アメリカ軍に拘束されたパナマの最高権力者マヌエル・ノリエガ将軍。(★注、何故かウクライナのゼレンスキー大統領の服装と同じ \(^o^)/
中米パナマに軍事侵攻したアメリカ軍(最精鋭の海兵隊)は6万人近い(57,384人以上)の圧倒的兵力で、1万6000人のパナマ軍を圧倒したが1989年12月20日から翌年の1990年1月31日まで1カ月半もダラダラと戦闘が続いてパナマ軍が立てこもる首都パナマシティを徹底的に破壊している。(★注、パナマは1990年に米軍によって国軍か解体され1994年には憲法改正で日本と同じ「非武装」が明記されている不思議な国家)
そういえば元KGB職員だったプーチン大統領は今回のロシア軍ウクライナ侵攻では、米軍パナマ侵攻時の元CIA長官で第41代アメリカ大統領のジョージ・H・W・ブッシュ(パパブッシュ)を真似たのか(★注、通常ならあり得ない奇妙な)「ウクライナの非武装化」を要求しているのですから愉快。ロシアのプーチン大統領は明らかに33年前の唐突なアメリカ軍パナマ侵攻を十分に意識して慎重に行動しているのである。まさに「歴史は繰り返す」と言うか、危険な世界帝国アメリカの不真面目なカーボンコピーであった。
ウクライナ版ノリエガ?のゼレンスキー大統領に拍手喝采スタンディングオベーションするアメリカ議会
3月16日アメリカ議会でオンラインで演説するウクライナのゼレンスキー大統領は2月24日のロシア軍ウクライナ侵攻以来続けている半そでTシャツ姿の不可解な服装だった。そもそも大統領は自動的に国軍最高司令官なのですからラフなTシャツ姿は不味いのである。しかも赤道に近いパナマとは違いウクライナの外気温は氷点下なのですから無茶苦茶である。今回だけTシャツの胸にある十字架は元祖東スラブ人のユダヤ教第13支族(ハザール帝国)のシンボルマークで禍々しいネオナチとも関係するらしい(★注、ずっと違和感を感じていたのですが、・・・なんと、米軍に拘束された時のパナマの最高権力者ノリエガ将軍とソックリ。瓜二つである (^_^;)
世界を股にかけたアメリカCIAのイラン・コントラ事件
イラク(フセイン大統領)と10年戦争の真っ最中のアヤトラ・ホメイニ師のシーア派イスラム革命のイランには武器を売り、アメリカ本国にはコロンビア産のコカインを売り、左翼サンディニスタ革命のニカラグア政府打倒の右翼武装勢力テロリスト(CIAの傭兵組織コントラ)を軍事支援するアメリカCIAによる特殊な三角貿易のかなめ部分に座って大儲けしていたのがパナマの最高権力者ノリエガ将軍だった。アメリカ軍やCIAとしては何としても「口封じ」したい「秘密同盟」の極秘作戦の大物だったのである。
「プロパガンダを信じないで。!」
「あなたはだまされている。」
「ウクライナ勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」 テリー伊藤が大炎上
2022年3月14日に放送されたラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)で、ロシア軍のウクライナ侵攻に関して、
「ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか?」ウクライナの人々は「祖国を守らなければ」という気持ちだけでなく「全世界のために」という覚悟を持って戦っている。との在日ウクライナ人愛国者に対して、
テレビプロデューサーでタレントのテリー伊藤さんは、
「聞きたいんですけども、もちろん祖国のため、世界のためってお話ししてくれたんですけど、命ということがありますよね。状況としては、ウクライナに厳しいと思うんです私。このまま行くと、プーチンのことですから、さらに攻撃をするってことは民間人の死者がどんどん増えていくってことが現実になっていく時、私はそれは一番いけないことだと思うんですよね。(命を落とすことをいとわないという考え方は)避けたい」 との考えを示した。その上で「この戦争は5年10年20年と続きます。ですから今は、国民は一度安全な場所に移動してもう一度立て直す、という考え方はどうなんでしょうか」
と問いかけ口論する場面があった。(抜粋)「ウクライナ勝てませんよ」「無駄死にして ... - J-CAST ニュース
1989年2月15日、アフガンを去った最後のソビエト兵ゴルモベ将軍は、昼間に花束を受け取ったがソ連邦自体が1991年に崩壊。後ろ盾を失ったアフガニスタン左翼政府は1992年(ソ連軍撤退から3年後、ソ連崩壊の翌年)にアメリカやサウジアラビア、隣国パキスタンなどが全面支援するイスラム原理主義ムジャヒディンに敗北。その後アフガニスタンは破綻国家に向かってまっしぐらに暴走してしまう。
テリー伊藤の「ウクライナ勝てません。無駄死にしてほしくない」「この戦争は5年10年20年と続きます。」の根拠とは、1979年から始まって10年続いたソ連軍アフガン侵攻を踏まえての考えだと思われるが、アフガニスタンの話はソ連(ロシア)の失敗というよりも世界帝国アメリカの大失敗である。「敵の敵は味方」とは言うが、絶対に味方にしてはいけないイスラム教狂信者ムジャヒディン(テロリスト)を支援することでアフガンを徹底的破壊し、結果的にはアメリカ自身も致命的な大被害を受けているのである。
日本の「玉音放送」(ソ連軍対日参戦)を忘れている日本人?
テリー伊藤は1979年ソ連軍アフガン侵攻を先例と考えたらしいが、実は今回のロシア軍ウクライナ侵攻ではもっとピッタリの先例がある。日本人なら誰一人忘れるはずが無い我が日本国が経験した1945年8月9日のソ連軍対日参戦である。
ところが77年経って完全に忘れ果てていたらしいんですか不思議である。(★注、たぶん「忘れた」のではなくて一字違いで大違い「忘れたい」。それとも「思い出したくない」のである)
誰でも知っている日本的「大人の知恵」が、
強い相手に対して「無駄に抵抗しないで一旦降伏して、再起を期する」とのテリー伊藤が今回マスコミ総ぐるみで袋叩きされているのですが、・・・
テリー伊藤説は単なる「仮説」ではなくて実際に日本では77年前に起きた歴史的事実であり、350万人もの日本人の命で贖った大切な歴史的教訓ですよ。絶対的な正義を振りかざす一神教徒には無理かも知れないが、融通無碍な多神教的な日本人であるなら誰一人忘れるはずが無いのである。それを問答無用と全員で袋叩きにするとは、絶句するしかない。病的な右傾化も極まれりで、何時の間にか日本人がアフガニスタンのイスラム原理主義タリバンと同じ発想なのですから、これはもう駄目ですね。日本国は完全に腐っています。
クラウゼヴィッツの「戦争論」
ただし、テリー伊藤の話は辻褄が合っているようで致命的に可笑しいのですよ。現在のウクライナはアメリカやNATO諸国からの軍事援助が1兆円近い巨額(8000億円以上)で、しかも国防予算はGDPの6%を超える不思議な軍事国家。ウクライナ正規軍は24万人で侵攻したロシア軍20万人(19万人だとの説もある)を上回っており装備も旧ソ連時代の古い兵器もあるが、アゼルバイジャンが購入してアルメニアに大勝した最新のイスラエルやトルコの無人機やアメリア製ハイテク兵器で武装している。
プロイセンの軍事戦略家クラウゼヴィッツによれば戦争で攻勢と守勢では常に守勢が勝ると、日本人的な一般常識とは正反対のことを『戦争論』で述べているのですが、その理由は攻勢側は三倍の兵力を集中する必要があり、硫黄島や沖縄戦ではこの原則が忠実に守られている。(★注、33年前のアメリカ軍のパナマ侵攻では3・5倍以上の圧倒的な戦力を用意して、しかも首都パナマシティを猛爆してから侵攻している)
テリー伊藤の考えは大きな勘違いで本物の戦争では攻勢よりも守勢が優るのである。それと『これが最後』『もう後が無い』とのモチベーションの違いで自国内では幾ら苦戦でも徹底的に戦うのです。日本軍もサイパンやグアムなど外地では万歳突撃で簡単に全滅したが、これとは大違いで辺境とはいえ内地の硫黄島や沖縄では文字どうり最後の一兵までが抗戦して米軍に甚大な損害を与えている。2011年02月19日 | 政治・外交と天皇制 第2次大戦の結果を受け入れる以外の最善策はあるのか
午前11:58 · 2022年3月14日·Twitter Web App
クラウゼヴィッツの「戦争論」が何故か、今回のロシア軍ウクライナ侵攻では全て当て嵌まらない
そもそも正規軍同士の戦闘では双方が離れた位置からの砲撃戦から始まるが、今回は3週間目でやっとウクライナが「ロシア軍の砲撃で民間人10人死亡」と発表するなどロシア軍の姿が見えないのである。もっと不思議なのは24万ものウクライナ正規軍が何処にも見えないのである。ニュースに出てくるのは同じ軍服を着ているので見分けがつかないネオナチ親衛隊(武装民兵)のアゾフ大隊1~2万人だけ。
テリー伊藤は誰にも気が付かないようにウクライナの騒動はロシア軍20万と一般市民を人質「人間の盾」にしてマリウポリなど都市に立てこもるアゾフ大隊1~2万人との紛争だとの隠された恐ろしい真実を指摘しているのである。(★注、ロシアのプーチン大統領が最初から言っているように正規軍の「戦争」でないだけでなく、「侵略」でも「侵攻」でもなくて「特殊軍事作戦」だったらしいのですから???
たぶん、意味はグレートリセット(ニュー・ノーマル)である。間違いなく3年目に入って正体不明、奇妙奇天烈摩訶不思議な新コロ騒動とも連動している。ひょっとしたらウクライナのネオナチに「新コロ」の全ての責任を丸投げして終わらせるとの深謀遠慮かも知れません。知らんけど。 \(^o^)/
『ソ連の北方四島占領、米が援助 極秘に艦船貸与し訓練も』2017/12/30 北海道新聞
【根室】1945年8、9月に行われた旧ソ連軍による北方四島占領作戦に、米国が艦船10隻を貸与していたことを、根室振興局が米国とロシアの専門家による研究成果などを突き合わせ、明らかにした。
米国はソ連の対日参戦に備え、大量の艦船の提供だけでなく、ソ連兵の訓練も行っており、米国の強力な軍事援助が四島占領の背景にあったことが浮かび上がった。
振興局の調査結果によると、樺太南部の返還と千島列島の引き渡しと引き換えに、ソ連の対日参戦が決まった45年2月のヤルタ会談の直後、ともに連合国だった米ソは「プロジェクト・フラ」と呼ばれる合同の極秘作戦をスタートさせた。
米国は45年5~9月に掃海艇55隻、上陸用舟艇30隻、護衛艦28隻など計145隻の艦船をソ連に無償貸与。
4~8月にはソ連兵約1万2千人を米アラスカ州コールドベイの基地に集め、艦船やレーダーの習熟訓練を行った。コールドベイには常時1500人の米軍スタッフが詰め、ソ連兵の指導に当たったという。
訓練を受けたソ連兵と貸与艦船は樺太南部や千島列島の作戦に投入された。8月28日からの択捉、国後、色丹、歯舞の四島占領作戦には、米の貸与艦船10隻を含む17隻が参加。ソ連軍は各島で日本兵の武装解除を行い、四島の占領は9月5日までに完了した。2018年01月04日 | 東アジア共同体 米ソの共同作戦だったソ連軍の千島占領
ソ連軍対日参戦はソ連(スターリン)の独断だと思っている善良だが愚かな日本人は多いが、この原因とはマスコミによる徹底的な反ソ連プロパガンダによる影響(歴史の歪曲)
ナチスドイツ降伏から3カ月目の1945年8月9日のソ連軍対日参戦の真実はアメリカ(ルーズベルト大統領)の要請によって行われた米ソ合作の侵攻作戦(対日終戦工作)だったことは歴史的事実である。同じように今回の不可解なロシア軍ウクライナ侵攻でも同じプロパガンダが多用されているが、それなら米露合作のウクライナ侵攻(特殊軍事作戦)だった可能性が高いのである。ウクライナのネオナチによるマイダンクーデター翌年の2015年9月のロシア軍シリア参戦で、欧米リベラルメディアや有識者が「民主勢力」たと言っていた連中が極悪非道のISIS「イスラム国」だった(しかも大部分は中国ウイグル人)だったとの腹立たしい手品のネタが暴かれたのは極最近の出来事。たぶん同じことが今回も繰り返されているのでしょう。
★注、もし今回も長年米国が育てた結果だが、手に負えない狂犬(ウクライナのネオナチ)退治をアメリカ側が密かにプーチンに頼み込んだとすると、全ての不思議が簡単に解決するのである。(実は手品とか詐欺のネタはそれほど多くは無いので、分かって終うと余りの馬鹿馬鹿しさに口があんぐり。呆れるばかりである)
(おまけ)
日本の敗戦後も、住民を盾に「全員戦死まで」対ソ戦争を強いる札幌方面軍兼北部軍管区司令官(第5方面軍司令官)樋口 季一郎陸軍中将の卑劣さ
『NHKスペシャル「樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇」』
2017年8月14日(月)
NHKの番組案内から、『北海道の北に広がるサハリン。かつて「樺太」と呼ばれ、40万人の日本人が暮らしていた。昭和20年8月、終戦後にも関わらず、住民を巻き込んだ地上戦が1週間にわたって続き、5000人とも6000人とも言われる人たちが命を落とした。なぜ終戦後も戦闘は終わらず住民の被害が拡大したのか。長年沈黙を守ってきた元住民たちの証言、そして国内外で発掘した資料から、樺太の悲劇に迫る。』
8月16日に樺太師団に届いた「死ぬまで戦へ」の札幌方面軍の理不尽な玉砕命令』多くの日本人が知らない、もう一つのオキナワ戦(地獄の本土決戦)
『玉音放送』で武装解除の準備を進めていた樺太師団の本部に、終戦後にもかかわらず『樺太を死守せよ』との命令が札幌方面軍司令官から届いた。
命令を受けた樺太師団の鈴木康参謀長(大佐)は戸惑い『泣いて終戦命令を下し各隊が涙と共に実行中の16日午後 軍命令が届いた。今頃何事ぞと怪しみ考えてみたが合点がいかない。電話で作戦就任に尋ねる。はっきりした回答は得られない。』
樺太死守の命令を守り戦闘を続ける樺太師団の鈴木参謀長とソビエト軍との交渉が決裂。8月20日、ソビエト軍は樺太で最大の3万5000人が上陸作戦を敢行。日本側が5000~6000人が死亡する。
『樺太死守』を命じていた札幌方面軍は、大本営の指示を受けて8月22日になって命令を翻して『ただちに停戦せよ』と樺太師団に命令したので、ようやく停戦が成立、7日遅れで意味不明の不思議な戦争がやっと終わっている。2021年04月14日 | 軍事、外交 蘇る大日本帝国 復活する大本営発表
神奈川県大磯町の妙大寺にある樋口季一郎の墓.
(満州国)ハルビン特務機関長時代の樋口季一郎(樋口隆一氏提供)
何と明らかにヒロヒト天皇の「玉音放送」を頭から無視して部下の将兵にソ連軍との無意味な戦争を命令し大勢を殺した極悪戦争犯罪人の樋口季一郎陸軍中将に対して、満州国諜報機関トップだった時代にユダヤ人に通過ビザをを無断で発行したとして、同じく、「命のビザ」を発給したリトアニア駐在の外交官杉原千畝のような顕彰する動きが、なんとも嘆かわしいが、松浦晋也など日本のメディアや知識人にあるのですから驚いた。いくら北朝鮮バッシングで日本が病的に極限まで右傾化しても、それはやり過ぎ。歴史修正主義と言うよりも脳味噌が腐っているのである。(★注、1年前の時点は産経新聞など少数だった。ところが今回のロシア軍ウクライナ侵攻で全員が「赤信号、みんなで渡れば怖くない」で極悪非道な戦争犯罪の樋口陸軍中将のソックリさんになっているのですから恐ろしい)