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この世に半沢直樹はいない……。
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不吉なレイワおじさん(1年前の菅官房長官)
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31年前の1989年の小渕官房長官の掲げる新元号『平成』と比べれば、菅官房長官が掲げる『令和』の墨書が不吉なのは一目瞭然。まるっきり日本国の遺影のように見える。
基本的に保守的な官僚機構では『前例踏襲』が基本なので、わざわざ縁起の悪い『黒枠』は有り得ないのである。(たぶん、官僚組織が『面従背反』で安倍晋三首相に対して密かに『嫌がらせ』を行っていた?)
元々良い意味だった『巧言令色』が最悪になったように、『令』の漢字には良い意味よりも『命令』など圧倒的に悪いイメージがあるので、おめでたい『新年号』には不適当。しかも読みが漢音のレイだったので、冷たいイメージがより倍化している。
そもそも漢字は仏教とともに百済人によって日本に伝来したので、『令』の読みは呉音(中国の南方系)の『りょう』。その後に奈良時代や平安時代に空海などの密教と共に日本に入ってきたのが漢音(中国の北方系)の『レイ』。(それ以外にも鎌倉時代に禅宗と共に入ってきた唐音があるが、数が少ない)
和の漢音は『カ』なので、漢音に統一すると『レイワ』ではなくて『レイカ』となる。古い伝統や万葉集に拘るなら『令和』の読みは『りょうわ』の方が正しいことになる。
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普通に見れば『葬式』の一場面である。今まで元号に一度も使われなかった不吉な『令』の漢字を無理やり土壇場で押し込んだ意味とは、・・・何とも無気味。
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安倍継承の神髄とは=古賀攻(専門編集委員) 2020年9月9日 毎日新聞<sui-setsu>
安倍晋三首相が2015年9月に「新三本の矢」を発表した時、天地が逆さまの絵を見せられたような抵抗感を覚えた。
金融緩和など元祖・三本の矢はデフレを解消する手段の名称だ。なのに新三本は「名目国内総生産600兆円」「希望出生率1・8」などどれも目標。つまり矢ではなく的にすり替わっていた。安保法制のごり押しで下がった支持率を戻したかったのだろう。それにしてもカテゴリーが全く違うものを新バージョンと言う日本語の揺れは見過ごせない。この政権は他にも「女性活躍」「1億総活躍社会」「人づくり革命」と看板を増やすが、コピーの洗練度も脈絡も一貫してはいなかった。(有料記事なので以下省略)
毎日新聞専門編集委員の水説の大事な部分だけを要約すると、
史上初めての「前任者の不正を隠蔽するためだけの総理大臣」を選ぶ自民党総裁選
最高権力者のスローガンとして洗練度も脈絡も一貫していないが、内閣官房すなわち首相直轄領(代官は菅義偉)の肥大化(権限拡大)だけが一貫して進められ第二次安倍政権発足後に40室もできた分室は首相の威令をとどろかす装置となり、省庁の自立を削ぎ、長期政権が官邸官僚と組んで凡庸なスローガンを量産。その残滓である安倍継承路線の菅義偉の携帯電話料金引き下げや「ふるさと納税」など官邸の植民地。縦割り行政打破宣言とは内閣官房がすべての省庁を握る安倍継承の神髄。世襲のお坊ちゃまではなく権力の階段を上り詰めた執念の奥深さは甘く見るべきでない。
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安倍首相の秘書役・菅官房長官の記者会見が注目を集めている。次々と起きる疑惑について質問する記者たちを、独特の弁舌で切り返していく「菅話法」のコツに迫る。
* * *
感心していいのか呆れていいのかわかりませんが、菅義偉(すがよしひで)官房長官の「まったく答える気がない話法」に、ますます磨きがかかっています。
森友問題や加計学園問題をはじめ、政府や安倍首相にとって「都合の悪いこと」をいくら追求されても話の本質をずらし、徹底的にとぼけ続けました。好き嫌いはさておき、自分の仕事をまっとうするプロの技ではあります。
菅官房長官の記者会見での「仮定の質問にはお答えできません」、「まったく問題ありません」にめげずにと食い下がっても「その指摘は当たりません」。他にもよく使うフレーズとしては「法令に則って粛々と進めてまいります」「個別の事案についてお答えすることは差し控えたいと思います」「言っている意味がよくわからないというのが率直な印象です」など私たち一般人も、いつどんな場面で「都合の悪いこと」を追求されるかわかりません。イザというときのためにその手法を会得。大人としての武器を増やし会社生活や日常生活の中で、菅話法をどう使えばいいかを考えてみましょう。
仕事でミスをして、上司に「先方が怒って取り引きを打ち切ってきたら、どうするつもりだ!」と言われたら、すかさず「仮定の質問にはお答えできません」と返したい。「どうしてこうなったか、説明してみろ!」と聞かれたときには「個別の事案についてお答えすることは差し控えたいと思います」がピッタリ。無表情の中に時おり人を小ばかにしたような表情を漂わせれば、さらに菅官房長官っぽくなる。
悪事が妻にバレて、いきなり「浮気してるでしょ!」と詰め寄られたときには、「その指摘は当たりません」「言っている意味がよくわからないというのが率直な感想です」の合わせ技で。「そんなことしていいと思ってんの!」と怒られたら、シレッとした口調で「まったく問題ありません」と返せば、一瞬だけ相手をひるませることができる。
上司に「お前なんかクビだ!」と言われたり、妻に離婚を言い渡されたりしても大丈夫。「法令に則って粛々と進めてまいります」と言えば、実際はともかく、何となく自分が優位に立ったような錯覚を覚えることができます。上司のクビ宣告の場合「も、もしかして総務部や労基署とかにチクるつもりかな……」と勝手にビビってくれるかもしれません。
こうして具体的な場面に当てはめてみると、菅話法を繰り出せば繰り出すほど、なおさら相手を怒らせて事態が悪化しそうです。
そもそも、こうしたことを平気で口にできる面の皮の厚さは、ほとんどの人にはありません。人としての羞恥心や誠実さなど、いろんなものを捨てないと言えないセリフだし、取れない態度です。よっぽどの場面では使う覚悟を固めつつ、日常的に難なくこなしている菅官房長官にあらためて感心しましょう。
(抜粋)
2017年7月15日・石原壮一郎
本来の任務の説明責任や「事態の収拾」どころか、より悪化させている菅義偉官房長官
自民党総裁選(次期首相)に人としての羞恥心や誠実さなど、いろんなものを捨てている菅義偉が決まるらしいが、そもそも「終わり」から始まってるのですから無敵である。もちろん日本自体も「終わり」である。
(おまけ)
あれほど消費減税に抵抗していたのに、
2回もれいわ新選組の山本太郎に出馬要請を行ったが、都知事戦で野党が統一出来なかった原因とは最後まで枝野(立憲民主党)が消費税の減税に抵抗したから。野党第一党(統一民主党)の代表選の真っ最中でもあるが枝野幸男など両候補とも消費税率0%を打ち出したのですから驚いた。もう少し早く参議院選挙の時に言い出せば安倍自民党に勝てたのに、・・・(★注、日本共産党志位和夫は今でも消費税5%減税なので、今の日本国で一番保守的な穏健政党は日本共産党だったとの笑えないオチ)
菅長官が発言訂正 「自衛隊、憲法で否定」の真意問われ 2020年9月9日 朝日新聞
自民党総裁選に立候補している菅義偉官房長官は8日夜のTBSの報道番組の中で「自衛隊の立ち位置というのが、憲法の中で否定をされている」と述べた。
だが、政府は自衛隊について、憲法9条2項で禁じられた戦争を遂行する能力がある「軍隊」ではなく、合憲の存在との立場。安倍晋三首相は「多くの憲法学者が自衛隊を違憲としている」ことを挙げて、自衛隊の明記を主張してきた。
(抜粋)
少しだけ人々が正直になる \(^o^)/オワタ
新コロ騒動の都市封鎖(強制自粛)と「存在脅威管理理論」で消費マインドが極端に落ち込んだ結果ニューヨーク市のレストランの3分の2は倒産すると言われており、もちろん日本でも事情は同じで大戸屋は赤字経営に陥って体力を消耗していたのでブラック企業の敵対的買収に対しひとたまりもない。
百年ぶり2回目の世界大恐慌が始まった現在の経済を救うには、もはや緊急な消費税廃止(税率0%)しかないことは経済学者でなくとも大人の正常な常識の範囲である。また中学生以上の語学力があれば日本国憲法9条と自衛隊が矛盾することも誰もが知っている常識の範囲である。
菅氏、消費税増税は必要 行革徹底が条件
新自由主義でスリム化し過ぎた今の日本の場合、政府など各省庁は行政力の強化が筋、論理が180度逆さまなのですから???