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『首都圏からの「高齢者移住」の増田寛也元総務相が、今度は「多世代移住」を言い出した』
日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)は6月4日、東京圏(東京都、埼玉、千葉、神奈川県)の介護難民の発生を予測し、対策として介護人材やベッド数に余裕があり、態勢的に受け入れ可能な地方への移住を提言し、その候補地名を具体的に列挙した。
ところが、何故か現在沖縄県を抜いて日本一の長寿県であり、日本でもっとも地域医療が充実している最適地の長野県が入っていない。
首都圏の介護難民の受け入れ候補地では無かったのである。
この介護難民の地方移住案ですが、一般市民から『まるで現代版の姥捨て山だ』との当然な批判が沸きあがった。
非難に対し、毎日新聞6月28日『時代の風』では、増田寛也元総務相が何とも歯切れの悪い弁明をしている。
今度は『学生や育児世帯などが近住するコミュニティー作りを目指す』と言い出した。
当初は高齢者層の増大から地方移住を主張したいたのに、批判されたら高齢者だけでなく若者を含めた首都圏からの地方移住案を言い出した、口から出まかせの支離滅裂。
3週間前の大胆な提言とは、その根本的な論旨が180度コペルニクス的に違いすぎるのである。
『東京圏の高齢化危機』といいながら、今度は若者世代も含む『多世代での移住が増えれば地域の活性化に結びつく』と増田寛也元総務相が言い出したのである。
増田寛也元総務相の言い分ですが、一見すると話の辻褄が合っているようでじっくり論理的に考えると少しも合ったいない。
『多世代移住』を言い出した支離滅裂なこの増田寛也元総務相は、根拠として東京千葉神奈川埼玉だけで全国の3分の1の介護高齢者を主張するが無茶苦茶にも程が有る。
『高齢化』とか『介護難民』は単なる目暗ましの『口実』であり、ようはフクシマの放射能に汚染された東京圏からの一般の住民脱出を円滑に進めたいのである。
昨年8月に施行された『都市再生特別措置法』の改正により、自治体が『立地適性化計画』を策定している真っ最中。
日本のマスコミが何も騒がないので、ほぼ一般市民が何も知らない都市再生特別措置法改正による『立地適性化計画』の驚きの中身とは何か。
住民の判断を無視して『人が住む街』と『捨てる街』を線引きする、我が日本国では前代未聞の超法規的な恐ろしい強権的『法律』なのである。
(政府は立法趣旨を表向きには今後増え続ける空き家対策であると言っているが、放射能汚染の酷い首都圏からの住民疎開対策であることを隠したいのであろう)
『奨学金が返せない学生は自衛隊入隊(選別的な経済的徴兵制)との文科省諮問会議の言い分』
極限まで病的に右傾化した日本が100年ほど前に先祖がえりして、凶作で農村の若い娘が借金のかたに女郎屋に身売りする悲劇を彷彿させる禍々しい話が復活。
日本学生支援機構の奨学金利用者は現在、およそ132万人で、ほぼ3人に1人の学生が利用し、進学に役立てている。
しかし、長引く消費不況(デフレ)の影響で返還できずに滞納する人が急増している。滞納者は15年で2倍以上の33万人となり、滞納額は925億円。
文科省の『学生への経済的支援の在り方に関する検討会』で、経済同友会の前原金一専務理事が奨学金延滞者に対し、防衛省などで数年インターンをさせると真面目な顔で語ったというから驚いた。
中国には『良い鉄は釘にならない。良い人間は兵隊にならない』との言葉があるように、憲法9条の縛りが有る我が日本国ではニートの唯一の受け皿が自衛隊なのである。
(幹部自衛官の養成所である防衛大学校ではマスコミが自衛隊の災害救助での活躍を報じた東日本大震災の2011年の1%を最低に、少しずつ任官拒否が増え去年は6%に達する。今の安倍晋三なんちゃって平和法案が通れば劇的に防衛大学生の任官拒否が増えることが予想される)
この経済的徴兵制との驚愕の『提言内容』には万年定員割れに苦しむ防衛省(自衛隊)だけでは無くて、アリバイ作りに志願者が定員よりも多過ぎる人気の消防庁なども入れていた。
なにやら増田寛也元総務相がアリバイつくりに首都圏からの移住先にフクシマの放射能汚染地である山形県を入れていた話に似ている。
『安倍晋三首相の側近グループ(お友達)の勉強会で飛び出した驚愕発言の数々』
自民党に左翼に乗っ取られていると名指しされた沖縄の二紙ですが、地方紙なので、地元に関連する話が詳しいことは事実だが、到底左翼とは呼べない。辺野古以外では論調は他の地方紙と基本的に同じなのです。(安倍のお友達の桜井よしこは、自民党幹事長だった現知事を共産党だと呼ぶくらいだから沖縄の地方紙が左翼でも不思議は無いが)
韓国の主要三紙は与党セヌリ党寄りなのでが、朝鮮日報は『「言論の自由がある」日本、沖縄紙潰せ発言にメディア沈黙』とのタイトルで日本のメディア以上に詳しく論じている。
沖縄の二紙は当事者なので詳しく報じているが、困ったことに本土の毎日朝日読売などは朝鮮日報の指摘の通りで極簡単にしか報じない。(頭が空っぽで目が節穴のネットウョの機関紙と化した産経は論外)
朝鮮日報記事によると、菅官房長官ですが、なんと、個人の自由だとか、百田氏にも表現の自由があるとか、なんとも姑息に安倍内閣の責任を逃げまくる。(勉強会の主催者には安倍側近の官房副長官まで含まれているのですから安倍内閣の責任は免れない)
朝鮮日報ですが、当該記事では結論として、『菅官房長官はこの日「日本には言論の自由がある」と述べるにとどまった。』と書いてある。
今の日本ですが『不思議の国のアリス』のように突然の突風に吹き飛ばされて迷い込んだ『あべこべ』世界であり、何が秘密かが秘密の特定機密保護法とか、戦争まっしぐらの平和法案とか、言論弾圧の言論の自由とか、丸っきり逆立ちした奇妙奇天烈な面白いものが花盛り。
鳥獣戯画か珍獣動物園である今の日本ですが、原因として尖閣問題が言われているが余りにもインチキ臭い口実なので、間違いなく本当の原因はほかに有る。基本的に擬装の赤いニシン(間違った結論に誘導する偽の手がかり)なのである。
『成立直後から末期症状の第二次安部政権の不思議』
『猿は木から落ちても猿だが、政治家は落ちればただの人』との格言がある政治家の一番の関心事とは、次の選挙での自分の当選である。一神教徒は神の最後の審判を恐れるように政治家は有権者の審判(選挙)を一番恐れているのである。
普通の政治家なら選挙の落選を恐れるので、余り無茶苦茶はやらない。
橋下徹が言いたい放題なのは政治家なら一番優先する『次の選挙での自分の当選』を考えていないから。
橋下は常々職業政治家の弊害を強調し『一期限りで二期目は無い』(政治家は腰掛で長く続けるものではない)と公言していたがマスコミは何故か極力報道しないようにしていた。橋下と同じことが唐突に政治家を辞めた小泉純一郎にも当て嵌まる。(二人とも『続ける』ことでは無くて、辞める機会をうかがっていた)
次の当選を考えなくて良いなら政治家は自分勝手に好き放題、無茶苦茶をやりだすのである。
ところが今の安倍自民党ですが議員全員が橋下徹症候群であり、少しも次の選挙の結果を恐れていないかのように傍若無人に振舞っている。
今目の前で起きている自民党の橋下徹症候群ですが、次の選挙どころか日本国自体がフクシマの核事故で崩壊するとしたら何の不思議も無い。全員が一人の例外も無く無茶苦茶をやりだすのも当然だったのである。
今の自民党政権が末期的症状であることは間違いない事実であるが、今までの政界では政権末期には誰しも里心がつくので現役の首相が『お国入りする』のは任期中に1回限りとのジンクスがあった。ところが、なんと第二次安倍内閣だけは例外で、半年毎に『お国入り』を繰り返しこれをNHKとか産経読売などが大きく報道している。
これらの不思議な動きは、吉田松陰などの実家(いわゆる松下村塾なるものは3畳の小屋程度)がユネスコの世界遺産に登録した動きと連動していて、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の番組宣伝だといわれている。
ところが、このドラマのハイライトである長州藩の外国船の砲撃場面が、米国商船からフランス軍艦に書き換えられていた。
脚本家は史実の通りにアメリカ商船と書いていたのですが、何故か直前に歴史修正主義の籾井NHKがアメリカからフランスに台詞を勝手に書き換えたらしい。
高崎山の小猿にシャーロットと命名したが、同名のイギリス王女が生まれたことから英国大使館に遠慮した(お伺いをたてた)話と同じ、姑息で卑屈すぎる対米従属(何とも愚かで恥ずかしい奴隷根性)である。
『下積みの「お笑い作家」だった百田尚樹の半生と社会全体に対する怨念』癒しがたいルサンチマン
自民党の勉強会での自称作家の百田直樹ですが、地元紙によると、普天間は誰もいない田んぼの中に作ったもので民家は後から便利だからと大勢が住みついたもの。地主は地代で大金持ちになり六本木ヒルズに住んでいる。米兵よりも沖縄県人の強姦の方が多いなど、言いたい放題だったが全部が口から出まかせの嘘八百。
事実とは無関係な百田の『創作』なのです。
400万部を売ったという『永遠のゼロ』は、何時も『死にたくない』と公言していたいうゼロ戦パイロットの話なのですが、これは六本木ヒルズに住む普天間の地主の話とまったく同じで、『絶対にあり得ないが、現実に存在すれば面白い話』がノンフィクション的に描かれていた。
現実は厳しい。
『もしも現実に存在すれば』軍部とって都合が悪すぎるので日本軍上層部が放置しないのである。真っ先に一番危険な戦場に送られるので『死にたくない』と公言するパイロットは誰よりも必ず真っ先に死ぬ。処女の売春婦と同じ原理で、小説など空想上はありえるが現実では有り得ないのである。
百田尚樹ですが現実と創作の区別が曖昧で、巧妙に使い分けて善良な読者を騙しているのですが、まさに関西では一番有名なテレビ番組『探偵ナイトスクープ』であった。
間 寛平などの吉本のお笑い芸人を狂言回しにして素人が演じる『探偵ナイトスクープ』の放送作家を25年も続けていたのが百田尚樹だったが、建前が『ヤラセではない』『本物だ』なので、原理的に百田のような放送作家の存在自体がタブーなのである。
百田尚樹が半生を捧げた『探偵ナイトスクープ』はノンフィクションを装う吉本新喜劇風の罪のないヤラセのお笑い番組である。しかし、NHKとは大違いで『ヤラセだ』、『事実ではない』とは誰も突っ込まない大人の常識がある。
ところが現実の政治の世界での無責任発言は、NHK報道以上に事実と少しでも違っている場合には全員から突っ込まれるのは当然だった。
ましてや今回のように話を180度正反対に面白おかしく描いては(百田本人は何時もの『探偵ナイトスクープ』や『永遠のゼロ』と同じだが)叩かれて当然である。
日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)は6月4日、東京圏(東京都、埼玉、千葉、神奈川県)の介護難民の発生を予測し、対策として介護人材やベッド数に余裕があり、態勢的に受け入れ可能な地方への移住を提言し、その候補地名を具体的に列挙した。
ところが、何故か現在沖縄県を抜いて日本一の長寿県であり、日本でもっとも地域医療が充実している最適地の長野県が入っていない。
首都圏の介護難民の受け入れ候補地では無かったのである。
この介護難民の地方移住案ですが、一般市民から『まるで現代版の姥捨て山だ』との当然な批判が沸きあがった。
非難に対し、毎日新聞6月28日『時代の風』では、増田寛也元総務相が何とも歯切れの悪い弁明をしている。
今度は『学生や育児世帯などが近住するコミュニティー作りを目指す』と言い出した。
当初は高齢者層の増大から地方移住を主張したいたのに、批判されたら高齢者だけでなく若者を含めた首都圏からの地方移住案を言い出した、口から出まかせの支離滅裂。
3週間前の大胆な提言とは、その根本的な論旨が180度コペルニクス的に違いすぎるのである。
『東京圏の高齢化危機』といいながら、今度は若者世代も含む『多世代での移住が増えれば地域の活性化に結びつく』と増田寛也元総務相が言い出したのである。
増田寛也元総務相の言い分ですが、一見すると話の辻褄が合っているようでじっくり論理的に考えると少しも合ったいない。
『多世代移住』を言い出した支離滅裂なこの増田寛也元総務相は、根拠として東京千葉神奈川埼玉だけで全国の3分の1の介護高齢者を主張するが無茶苦茶にも程が有る。
『高齢化』とか『介護難民』は単なる目暗ましの『口実』であり、ようはフクシマの放射能に汚染された東京圏からの一般の住民脱出を円滑に進めたいのである。
昨年8月に施行された『都市再生特別措置法』の改正により、自治体が『立地適性化計画』を策定している真っ最中。
日本のマスコミが何も騒がないので、ほぼ一般市民が何も知らない都市再生特別措置法改正による『立地適性化計画』の驚きの中身とは何か。
住民の判断を無視して『人が住む街』と『捨てる街』を線引きする、我が日本国では前代未聞の超法規的な恐ろしい強権的『法律』なのである。
(政府は立法趣旨を表向きには今後増え続ける空き家対策であると言っているが、放射能汚染の酷い首都圏からの住民疎開対策であることを隠したいのであろう)
『奨学金が返せない学生は自衛隊入隊(選別的な経済的徴兵制)との文科省諮問会議の言い分』
極限まで病的に右傾化した日本が100年ほど前に先祖がえりして、凶作で農村の若い娘が借金のかたに女郎屋に身売りする悲劇を彷彿させる禍々しい話が復活。
日本学生支援機構の奨学金利用者は現在、およそ132万人で、ほぼ3人に1人の学生が利用し、進学に役立てている。
しかし、長引く消費不況(デフレ)の影響で返還できずに滞納する人が急増している。滞納者は15年で2倍以上の33万人となり、滞納額は925億円。
文科省の『学生への経済的支援の在り方に関する検討会』で、経済同友会の前原金一専務理事が奨学金延滞者に対し、防衛省などで数年インターンをさせると真面目な顔で語ったというから驚いた。
中国には『良い鉄は釘にならない。良い人間は兵隊にならない』との言葉があるように、憲法9条の縛りが有る我が日本国ではニートの唯一の受け皿が自衛隊なのである。
(幹部自衛官の養成所である防衛大学校ではマスコミが自衛隊の災害救助での活躍を報じた東日本大震災の2011年の1%を最低に、少しずつ任官拒否が増え去年は6%に達する。今の安倍晋三なんちゃって平和法案が通れば劇的に防衛大学生の任官拒否が増えることが予想される)
この経済的徴兵制との驚愕の『提言内容』には万年定員割れに苦しむ防衛省(自衛隊)だけでは無くて、アリバイ作りに志願者が定員よりも多過ぎる人気の消防庁なども入れていた。
なにやら増田寛也元総務相がアリバイつくりに首都圏からの移住先にフクシマの放射能汚染地である山形県を入れていた話に似ている。
『安倍晋三首相の側近グループ(お友達)の勉強会で飛び出した驚愕発言の数々』
自民党に左翼に乗っ取られていると名指しされた沖縄の二紙ですが、地方紙なので、地元に関連する話が詳しいことは事実だが、到底左翼とは呼べない。辺野古以外では論調は他の地方紙と基本的に同じなのです。(安倍のお友達の桜井よしこは、自民党幹事長だった現知事を共産党だと呼ぶくらいだから沖縄の地方紙が左翼でも不思議は無いが)
韓国の主要三紙は与党セヌリ党寄りなのでが、朝鮮日報は『「言論の自由がある」日本、沖縄紙潰せ発言にメディア沈黙』とのタイトルで日本のメディア以上に詳しく論じている。
沖縄の二紙は当事者なので詳しく報じているが、困ったことに本土の毎日朝日読売などは朝鮮日報の指摘の通りで極簡単にしか報じない。(頭が空っぽで目が節穴のネットウョの機関紙と化した産経は論外)
朝鮮日報記事によると、菅官房長官ですが、なんと、個人の自由だとか、百田氏にも表現の自由があるとか、なんとも姑息に安倍内閣の責任を逃げまくる。(勉強会の主催者には安倍側近の官房副長官まで含まれているのですから安倍内閣の責任は免れない)
朝鮮日報ですが、当該記事では結論として、『菅官房長官はこの日「日本には言論の自由がある」と述べるにとどまった。』と書いてある。
今の日本ですが『不思議の国のアリス』のように突然の突風に吹き飛ばされて迷い込んだ『あべこべ』世界であり、何が秘密かが秘密の特定機密保護法とか、戦争まっしぐらの平和法案とか、言論弾圧の言論の自由とか、丸っきり逆立ちした奇妙奇天烈な面白いものが花盛り。
鳥獣戯画か珍獣動物園である今の日本ですが、原因として尖閣問題が言われているが余りにもインチキ臭い口実なので、間違いなく本当の原因はほかに有る。基本的に擬装の赤いニシン(間違った結論に誘導する偽の手がかり)なのである。
『成立直後から末期症状の第二次安部政権の不思議』
『猿は木から落ちても猿だが、政治家は落ちればただの人』との格言がある政治家の一番の関心事とは、次の選挙での自分の当選である。一神教徒は神の最後の審判を恐れるように政治家は有権者の審判(選挙)を一番恐れているのである。
普通の政治家なら選挙の落選を恐れるので、余り無茶苦茶はやらない。
橋下徹が言いたい放題なのは政治家なら一番優先する『次の選挙での自分の当選』を考えていないから。
橋下は常々職業政治家の弊害を強調し『一期限りで二期目は無い』(政治家は腰掛で長く続けるものではない)と公言していたがマスコミは何故か極力報道しないようにしていた。橋下と同じことが唐突に政治家を辞めた小泉純一郎にも当て嵌まる。(二人とも『続ける』ことでは無くて、辞める機会をうかがっていた)
次の当選を考えなくて良いなら政治家は自分勝手に好き放題、無茶苦茶をやりだすのである。
ところが今の安倍自民党ですが議員全員が橋下徹症候群であり、少しも次の選挙の結果を恐れていないかのように傍若無人に振舞っている。
今目の前で起きている自民党の橋下徹症候群ですが、次の選挙どころか日本国自体がフクシマの核事故で崩壊するとしたら何の不思議も無い。全員が一人の例外も無く無茶苦茶をやりだすのも当然だったのである。
今の自民党政権が末期的症状であることは間違いない事実であるが、今までの政界では政権末期には誰しも里心がつくので現役の首相が『お国入りする』のは任期中に1回限りとのジンクスがあった。ところが、なんと第二次安倍内閣だけは例外で、半年毎に『お国入り』を繰り返しこれをNHKとか産経読売などが大きく報道している。
これらの不思議な動きは、吉田松陰などの実家(いわゆる松下村塾なるものは3畳の小屋程度)がユネスコの世界遺産に登録した動きと連動していて、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の番組宣伝だといわれている。
ところが、このドラマのハイライトである長州藩の外国船の砲撃場面が、米国商船からフランス軍艦に書き換えられていた。
脚本家は史実の通りにアメリカ商船と書いていたのですが、何故か直前に歴史修正主義の籾井NHKがアメリカからフランスに台詞を勝手に書き換えたらしい。
高崎山の小猿にシャーロットと命名したが、同名のイギリス王女が生まれたことから英国大使館に遠慮した(お伺いをたてた)話と同じ、姑息で卑屈すぎる対米従属(何とも愚かで恥ずかしい奴隷根性)である。
『下積みの「お笑い作家」だった百田尚樹の半生と社会全体に対する怨念』癒しがたいルサンチマン
自民党の勉強会での自称作家の百田直樹ですが、地元紙によると、普天間は誰もいない田んぼの中に作ったもので民家は後から便利だからと大勢が住みついたもの。地主は地代で大金持ちになり六本木ヒルズに住んでいる。米兵よりも沖縄県人の強姦の方が多いなど、言いたい放題だったが全部が口から出まかせの嘘八百。
事実とは無関係な百田の『創作』なのです。
400万部を売ったという『永遠のゼロ』は、何時も『死にたくない』と公言していたいうゼロ戦パイロットの話なのですが、これは六本木ヒルズに住む普天間の地主の話とまったく同じで、『絶対にあり得ないが、現実に存在すれば面白い話』がノンフィクション的に描かれていた。
現実は厳しい。
『もしも現実に存在すれば』軍部とって都合が悪すぎるので日本軍上層部が放置しないのである。真っ先に一番危険な戦場に送られるので『死にたくない』と公言するパイロットは誰よりも必ず真っ先に死ぬ。処女の売春婦と同じ原理で、小説など空想上はありえるが現実では有り得ないのである。
百田尚樹ですが現実と創作の区別が曖昧で、巧妙に使い分けて善良な読者を騙しているのですが、まさに関西では一番有名なテレビ番組『探偵ナイトスクープ』であった。
間 寛平などの吉本のお笑い芸人を狂言回しにして素人が演じる『探偵ナイトスクープ』の放送作家を25年も続けていたのが百田尚樹だったが、建前が『ヤラセではない』『本物だ』なので、原理的に百田のような放送作家の存在自体がタブーなのである。
百田尚樹が半生を捧げた『探偵ナイトスクープ』はノンフィクションを装う吉本新喜劇風の罪のないヤラセのお笑い番組である。しかし、NHKとは大違いで『ヤラセだ』、『事実ではない』とは誰も突っ込まない大人の常識がある。
ところが現実の政治の世界での無責任発言は、NHK報道以上に事実と少しでも違っている場合には全員から突っ込まれるのは当然だった。
ましてや今回のように話を180度正反対に面白おかしく描いては(百田本人は何時もの『探偵ナイトスクープ』や『永遠のゼロ』と同じだが)叩かれて当然である。
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