『100年前の世界、普仏戦争の敗戦国フランスと欧州一の工業国ドイツ』
100年前の1914年6月28日、サラエボで響いた一発の銃声が引き金となって、人類は未曾有の世界大戦に突入するが、欧米列強がお互いに潰し合う全面戦争をした原因が分かっているようで良く分かっていない。
開戦当時、人々は全員が『戦争は数ヶ月以内で終わる』と信じていたのである。(通信や交通、武器の発達の結果、当時の戦争は数ヶ月の短期で終結していた)
第一次世界大戦後にハイパーインフレで経済が崩壊したドイツなど敗戦国だけでなく、勝った側の英仏なども被害が酷すぎた。戦争の後遺症に苦しんだのは戦勝国も同じだったのである。
戦勝国でも『得たもの』よりも『失ったもの』があまりにも多くて大きかった。
欧州諸国では例外なく、誰にとっても『起こすべきではなかった悪い戦争』だったのである。
ところが欧州諸国とは逆に、第一次世界大戦で大きく得をしたのは、戦場から遠かった日本とアメリカだった。
WWⅠで欧州諸国が疲弊したお蔭で、日本は世界五大国の一つになり、アメリカはイギリスに替る覇権国になる。
WWⅠはヨーロッパ全土を荒廃させ、戦争終結から21年後に起きた人類史上最も多くの人々が死んだ第二次世界大戦(wwⅡ)の誘引(本当の原因)でもあり、外交官や政治家たちの起こした不必要な戦争であったと言われている。
『世界大戦の前半部分としての第一次世界大戦(WWⅠ)』
WWⅠ(1914年~1918年)とWWⅡ(1939年~1945年)は21年間の中休みがあったが、二つの大戦は一繋がりであり密接に関連している。
第一次、第二次との現在の名称では無く、前期、後期と呼ぶほうが本当は正しい。
『第一次世界大戦』ではなくて『前期・世界大戦』、あるいは『世界大戦・前期』と考えると、今よりも多くの真実が見えてくる。
第一次世界大戦は、欧州ではフランスが大敗した普仏戦争(1870年7月~1871年5月10日)から半世紀近く(四十三年間も)平和が続いていて、『戦争の悲惨さ』を人々が忘れられたことが原因だとも言われている。
新興ドイツは19世紀末に急成長して、長らく覇権国家(世界帝国)であるイギリスに次ぐ世界№2国家だったフランスを凌ぐ国力をつけていた。
ドイツの勃興で、欧州大陸では国家間の力のバランスに大きな変化が起きていたのである。
軍事力でプロイセン(ドイツ)に負けたフランスは雪辱を期していたが経済発展でも負けて№2国家から3番手に後退していた。
普仏戦争の敗戦国だった当時のフランスの政治家や外交官は戦争回避に動かなかった。彼等は密かに戦争(失地回復)を欲していたのである。(フランスは石炭や鉄鉱の産地であるアルザス・ロレーヌ地域を失う)
100年前の危険な欧州と、現在の極東アジアが『地域バランスの変化』と言う意味ではよく似ている。
日本は敗戦後の復興で、長い間アメリカに次ぐ世界第二位の経済大国だった。ところが今では新興中国に抜かれて第三位になり、日中両国間の力のバランスが大きく変化する。
『安倍晋三の靖国神社公式参拝の意味とは』
アメリカで『私を右翼の軍国主義者と呼びたければ、どうぞ、そう呼んで下さい』と開き直った極楽トンボ、低脳右翼の安倍晋三は、小泉純一郎以来7年ぶりに日本国首相として靖国神社の参拝を強行する。
『近隣諸国との友好や平和を祈願する』との理由(日本政府の公式発表)での参拝なら靖国ほど不都合な場所は無い。
イギリスのBBCは靖国神社のことを露骨に、『第二次世界大戦神社』と呼んで世界に報道しているのである。
日本人では誰一人も『日本軍の敗北』で終わった第二次世界大戦の『結果』を覆そうなどとは考えていない。
ところが世界では逆に、今の日本が『100年前のフランスのように』、密かに以前の敗戦で失ったものを取り返す気になっている(戦争を準備している)と不安になっているのである。
安倍晋三のように、東京裁判で有罪となったA級戦犯を軍神として祭る靖国参拝で『国の為に命を捧げた英霊』に尊崇の念を捧げると言えば、普通の世界の常識では、『東京裁判の否定』と判断されるのです。
もちろん、安倍晋三の本当の狙いも実は『同じ』だった。
第二次世界大戦の日本の戦没者慰霊施設である千鳥ケ淵戦没者墓苑ではなくて、わざわざ中国韓国の猛烈な反発を承知の上で、靖国神社に行く理由とは『ただ一つ』。
何とかして『日本が悪かった』のと、『東京裁判』(過去の歴史)を否定したいである。
『2014年のWWⅢ(日米開戦)』
靖国参拝の意味とは、『東京裁判』(過去の歴史)否定であり、この部分では中国韓国など世界の見方と、安倍晋三など日本の右翼の目論みは完全に一致している。
ただし、安倍晋三などの頭が空っぽで歴史の意味を知らない日本の右翼は、東京裁判否定なら、絶対にもう一度欧米や中国など連合国と一から戦争をやり直す必要があるとの『世界の常識』を、まったく知らない。(安倍晋三とかタモ神などは右翼軍国主義ではなくて、単なる阿呆の軍事オタク程度)
骨の髄まで対米従属命であり、サンフランシスコ講和条約(戦後秩序)の破棄など、アメリカに逆らう気がないのである。
今更日本としては、戦争を起こして『アメリカと黒白をつける』気が全くない。
安倍晋三の『戦後レジームからの脱却』なら、普通の大人の知性とか世界標準の常識なら、アメリカなど連合国との講和条約(戦後体制)から脱却するとの『意味』以外には、他に解釈が無いのである。
ところが、逆に去年2013年4月28日の講和条約61周年の記念日には今上天皇まで使ってお祝いの宴会を開いている。
孫崎 享が指摘するようにサンフランシスコ講和条約では、『日本国は、極東国際軍事裁判所の裁判を受諾する』と明記してあるので完全に矛盾する。
安倍首相はサンフランシスコ講和条約は祝うが、講和条約の中身の東京裁判は否定したいのですから、論理として無茶苦茶なのである。
安倍晋三としては単に、『日本(日本軍)が悪くなかった』程度の話を言いたいだけなのです。
ところが『悪い日本』と『正義のアメリカ』は二つで一つのセットになっており、一つの否定は自動的にもう一方も否定する。
中国韓国以外に、今回初めてアメリカのオバマ大統領やEUや連合国(UN 国連)が猛反発するのは当然だった。
『2014年、中日の国運を左右する宿命の年に?』(中国網日本語版)
2014年は大戦の開戦年となるだろうか?
新年のお祝いムードの中、この話題は依然として多くの西側メディアに重視されている。仏・独などの指導者は新年の祝辞の中で、第一次世界大戦の開戦から100年目について触れた。
中国は『2014年開戦説』の主役の一人だ。
『2014年の中日関係は、1914年の英独関係のように微妙で息苦しくなる』と予想する声もある。
しかし米世論調査会社のギャラップが65カ国のアンケート調査を実施したところ、多くの人は米国こそが世界平和の最大の脅威と回答した。
中国人にとって、2014年の干支は『甲午』(きのえうま)で、甲午戦争(日本名・日清戦争)が勃発した1894年と同じだ。
日本は中国を踏み台として、その台頭を開始した。香港誌『亜州週刊』は、『甲午の2014年は、中日の国運の衰退・繁栄に関する宿命の年になるだろうか?』と伝えた。
日本社会の識者は、日中間の利益を巡る激しい対立と勝負の結果が、日本の未来の運命を左右すると指摘した。
しかし日本からの挑戦は、中国の2014年を悲観的にするほどではないという分析もある。
米オピニオン誌『The Atlantic』は、「中日の対抗は、中国が直面する最大の挑戦で、経済・社会・環境などでも危機が迫っている。しかし忘れてはならないのは、2014年の中国の経済成長率が低く見積もっても7%に達することだ。ゆえに多くの中国人にとって、2014年は希望とチャンスに満ちた年になる」と指摘した。ウォール・ストリート・ジャーナル紙も、「中国は良い年を迎えるだろう」と予想した。
チャイナネット(2014年1月2日)
『チャイナネット(中国網日本語版)の本気度』
中国網日本語版では、去年2013年末に寝耳に水、突然沸き起こった『2014年開戦説』(WWⅢ?)の主役の一人が中国だった事実を正直に認めている。
ただ、日中対立騒動のもう一方の主役は間違いなくアメリカなのである。
日米同盟を頭から信じている日本は完全に『つんぼ桟敷』で何一つ知らなかった。
そもそも今の中国の驚異的な経済発展(そのコインの裏側としての軍事力の強化)は、アメリカのグローバリズム(新自由主義)であることは間違いない事実なのである。
冷戦崩壊後、25年間も穏やかに死につつある日本も、『アメリカのグローバリズム』(悪魔の碾き臼である新自由主義)と言う同じ『一つの原因』であった。
冷戦崩壊後の同時期に起きた中国の発展と日本の停滞が同じ一つの原因(新自由主義)で起きているのですが、それなら日中両国の深刻な対立の狂言回しは、実は第三者を気取るアメリカだったと言う話になる。
『アイルランドの苦悩』
100年前の第一次世界大戦直前のイギリスが抱える最大の懸案は、ヨーロッパ大陸一の軍事大国(仮想敵国)ドイツではなくて、実は当時は英国領内にあったアイルランドの独立問題であった。
カトリックのアイルランド共和国の独立運動による自治権付与は目前に迫っていたが北アイルランド(アルスター地方)のプロテスタントが強硬に反対し双方の義勇軍も設立されて内戦一歩手前、『7月危機』の危険な状態だった。
ところが1914年8月の第一次世界大戦の勃発で全ての政治情勢が根本から一変する。
歴史上の『変わらぬ真実』は恐ろしい。
国内対立(国内戦争などの内政問題)を克服する最大のものは『外国との戦争』だったのである。
世界大戦中の対イギリス軍に対する武装蜂起である1916年8月の『イースター蜂起』や、大戦後の1919年から1921年のアイルランド独立戦争の後に独立を果たしたアイルランドは第二次世界大戦時には連合国として参戦せず中立を保った。
しかし第一次世界大戦では協商国側に立って(イギリス軍兵士として)アイルランド人が従軍するのである。
『世界帝国イギリスの衰退』
数百年以上の過酷なイギリスの統治に苦しんでいたアイルランド人が何故イギリス軍人として20万人も戦ったのか。
熱烈な愛国者として露骨な帝国主義のボーア戦争に自ら従軍して、戦地でのイギリス軍の残虐行為はマスコミのデッチ上げだと『南アでの戦争:原因と行為』で擁護してサーの称号を得たコナン・ドイルがイギリスの戦争参加を煽ったのは当然としても、平和主義を強烈に志向していたはずのH. G. ウェルズまで1914年、『イギリスはなぜ参戦したのか?』『戦争をなくすための戦争』を発表する。
『プロイセン帝国主義』を打倒し、狂気を祓い浄めるために、第一次世界大戦という『平和のための戦争』を熱烈に支持したのである。
100年前、ウェルズの『最後の戦争』とか『戦争をなくすための戦争』といった、愛国的文化人達の美しいが嘘八百の戦争プロパガンダが大成功して反戦世論は沈黙し、イギリスは第一次世界大戦にのめり込み、国家衰退の道をまっしぐらに突き進んでいった。
第一次世界大戦はドイツ軍捕虜が始めた大晦日恒例のベートーベンの第九の演奏程度で、我が日本では印象が極めて薄い。教科書でも小さくしか扱わない。
ところが、世界帝国だったイギリスやフランスにとっては大違いなのです。
第一次世界大戦の意味とは、歴史的に第二次世界大戦よりも戦死者の数が多く、英仏それぞれの国家にとって克服できない甚大な被害を与えた大戦争であったのである。
『火事場泥棒の日本とアメリカ』
日露戦争が終結した1905年(明治38年)から9年目の日本はイギリスが止めるのも聞かず、1914年日英同盟を根拠に自らドイツに宣戦布告して第一次世界大戦にのめり込む。
ドイツが中国に保有していた利権目的で山東省の青島のドイツ軍を攻略するが、まさに火事場泥棒そのものである。(ドイツ本国から遠い極東は直ぐに反撃出来ないので安全圏だった)
戦勝でおごり高ぶる日本から中華民国に対して『対華21カ条要求』が出されたのは1915年であった。
露骨に帝国主義だった日本より、もっと巧妙だったのはアメリカである。
第一次世界大戦では独仏英露など欧州列強諸国がお互いに国力を潰しあって泥沼の膠着状態に陥った戦争終盤の時期に、大西洋を隔てた『向こう側』の安全圏から1914年の開戦時のウェルズの嘘八百の戦争プロパガンダ『最後の戦争』『戦争をなくすための戦争』『平和のための戦争』と主張して戦争とは無関係だったアメリカが突如参戦する。
アメリカの参戦が無ければ若干ドイツ有利程度で、戦争は勝敗無しの『引き分け』で終わっていたので、1939年の第二次世界大戦は起きなかった可能性が高い。
アメリカの参戦で戦勝出来たイギリスやフランスに恩を売ることが出来たが、『最後の戦争』『戦争をなくすための戦争』『平和のための戦争』では少しも無かった。
第一次世界大戦の終息は本当の『終り』の意味ではなく、もっと大規模でもっと恐ろしい第二次世界大戦を準備しただけだったことが、その後の歴史が証明するのである。
昔から「漁夫の利」と、良く聞いたお話ですね(笑)
前期大戦で「利」を得た日本が後期大戦で「損」をするというのは、
日本の政治家及び官僚が「劣化」したという事でしょう。
現代の日本は更に劣化が進んで、
・原発事故の放射性物質タレ流しのままオリンピック招致
っで、オリンピックの招致を(真珠湾攻撃の時のように)喜ぶバカ国民
・つい最近まで電力の不足を訴えていたというのに、大電力を浪費する、
とても卑しいリニア新幹線建設計画(もちろん国鉄時代の借金は永久に返済はしません)
・オリンピック招致に絡んで、皇居に江戸城の頃の天守閣を再建して観光名所にしよう(建設見積約500億円)
とか言う元自民党総裁谷垣(唖然)
今まで谷垣がマトモな政治家に見えていたのは、周りの政治家がバカ過ぎてマシに見えていただけっ!
戦勝国が東京裁判と言う復讐裁判で作り上げたものだ。
当時の日本人は、そんなこた常識として知っていた。
であるから、独立回復後、社会党らを含む全会一致で名誉回復が
なされておる。
未だにアメ様にビビってる糞左翼らは、東京裁判を受け入れたんだから考え方
も東京裁判の考え方でいくべきだ、そうでなきゃ、あれかアメ様とまた戦争
する気か? なんてゆぅ馬鹿を言う。
裁判ってものは、判決を実行すれば、あとはゼロなのだ。ジャッジメントを
受け入れれば良いということ。思想や歴史認識までは拘束されない。
たとぃば、殺人犯が10年の刑と判決されたとすれば、実際に10年牢屋に入れば
良いわけで、露屋の中で、おらぁやってねぇと叫んでも、あるしは刑終了後も
街中で、おらぁやってねぇぞ~と叫にまわっても、いっこうにかまわない。
アメ様にコテンパンにやられて、ビビって、歴史認識まで東京裁判のとおり
にせにゃいかんとももってる屁タレな馬鹿がおおい。
外国からなめられるゆえんだ。
何故日本は第一次世界大戦では火事場泥棒で濡れ手に粟の儲けを手にしたのに、第二次世界大戦では日清日露の戦争で得たり利益だけではなく、日本国の国富のほぼ全てを失う大失敗をしてしまったのか。
司馬遼太郎は、日清日露の政治家や軍人は高く評価していて『坂の上の雲』などの偉人小説を書いているが、
対照的に自分が経験した第二次世界大戦は小説家として一切沈黙、何も書いていない。
多分大岡 昇平のように何か書いたら日本の悪口しか書けなかったからでしょうね。
司馬遼太郎自身、日本の高級軍人の酷さは経験として熟知していた。
だから日清日露の軍人達を神様扱いして持ち上げていたのですが、日清日露とは江戸時代の教育で育った最後の世代が指導的な立場だったのですが、教育勅語で育った連中だけになると暴走が誰にも止められ無い。
江戸時代の教育には暴走を止める『何か』があったのでしょう。
日本の戦略ですが太平記の昔から味方が不利になれば『義によって助太刀いたす』と勝っている側に寝返るという、
『如何にして勝つ馬にのるか』だけが戦略で有りそれ以外が無い。基本的に国家として無茶苦茶なのです。
近代国家であるロシアに宣戦布告したのに首都のモスクワ攻略など夢にも思っていない。
モスクワ侵攻どころか目の前のウラジオストックさえ攻撃しようとは思わなかったのですね。
これは第一次世界大戦でも同じだったし第二次世界大戦でも同じだった。全く違いが無いのです。
ところが相手のアメリカは日本とは逆に首都東京の攻略から日本全土の占領まで、宣戦布告時点で考えていたのですからですから勝てません。
対照的なのが日本で、日英同盟で当時の覇権国家イギリスが勝つと思ったのでドイツのチンタオを攻撃する。
日独伊三国同盟で破竹の勢いのドイツ軍が勝つと思ったのでハワイのアメリカ太平洋艦隊を攻撃する。勝つ馬にのる気だったのですが、今回の騒動も同じです。
100年前と同じで安倍晋三は覇権国アメリカが必ず勝つと信じて疑わないのです。これでは駄目ですね。
『戦勝国が東京裁判と言う復讐裁判で作り上げたものだ。』は1万倍は正しいでしょう。素晴らしい発想です
ただし、『A級戦犯ってものは、ない。』は単なる脳内妄想。
あるいは頭がからぽのネットウョの願望であるが、現実世界はもっと厳しいのですよ。
現実の世界では逆に、『A級戦犯ってものは、有る』のである。
だから今も世界が靖国参拝程度の些細な話で揉めているのですよ。
無かったなら揉めない程度は、『当時の日本人は、そんなこた常識として知っていた。』
その程度は、小さな子供でも全員が知っていたのに、68年が経過して今では、情けない話ではあるが日本人の大人でも大部分が忘れているのですね。
子供以下である。
『独立回復後』などと平気で言えるなど頭が空っぽで目が節穴のネットウョにしても程度が低すぎる。
去年の4月28日に阿呆の安倍晋三が日本の独立記念日だと勘違いした記念式典が初めて開催されたが、
今までの日本では、誰一人も4月28日が独立記念日だと祝った人物はいない。
歴史修正主義にしても、あまりにも売国的でありお粗末過ぎる見解である。
日本の右翼も左翼も保守もリベラルも例外なく、4月28日が日本の独立ではなかった事実を知っていたのですよ。
右翼左翼は無関係で、
日本は、『日本が悪かった』との、『東京裁判を受け入れさせられた』のが現実なのです。
しかも一般の刑事事件のように、『判決を実行すれば、あとはゼロ』には成らない様にアメリカが制度設計して、条約で日本は雁字搦めに縛られているのですよ。
だから誰一人も今まで4月28日を祝わなかった。
そもそも刑事事件でも殺人犯が『俺は悪くない』と言えば世間から袋叩きに合うのは大人の常識です。
刑期を努めたら後はゼロ、『責任は無い』などは愚かな子供の屁理屈程度であり、世間では認められることは無い。
『アメ様にコテンパンにやられて、ビビって、歴史認識まで東京裁判のとおり
にせにゃいかんとももってる屁タレな馬鹿がおおい。
外国からなめられるゆえんだ。』
と言うのは素晴らしい考えかたです。
ただ、口先だけで行動が伴わない場合には世間から根性無しの嘘つきと看做されるでしょう。
今からでも遅くないからアメリカ大使館へ、タリバンを参考にしてカミカゼアタック(自爆攻撃)しないと辻褄が合いません。
法治より、情治というべきですね。
情治は近所づきあいだけにしてもらいたい。
近代国際条約のもとになったといわれるウェすファリア条約、初めのほうに、こたびの戦争による恨みつらみは、とこしえに忘却の彼方に置くべし、と書いてある(厳密ではないがそんなことが書いてある)、つまりすべてをチャラにするということだ。中国韓国はまだアジア的な、前近代的な感覚でもって、なにしておる。(ま、恨みつらみの背後で損得勘定をしてるわけだが)
独立回復のなにも、法的に解釈せにゃいかんわけであってね、ま、独立と言う言い方気に入らんならなんでもいいが、戦犯の名誉回復をやってとき、アメリカがモンクつけたという話も聞かない。やはりウェすファリア条約の精神は守ったがよいだしょうな。
情治でやれば、30年戦争みたく、えんえんと諍いがつ続く。
ともかく、日本が悪かった、日本が悪かった、といつまで自虐が続くものやら・・・・・・
20世紀にもなって帝国主義とか前近代的な行為を賞賛できる時代錯誤さんは中国韓国を非難する資格はありませんよ。
ウェストフェリア条約の精神とやらを尊重するのですから日清戦争で獲得した賠償金、台湾などの領土もとうぜんチャラにすべしという主張するのでしょうね。
まあ神様さんはこんな主張を肯定はしないでしょうね、損得勘定が大切なネトウヨなんだから
神様さんのような知恵足らずのネトウヨの靖国参拝=サンフランシスコ条約否定、という国益を損ねる行為を繰り返す日本が悪者扱いされるのは永遠になくならないでしょうね。
神様さんのような知恵足らずのネトウヨは日本が正しい、日本が正しい、という自慰がいつまで続くものやら・・・・・・
カシコと論争しても滅多に賢くならない。ところが、逆のアホと論争すると『朱に交われば赤くなる』の例えの通りで、恐ろしいことにアホがうつる。低脳は伝染するのですよ。
特にアホ神様ですが、背後霊として世界のブラックジョーク、大笑いの妄想ウルトラ低脳右翼の田母神が憑依しているのですね。
大人の常識が通じないだけではなくて、マトモの日本語が通じないのです。
ウェストフェリア条約がドイツ30年戦争の結果出来上がったとの歴史認識が、そもそも欠如していて『書いてあるから正しいのだ』と言い張っているのですよ。
アホ神様の言いたいことですが、
『裁判ってものは、判決を実行すれば、あとはゼロなのだ』
の一言に尽きるのですよ。
子供の屁理屈ですね。
机上の空論。あまりにも現実を知らないし、世界の常識を無視している。
『終わればゼロである』をあの田母神が主張しているので、口移しで言っているだけなのですよ。
東京裁判は、終わった瞬間に『すべては白紙になる』(敗戦国も戦勝国無くなる)との主張なのです。
戦争の場合に負けた方が復讐していたのでは、相手を皆殺しにしない限り永久に終わらないので、ウェストフェリア条約で『これで、止めにしよう』と成ったのですね。
戦場となったドイツの人口は数分の一に減少してしまったのです。
『ウェストフェリア条約の精神』ですが、各国が締結した条約を相互に厳格に守ることで戦争を抑止するとの考え方なのですが、
日本のアホ右翼が否定したい『日本が悪い』との東京裁判は、サンフランシスコ講和条約内にはっきりと明記されている。
二つで一つのセットになっているので、日本が講和条約を破棄しないと、日本政府としては東京裁判を否定したくても否定でき無い。
日本は、『日本が悪かった』との、『東京裁判を受け入れさせられた』が、一般の刑事事件のように、『判決を実行すれば、あとはゼロ』には成らない様に
アメリカが制度設計して、条約で日本は雁字搦めに縛られているのですよ。
東京裁判を否定したいなら、日本はアメリカや中国相手に第三次世界大戦を始める以外に方法が無いのですが、もちろん安倍晋三にそれだけの根性は無い。
単に『日本は悪くなかった』といいたい程度なのです。
週刊誌やチャンネル桜(統一教会)に騙されてる層は当然支持するし、櫻井よし子なら女性というだけでB層は入れるからトップ当選は間違い無い。
国家解体が進んでる日本ですが、国民が日本がどんどん悪く成ってきているのに気がついていない、右傾化してると自覚が無いのが怖い。
1年前のこのブログの記事が『変わる共産党の志位和夫、変わらない赤旗』
2013年01月07日 | 共産党http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/2f7b788651e7fe4414729b62425c7986
コメント欄で書いたのが、
『日本の学校のいじめ問題ですが、いじめが深刻化する原因とは、いじめの加害者側が、『約束を守らなかった』とか『醜い。不潔である』とか『集団の規律を守らない』とか『何かの悪い事をした』などとかの、いじめ被害者の日頃の行動の欠点とか容姿とかを指摘して、自分たちの行動が正しいと信じているかららしいですよ。
しかも、多くの場合には根拠の無い因縁ではなくて、事実として「いじめ」被害者側に何らかの落ち度があるのですから、なんともやりきれない話です。
被害者の落ち度を理由にして集団で長期間のいじめ(攻撃)が行われるのです。
またいじめ被害者は負の攻撃性を持っている場合が多い。陰気で何を考えているのかが分からない事が、集団による悪質ないじめを誘発するのです。
こうして「いじめ」の例題を並べると今の北朝鮮にピッタリ当てはまるから恐ろしい。
北朝鮮バッシングですが、これは「いじめ」と体罰の混合物ですね。
小泉訪朝後のマスコミ総動員の北朝鮮叩きの一大キャンペーンが日本では国家ぐるみで行っていたのですよ。
アメリカのブッシュ政権によるイラク強制民主化と相似形の、日本の自民党政権による北朝鮮強制民主化です。
2002年秋の拉致被害者5人の一時帰国では、北朝鮮当局との約束は『何ら考慮する必要はない』。北朝鮮は日本の援助が無ければ早晩崩壊するので日本が強く出れば『年末まで、遅くても年明けには全て解決する。』との無茶苦茶な荒唐無稽な楽観論がマスコミで流されていた。
当時の北朝鮮の貿易は日本、韓国、中国がそれぞれ2割程度だったが、日本の経済制裁で日本はゼロに。
イラクのフセイン政権が軍事独裁政権だったように北朝鮮が軍事独裁政権であることは事実だが、力自慢のアメリカでも失敗した強制民主化が不慣れな日本国が行って万に一つも成功するはずがない。
成功するはずがない強制民主化(北朝鮮叩き)ですが、賛成することで党勢が伸びるのであれば必要悪として何とも致し方ない話ですが、事実は正反対。
社会全体が右傾化するので右翼勢力は利益を得るが、反対に社共など護憲左翼にとっては致命傷になる。
その程度の政治的判断は自民党や共産党幹部でなくとも政治に興味がある者にとっては1998年のテポドン騒動の時に分かっていた筈なのですよ。
あるいは、分かっている者だけが政治を語る資格があるのです。
野田佳彦や安倍晋三が何処に行くにも年がら年中『救う会』の青バッジを付けているのは北朝鮮バッシングが自分のために得になると信じているからですね。
北朝鮮叩きの副作用の日本国の病的な右傾化で右翼勢力は、今までは間違いなく得になっていた。
ところが右傾化が進みすぎて、欧米が心配する危険なレベルに達して仕舞う。第二次世界大戦の歴史の修正で今度は日本が叩かれるのですから、得をした自民党にとっては因果応報です。
日本共産党は最初から少しも得になっていないのですから丸損です。政治常識を知らない無能、無策の幹部の責任は重いでしょう。』
1年前のコメントが、今での丸々使えるのですから困った話です。
福島県検討委の小児甲状腺がん発症の発表の1回目が2012年9月11日。
2回目の発表が11月なのですが『一人目が見つかった』との露骨過ぎる悪質なデマを流して、野田佳彦は国会解散をして政権を自民党に大政奉還するヤケクソの自爆攻撃に打って出る。
3回目の発表が北朝鮮の核実験で大騒動のドサクサの2013年2月13日の10人発症だが、『がん確定3人、疑い7人』と二つに分離する離れ業を行う。
4回目は2013年6月5日発表の27人。
5回目は2013年8月20日発表の43人(朝日は44人)
6回目が2013年11月12日発表の58人(朝日は59人)
靖国ですが、69年前の日本の話ですよ。良かろうが悪かろうが今生きている人々にとっては大した問題では無い。瑣末な如何でもよい話ですよ。今の福島第一原発の方が我々にとっては大問題なのです。
ところがマスコミが自主規制して報じないのです。マスコミが大騒ぎしている問題ではなくて、
何も書かないことの方が大問題なのです。
去年一時は大騒ぎに成ったカネボウの美白化粧品の白斑がその後の続報がゼロ。放射能による白斑だった可能性が高いと思われるのです。去年の熱中症の大量死も矢張り疑わしいが、これも続報が無い。
しかし、小児甲状腺がんの発表と同じで、何れは全部を発表しない訳にはいかない。
もう少しでチェルノブイリより日本の福島が遥かに悪いとの事実が、全ては明らかに成ります。
東電が半年間も計測値を半年分公表していなかったことが8日わかったとマスコミが発表しているが、
公表していなかったのは昨年6~11月に採取した約140件。
観測井戸とか港湾内の放射性ストロンチウムの計測値ですが、『今月中に原因を調べ、正しい値を公表する』としているが、
修正前の生資料こそが値打ちがあるが、修正後の『正しい数値』など、何の意味も無い。
これは明らかなデータ隠しです。自分の計測値に矛盾
があってもすべてのデータを即刻公表するのが情報公開の大原則。
しかも半年間も公表しなかった。
それにしても東電が半年間数値の公表がない事実は、
当たり前ですが、
マスコミは半年前から知っていて報道しなかった。
東電のデータ隠しは相変わらずですが、
マスコミのニュース隠しは益々悪化している。
福島第一原発ですが、発表されているトラブルは氷山の一角であり、水面下に隠れている部分が膨大なのです。