逝きし世の面影

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阿吽の呼吸 (^_^;)  

2021年10月19日 | 政治

挙国一致の隠れ「救国政府」双方なれ合いの八百長総選挙

枝野幸男代表、立憲民主党の「単独政権」目指すと表明。選挙協力した他党との連立を否定【党首討論会】

ハフポスト日本版

10月18日 安藤健二・ハフポスト日本版

反自民の共産党社民党れいわ新選組と立憲民主党との4党合意は「総選挙の得票や首班指名では利用するが、親自民の連合や国民民主党と政権を動かす」と解釈出来る極めて不真面目な立憲民主党党首の枝野幸男との不思議な10月18日ハフポスト記事。

特に一番不真面目なのは公明党山口那津男が言うように「極めて不安定な立憲民主党単独政権」でほぼ笑い話である。(★注、こんな愉快な腹立たしい記事は滅多にないが知っている人だけが知ることが出来るインターネット内に限定されていて、これでは知らない人は永久に知ることは無い。しかし、誰でも見れるテレビも新聞も怖がって報じない)

自民党でも何十年も前から政権理念どころか丸々中身が正反対の創価学会(公明党)や社会党(村山富市委員長)と連立することで辛うじて政権を維持しているし、1993年細川護熙8党連立では自民党幹事長小沢一郎や社会党など水と油が一致団結して45年ぶりの政権交代を実現している。もちろん圧倒的な国民の支持で成立した2009年民主党政権(鳩山由紀夫首相)は300議席以上の圧倒的多数を得たが、それでも民主党単独ではなく社民党や国民新党との3党連立で新生党(羽田 孜首相)以来15年ぶりに非自民の政権を樹立している。

不真面目な笑えないブラックジョークの類

現在、一割にも満たない超低空飛行。一桁台の低い支持率しかない弱小立憲民主党の「単独政権を目指す」(反共親自民の「連合」と国民民主党とは協力する)枝野幸男ですが、そもそも「極めて不安定」どころか立憲民主党(枝野幸男)は政権を取る意思が丸っきりない。三百代言の枝野幸男は口には出さないが阿吽の呼吸で、自民党政権の継続を望んでいるのである。

 
周りの空気を読む「調和と協調」(挙国一致)は日本の伝統芸
 
10年前の未曾有の核事故(レベル7のフクシマ)発生時の民主党菅直人政権官房長官だった枝野幸男は「放射能は食べても直ぐに健康に影響しない」とテレビで何回も繰り返したことで有名で、自民党に代わって政権を握る心算なら野党第一党の党首として枝野幸男は最悪の人選で、10年一昔とは言え、フクシマの悪夢は日本人なら枝野の言葉を誰一人忘れない。

10年前(新聞が怖がって報じない記事)なので今では多くの人々は忘れているが、2011年(東日本大震災時のフクシマの核事故で)民主党政権の菅首相は野党第一党の自民党総裁の谷垣禎一に「3・11」国家存亡の国難に対して一致団結「挙国一致の救国政府」の樹立を呼びかけた。ところが谷垣貞一に用意されたのが首相ではなく副首相だったので自民党が蹴って現在に至っている。
 

「あなたとは違うんです」の大名言を残して辞任した福田康夫首相の2007年大連立構想

真剣に白黒を争わない体制翼賛会的なのは日本国の伝統で、菅直人の3・11救国政府構想の4年も前の2007年に自民党福田康夫首相が、野党第一党の民主党小沢一郎代表に「副首相」の椅子を用意して大連立を呼びかけたが「総選挙をすれば大勝利間違いない」「民主党の首相でなければ駄目だ」と小沢以外の民主党幹部が全員反対して失敗したが、この時「副首相」ではなくて「首相」の椅子なら大喜びで与野党大連立は簡単に成立している。(★注、今の日本で正式な挙国一致大連立「救国政府」は成立していないが、野党閣外協力の「隠れ救国政府」は水面下で誰にも知られることなく脈々と続いているとみると、答えが出ない色々な不思議の「答え」が簡単に一挙に解決する)
 
石原慎太郎の息子以上の特徴が無いが2012年9月の自民党総裁選の党長老の本命候補だったのが石原伸晃である。ところが下痢で政権を放り出した安倍晋三にまで負けて決選投票に残れないほど人気(信望)が無い。(★注、自民党党員投票で圧倒したのが石破茂だが、自民党議員としては軍事オタクの石破茂だけは首相にしたくなかったので消去法で安倍晋三がまさかの返り咲き)
その自民党支持者に限定しても、誰も支持者がいない石原伸晃がリベラル色が強い東京8区で連戦連勝する不思議は昔から言われている。まさに「謎」なのである。
ところが、そこに最強の刺客として山本太郎(れいわ新選組)が出馬表明その直後に立憲共産など支持者が反発、(★注、当たり前ですが立候補は投票権を同じで憲法の基本的人権の一つである。日本では今まで1度も起きていない民主主義の原則に反する前代未聞の不可解な出来事だった)
東京8区立候補反対デモまでする異様な騒ぎになり3日後には早々と山本太郎が出馬断念に追い込まれた奇妙奇天烈摩訶不思議な不祥事の顛末に付いて、
 

全部。永田町を少し取材すれば誰でも分かる。というか、永田町の常識。
引用ツイート
 
 
立憲民主党は、

1 執行部に調整力がない 

2 本気で政権交代を狙っていない

3 山本太郎を潰したい   のどれか(あるいは全部)なんだろうね。
 

山本太郎には統一候補として一選挙区を与える、がもともとのプランだったんじゃないかしら。市民連合あるいは立憲民主党としては。それを潰した人達がいるということだよね。

立憲と共産党と社民党と山本太郎(れいわ新選組)の4野党共闘が確認されているのですから、何も永田町に通じていなくとも普通の常識や知性があれば高橋健太郎と同じ結論しか出てこない。
枝野幸男が当人なのかどうかは不明だが、立憲民政党の大幹部の中に、何とかして立憲民主党を勝たせたくない獅子身中の虫がいることは,これほど分かり易く証明した出来事も珍しい。(★注、あの「東大話法」の安富歩らしい慧眼である)
 
10月17日NHK日曜討論でれいわ新選組の山本太郎が掲げたグラフ(★注、庶民増税の消費税の税収の8割は大企業の法人税減税の財源になっていた)党首討論会を中継していたNHKが山本太郎が消費税の隠されたからくりをグラフを使って説明している時にカメラを振って別の党首の顔を映す意地悪(妨害)をしていたらしい。
 


30年間もの日本の停滞とほぼ連動している消費税
 
今では消費税の廃止は山本太郎(れいわ新選組)しか言わなくなったが、実は十数年前には山本太郎と同じことを日本共産党(志位和夫)が言っていた。ところが、何時の間にか言わなくなって久しい。(★注、明らかに少しずつ態度を変えて「保守化」しているが、それに対する説明が今の共産党執行部には一切ない)
4年前の2017年解散総選挙(北朝鮮の大陸間弾道弾が津軽海峡の宇宙空間を飛んだといってウオーン、ウオーンとJアラートの不気味はサイレン音で善良だが愚かな日本人を思いっきり脅かして)時に日本共産党の選挙公約は「消費税廃止」ではなくて現状維持(消費税10%増税反対)だった。与党の公約なら「現状維持」でも一応分かるが攻める側の野党の態度では決して無い。これでは到底野党と呼べないのである。枝野幸男と同じで最初から勝つ気が無いのか、それとも何か別の目的(隠された思惑?)があるのである。
 
逆累進性の悪税中の悪税「消費税」がアメリカを除く世界中で採用されている理由とは案外簡単で、実はケインズ政策のインフレに対する唯一の特効薬だからなのです。ところが、インフレの180度正反対、世界で唯一デフレ経済の泥沼で30年間も苦しんでいる日本国での消費税の極悪さは筆舌に尽くしがたい。(★注、金持ちにやさしく貧乏人虐めの劇薬である消費税が、インフレの特効薬である事実は経済学者は一人も言わない不思議。たぶん誰一人気が付かないのではなくて全員熟知しているが自分が叩かれるのが怖いので黙っているだけ)
 
江守 正多

独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センター
温暖化リスク評価研究室長
江守 正多 えもり せいた

1970年生。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門はコンピューターシミュレーションによる地球温暖化の予測。

赤旗10月19日第一面 温暖化 人間活動が原因 COP26を前に 国立環境研究所江守正多さんに聞く㊤

NHK世論調査によると今の日本人にとって憲法改正は3%しか関心が無いが、地球温暖化は6%。大部分の人々にとって自民党の憲法改正が胡散臭いと思われているのと同じ水準で地球温暖化云々も義務教育の教育水準が高く聖書の記述とも無縁の日本人には「人類が地球環境を変える」との夢のようなおとぎ話を信じていない。知的エリートの悪質なインチキ話だと知っているのである。ところが我が日本国では最強硬派の人為的CO2温暖化説の信奉者が日本共産党(志位和夫委員長)だった。

10月19日の共産党機関紙第一面は「野党共闘で新しい政権を」「共産党候補者名簿発表」だったが、下三分の一が「地球温暖化」に紙面を割いていた。「単独政権を目指す」立憲民主党のお馬鹿枝野幸男と同じで、たぶん「地球温暖化」の日本共産党の志位和夫も総選挙で勝ちたくないのである。(★注、多くの市民が「地球温暖化」に関心があれば日本共産党(志位和夫)の方針は科学的正誤に無関係に政治的に正しい。しかし、我が日本国は世界的に見ても「地球温暖化」に懐疑的。日本人の場合はたった2割程度しか支持していない)

所信表明演説と代表質問(答弁)とが正反対の岸田文雄新首相

安部晋三首相後継の菅義偉が唐突に首相辞任表明したが、この時岸田文雄は総裁選出馬を表明してモリ加計など安倍お友達疑惑に対して「国民が納得していない」と明言したことから注目を浴びていた。その後に野党やマスコミなどからの再調査云々に対して「当該官庁で調査解明は終わっている」ので「再調査は行わない」と発言したことから大ブーイングの嵐が起こっている。

この再調査拒否の岸田文雄ですが、これは野党やマスコミ有識者の主張の方が根本的な考え間違い。致命的な勘違いか、わざと人々を間違った答えに誘導する悪質極まる「赤いニシン」である。そもそも我が日本国が近代的な法治国家であるなら「再調査」などする必要性はゼロなのですよ。

官僚は自分の責任を問われたくないので必ず資料を証拠として残しているので、現在当該官庁が黒塗りにして隠している資料の全面的な公開がすべてに優先する。(★注、「廃棄した」言い張ったとしても自衛隊の南スーダン資料のように必ず出てくる)もしも本当に当該資料が残っていなくて野党やマスコミ有識者が言うように新しく再調査が必要とすれば76年前の大日本帝国と同じで、すでに国家が崩壊しているので後の祭り。もう遅いのである。

新しい資本主義(岸田自民党のスローガン)グレートリセット?ニューノーマル?

当初の「分配無くして成長なし」(格差是正)からたった3日で今までの「成長無くして分配無し」(悪魔の碾き臼新自由主義)にコペルニクス的に大転換した自民党総裁岸田文雄新首相も不気味だが、政権与党幹事長の甘利明の意味不明の発言はもっと不気味。(★注、単なる言い間違いの類でないとしたら大連立というか政党のメルトダウンというか、挙国一致の救国政府が実質的に水面下で構築されていることをウッカリと口に出したのだろうか。「新しい資本主義」とは言うが、150年続いた資本主義がにっちもさっちもならなくなっていることは明らか。しかし資本主義崩壊の方は確実でも、知的エリート(エスタブリッシュメン)主導のグレートリセットやらニューノーマルやらの正体が不明なのである)

論戦本格化 コロナ対策で温度差

時事通信

行動緩和、法改正で温度差=自公は治療薬、立・共は大規模検査―コロナ対策【21衆院選】

衆院選(31日投開票)は公示から一夜明けた20日、与野党の論戦が本格化した。

各党とも力を入れるのがコロナ対策で自民、公明両党はワクチン接種や治療薬開発の推進で経済活動との両立を目指す。一方、立憲民主党や日本共産党は大規模検査や水際対策の強化による新型コロナの封じ込めに力点を置く。人出の抑制などに関する法改正についても各党で温度差がある。
(抜粋)

既視感(フランス語: "déjà-vu" デジャヴュ)

4年前の解散総選挙で自民党政府は第45代アメリカ大統領ドナルド・トランプの危険な北朝鮮とのチキンレースに便乗して「北朝鮮怖い怖い詐欺」を思いっきり煽りに煽って、しかも野党側はインチキ緑タヌキ(小池百合子)の緑の党詐欺に引っ掛かって大混乱でボロボロ。「放射能は食べても直ぐに健康に影響しない」の枝野幸男立憲民主党だけが辛うじて踏みとどまる。4年ぶりの今回の総選挙では正体不明、奇妙奇天烈摩訶不思議な新コロ騒動が最大の争点らしいが、これでは4年前の子供騙しのインチキ詐欺の二番煎じ。ほぼ同じ出来事が起きているのである。

たぶん「5度あるものは6度目もある」(今までに新型コロナの5回の波と4回の緊急事態宣言)

日本人の不安感を思いっきり煽った厚労省医系技官トップの鈴木康弘医務技監(次官級)

正体不明の新コロ騒動が本格化してから1年半が経過したが、普通とは正反対にますます正体が不明になる不思議。恐ろしい話だが、まさに魑魅魍魎が百鬼夜行状態である。

問題のPCR検査に対しては政府厚労省(医系技官)が主導して「感度70%で不正確で時間もかかる。費用が4万円程度と高い」「検査には高度で特殊な技能が必要だ」等々、組織的に大規模なデマを流して徹底的に抑制するという、不可解な日本政府の大失敗した「客観的事実」に対して、この事実は1年も前に厚労省医系技官トップの鈴木康弘医務技監(厚労省次官級)が謝罪してマスメディアで明らかになっているのである。

ところが、鈴木康弘医務技監(厚労省次官級)が謝罪して1年も経過しているのに厚労省のPCR検査は訂正もされないし全ての日本国のマスコミや有識者も挙国一致で見ざる聞かざる言わざる「知らぬ存ぜぬ」と無関心を装っての完全無視。もちろん共産党を含む野党も追及しない。

我が日本国ですが誰にも知られることなく、挙国一致の救国政府(隠れ体制翼賛会)がすでに出来上がっているらしいのである。2020年11月05日 | SARS-CoV-2と情報戦 アレレ???米大統領選が終わったら・・・

 

#ケチって火炎瓶 山本太郎vs安倍晋三総理 2018年7月17日 参議院 内閣委員会

#自公維に絶対入れない棄権しない これニュースウオッチ9で流したら自民党が大敗する動画。いや大敗どころじゃ済まないでしょう(★注、夫婦喧嘩でもあるまいし、相手に致命傷を与えないように細心の注意をはらうなど他の不真面目な野党各党質問の中で、一人だけ真剣勝負に徹する山本太郎が余計に目立っている)
 
ヤクザとカルトの「青バッジ」自民党(安倍晋三)の一番痛い部分を真面目に正面から追及しているのは残念ながら我が日本国では高校中退の山本太郎一人しかいない不幸。もちろん一番責任が重いA級戦犯は安倍菅岸田の自民党政府であることは間違いないが、高偏差値の知的エリートのエスタブリッシュメント日本共産党(志位和夫)や立憲民主党(枝野幸男)マスコミや与野党の八百長プロレス興業では日本の病的な右傾化は止められない。76年ぶり二度目の敗戦まで、まっしぐらに暴走しているのである。

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2 コメント

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八百長負けが日本野党の伝統 (ローレライ)
2021-10-21 11:00:35
八百長負けが日本野党の伝統で徳川慶喜から野田豚首相まで大将は荒切り者達だ!
返信する
Unknown (ロハスな人)
2021-10-25 19:32:03
同姓同名の候補(苦笑)

すごいですね。
『島根第1区』で想像を絶するほど姑息な戦略を取っている人たちがいますね。
( ̄▽ ̄;)

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4564253457001557&id=100002508448098
(北川高嗣氏Facebook投稿より)
⭐こういう闘い方があるのか・・・

亀井あきこと、自民最大派閥の首領
細川博之との一騎打ち
と思いきや・・・

まさかの同姓同名の乱入。

ひらがな票、苗字だけ票は、全部無効(半減?ともあれ、圧倒的な効果)。

【写真】まさかの同姓同名戦略。

https://news.yahoo.co.jp/articles/af2c07dca8e85c3c6405b1fd63c7e0bf5c090d08
⭐2人の「かめいあきこ」 島根1区、案分票発生も

10/19(火) 18:17
共同通信

 衆院島根1区で19日、読み仮名がいずれも「かめいあきこ」となる2人が立候補を届け出た。立憲民主党前職の亀井亜紀子氏(56)と無所属新人の亀井彰子氏(64)。投票用紙で「かめい」「あきこ」などと投票先を判別できない場合、候補者の得票数に応じて振り分ける「案分票」が発生するとみられるが、県選挙管理委員会は対応方針を明らかにしていない。
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