の最大原因は、大津波の引き波により多くの人々が海に持ち去られて、太平洋岸の海底の捜査活動が困難を極めている結果ですが、甚大だった岩手県宮 . . . 本文を読む
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辛亥革命100周年と親中国・朝鮮だった右翼

2011年12月02日 | 社会・歴史
『日本が西洋覇道の鷹犬となるか、東洋王道の干城となるか』 今年は1911年の辛亥革命から丁度100年目の記念すべき年である。 欧米の番犬として『覇道を歩むか。』アジアの一員として『王道を歩むか。』との大日本帝国や日本人に対する孫文の言葉は、今の日本国に対する言葉として考えても何の違和感も無く十分当て嵌まる。 この言葉は、アメリカの原爆とソ連軍参戦での無条件降服の未来(1945年の国家破滅)に . . . 本文を読む
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特攻隊基地だった福島第一原発 日本無条件降服66週年

2011年09月02日 | 社会・歴史
『磐城飛行場跡記念碑』 特攻隊基地跡の碑文(全文) この地起伏少なき松山に、農家散在す。昭和15年4月国家の至上命令により突如、陸軍で飛行場建設決定、住民11戸移転直ちに着工す。当時、工法はトロッコにスコップで手積み、人力で押し逐次軌道延長整地す。作業人夫は請負業者と郡内外の青年団、消防団、大日本愛国婦人会、学徒一般民等献身的勤労奉仕で半ば強制作業で工事が進められた。この地水源なく志賀秀孝氏 . . . 本文を読む
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忘れられた御巣鷹の惨劇と深まる謎 日本航空123便

2011年08月12日 | 社会・歴史
『去る者は日々に疎し』 26年前の今日、歌手の坂本九など著名人も含む520名の人々が首都東京の100キロ圏で無念の死を余儀なくされ、事故原因も真相も解明されないままに、月日だけが過ぎ去り今では報道するものとて無くなって仕舞った。 26年前の無念を報道する唯一の例外である共産党機関紙の赤旗では遺族は今でも事故原因の究明を求めている。 1985年8月12日群馬長野県境の御巣鷹山山腹に日航機が墜落 . . . 本文を読む
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アホウドリ(信天翁)と「鳥島」「尖閣諸島」

2011年01月02日 | 社会・歴史
『尖閣諸島はアホウドリ領』現在日本が実行支配する尖閣諸島は中国(台湾)も領有権を主張しているが、この島は日本領でも中国領でもなく元々人間は誰も利用するものがない無人島で、アホウドリが繁殖する為に絶対に必要な孤島だった。そもそも竹島や松島なら日本語的に当たり前だが、普通の漁師や船員が『尖閣』なんて不思議な日本人には馴染み難い漢文名称はつけない。この日本的に異質で聞きなれない不思議な島名『尖閣』の . . . 本文を読む
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69年前の日米開戦

2010年12月08日 | 社会・歴史
大日本帝国は、ドイツ、イタリアとの日独伊三国防共協定に続き極度に右傾化する国内世論の『バスに乗り遅れるな』という空虚な雰囲気のもと、亡国の道である日独伊三国軍事同盟が1940年9月27日に結ばれている。 ドイツ軍のポーランド侵攻に対するイギリスフランスの対独宣戦布告で始まった第二次世界大戦開始日は1939年9月1日で、すでにこの日独伊三国同盟が結ばれる一年も前に世界大戦は始まっていた。 日本が . . . 本文を読む
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25年目解明されない御巣鷹山の謎と奥秩父の4重遭難の怪

2010年08月12日 | 社会・歴史
『記録と記憶とは違うし、事実とも違う』 記録された歴史と、現実には微妙なずれがあり年月が経つと経験していた人達は少なくなり,文字として残っている資料だけが事実の正誤に優先して歴史として残されるのです。 25年前の8月12日群馬長野県境の御巣鷹山(実名は高天原山)山腹に日航機が墜落して520名の航空機事故史上最大の犠牲者が出たが、この時の報道を正しく記憶している人は大分少なくなり、単なる巨大事故 . . . 本文を読む
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ベルリンの壁崩壊20周年

2009年11月15日 | 社会・歴史
西側から東側に切れ切れに流れてくる情報(噂話)では理想の社会のように考えれれていた資本主義社会。1989年11月9日ベルリンの壁が崩壊して20周年目。 放送で紹介されていたある東ドイツ市民は、統一後のドイツで起業して倒産。その後、9年間失業したまま。 『新たな差別』 東西ドイツの統合は、新たな差別と失業者とネオナチを生み出しただけとの、皮肉な見方も出来るが若者たちが長い間失業中なんて昔の日本 . . . 本文を読む
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産経社会部『産経新聞が初めての下野』

2009年10月18日 | 社会・歴史
記者(新聞社)はえらい 『報道』とは読者に情報を正確に伝達する事ではなく、記者(新聞社)自らの主張を読者に正確に伝えるのが仕事なので、独自の創作活動をする『作家』と同じなのです。 記事の内容以上に大事な、『何を報道するか、あるいは報道しないか』は報道機関(編集部)の仕事(権限)で、アナウンサーなどとは性質が根本的に違うので(作家が偉いように)『記者(新聞社)は偉い』ことになる。 . . . 本文を読む
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