逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

福島県検討委発表と同じ日に小泉純一郎が日本記者クラブで記者会見

2013年11月13日 | 放射能と情報操作

『みのもんた疑惑に続き、徳田毅議員も放射能被害で国策捜査か』

12日、東京地検特捜部は、鹿児島2区選出の徳田毅自民党衆院議員(42歳)の公職選挙法違反事件で、姉で会社役員の越沢徳美氏(50)とスターン美千代氏(46)ら徳洲会グループ幹部6人を逮捕、徳洲会東京本部や親族のマンションなどを家宅捜索。
徳田毅議員は民間最大の医療法人徳洲会のトップとして福島第一原発事故の放射能被害について、地元医師会と太いパイプを築いていた人物である。
極最近まで福島医大は福島県(検討委)による小児甲状腺がんの検査を一手に行っていたが、今では地元住民の不信感は頂点に達していて爆発寸前。
患者と直接向き合う地元医師会(開業医)と福島県当局(福島医大や検討委)は放射能被害の健康診断や検査結果で意見が一致していない。大きく違うのである。
それにしても福島県検討委発表の11月12日に逮捕、家宅捜索するとは小沢一郎の闇献金疑惑以上に、東京地検特捜部による恥じも外聞もかなぐり捨てた露骨な国策捜査には呆れ返る。

『大事な意味がある2013年11月12日の日付』

以前から11月12日には福島県検討委によって小児甲状腺がんの発症数が発表される予定であった。
しかるに同じ11月12日、講演会や新聞への寄稿で『脱原発』を唱えて、マスコミや社民党共産党など野党から脚光を浴びる小泉純一郎元首相(71歳)が、日本記者クラブで1時間半にわたって記者会見をする。
小泉講演以前から『安倍vs小泉、脱原発バトル』など大騒ぎする翌朝(13日)の朝刊の見出しが予想されるのである。
マスメディアは、徳田議員の公職選挙法違反事件に加えて、小泉純一郎元首相と日本記者クラブの出来レースの報道で、堂々と福島県検討委の発表を報道しない言い訳が立つので大喜び。
福島県の子供達の小児甲状腺がんの爆発的発症は下手に隠そうとすると、余計に目だって仕舞う。
報じたくないニュースは、もっと面白いニュースの洪水で隠すのが一番良いのである。

『胡散臭い愉快犯?小泉純一郎元首相の反原発』

小泉元首相は2006年に辞めてから、政治的な発言は一切してこなかったが、3・11福島第一事故から2年以上経ってから、突然『原発ゼロ』を言い出した。
今までは私的な場所での『原発ゼロ』発言だった。(何故か一回おき、公開と非公開とを交互に使い分けていた)
ところが、11月12日は意味がまったく違うのである。
日本では最大最高の記者クラブである『日本記者クラブ』での数百人を集めた公式な記者会見の場での発言なので、日本だけではなくて世界のメディアが飛びつき大々的に報じるのは確実な情勢なのであるから腹立たしい。
共産党の志位委員長や社民党の吉田忠智党首は、小泉純一朗元首相の原発ゼロを最大限持ち上げるが、小泉は新自由主義で日本経済や社会の根本を破壊したA級戦犯である。
金持ちをより金持ちに、貧乏人はより貧乏に格差を最大限拡大させ日本をぼろぼろにした挙句、政界引退後にはトヨタ自動車など財界が10億円出して設立したシンクタンク『国際公共政策研究センター』の顧問だった小泉純一郎が、一月ほど前から突然『原発ゼロ』を言い出した。
そもそも小泉純一朗は首相時代から竹中平蔵と組んで『利権』をバックに発言してきた金融族の一人である。
小泉の『いつまでも原発じゃないだろう』発言も、燃料電池の開発を目指す自動車業界や経済産業省がバックアップしていると見れば分かりやすい。
福島第一原発事故の住民被害を心配する山本太郎とは大違いで、10万年先を心配して『原発ゼロ』とは言うが、目の前の福島の放射能被害には一切沈黙。一言も口に出さない。
基本的に詐欺かペテン、手品の類。あるいは腹立たしい愉快犯である。

『すべては「放射能タブー」に収斂する』

政府もマスコミも右翼も左翼も広い意味の『放射能タブー』の虜になっている。
今の日本国では人前で福島第一原発事故の放射能被害を語ることは最大最強の禁忌(タブー)なのです。
みのもんた次男の不自然な窃盗未遂事件然り。東京地検による徳田毅議員のぐるみ選挙の摘発然り。山本太郎のバッシング然り。
挙国一致でバッシングされた山本太郎の手紙の内容は、そもそもメルトダウンした福島第一原発の住民や作業員の放射線被害である。
今のマスメディアが、右は産経から左は赤旗まで挙国一致で小児甲状腺がんなど放射線被害で同一記事を書いている原因ですが、正に『放射能タブー』の虜になっているのです。
挙国一致での鉄壁の『放射能タブー』に風穴をあけようとしたのが園遊会での山本太郎の手紙であり、だから全てのマスコミや全政党が『タブーを破った』とバッシングしているのである。
マスコミは、何故か山本太郎の手紙から『放射能汚染』を抜いて『菊タブー』であるかのように擬装して報道する。
しかし、そもそもの出発点は山本太郎が放射能被害を口に出して俳優業を干されたことであり、議員に当選した最大原因もまったく『同じ』で、矢張り福島第一原発の放射能被害である。
今の時点で山本太郎の話から、放射能を抜くなどはタコ抜きのタコ焼きと同じで意味を為さなくなる。

『特定秘密の意味も放射能の被害(放射能タブー)だった』

恐るべき『放射能タブー』ですが日本中に蔓延していて、今マスコミや野党、有識者が大問題だとしている特定機密保護法と、同じく、今目の前で起きている深刻な放射能被害を結びつける意見はゼロ。
誰もいないのです。
原因ですが、多分『放射能タブー』を日本人全員が意識しているか無意識なのかは不明だが、極度に怖がっているのです。
安倍政権が隠したい『特定秘密』の中身とは何か。
間違いなく『放射能被害』のことですよ。
特定機密保護法が取り締まるテロの定義ですが、『政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要』がテロであるいと言っている様にも見える。
これでは山本太郎議員の園遊会での手紙も『テロである』であり、普通の市民の請願も繰り返して行えば強要と看做されて全てテロに当て嵌まる。
懲役10年の厳罰の秘密保護法には、テロリズムなど法律が及ぶ範囲に関する定義が規定されていないに等しい。
しかも『特定秘密』だけではなくて『特定有害活動』も同じように取り締まるのですから、ほぼ自由自在で『何でもあり』。
この法案ですが、何故か護憲派とかマスコミ、有識者は全員軍事オンリーだと解釈している様ですが、法案には『その他』と何遍も繰り返し書いているのですから軍事だけでは無い。
軍事(安全保障)は元々懲役10年なのですから、そもそも改めて『特定秘密』にする意味が無い。
意味不明、摩訶不思議なこの『特定秘密』ですが、原発事故の放射能の被害(放射能タブー)の事なのだとすれば、全ての疑問や辻褄がぴったりと符合する。
特定機密保護法の担当大臣の森 雅子ですが、原発風評担当大臣との兼務、同一人物である事実は露骨に象徴的である。
『特定秘密』とは、恐ろしい『放射能タブー』のことだった。
タブー (taboo) とは、ポリネシア語のtabuを語源とする言葉で、共同体内での『何をしてはならない』という忌避行動の決まりであるが、タブーとされる行動をなぜ取ってはならないのかの、合理的な説明は必要としない。
しかし、タブーを侵犯した場合に発生する恐ろしい懲罰は、共同体の構成員全員が熟知しているので、タブーの遵守は未開部族では最も大切な道徳なのです。

『奇奇怪怪、異様過ぎる福島県検討委の発表数字』

1次検査受診者 238785人に対して、
1次検査結果確定数は225537人。(受診数に対して約94%の確定率)
検査責任者である福島医大の鈴木教授が迅速性を優先した『手抜き検査』である事実を認めている簡易検査(一時検査)で、受診者と確定数とのあいだに13248人もの誤差がある不思議。
そもそも福島県の子供の数は36万人であり、二年半かけて6割しか検査していないなど、福島医大の職務怠慢、不真面目にもほどがある。
福島県当局は全数検査に5年以上かける心算なのか。
これでは組織(検討委)ぐるみのサボタージュ(意識的な遅延工作)が疑われるでしょう。
簡易1次検査で結節や嚢胞の大きさから小児甲状腺がんが疑われた、
2次検査対象者1559人に対して、
2次検査結果確定者は897人。(率にして57.5%)
分母である1次検査結果確定数の225537人に検査の終了率の57.5%をかけると、検査が終わった人数は129683人にすぎない。福島県の子供達の3分の1なのです。
検討委の犯罪的なサボタージュの結果、2年半も経っているのに福島県の子供達の36%(13万人弱)しか調べていないのである。
ところが現在の段階でも59人が甲状腺の善摘出手術を受けたか、摘出手術を待っている。
単純計算なら福島全県(36万人)では、小児甲状腺がんの発症数は2年半の時点でも(全数検査なら)164人にもなる計算なのです。
同時期のチェルノブイリ原発事故でのベラルーシと比較して、百数十倍以上の凄まじい小児甲状腺がんの発症数になっている。(人口が福島の5倍のベラルーシでは2年後に5人、3年後に6人が発症)
今の日本ですが、もう駄目です。
すでに終わっている。
福島県検討委は3ヶ月前の8月20日発表では、20万人以上の甲状腺検査で43人(朝日は44人)が小児甲状腺がんの全摘出対象者だったかのように装っていたのである。
なるほど。安倍晋三首相が日本に『特定秘密保護法』が緊急に必要であると言っていた通りなのです。
これ以上、到底小児甲状腺がんの検査は続けられないし、悪すぎてマスコミに公表できないのです。

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16 コメント

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即報 (土瓶蒸し)
2013-11-12 19:30:57
福島の甲状腺癌11月発表。
元ソースではないので恐縮ですが。(こちらガラケーしかなく)

http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=kotyannomama&id=15814290

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安倍下ろし? (N.O.)
2013-11-13 02:41:55
NNNのニュース映像では、女性アナウンサーが小泉発言の引用を「総理が方針を決めなければ反対できない」と言って、そばの人に「方針を決めれば反対できない」と直されてましたね。
それだけメディアの常識と開きがあるというでしょうか?
息子さんも「父親が元気なのはいいことだ」「これをきっかけにオープンな議論をしたほうがいい」ようなことをそつなく答えてましたね。

安倍さんの右翼ぶりがあまりにもすごいので、だれかが安倍下ろしの指示を出した可能性はないですか?
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Unknown (透けてる「トロイの木馬」)
2013-11-13 07:20:44
「10万年後の安全」なんかいくら高らかに謳っても、バリバリの現世主義者、己一代の繁栄にすべてをかける原発利権者には屁のつっぱりにもなりませんね。
まあ山本議員の行動を、同ベクトルっぽい流れでかき消すための仕込みだと思います。
山本氏の「手紙」の内容を否定できないから、いたずらに反対するより丸呑みしてしまおうというのでしょう。
山本議員はほぼ無視のマスコミが、池の鯉みたいに「安心」して群がって食らいついてくること(笑)。
こんな男を、志位や吉田は仲間だと思ってると?
中身がすけていても、トロイの木馬を受け入れるのは愚かとしか言い様がない。
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昔なら預言者です (のすひろ)
2013-11-13 07:47:31
小児甲状腺がん調査のことが気になり、今朝一番で新聞を見ますと、ここに書かれている通りの一面トップをその小泉の写真が掲載されていていました。
 また肝心の小児甲状腺がんがその疑いも含め59人になったにもかかわらず、一貫してチェルノブイリの時は4年後と因果関係を否定と探さなければ分からない小さな記事。
これほどこのブログ内容とぴったりな新聞報道は昔なら預言者として扱われるほどです。

それでも人々はこんなにぐちゃぐちゃな国にした張本人小泉を持ち上げ未だに「純ちゃ~~ん」であるのは、金の力は恐ろしいなあと感じえませんし、加えて国民の今自分さえ良ければ、とりあえず自分に被害が及ばなければどうでもいいのだなと痛感いたしますね。
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完成しないペーネロペイアの織物 (宗純)
2013-11-13 15:34:10
土瓶蒸しさん、コメント有難う御座います。

福島県検討委ですが、ほとんどホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』にでてくる貞淑な妻とそっくり同じ態度ですよ。
夫のオデュッセウスがトロイア遠征に出かけたまま帰らない。留守を守るペーネロペーには108人の求婚者が押しかけたが、
織物が織りあがったら結婚を決めると言って誤魔化して、ペーネロペーは昼に織った織物を夜になると解いていた。
福島県検討委は『オデュッセイア』のペーネロペーと同じで、最初の最初から検査を完成させる意思が無いのですよ。
検討委の連中は、何とか『結論』を、先送りすることしか頭に無い。
小児甲状腺がんの発症数を『確定』と『疑い』に2分して発表する姑息な手法も、単に数週間か数ヶ月間の短期間、結果の公表を『先送り』しているだけなのです。
私は最初、『このインチキは7月投票の参議院間で結論を先送りして、自民党を勝たせる目的』だろうと推測した。
この程度の御粗末な擬装では誰であれ長くは騙せない。
必ず、みんなにばれて大恥をかくのです。
だから普通の知能とか常識があれば誰も行うものは無いが、安倍晋三には知性も常識も羞恥心も何も無い。
だから参議院で安倍自民党が大勝する。
ところが、不思議な事に選挙が終わった8月でも続いている。11月になっても、まだ続いているのですよ。
擬装を長く続けすぎて、止めた時の反動が恐ろしいので辞めたくても辞めれない。
しかし続ければ続けるだけ、その反動も大きくなるのです。
最後は革命か暴動か崩壊か不明だが益々危機の大きさが膨張し続けているのですが、それ程長くは続かないでしょう。
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安倍下ろしではなく、安倍の腹下し (宗純)
2013-11-14 16:02:34
N.O.さん、はじめまして。

『安倍下ろし?』の可能性ですが、それは余りにも低すぎるでしょう。
今後考えられる展開ですが、6年前以上のもっと凄まじい安倍晋三の腹下しですね。
今の日本ですが、ソ連のチェルノブイリ原発事故の放射能被害と比べて、何桁も違う凄まじい数字が出ているのですよ。
残念ですが日本国は今の時点でも完全に崩壊していて助からない。何百万人もの日本人を急いで疎開させなければなら無いのですが、ソ連とは違い逃げる場所が無いのです。
到底、下痢程度では済まないでしょう。
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情けないので、 (宗純)
2013-11-14 16:26:32
共産党や社民党の志位や吉田党首ですが、・・・
余り話題に取上げたくないですね。
アントニオ猪木議員が61年ぶりの懲罰動議が共産党までが共同提案して本会議で可決される騒ぎになるが、アントニオ猪木が無断で北朝鮮を訪問したのではなくて、話は逆で、
参議院の側が今までの慣例を無視して、北朝鮮への渡航を禁止したのです。
表面的には無断訪問でアントニオ猪木議員のほうに非があるように見えるが、議会側の方が責任は大きい。
議会主義以前の、民主主義が崩壊の瀬戸際なのです。
アントニオ猪木は日本維新の会の副幹事長だったことは、本人が党員資格停止になるまで、知らなかったらしいが、維新の会も終りです。まあ。最初から終わっていたとの説もありますが。

『逝きし世の面影』ブログでは数々のネット上の擬装を取上げた関係で熱心な読者を獲得した半面、破壊的カルトの阪大の菊池誠の科学教信者とか解同の糾弾会モドキのkojitakenなどの大悪党小悪党から恨まれて色々な嫌がらせも受けている関係で名前やタイトルの無いコメントは不掲載とするローカルルールを設けています。次回のコメント投稿時には忘れず個人が識別できるHNとタイトルを記入して下さい。御願い致します。
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縁起でもない (宗純)
2013-11-14 16:51:40
のすひろさん、コメント有難う御座います。

山本太郎議員に暗殺を予告する刃物入りの手紙が議員会館に送られてくる。
何しろ全国会議員722人中で、山本太郎一人だけがまともなのですから戦前の治安維持法改悪に一人で反対した山本宣治とそっくり同じ立場です。これは十分危険ですよ。
山本太郎ほどでは無いが、この『逝きし世の面影』ブログの主張が、他の護憲左派の政治ブログの主張とは大きく違っているのですよ。完璧に浮いている状態です。
右も左も例外ではなく政治ブログでは何故か福島第一原発の放射能被害には熱心でない。
放射能被害では小児甲状腺がんの爆発的発症が一番の大問題の筈なんですが・・・・
旧約聖書の預言者ですが、分かりやすい表現なら権威とか権力に楯突く『文句タレ』(邪魔者)なので、
教義とか戒律が制度化された後の、ナザレのイエスの時代は基本的に異端者として、全員が現れるたびに例外なく殺されていたらしいのですよ。
ですからイエスキリストが預言者であると看做されると当然殺される。
ましてやイエスの時代よりももっと制度が確立している現代では、制度や権力に歯向かう預言者は当然抹殺されます。
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反対方向に誘導する作戦か? (りくにす)
2013-11-15 19:54:52
賢明な皆様には言うまでもないかもしれませんが、小泉氏の原発ゼロ発言は、廃棄物の最終処分場を作ろうという方向へ世論を誘導して、これまで以上に原発をやろうという意味にも取れます。
実際、最終処分場の建設を検討する話が動き始めているようです。
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核(放射能)のゴミ捨て場 (宗純)
2013-11-16 15:59:12

りくにすさん、コメント有難う御座います。

『小泉氏の原発ゼロ発言は、廃棄物の最終処分場を作ろうという方向へ世論を誘導』
は、たぶん間違いないでしょう。
何処かに核のゴミ捨て場を作らないと駄目なのですが、今までは人口密集地の日本では何処にも無い。
この、今まで駄目だった最終処分場の建設を目論んでいるのです。
ただ、『これまで以上に原発をやろうという意味』とは違うと思うのですよ。
確かに安倍晋三とか自民党は原発の輸出とか再稼動に熱心なように見えるのは事実なのですが・・・
短期間、少数の場所での再稼動なら可能でも50基全部など夢のまた夢。
新潟県の泉田知事や規制委がいうように、再稼動させる為のベテラン作業員が、福島第一原発事故の後始末で人手が圧倒的に足りないのです。
輸出も日本の原発は安全性で中国などに決定的に劣っているのですよ。
日本の原発がコアキャッチャーなどの最新の安全装置を付けない事実を、 『特集ワイド:「内部告発小説」の現役官僚に聞く 「再稼働いいのか」問いたい』と題した記事で、
毎日新聞が2013年10月22日に報じている。
この話は赤旗も報じないのです。
毎日ですが、時々外部の識者の声をそのまま報じるので、とんでもない大事なスクープがのることがあります。
政府ですが、除染には限界があり『帰れない地域がある』と初めて認めたのですが、これは小泉の反原発と間違いなく連動している。
そもそも除染すると大量の放射性汚染物質のゴミが生まれるが、現状では何処にももっていく場所が無いので、そのままビニールシートで覆って放置している有様。
何れにしろ大量の核のごみ捨て場が早急に必要なのです。

この時期の、政府の原発の再稼動とか輸出ですが、実はこの目的とは再稼動とか輸出が目的では無くて、目くらまし。
下手糞な手品ですね。
絶望的な日本国の放射能汚染の、偽装工作です。
原発(放射能)は、『安全・安心、心配ない』と言いたいだけなのです。
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