世界主要都市の新型コロナウイルス感染状況比較(2021年11月4日付の政府資料)★注、日本で最悪の大阪府の致死率1・5%とはPCR検査陽性者数20万人に対し3047人の死亡者数から計算したもの。(記事冒頭に示した1年間の全死亡者数に対する致死率3%の半分であることに注意)
大阪のコロナ致死率は東京より高くヨーロッパ並み 政府の分析資料を入手
2021/11/09 AERAdot.編集部(朝日新聞系列のネットメディア)
新型コロナウイルスの世界の感染者は累計2億5千万人を超え、死者は累計505万人に達した。(コロナ致死率2%)ワクチン接種が進み日本の感染状況は落ち着きつつあるが、英国やドイツで感染者が急増するなど「ブレークスルー感染」が欧州で広がっている。
政府資料によると、大阪は人口10万人当たりのコロナ陽性者に占める死亡者の割合「致死率」がイギリスやベルリン並みの高さであることがわかった。それぞれの都市で条件が違うので単純比較は出来ないが、分析によると致死率のトップはニューヨークの3.06%。ロンドン1.71%ベルリン1.63%マドリード1.8%モスクワ1.72%に対し、大阪は1・51%。東京0.83%より上回っていた。
コロナ治療にあたった大阪市内の医師「東京のほうが、大阪より人口が2倍近くいて、陽性者も2倍弱と多い。それなのに致死率が高いのは、医療体制の違いですね。大阪では東京より入院できない人、治療を受けられない人の割合が多かった。救急隊員から連絡がきても、病床がなく、断わるばかりでした。大阪は第4波の時、準備不足のまま、感染爆発が起こり、入院できない自宅療養患者があふれてしまい対応しきれなくなった。その後も対応が遅くなるので、カクテル療法の期限が過ぎてしまい、重症化を招くという例を私もいくつか経験した。東京と大阪で死亡者数が100人しか差がない結果をみても、よくわかります。初期治療ができれば、多くの人が重症化しなかったと思うが、ベッドがなくて遅れてしまった。大阪府のコロナへの見通しが甘かったということでしょう」
1%を切る致死率だった東京は、最大のヤマであった第5波でも医療崩壊することなく踏みとどまった。厚生労働省関係者の分析「当時、全国で初めて、療養施設に指定した都内のホテルで抗体カクテル療法導入に踏み切った。その後、都内180のホテル療養施設に拡大し、カクテル療法を行い、投与後14日の症状改善率95.2%まで上げました。2つ目は、大阪など多くの都市が野戦病院の新規建設に舵を切りましたが、開設が遅れて9月末と感染のピークからずれ込んでしまった。都は既存施設である味の素スタジアムなどを活用する形で、感染ピークである8月中に医療ステーションを開設できたことも大きい」
(抜粋)
胡散臭い11月9日AERAの政府分析資料
何も考えなければ一見正しく見える政府の分析資料「世界主要都市の新型コロナウイルス感染状況比較」を取り上げた朝日新聞系列のネットメディア(アエラ)ですが、人口が大阪府と同じ英ロンドンや米ニューヨークでは一桁多い死亡者数。PCR陽性の分母の選択が何とも胡散臭い。(★注、無料無制限の欧州と4万円もの暴利を貪った日本のPCRを単純比較しているのである。見本にしたいようなインチキ統計のマジック記事)
ギリギリで辛くも医療崩壊寸前で踏みとどまった日本の首都東京。対照的に簡単に医療崩壊した大阪(維新)
絶大だったテレビの威力
👆上の図を見れば明らかだが、新自由主義で保健所など医療インフラを破壊した「日本維新の会」の高い得票率と、なんと、大阪発(吉本興業のお笑い芸人が維新の松井市長や吉村大阪府知事を思いっきりヨイショ)のテレビ放送が視聴できる範囲とがピッタリ一致していたのである。
近畿圏だと思われている三重県は天下分け目の関ヶ原の東で東日本の名古屋文化圏に属し、一般市民では新聞は中日新聞を購読しテレビ局の電波も名古屋の放送を視聴している。(★注、図の中で維新の一番色が濃い県西端の名張市は唯一三重県で大阪からのテレビ局が視聴できる範囲だし、近鉄特急で大阪の通勤圏内だった)
四国で最も色が濃い(維新の得票率が高い)徳島県だけは海を隔てているが大阪のテレビ放送の視聴できる特徴がある。(★注、川上浩一が指摘するように総選挙に朝日新聞が恐ろしい真実を報道していれば結果は大きく違っていたのである。維新躍進とはテレビなどマスコミの演出した詐欺か手品)
インド由来の新型コロナウイルスの変異株(国立感染症研究所提供)
ゲノム修復困難で死滅? コロナ第5波収束の一因か
新型コロナウイルスの流行「第5波」の収束には、流行を引き起こしたデルタ株でゲノム(全遺伝情報)の変異を修復する酵素が変化し、働きが落ちたことが影響した可能性があるとの研究結果を国立遺伝学研究所と新潟大のチームがまとめた。
8月下旬のピーク前にはほとんどのウイルスが酵素の変化したタイプに置き換わっていた。このウイルスではゲノム全体に変異が蓄積しており、同研究所の井ノ上逸朗教授は「修復が追いつかず死滅していったのではないか」と指摘する。研究は10月に開かれた日本人類遺伝学会で発表した。(抜粋)
新型コロナウイルスの自己崩壊説?
今回の新型コロナ (SARS-CoV-2)の第五波(デルタ株)の終息の原因は一切不明だが、増えた原因も不明である。(★注、最大の第5波感染拡大では日本ではコロワクチン接種が増えた直後に、そのワクチン接種と連動して増えたようにも見えた)
しかし新型コロナ第5波と同じように2003年に流行したSARS1(サーズ)の終息した原因もやはり不明なのである。歴史上、過去には治療法がなく致死性が高いペストやコレラが大流行した後に勝手に終息する例は度々見られるが、新型コロナ (SARS-CoV-2)のように致死性が1~3%と低く、しかも無症状感染者が多い場合には宿主を殺さないので「増えすぎたから→減った」では到底納得できる話ではない。
普通の嘘<真っ赤な嘘<統計の嘘
11月9日AERAで日本最悪の大阪府の致死率1・5%はPCR検査陽性者数20万人に対し3047人の死亡者数から計算したもので極めて不正確な数字だった。我がガラパゴス日本国では世界とは大違いでPCR検査数を徹底的に抑制したのですから、本当の新型コロナの感染者数は桁違いに大きいと予測できる(★注、政府検討委は濃厚接触者でもマスク着用なら検査を拒否するぐらい極端に少なくしたので実数は10倍以上、あるいはそれ以上の多くの陽性者を故意に見逃した)
約3000人がコロナで死亡した全人口880万人の大阪、政府分析資料「10万人当たり34人」は自動的に死亡率0・034%の意味
ブログ記事冒頭に掲げたグラフ(去年10月から今年9月までの1年間)の死亡率3・02%(全国平均では1・17%)とは3桁も大きく違っている。(★注、科学的に「正確な数字」だから一番正しと多くの人が勘違いするが、実は統計数字ほど簡単に印象操作が可能なものは無いのである。本来意味が違うので比較しては駄目なものを比較するという手口で、まさに手品)
日本でコロナが本格化して多数が死亡したのは去年秋からなので、両方の統計した「時期」に少しは違いがあるが、元々の数値はほぼ同じであるが致死率が88・8倍も違っていた。(★注、分子の死亡数は同じだが、分母を全人口にするか、1年間の死亡者の総数にするかの違い。日本では1年間で89人に一人の割合で死ぬ)
コロナで米ニューヨーク10万人当たり死者411人なので人口に対する致死率0・411%。同じく英ロンドン227人=0・227%最悪のマドリード504人=0・504%が本来の致死率。(★注、人口が今の半分の6000万人だった100年前のスペイン風邪で45万人以上が死んだ大正時代の人々に記憶されなかった理由は致死率が0・75%で欧州のコロナより2倍高いが当時は治療法がない「死に病」脚気や結核が日本中に蔓延していたので、スペイン風邪を恐れるだけの余裕が人々に無かったのである)
年間100万弱が生まれ130~140万人が死ぬ少子高齢化日本
先進国としては珍しい「人口大国」である日本の総人口1億2千600万人の1・2%は毎年死ぬのです。ところが、日本全国に突出した最大のコロナ被害が出た維新が牛耳る大阪府は3000人が死んだが、それでも全死亡者数の3%だった。(★注、コロナ死亡率で大阪は0・034%)
「諸行無常」生まれたものは必ず死ぬ定めだが、適切に対処していれば死なずに済んだ2000人(如何に少なく見積もっても超過死亡は1000人以上)をみすみす見殺しにした維新の松井市長や大阪府の吉村知事の悪事や怠慢は万死に値するが、それでも今のように日本経済全体がボロボロにするほどの天文学的な自民党政府の桁違いの愚行に比べれば少しはマシなので、無責任で不真面目、不道徳なマスコミに露出する愚劣な吉本興業のお笑い芸人に騙された愚かな大阪府民が「公務員イジメ」(公共部門の破壊)に徹する維新に投票したのでしょう。(★注、30年間もゆっくりと死につつある日本経済。その中でも大阪は失業率や生活保護受給率が日本一で、もっとも貧困が深刻化している危険地域だった)
・Ct値(低→高)でウイルス培養の可能性(高→低)
・Ct値35以上でも培養可能
・無症状者からも有症状者からも培養可能 他者への感染については慎重です。
>30以上であれば他人への感染はおこさない これは言えません。
引用ツイート
花木秀明@hanakihideaki·
長崎大学が学会発表して下さいました。Ct値(遺伝子の増幅サイクル、サイクル数が少ないほどウイルス量が多い事を意味し、2のn乗で表す。このnがサイクル数)が30以上であれば他人への感染はおこさないとの報告。これを感染性ウイルスの指標であるTCID50かプラークで行うのが次の研究でしょうか。
盗っ人とムラ人の悪事の種は尽きない
相変わらず「感染症専門家」(極悪利権集団原子力ムラと同じ感染症ムラの村民)のお粗末極まるデマ(フェイクニュース)が今でも少しも懲りることなく垂れ流されている不思議。これはマスコミの怠慢だけで済まされる話ではない。
PCR検査だけど、物価の高い上海で1件1,000円で検査しても利益が出るのに、日本では行政検査1件18,000円とは。そもそも税金投入するのだし、その内訳を知りたい。百歩譲って、感染者が少ない時は5〜10件のプール式で検査したらもっと安くなるだろうし。
どこまでも続く日本の泥濘地獄
PCR検査の原価は1000円以下だと言われているのですから18000円なら18倍ものぼったくり。与党自民党の最強の支持組織である医師会に配慮した世界最悪、金の亡者と化した地獄の「中抜き」天国である(★注、徹底的にPCR検査を抑制する目的で、1回4万円もの天文学的な暴利を貪っていた頃を思えば「半額に値引きした」と勘違いする善良だが愚かな市民も居そうだが、そもそもの前提が根本的に日本だけは狂っていた)
「Ct値によって感染者数を増減させている」というのは妄想。 試薬、反応条件でCt値は変わります。閾値を動かせばCt値は変わります。
感染症研プロトコールはサイクル数45でCt値40以下を陽性としますが、閾値は記載していません。Ct値はあくまでカーブの立ち上がりの指標で、目安のようなものなのです。(★注、感染研はCt値45で切り捨て「40以下しか陽性としない」プロトコルなら、なぜCt値45まで増幅しているのかは謎?しかも感染研は閾値を明らかにしないのである)
PCR検査の専門家中の専門家、PCRで飯を食う川上浩一遺伝研教授に時々起きる不可解な現象
「目から鱗」の誰も知らない「トンデモナイ話」という自覚が無い
しかも指摘は3月9日に1回だけTwitterしただけだがトンデモナイ重要な内容である。
これは我々のような素人が陥りやすいPCRの盲点で、なぜか1回限りで終わってその後の訂正も修正も無いが、関連する説明も一切ない不親切。(★注、初回は見落としたが半年後のリツイートを運よく見つける。普通は大事な部分は繰り返しTwitterするのですから不可解の極み)
去年2月ダイアモンド・プリンセス騒動で岩村健太郎や厚労省医系技官や御用医学者がPCR精度7割の悪質デマを盛んに飛ばしていた時に黙っていたのに1か月後ネットで真っ赤な噓が暴かれ出すとやっとCt値の真実を語り出す川上浩一。タイミングがずれている。
2021年09月05日 | SARS-CoV-2と情報戦
四半世紀で1/3に減っていた子宮頸がんにも書いている。
この『逝きし世の面影』では、繰り返し繰り返し何回も書いているが
ここは正誤が判りやすい高尚な科学ブログでは無くて、正誤や善悪が判り難い、大悪党子悪党が跳梁跋扈する汚いし、おどろおどろして不可解な政治の世界を扱う下世話な政治ブログです。
しかも、この『逝きし世の面影』ブログは、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)というオルタナティブな政治ブログとして、政府やマスコミだけではなくてネット空間での数々の擬装や悪質なプロパガンダを告発した関係で多くの読者を獲得した半面、
自分たちの悪事を暴かれて恨みに思っている阪大の菊池誠を教祖とする不思議な偽科学教カルトとか解同の糾弾会モドキを繰り返すkojitakenグループ、護憲左翼を装う極左暴力集団の生き残りBLOG BLUESなど、何とか足を引っ張りたいと思っている悪党連中も数多い。
良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要性から、タイトルや名前が無いコメント、あっても通りすがりとか日本人の一人とか匿名などの、個人を特定しているとは思えないHNは無記名と看做して不掲載とするローカルルールの設定をしています。
次回のコメント投稿時には、何でも結構ですから必ず忘れずに適当なHNとタイトルを書いて下さい。是非ともお願いいたします。
と、繰り返し何回も何回も注意しています。わざと私に喧嘩を吹っかけているのだろうか。?それともブログを真面目に読んでいないのか?理解に苦しむ
維新の一回生議員の文通費の党への返上から始まった騒動は真っ赤なデマ
典型的な維新ヨイショのプロパガンダですが、これをNHKを筆頭に各種メディアが大々的に何回も報じている。明らかに挙国一致の大本営発表の類似品
何と今朝の毎日新聞「記者の目」では1ページを使って維新のヨイショ記事の中でも取り上げているが腹が立つ。
実の父親がヤクザで地区出身だが、名前を変え本籍を変えて出自を偽装する、松本清張の砂の器のような話なのですよ。
ところが弁護士になったら売春業者の代理人になったルサンチマンの権化の三百代言橋下徹が始めた不真面目な政治ごっこの維新の会の目的は、政治ではなくて自分を辱めた一般市民全員を不幸にすることだけが目的なので、
「政治家は1期限り、2期目は無い」プロ化すると主張していたのですよ。それで大阪府知事を任期満了を待たずに辞任して大阪市長に立候補。
そして大阪市長も任期満了を待たず辞任してタレントに復帰しています。この時、維新の衆議院議員だった吉村洋文は後釜に座る目的で議員辞職するのですが、口から出まかせ噓八百の百田尚樹の殉愛で、やしきたかじんの後家業で数十億円を荒稼ぎしたというY弁護士。2015年11月09日 | 地方自治
吉村洋文(橋下後継者)は百田嘘八百「純愛」のY弁護士
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/37fa4a1117fd460ca17a7962741a725f
今回総選挙期日は岸田内閣が決めたもので議員には何の責任も無いが、吉村洋文は自分で議員辞職している。これが10月1日なので1日違いで丸ごと100万円をセコクせしめていることが山本太郎のれいわ新選組の大石議員に告発され、手痛いブーメランになったことは橋下徹が大慌てで言い訳に奔走しているのですよ。社会科学で大事なのは物事の優先順位なのですよ。日本では自公は随分前から連立していますが、実は大阪では公明党と維新が連立しているのです。大阪府の小選挙区制全19議席中公明党は4議席。そして、その公明党4議席には自民も維新も候補を立てていません。明らかに自民党公明党維新の3党による与党連立が密かに成立しているのです。ここが一番の核心部分
政治では些細なことに拘った分だけ大事な事柄を見落としします。注意してください
ここはTwitterではなくでブログのコメント欄ですよ。記事を読ん、意味を理解しでから投稿してください。他の真面目な読者の迷惑です。もちろん私も迷惑しています。意味不明のコメントは、「何かの隠された、大事な暗号が隠されているかも知れない」と思って、何回も何回も読み返すので時間がかかる。
その意味ではHNちくわさんのコメントは分かり易かったが、2021-10-07 15:57:「CO2が二倍になれば気温が2度上昇」以後、遠慮したのか、コメントが無くなったのが残念である。
出来れば、こまめにコメントしてください。他の読者諸氏もちくわさんのコメントに対しては好意的に解釈していると思います。
庶民は致死率(c/b)なんか気にしていません。
コロナでインバウンドがなくなって不況真っ只中。