(内部告発の口封じ)情報漏えい容疑の鹿児島県警前生活安全部長 簡裁が勾留取り消しの請求を却下
国家公務員法違反の疑いで逮捕された鹿児島県警の前の生活安全部長(★注、警察学校出身の「たたき上げ」警察官では最高位の警視正。退職時に警視長に昇格)が勾留の取り消しを求めていましたが、鹿児島簡易裁判所は請求を却下しました。
県警の前の生活安全部長、本田尚志容疑者(★注、3月末に60歳で定年退職)は警察情報を外部の第三者に漏らしたとして国家公務員法違反の疑いで逮捕・送検されています。
5日鹿児島簡裁で開かれた勾留理由の開示請求手続きで本田容疑者は、あるメディアの記者に資料を送ったことを認めたうえで、「県警職員が行った犯罪行為を野川明輝本部長が隠ぺいしようとした」などと主張していました。(★注、事実関係では100%認めているし、「内部告発」なので逃亡の恐れは最初から一切ない。それなら拘置する理由がゼロなのですから、「書類や判子が揃っている」とトコロテン式に請求を却下した鹿児島簡裁裁判官の判断の愚かさは限度を超えている。自ら判断することを拒否しているというか、完全に「脳みそが腐っている」「寄らば大樹の陰」「地頭と泣く子には勝てぬ」の典型的な「上」しか見ないヒラメと同じなのである)
代理人弁護士は「本田容疑者が行った行為は内部通報のようなもので、守秘義務違反には当たらない」などとし、本田容疑者の釈放を求めていました。 代理人弁護士によりますと、裁判所は6日までにこの請求を却下したということです。 勾留満期は11日で、さらに延長するか釈放か判断されます。
6月6日 KKB
挙国一致の大本営発表「横並び記事」の不真面目
鹿児島県の地元局のKKBだけではなくNHKや各民放、読売新聞毎日新聞など全国紙も全員が報じている。ところが、内容的に「横並び」でほぼ同じ。単にマスコミ各社は「アリバイ」的に報じているだけで、KKB記事に追加した(★注、)の説明文が無いと意味不明なのである。
そもそも東大法学部卒のバリバリのキャリア官僚である野川明輝鹿児島県警本部長(警視長。年齢52歳か53歳)に対して、警察学校卒業(ノンキャリア)で巡査からたたき上げた最高位の「生活安全部長」本田尚志警視正が反旗を翻した下剋上の内部告発「県警内部の猥褻犯罪の隠蔽」を、実名で証拠を揃えてマスコミのジャーナリストに通報した大事件の口封じに「逮捕投獄」する警察組織を揺るがす疑獄事件なのです。
ところが、逮捕時はメディア全員が「見ざる聞かざる言わざる」「知らぬ。存ぜぬ」で沈黙している。
この6月6日記事とは、公益通報者である警視正が勾留「取り消し」を、鹿児島簡易裁判所は請求を却下したとの、「その後の話」なのですから???高偏差値の「知的エリート」のジャーナリストとか司法機関などエスタブリッシュメント連中全員が腐っているのである。
「本部長が職員の犯罪を隠蔽」 情報提供疑いで逮捕の前県警幹部
6月5日 共同通信
職務上知り得た秘密を退職後に漏らしたとして、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕、送検された前鹿児島県警生活安全部長本田尚志容疑者(60)は5日、鹿児島簡裁の勾留理由開示手続きで記者への情報提供を認めた上で「野川明輝本部長が県警職員の犯罪行為を隠蔽しようとしたことが許せなかった」と動機を説明した。
昨年12月に発生した枕崎署の巡査部長によるトイレ盗撮事件が本部長指揮の捜査となった際、野川本部長が「最後のチャンスをやろう」「泳がせよう」と話し、本部長指揮の印鑑を押さなかったと主張。
今年3月の定年退職の時期になっても公表されず、文書にまとめ記者に送ったとしている。
佐々木譲が鹿児島県警シリーズ描き始めそうなくらいの、県警本部の腐り具合である。 x.com/gaitifuji/stat…
1968年11月小樽市生まれのライター。旧『北海タイムス』の復刊運動で1999年に創刊され2009年に休刊した日刊『札幌タイムス』記者を経て、現在、月刊『北方ジャーナル』を中心に執筆。同誌連載の「記者クラブ問題検証」記事で2013年自由報道協会ローカルメディア賞受賞Twitter
Opinion|2020/08/31|北方ジャーナル記者/『見えない不祥事』著者・小笠原 淳
出でよ、パクり本
警察の未発表不祥事を調べてまとめた『見えない不祥事』という本を出してから、もうすぐ3年。刊行後も地元・北海道で同じような話題を追い続け、折に触れて発表しつつ、そろそろネタが尽きるころかなあとしばしば考える。が、これがなかなか尽きる兆しがない。畢竟、こちらの興味関心もまた尽きることがない。
いちおうゴールめいたものはなんとなく設定してある。目指すところは「公平な扱い」。警察がほかの多くの役所と同じように職員の不祥事を積極的に公表し、ほかの多くの事件と同じように職員の法令違反を積極的に発表する、という当たり前の扱いが始まった暁には、取材をやめてもいいかなあ。そう思っている。
上に言う「公表」とか「発表」とかいうのは、文字通りの意味。誰に対しても等しく、事実をありのまま報らせることだ。北海道の警察では、もとへ、日本の警察では、まずこれがまったくできていない。繰り返す、「まったく」できていない。
しつこいようだが、念を押す。「まったく」できていない。(抜粋)
「許可なく転載を禁じる」と多くのメディアや有識者が書いている中、180度逆さま「いでよ。パクリ本」と主張する小笠原淳
司馬遼太郎の歴史小説などに著作権が生じるのは「事実」ではなくて、著者個人の創作物(脳内妄想の類であり現実とは何の関係もないフィクション)だからですよ。著作権侵害を主張しない小笠原淳はジャーナリズムの王道を目指していたのである。
客観的な科学的事実は、個人の主観とは無関係で、唯一普遍的な存在であり、原理的に誰に対しても「100%同じ」である。もし少しでも内容が「違っている」としたら自動的に(違っている部分が)「間違っている」。(★注、メディアが自分の著作権を主張するとは、自分自身で「客観的な事実(ノンフィクション)ではなく、オリジナルな著作物(フィクション)だ」の意味なのですからマスコミとして最悪の自己否定、フェイクニュースを認める自殺行為 (^_^;) 2015年05月08日 | 社会 一流の小説家は新聞記者と同じ仕事をしていた
資料の送り先の家宅捜索で証拠隠滅に走る極悪「鹿児島県警」
内部告発で逮捕、身柄拘束された警察学校卒業(ノンキャリア)で巡査からたたき上げた最高位の本田尚志警視正が、警察内部の「犯人隠匿」資料を送った先が、一面識もない北海道の「北方ジャーナル」記者で「見えない不祥事」著者の小笠原淳。(★注、警察資料の送り先は、本人の小笠原淳自身が明らかにしている。ところが警察や政府自民党への忖度と斟酌に特化している日本のマスコミ全員が必死で隠しているのですから「報道」ではなくて、情報隠蔽機関である ダメだこりゃ\(^o^)/
もちろん、内部告発の本田尚志警視正逮捕と身柄拘束に合わせて資料の送り先である北方ジャーナルの小笠原淳側の家宅捜査を実施して証拠類押収(自分たちの犯罪行為の隠滅工作)を行ったのは言うまでもない。
「県警本部長が犯罪隠ぺいした」情報漏えい容疑で逮捕の前県警生活安全部長「漏えい文書は告発」と主張…「意見陳述内容」詳しく掲載 鹿児島
鹿児島県警本部の前の生活安全部長だった元警視正が警察情報を漏えいした疑いで逮捕・送検された事件です。元警視正は5日、裁判所で開かれた勾留理由開示請求の手続きで意見陳述し、「野川明輝本部長が犯罪行為を隠蔽した」と述べ、守秘義務違反ではないと主張し、釈放を求めました。
この事件は、鹿児島県警の前の生活安全部長だった元警視正・本田尚志容疑者(60)が退職した直後の今年3月下旬、警察時代に入手した警察情報を第三者に郵送し、業務上知りえた秘密を漏らした国家公務員法違反の疑いで逮捕・送検されたものです。
本田容疑者は「逮捕・送検され、勾留されているのは不当」とし釈放するよう求めていて、鹿児島簡易裁判所で5日、勾留理由開示請求の手続きがありました。
意見陳述で本田容疑者は「警察情報をある記者に送ったことは間違いありません」と認めたうえで、「不祥事を明らかにし、警察によい組織になってもらいたかった」と述べました。
本田容疑者によると、当時、枕崎警察署の巡査部長が女子トイレで盗撮した事案について、生活安全部長として野川本部長に指揮伺いをしたところ、本部長は隠蔽しようとしたということです。そして、退職後も不祥事が公表されることがなかったことから、北海道の記者にほかの不祥事をまとめた文書を送ったということです。
本田容疑者の弁護側は、5日の勾留理由開示請求で裁判所に対し、「本田容疑者の行為は、警察官による犯罪行為の隠蔽を明らかにしようとした内部告発であって、守秘義務違反にはあたらない」と主張し、釈放するよう求めました。
(ヤクザとカルトの奇妙な連合体「救う会」の青バッジ姿の鹿児島県警の本部長)
【前生活安全部長法廷での意見陳述内容(抜粋)】
「今回、職務上知り得た情報が書かれた書面を、とある記者の方にお送りしたことは間違いありません。
私がこのような行動をしたのは、鹿児島県警職員が行った犯罪行為を野川明輝本部長が隠蔽しようとしたことがあり、そのことが、いち警察官としてどうしても許せなかったからです。
野川本部長は独断ですべてを決められる方で、我々の考えを本部長に提案しても本部長の一存で否定されることが多く、多くの職員が疲弊し、考えても無駄だという雰囲気が広がっていきました。
そんな中、令和5年12月中旬、枕崎のトイレでの盗撮事件が発生しました。
この事件の容疑者は枕崎署の捜査車両を使っており、枕崎署の署員が容疑者であると聞きました。
我々としては、当然、早期に捜査に着手し、事案の解明をしようと思いました。しかし、野川本部長は「最後のチャンスをやろう」「泳がせよう」と言って、本部長指揮の印鑑を押しませんでした。
この時期は警察の不祥事が相次いでいた時期だったため、本部長としては新たな不祥事が出ることを恐れたのだと思います。
私は、本部長が警察による不祥事を隠蔽しようとする姿にがく然とし、また失望しました。私は、いち警察官として、目の前に犯罪があり、容疑者も分かっているのに、その事実を黙殺しようとする姿勢が理解できず、心底腹が立ちました。
県民の皆様の安全より、自己保身を図る組織に絶望しました。
そんな中、現職警察官による別の不祥事が起こりました。しかし、この事件も明らかにされることはありませんでした。
私は、不都合な真実を隠蔽しようとする県警の姿勢に、更に失望しました。
私は退職後、この不祥事をまとめた文書を、とある記者に送ることにしました。マスコミが記事にしてくれることで、明るみに出なかった不祥事を明らかにしてもらえると思っていました。
私が退職した後もこの組織に残る後輩がいます。今回、私が行った行為により多くの方々にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ないと思っています。
ですが、私としては警察官として信じる道を突き通したかったのです。決して自分の利益のために行ったことではありません。
鹿児島県警においては、間違っていることは間違っていると認め、県民の皆様に再び信頼してもらえる組織に生まれ変わってくれることを心より願っております。」
鹿児島県警コメント
この件に関して、鹿児島県警監察課は「現在捜査中の事件の被疑者の供述内容に関するコメントは差し控える」としています。
県警の前生活安全部長の警視正の男(60)逮捕 「組織の中枢の逮捕は非常に問題」
6月3日(月) 19:33 MBC南日本放送
警察官の不祥事が相次ぐ中、鹿児島県警の前の生活安全部長の男が警察情報を第三者に漏らした疑いで逮捕・送検されました。
3000人いる県警の警察官のうち本部長の下に8人しかいない階級「警視正」を務めた男の逮捕。専門家も「警察組織の中枢を担う部長職の逮捕は大問題」と指摘します。
国家公務員法違反の疑いで逮捕送検されたのは県警の前の生活安全部長、本田尚志容疑者(60)です。
(★注、テロップが正しいなら逮捕は6月2日だ。ところが9日後の6月12日TBSテレビでは同一画像に一切の説明抜きで新しく「送致」のテロップを右上隅に小さく書き加えていた。誰にもわからないように内容を大きく修正していたのである バンザイ\(^o^)/
本田容疑者は県警を退職した直後の今年3月下旬、警察官時代に入手した現職警察官1人と一般人1人の名前や年齢が書かれた内部文書を第三者に郵送し、業務上知りえた秘密を漏らした疑いです。県警は、「捜査に支障がある」として認否を明らかにしていません。
ウェブメディアに内部資料掲載…その後の一連の捜査で
県警は去年10月、ウェブメディアに内部資料が掲載されたことを受け、50人態勢の調査チームを立ち上げました。そして、ことし4月、巡査長の男を、福岡市の60代の会社役員に内部文書を提供した疑いで逮捕。その後の一連の捜査で本田容疑者を逮捕しました。
3年前に警視正 「生活安全部門」のトップだった本田容疑者
本田容疑者は1987年に県警に採用され、鹿屋警察署長などを務めた後、3年前に警視正に昇進。おととし県警本部の生活安全部長に着任しました。そして、ことしの3月25日に退職の際、警視長に昇進しました。
元巡査部長と共犯関係はないとみていますが、本田容疑者の情報漏えい先が福岡市の60代の会社役員かどうかは「明らかにできない」としています。
3年前に警視正 「生活安全部門」のトップだった本田容疑者
ウェブメディアに内部資料掲載…その後の一連の捜査で
県警の警察官およそ3000人の中で警視正は本部長の下に8人しかいない階級です。県警本部は刑事部や交通部など5つの部に分かれていて、本田容疑者が部長だった生活安全部は、犯罪の取り締まりや防犯、サイバー犯罪対策などを行う部署です。
県警では、今年度これまでに3人の現職警察官が逮捕されています。3日はそのうち、女子トイレに侵入し盗撮のした疑いで逮捕送検されていた枕崎警察署地域課の巡査部長・鳥越勇貴被告(32)が起訴されました。
(抜粋)
★注、この後MBC南日本放送は警察を心配する街の声やら、長々と一般論を述べる有識者の解説をダラダラと行って「お茶を濁している」だけ。この不可解な記事の一番の特徴とは、実は日本のメディアとして唯一本田警視正(退職時には1ランク上の警視長)逮捕の日付を書いていること。何とも不思議な成り行きだ
奇妙で不気味。不完全なニュース
本田尚志警視正(60)の「逮捕日時が不明」なのである。
マスコミが報じているのは鹿児島県簡易裁判所に対して、逮捕拘留を不当だとして保釈を訴えたとの、「その後」が報じられているだけで、本当なら大騒動になるはずの県警幹部逮捕の大スキャンダルを挙国一致の大本営発表で隠していた。
うっかりすると逮捕時だと勘違いする頭からすっぽり上着を被って警察車両に乗る画像は、拘置所から保釈請求で鹿児島簡裁に向かうもの。なんと本来なら驚天動地の大ニュースの、鹿児島県警の大幹部「警視正」逮捕を県警もマスコミも全員で必死で隠していた。
本田尚志警視正(60)逮捕の日時を6月2日だと匂わしているのは、6月3日(月) 19:33 MBC南日本放送Web記事だけ。 何とも奇妙である (^_^;)
(★注、事実関係は6月2日鹿児島中央署の拘置所から保釈請求で鹿児島簡裁に出頭して、3日後の6月5日に腐敗堕落したヒラメ裁判官がトコロテン方式で保釈請求を却下したと思われる)
鹿児島県警 “秘密漏えい”事件 内部文書は別事件の関係先に
鹿児島県警察本部生活安全部の元部長、本田尚志容疑者(60)は、退職後のことし3月下旬、個人情報などを含む警察の内部文書を第三者に郵送し、職務上、知り得た秘密を漏らしたとして、国家公務員法違反の疑いで逮捕されました。
(★注、このNHK制作の「事件の経過」では5月31日に逮捕されたように見えるが、去年4月から今年5月31日まで一纏め。MBC南日本放送説の6月2日にしろ、いずれも日付を断定しているようで、「少しも断定していない」不真面目な詐欺か手品のような手口である。そもそもニュースとして放送されたのは地味な鹿児島県簡易裁判所の保釈請求の却下で、世間をアッと言わす警視正の逮捕劇ではない)
漏えいしたのは、警察官による鹿児島県内でのストーカー事案の捜査結果の文書で、札幌市の第三者に郵送したことが、5日に裁判所で行われた勾留理由の開示手続きで明らかになっています。(★注、鹿児島県警の警視正逮捕は鹿児島県簡易裁判保釈請求却下の6月5日になって、初めてニュースになっているのである。それまでは誰も知らない謎のニュース)
野川本部長「必要な確認を進めていく」
鹿児島県警察本部の元生活安全部長が内部文書を第三者に漏らしたとして逮捕された事件を受けて、野川明輝本部長は6日午後5時半から県警本部で取材に応じました。
(抜粋)
鹿児島県警の警視正(退職時に警視長)が逮捕されているのに、ヤクザとカルトの連合体「救う会」の青バッジを付けた(不祥事続きで50歳を超えた今も警視長に留め置かれるが、22年ルールで警視監に自動昇格した)野川明輝本部長が釈明会見を開いたのは鹿児島県簡易裁判所の保釈請求却下裁定の後。「辻褄が全く合っていない。」のである。
逮捕の県警元部長の主張 警察庁長官「捜査の中で確認する」
鹿児島県警察本部の元生活安全部長が内部文書を第三者に漏らしたとして逮捕された事件で、元部長が「県警本部長が職員の犯罪行為を隠蔽しようとしたことが許せなかった」などと述べていることについて、警察庁の露木康浩長官は、6日の会見で「被疑者の主張については、捜査の中で確認をする」などと述べました。
鹿児島県警察本部生活安全部の元部長、本田尚志容疑者(60)は、退職後のことし3月下旬、個人情報などを含む警察の内部文書を第三者に郵送し、職務上、知り得た秘密を漏らしたとして、国家公務員法違反の疑いで、先月31日に逮捕されました。
(以下省略)
逮捕日時を唯一特定しているNHK地方局
が正しくて、もし、5月31日に鹿児島県警察本部生活安全部の元部長、本田尚志警視正(60)が容疑者として逮捕されていたなら余計に不都合なのである。
NHK(総合)など日本国の全てのマスコミは一つの例外もなくは5月31日にしろ翌6月1日にしろ、鹿児島県警察本部生活安全部の元部長、本田尚志容疑者(60)逮捕を、今まで何も報じていない。
もちろんNHK以外の民放も読売新聞や産経や日本経済新聞など全国紙も同じで何も無し。マスコミが報じたのは1週間後の鹿児島県簡易裁判所での保釈請求却下のニュースが最初なのである。
鹿児島県警不祥事隠ぺい疑惑【1】「事件捜査の中で対応」県警本部長が取材応じる
6月6日 KTS鹿児島テレビ(FNNプライムオンライン)
警察の内部資料を漏えいした疑いで逮捕された、鹿児島県警本部の前の生活安全部長が逮捕された事件についてです。
容疑者が「警察の不正を県警本部長が隠ぺいした」と訴える異例の展開見せる中、これまで沈黙を貫いていた野川明輝本部長は先ほど報道陣の取材に応じ、「事件捜査の中で対応する」と話し、訴えを否定も肯定もしませんでした。
警察の内部資料を第三者に漏らした疑いで、5月逮捕された県警の前生活安全部長、本田尚志容疑者は5日、鹿児島簡易裁判所での勾留理由開示請求で、流出させた情報は現職警察官の不祥事をまとめた資料だったと明らかにしました。
資料には霧島署の警察官が市民にストーカー行為を行ったことや、枕崎署の32歳の巡査部長が、捜査車両を使って盗撮行為を繰り返していたことについて書かれていて、本田容疑者は県警の野川明輝本部長が「最後のチャンスをやろう」「泳がせよう」と言ってその隠ぺいを図ったと訴えています。
6日朝、鹿児島市にある野川本部長の官舎では大勢の報道陣が詰めかける中…
報道陣
「本部長、事件を隠ぺいしたというのは本当ですか?」
「本部長、県民に説明してください!」
しかし、本部長は無言を貫きます。
鹿児島県議会の移動の最中も報道陣にひと言も言葉を発しません。
元幹部が県警のトップを告発するという異例の展開を見せる中、先ほど6日午後5時半、野川本部長はようやく県警本部のロビーで報道陣の取材に応じました。
本田容疑者の訴えについて聞かれた本部長はー
鹿児島県警 野川明輝本部長
「主張がなされていることについては承知している。事件捜査で必要な確認を行っていきたい」
わずか数分で立ち去った野川本部長は本田容疑者の訴えを否定も肯定もしませんでした。
一方、本田容疑者の弁護士は「公益のためにやった」と勾留の取り消しを求めていましたが、弁護士によりますと5日付けで請求は却下されたということです。
6月6日 KST
この「逝きし世の面影」当該記事も書き加えたが、
頭から上着を被った、鹿児島県中央署前の、逮捕された県警元警視正の本田尚志・前生活安全部長(60)の画像(6月2日撮影、6月3日放送)に、
昨日のTBSテレビでは、新しく左上の隅に小さく誰にも分からないように「送致」の文字が書き加えられていたのですが、もちろん何の説明もない不親切。
「送致」のある無しで、ニュースの意味が大きく違う「フェイクニュース」の同類項なのですから、本来ならアナウンサーが頭を下げて「おわび」する案件ですよ。
時間が経過して、情勢がコペルニクス的に大変化
逮捕時では無くて、この画像は鹿児島県簡易裁判所に対して保釈請求で県警元警視正の本田尚志・前生活安全部長(60)が鹿児島県中央署を出ていく場面だった。メディアが自分たちの「フェイクニュース」の手品の種明かしなのですから大笑い。
ただし、今度はテレビでは警察情報として新しく、逮捕時に自殺を図ったので、病院で治療した後で逮捕した云々と言い出したらしい。
封建時代のバカ殿を諫めるために切腹する老家老でもあるまいし。正義を掲げる内部告発者が逮捕時に自殺するなど???「悪魔の飽食」の推理作家の森村誠一なら内部告発者を悪徳警察幹部が自殺に見せかけて殺害する筋書きだが、
警察発表は馬鹿馬鹿し過ぎて話にもなりません。鹿児島県警と言えば有名な志布志選挙違反冤罪事件から20年目なのですが、改善されるどころか警察内部の腐敗堕落は骨がらみ。ますます病相は悪化しているのですから恐ろしい。
ハンター側も『これから反撃に移る予定です。記事で勝負をかけます』とコメントされているので、もはや隠蔽は不可能になったのではないでしょうか?
☆〈鹿児島県警・情報漏えい〉「本部長が警察官の犯罪を隠ぺいしようとした」逮捕された元警視正は悪徳警官か、勇気ある告発者か…発端は謎の不起訴となった看護師への強制性交事件か
6/10(月) 集英社オンライン
◎鹿児県警トップの本部長が主導した警察官の犯罪隠蔽を暴露したかった――鹿児島県警の捜査情報漏洩事件は、逮捕された県警元警視正の本田尚志・前生活安全部長(60)がこう主張したことで当初とは全く違う様相を帯びてきた。事件は、公益通報者の保護や報道の自由の保障のありかたが問われる問題へと発展しつつある。
◎「巡査長は強制性交事件を眠らせちゃいけないということで動いた。その過程で『ハンター』がずっと県警を追及してきたから、それを見た本田前部長もうちを信用して、『ハンター』に記事を書いている北海道のジャーナリストに資料を送ったのでしょう。本田前部長の行動は公益通報以外の何物でもないと思っています」
また異例のガサを行なった鹿児島県警に対し「強制性交事件を追う中でうちがたまたま処理簿一覧表を入手したことで被疑者扱いされる覚えはまったくありません。これから反撃に移る予定です。」と予告した。
オワタニホン。