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『わざわざ自分からアメリカに出かけてトモダチ作戦に参加した米兵の放射能被害に涙した小泉純一郎』
政務活動費の横領を追及された記者会見の場で突然号泣した野々村竜太郎兵庫県議員以上に、あまりにも胡散臭いのである。
原子力空母ロナルド・レーガンは、福島第一原発から230キロも遠く離れた太平洋上で放射性プルーム(放射能雲)に遭遇して5時間だけ短時間被曝したが、それでも多数のアメリカ兵乗員に重篤な放射能被害が出ているという。
しかしフクシマから220キロの距離にある首都圏はトモダチ作戦の米空母よりも近いので、誰が考えてももっと被曝していることになる。当たり前ですが福島県は最も近いが、そこには5年間一貫して幼児や妊婦を含む一般住民が普通に住み直接被曝し続けている事実を丸々見落としている。
『甲状腺がんで初の労災認定 福島原発の収束作業』 2016/12/16 日本経済新聞
厚生労働省は16日、東京電力福島第1原子力発電所事故の収束作業に従事した後、甲状腺がんを発症した東電社員の40代男性を労災認定したと発表した。
同原発の事故後の作業を巡る労災認定は3例目だが、甲状腺がんによる認定は初めて。
厚労省によると、男性は1992年に東電に入社し2012年4月まで放射線業務に従事した。11年3月の事故は屋外で遭遇。その後は原子炉の水位計の確認や燃料の給油などを担当した。事故発生時から対応に当たった作業員の労災認定は初。
男性の入社後の累積被曝(ひばく)線量は149.6ミリシーベルトだが、福島事故後が139.12ミリシーベルトと大半は事故後だった。男性は14年4月に甲状腺がんと診断され、現在も通院を続けている。
甲状腺がんの労災認定には基準がなく、厚労省の有識者検討会は15日、「累積被曝線量が100ミリシーベルト以上」の場合などに認定するとの考え方をまとめた。厚労省はこれに基づき、男性の事例は労災に当たると判断。16日に富岡労働基準監督署が労災認定をした。男性には医療費が支給される。
同省によると、福島事故後に被曝と関連する病気を発症したとする労災申請は今回を含め11件。うち不支給が3件、調査中が4件、取り下げが1件。福島事故以外の原発労働者では、これまで白血病や悪性リンパ腫などになった計13人が労災認定されている。
『福島原発での作業後に甲状腺がん発症 東電社員に労災認定』 2016/12/16 J-CASTニュース
東京電力の40代男性社員が福島第1原発事故の収束作業後に甲状腺がんを発症したことについて、厚生労働省は2016年12月16日に男性の労災を認定し、療養補償給付を認めた。放射線被曝後の甲状腺がん発症について労災が認定されるのは初めて。
男性は1992年の入社からおよそ20年で149.6ミリシーベルト被曝した。そのうち139.12ミリシーベルトが原発事故後の緊急作業中に被曝したもので、14年4月に甲状腺がんと診断され、労災を申請した。
厚労省は甲状腺がんの労災認定について、被曝からがんの発症までの期間が5年以上であること、被爆の量が100ミリシーベルト以上であることなどの目安を初めて示した。同省労働基準局補償課はJ-CASTニュースの取材に対し、
“「本来100ミリシーベルト以上の被曝が甲状腺がんの発症に直接つながるという医学的な証明はできないが、専門家の見解などから総合的に判断し、今回労災認定をした」
と説明した。
これまで福島原発事故の作業後にがんになり労災を申請したのは今回の男性を含め11人で、うち2人は白血病で労災認定されている。
『甲状腺がん発症の東電社員、厚労省が労災認定』2016年12月16日読売新聞
厚生労働省は16日、東京電力福島第一原発事故の緊急作業などで 被曝し、甲状腺がんを発症した40歳代の東電の男性社員について、労災を認定したと発表した。
被曝による甲状腺がんの労災認定は初めてで、同省は「被曝線量100ミリ・シーベルト以上」など甲状腺がんの労災認定の目安も新たに示した。
同省によると、男性は1992年に東電に入社し、福島第一原発など複数の原発で原子炉の運転や監視業務を担当。2011年3月の東日本大震災で同原発1、3号機の建屋が爆発した際は屋外で作業していたほか、12年4月まで原子炉の圧力計の確認作業などにも従事した。14年4月、甲状腺がんと診断され、労災請求を行った。
被曝による「がん」の労災認定では、白血病の基準や、胃、肺など八つのがんの目安はあったが、甲状腺の規定はなかった。
『原発対応 甲状腺がんの東電社員に労災認定』2016年12月16日 日テレNEWS24
厚生労働省は福島第一原発で事故の緊急対応にあたった後、甲状腺がんを発症した東京電力の社員について労災認定した。原発での作業に関わり甲状腺がんを発症した人が労災だと認められたのは初めてのこと。
労災認定されたのは、東京電力に1992年に入社し、放射線の業務を担当していた40歳代の男性社員。厚生労働省によると、男性は、福島第一原発の事故後2011年から1年2か月間にわたって注水ポンプの燃料補給をするなど緊急作業を行い、139ミリシーベルトの被ばくをしていた。
2014年4月、男性は甲状腺がんだと診断され厚労省は被ばく線量などから、因果関係があると判断し、16日、労災認定したという。
原発での作業に関わりがんを発症した人の労災認定は甲状腺がんについては初めてで、白血病などあわせると16件目になる。
『<福島原発事故>甲状腺がん初の労災認定』2016年12月17日土曜日 河北新報
厚生労働省は16日、東京電力福島第1原発事故で放射線に被ばくし、甲状腺がんを発症した40代の東電社員の男性を労災と認定した。甲状腺がんが被ばくによる労災と認められたのは初めて。同省は今回の認定のために、甲状腺がんを認定するための目安を新たに策定したと発表した。
関係者によると、男性は2012年まで20年間、放射線業務に従事。第1原発3、4号機の運転員も務め、1、3号機の水素爆発にも遭遇していた。国が原発事故後の過酷な状況での被ばくと、がん発症との間に関連があることを認めた。
厚労省の担当者は「医学的因果関係は明らかでないが、労働者救済の観点から認定した」としている。
策定した目安は(1)被ばく量が100ミリシーベルト以上(2)発症まで5年以上(3)他の要因も考慮する-との内容。
男性は1992年から12年まで原子炉の運転・監視業務に従事。11年3月から12年4月までは第1原発事故の収束作業にも携わった。20年間の被ばく量149.6ミリシーベルトのうち139.12ミリシーベルトは事故後に浴びていた。14年4月に甲状腺がんと診断されたが、既に甲状腺を切除し、職場復帰している。
東電によると、11年3月から12年4月までに第1原発事故による被ばく量が100ミリシーベルトを超えた社員らが174人いる。継続的な健康状態把握が求められる。
『福島第1で被ばく労災認定 元運転員、甲状腺がんで初』2016年12月16日 西日本新聞
厚生労働省は16日、東京電力福島第1原発事故で放射線に被ばくし、甲状腺がんを発症した40代の東電社員の男性を労災と認定した。
関係者によると、男性は第1原発3、4号機の元運転員で、1、3号機の水素爆発にも遭遇していた。20年間にわたる放射線業務での被ばく量149・6ミリシーベルトのうち、9割以上が事故後の過酷な状況で浴びており、国が原発事故での被ばくとがん発症との間に関連があることを認めた。
第1原発事故の被ばくによる労災認定は3例目。甲状腺がんが被ばくによる労災と認められた初のケースとなった。
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福島第一原発事故での放射性微粒子(ホットパーティクル HP)と鼻血の関係を描いて『風評被害だ!』と安倍晋三やマスコミに袋叩きにされた漫画『美味しんぼ』。
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何と、福島第一原発事故後に人間どころか犬までが鼻血を流し声が出ない恐怖の実体験ドキュメンタリー漫画。山本おさむの『今日もいい天気』。福島第一原発から70キロ離れた福島県天栄村から自主避難した体験を描いたパートⅡは第42回 (2013年度)日本漫画家協会賞特別賞を受賞をしている。
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何とも腹立たしい東電御用達の宣伝漫画『いちえふ』に描かれている全面ゴーグルと防護服の目的とは何か。これらは透過力が強い放射線(ガンマ線)を防ぐものでは無い。(防ぐためには厚い鉛の板が必要)
漫画『いちえふ』の主役だった全面ゴーグルと防護服の目的とは、『風評被害だ!』と安倍晋三やマスコミに袋叩きにされた漫画『美味しんぼ』の鼻血の主原因とされた福島第一原発事故での放射性微粒子(ホットパーティクル)対策だったのである。
『ヨウ素』は甲状腺ホルモンの原料とされる物質で、放射性ヨウ素が甲状腺に集まるのを防ぐ目的で、一般市民は『必要なし』としたが2011年10月まで、安定ヨウ素剤はフクシマの作業員には配布・内服されていた。(同じように甲状腺検査の子供たちは服用しなかったが、福島県立医大の職員とか家族だけが密かに配布・服用していたことが発覚している)
『小さな甲状腺の大きな意味』
もっぱら成長ホルモンを分泌する甲状腺は思春期に大きくなり男では喉仏として知られているように、性ホルモンと関係しているので甲状腺がんも乳がんや前立腺がんのように男女で大きな差があるのが特徴である。ところが原発事故由来の放射能被曝が原因している小児甲状腺がんでは性差がほとんど無い。
今回労災に認定された成人の甲状腺癌ですが、『40代男性』とあるだけで記事の何処にも年齢が書いていないが、そもそも悪性新生物(がん)は圧倒的に高齢者の病気であり、普通には発症までに30年ほど時間が必要なので若者には少ない。(同じ40代でも40歳と49歳では大違いである)
記事には『東電社員』とあるが、仕事の内容から大学出の原子炉運転員ではなくて高校出の原発作業員であると思われる。それなら『男性は1992年に東電に入社し』(18歳)、2011年のレベル7の核事故当時は37歳だった。発症したのは事故から3年後なので40歳。(現在は42歳)既に甲状腺は摘出しているので、今後一生ホルモン剤を飲み続ける必要がある。
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『既に2年前に安倍晋三のお友達の籾井NHKによって放送されていた極限まで劣化した第二次玉音放送の無残』
2年前の2014年12月21日の日曜日夜に第二の『玉音放送』がすでに放送されていた。(この『NHKサイエンスゼロ シリーズ 原発事故(13)謎の放射性粒子を追え!』は2014年9月21日に放送予定だったが籾井NHKは3ヶ月遅らしている)
今まで知られていた水溶性の放射能汚染物質が体内に入っても、100日程度で半減してしまいセシウムの被曝の影響は比較的小さい。
ところが2年前の12月21日の『3ヶ月遅れサイエンスZERO』が存在を証明した、水にも熱にも酸にも溶けないガラス化した不溶性セシウムは(食べた場合には排泄されるが)肺胞に入った場合には半永久的に出て行かず、極めて有害なベーター線を出し続ける。
基本的にアウトなのである。
物質としてまったく無害なアスベストでも30年後には中皮腫を発症する。
ところがガラス化した不溶性セシウムは電磁波であるガンマ線よりもはるかに強力で電離作用も大きい(電子の流れである)ベータ線を出すのである。
もしも不幸にも不溶性セシウムを吸い込んだ場合には、『30年後の中皮腫』のアスベストの被害など問題にもなら無い程の、短時間で甚大な被害が予想される。
『未知の新しい放射性汚染物質の???』
サイエンスZERO(NHKEテレ)が明らかにしたガラス化した『不溶性セシウム』ですが、 これは(同じ21日放送の『総合』NHKスペシャルで明らかになった)3・11のメルトダウン発生からだらだらと2週間以上も続いた圧力容器への小量の水の補給で、核燃料の超高温状態(メルトダウン)が続いた結果生まれた、今までの例がどこにも無い特殊な(たぶん、世界で初めての)あまりにも危険過ぎる新種の放射能汚染物質なのです。
(2014年12月21日の総合放送の『NHKスペシャル メルトダウンFile.5 知られざる大量放出』事前に番組の宣伝放送まで行った。対して日のEテレは3ヶ月もお蔵入りした代物だが、内容的にサイエンスZEROとNHKスペシャルが相互に補完する関係にある)
人類にとって、新発見のガラス化した極小のセシウム微粒子は、電子顕微鏡でしか見えないほど小さく、水にも熱にも酸にも溶けない不溶性の放射能汚染物質なので、今後被害がどれ程出るかは不明だが、間違いなく恐ろしい。
政務活動費の横領を追及された記者会見の場で突然号泣した野々村竜太郎兵庫県議員以上に、あまりにも胡散臭いのである。
原子力空母ロナルド・レーガンは、福島第一原発から230キロも遠く離れた太平洋上で放射性プルーム(放射能雲)に遭遇して5時間だけ短時間被曝したが、それでも多数のアメリカ兵乗員に重篤な放射能被害が出ているという。
しかしフクシマから220キロの距離にある首都圏はトモダチ作戦の米空母よりも近いので、誰が考えてももっと被曝していることになる。当たり前ですが福島県は最も近いが、そこには5年間一貫して幼児や妊婦を含む一般住民が普通に住み直接被曝し続けている事実を丸々見落としている。
『甲状腺がんで初の労災認定 福島原発の収束作業』 2016/12/16 日本経済新聞
厚生労働省は16日、東京電力福島第1原子力発電所事故の収束作業に従事した後、甲状腺がんを発症した東電社員の40代男性を労災認定したと発表した。
同原発の事故後の作業を巡る労災認定は3例目だが、甲状腺がんによる認定は初めて。
厚労省によると、男性は1992年に東電に入社し2012年4月まで放射線業務に従事した。11年3月の事故は屋外で遭遇。その後は原子炉の水位計の確認や燃料の給油などを担当した。事故発生時から対応に当たった作業員の労災認定は初。
男性の入社後の累積被曝(ひばく)線量は149.6ミリシーベルトだが、福島事故後が139.12ミリシーベルトと大半は事故後だった。男性は14年4月に甲状腺がんと診断され、現在も通院を続けている。
甲状腺がんの労災認定には基準がなく、厚労省の有識者検討会は15日、「累積被曝線量が100ミリシーベルト以上」の場合などに認定するとの考え方をまとめた。厚労省はこれに基づき、男性の事例は労災に当たると判断。16日に富岡労働基準監督署が労災認定をした。男性には医療費が支給される。
同省によると、福島事故後に被曝と関連する病気を発症したとする労災申請は今回を含め11件。うち不支給が3件、調査中が4件、取り下げが1件。福島事故以外の原発労働者では、これまで白血病や悪性リンパ腫などになった計13人が労災認定されている。
『福島原発での作業後に甲状腺がん発症 東電社員に労災認定』 2016/12/16 J-CASTニュース
東京電力の40代男性社員が福島第1原発事故の収束作業後に甲状腺がんを発症したことについて、厚生労働省は2016年12月16日に男性の労災を認定し、療養補償給付を認めた。放射線被曝後の甲状腺がん発症について労災が認定されるのは初めて。
男性は1992年の入社からおよそ20年で149.6ミリシーベルト被曝した。そのうち139.12ミリシーベルトが原発事故後の緊急作業中に被曝したもので、14年4月に甲状腺がんと診断され、労災を申請した。
厚労省は甲状腺がんの労災認定について、被曝からがんの発症までの期間が5年以上であること、被爆の量が100ミリシーベルト以上であることなどの目安を初めて示した。同省労働基準局補償課はJ-CASTニュースの取材に対し、
“「本来100ミリシーベルト以上の被曝が甲状腺がんの発症に直接つながるという医学的な証明はできないが、専門家の見解などから総合的に判断し、今回労災認定をした」
と説明した。
これまで福島原発事故の作業後にがんになり労災を申請したのは今回の男性を含め11人で、うち2人は白血病で労災認定されている。
『甲状腺がん発症の東電社員、厚労省が労災認定』2016年12月16日読売新聞
厚生労働省は16日、東京電力福島第一原発事故の緊急作業などで 被曝し、甲状腺がんを発症した40歳代の東電の男性社員について、労災を認定したと発表した。
被曝による甲状腺がんの労災認定は初めてで、同省は「被曝線量100ミリ・シーベルト以上」など甲状腺がんの労災認定の目安も新たに示した。
同省によると、男性は1992年に東電に入社し、福島第一原発など複数の原発で原子炉の運転や監視業務を担当。2011年3月の東日本大震災で同原発1、3号機の建屋が爆発した際は屋外で作業していたほか、12年4月まで原子炉の圧力計の確認作業などにも従事した。14年4月、甲状腺がんと診断され、労災請求を行った。
被曝による「がん」の労災認定では、白血病の基準や、胃、肺など八つのがんの目安はあったが、甲状腺の規定はなかった。
『原発対応 甲状腺がんの東電社員に労災認定』2016年12月16日 日テレNEWS24
厚生労働省は福島第一原発で事故の緊急対応にあたった後、甲状腺がんを発症した東京電力の社員について労災認定した。原発での作業に関わり甲状腺がんを発症した人が労災だと認められたのは初めてのこと。
労災認定されたのは、東京電力に1992年に入社し、放射線の業務を担当していた40歳代の男性社員。厚生労働省によると、男性は、福島第一原発の事故後2011年から1年2か月間にわたって注水ポンプの燃料補給をするなど緊急作業を行い、139ミリシーベルトの被ばくをしていた。
2014年4月、男性は甲状腺がんだと診断され厚労省は被ばく線量などから、因果関係があると判断し、16日、労災認定したという。
原発での作業に関わりがんを発症した人の労災認定は甲状腺がんについては初めてで、白血病などあわせると16件目になる。
『<福島原発事故>甲状腺がん初の労災認定』2016年12月17日土曜日 河北新報
厚生労働省は16日、東京電力福島第1原発事故で放射線に被ばくし、甲状腺がんを発症した40代の東電社員の男性を労災と認定した。甲状腺がんが被ばくによる労災と認められたのは初めて。同省は今回の認定のために、甲状腺がんを認定するための目安を新たに策定したと発表した。
関係者によると、男性は2012年まで20年間、放射線業務に従事。第1原発3、4号機の運転員も務め、1、3号機の水素爆発にも遭遇していた。国が原発事故後の過酷な状況での被ばくと、がん発症との間に関連があることを認めた。
厚労省の担当者は「医学的因果関係は明らかでないが、労働者救済の観点から認定した」としている。
策定した目安は(1)被ばく量が100ミリシーベルト以上(2)発症まで5年以上(3)他の要因も考慮する-との内容。
男性は1992年から12年まで原子炉の運転・監視業務に従事。11年3月から12年4月までは第1原発事故の収束作業にも携わった。20年間の被ばく量149.6ミリシーベルトのうち139.12ミリシーベルトは事故後に浴びていた。14年4月に甲状腺がんと診断されたが、既に甲状腺を切除し、職場復帰している。
東電によると、11年3月から12年4月までに第1原発事故による被ばく量が100ミリシーベルトを超えた社員らが174人いる。継続的な健康状態把握が求められる。
『福島第1で被ばく労災認定 元運転員、甲状腺がんで初』2016年12月16日 西日本新聞
厚生労働省は16日、東京電力福島第1原発事故で放射線に被ばくし、甲状腺がんを発症した40代の東電社員の男性を労災と認定した。
関係者によると、男性は第1原発3、4号機の元運転員で、1、3号機の水素爆発にも遭遇していた。20年間にわたる放射線業務での被ばく量149・6ミリシーベルトのうち、9割以上が事故後の過酷な状況で浴びており、国が原発事故での被ばくとがん発症との間に関連があることを認めた。
第1原発事故の被ばくによる労災認定は3例目。甲状腺がんが被ばくによる労災と認められた初のケースとなった。
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福島第一原発事故での放射性微粒子(ホットパーティクル HP)と鼻血の関係を描いて『風評被害だ!』と安倍晋三やマスコミに袋叩きにされた漫画『美味しんぼ』。
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何と、福島第一原発事故後に人間どころか犬までが鼻血を流し声が出ない恐怖の実体験ドキュメンタリー漫画。山本おさむの『今日もいい天気』。福島第一原発から70キロ離れた福島県天栄村から自主避難した体験を描いたパートⅡは第42回 (2013年度)日本漫画家協会賞特別賞を受賞をしている。
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何とも腹立たしい東電御用達の宣伝漫画『いちえふ』に描かれている全面ゴーグルと防護服の目的とは何か。これらは透過力が強い放射線(ガンマ線)を防ぐものでは無い。(防ぐためには厚い鉛の板が必要)
漫画『いちえふ』の主役だった全面ゴーグルと防護服の目的とは、『風評被害だ!』と安倍晋三やマスコミに袋叩きにされた漫画『美味しんぼ』の鼻血の主原因とされた福島第一原発事故での放射性微粒子(ホットパーティクル)対策だったのである。
『ヨウ素』は甲状腺ホルモンの原料とされる物質で、放射性ヨウ素が甲状腺に集まるのを防ぐ目的で、一般市民は『必要なし』としたが2011年10月まで、安定ヨウ素剤はフクシマの作業員には配布・内服されていた。(同じように甲状腺検査の子供たちは服用しなかったが、福島県立医大の職員とか家族だけが密かに配布・服用していたことが発覚している)
『小さな甲状腺の大きな意味』
もっぱら成長ホルモンを分泌する甲状腺は思春期に大きくなり男では喉仏として知られているように、性ホルモンと関係しているので甲状腺がんも乳がんや前立腺がんのように男女で大きな差があるのが特徴である。ところが原発事故由来の放射能被曝が原因している小児甲状腺がんでは性差がほとんど無い。
今回労災に認定された成人の甲状腺癌ですが、『40代男性』とあるだけで記事の何処にも年齢が書いていないが、そもそも悪性新生物(がん)は圧倒的に高齢者の病気であり、普通には発症までに30年ほど時間が必要なので若者には少ない。(同じ40代でも40歳と49歳では大違いである)
記事には『東電社員』とあるが、仕事の内容から大学出の原子炉運転員ではなくて高校出の原発作業員であると思われる。それなら『男性は1992年に東電に入社し』(18歳)、2011年のレベル7の核事故当時は37歳だった。発症したのは事故から3年後なので40歳。(現在は42歳)既に甲状腺は摘出しているので、今後一生ホルモン剤を飲み続ける必要がある。
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『既に2年前に安倍晋三のお友達の籾井NHKによって放送されていた極限まで劣化した第二次玉音放送の無残』
2年前の2014年12月21日の日曜日夜に第二の『玉音放送』がすでに放送されていた。(この『NHKサイエンスゼロ シリーズ 原発事故(13)謎の放射性粒子を追え!』は2014年9月21日に放送予定だったが籾井NHKは3ヶ月遅らしている)
今まで知られていた水溶性の放射能汚染物質が体内に入っても、100日程度で半減してしまいセシウムの被曝の影響は比較的小さい。
ところが2年前の12月21日の『3ヶ月遅れサイエンスZERO』が存在を証明した、水にも熱にも酸にも溶けないガラス化した不溶性セシウムは(食べた場合には排泄されるが)肺胞に入った場合には半永久的に出て行かず、極めて有害なベーター線を出し続ける。
基本的にアウトなのである。
物質としてまったく無害なアスベストでも30年後には中皮腫を発症する。
ところがガラス化した不溶性セシウムは電磁波であるガンマ線よりもはるかに強力で電離作用も大きい(電子の流れである)ベータ線を出すのである。
もしも不幸にも不溶性セシウムを吸い込んだ場合には、『30年後の中皮腫』のアスベストの被害など問題にもなら無い程の、短時間で甚大な被害が予想される。
『未知の新しい放射性汚染物質の???』
サイエンスZERO(NHKEテレ)が明らかにしたガラス化した『不溶性セシウム』ですが、 これは(同じ21日放送の『総合』NHKスペシャルで明らかになった)3・11のメルトダウン発生からだらだらと2週間以上も続いた圧力容器への小量の水の補給で、核燃料の超高温状態(メルトダウン)が続いた結果生まれた、今までの例がどこにも無い特殊な(たぶん、世界で初めての)あまりにも危険過ぎる新種の放射能汚染物質なのです。
(2014年12月21日の総合放送の『NHKスペシャル メルトダウンFile.5 知られざる大量放出』事前に番組の宣伝放送まで行った。対して日のEテレは3ヶ月もお蔵入りした代物だが、内容的にサイエンスZEROとNHKスペシャルが相互に補完する関係にある)
人類にとって、新発見のガラス化した極小のセシウム微粒子は、電子顕微鏡でしか見えないほど小さく、水にも熱にも酸にも溶けない不溶性の放射能汚染物質なので、今後被害がどれ程出るかは不明だが、間違いなく恐ろしい。
今度はガラス化したセシウムですか。
いやはや。。。
日本では昔から医者がさじを投げれば後は坊主の仕事だと決まっているのですが、・・・
その日本で、最早助からない末期癌など終末医療のヘルスケアの専門家である中川恵一医師の発言がなんとも恐ろしい。
れっきとして医者(東大医学部の助教授)だが、宗旨替えしたらしくて今では密かにというか堂々と坊主の仕事をしているのです。本当に腹が立つし忌々しい話である。
ポロニウム被爆 タバコ1日1・5箱で年80ミリシーベルト
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/f7107a11a4bf5099f342c4dccfcba373
2011年12月27日 | 放射能と情報操作
DNA傷つけるラドン
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/14149389bf76cfa90f94bc3740362c76
2012年08月12日 | 放射能と情報操作