逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

4年前の「政権選択選挙」の挫折、今回はもっと重い「体制選択」の選挙

2013年07月23日 | 政治

『的中したジョセフ・ナイの日本滅亡(大変革)の大予言』

今の日本国の最高責任者である筈の首相の安倍晋三は、何と驚くことに『日本を取り戻す』と世間に向かって大声で叫んでいるのである。
我々日本人は、うかつに馬鹿の言葉だから間違いだとも詐欺師の発言だから嘘だとも、俄には断定出来ないし、すべきで無い。
安倍晋三首相発言が正しいと仮定すれば(論理的に考察すれば)今の日本列島では『日本国は既に失われて、何処にも存在しない』ことになるのである。
ところが、多くの日本人の目には恐ろしいことに『すでに、失われている日本国』の現実が見えていない。
未曾有の危機に未だ気が付かない。
『危機感を持たず暢気にも太平に浮かれている』と、日本国の最高責任者である安倍晋三は警告しているのである。
アホの低脳詐欺師に見える安倍晋三が何かの間違いで実は賢くて真実を語っているとしたら・・・お、お、恐ろし過ぎる。
2009年総選挙は『政権選択の選挙』であったと言われたが、大勝利した民主党政権は挫折して大失敗に終わっている。
戦後政治の総決算、レジームチェンジ(体制変更)の安倍晋三は世界第三位の軍事大国で国際連盟理事国だった1930年代の日本に帰りたい。
今回の参議院選挙の争点は、『ねじれ国会の解消』であるとマスコミが主張するが勘違いもはなはだしい。
4年前総選挙の『政権選択』以上の、もっと重くとんでもなく大きな意味を持つ『体制選択』の選挙である。
しかも、今回は単純な政治『体制の選択』どころでは無いのである。
何故なら、一見すると昔と同じに見える今の日本国ですが、真実は『すでに日本国は崩壊していた』。
その事実に肝心の日本人が誰一人も気が付いていない。間違いなくこれでは破滅する。

『与党自民党№2の石破茂幹事長』

目つきが尋常で無い兵器オタクの自民党幹事長の石破茂は、ダスティン・ホフマンの演じた重度の自閉症患者の『レインマン』と同じでバカ正直すぎて、総合的な判断が一番苦手である。
何時までも小さな子供のままで、簡単な損得勘定とか世間の常識(タブー)をまったく知らないので普通の判断なら一見すると『知恵遅れ』だと誰もが思って仕舞う。
ところが石破茂は、アスペルガー症候群などの広汎性発達障害者に良く見られるタイプなので、自分が興味のある一部の事柄に対しては常人を遥かに凌ぐ素晴らしい才能がある。
普通の人には誰一人絶対に無理な事柄でも『レインマン』である石破茂には易々と可能なのですから面白い。
レインマン石破茂は福島第一原発事故の4ヶ月度に、共産党が二十年近く前に指摘していた原発事故時の『政府試算』を衆院予算委員会で再発掘し世間に発表する。
石破レインマンは、『私は本当に反省』と半世紀前の自民党政府による日本への原発導入を心から悔やんでいるのである。
自民党政府が半世紀前に作成した幻の報告書では、今の100万キロワット級の福島原発よりも遥かに小さい約15万キロワットの原発一基の事故でも、国家予算の2倍の損害になるので、原発導入に邪魔になる政府試算は即座に隠蔽して闇に葬ったのである。
メルトダウン事故から半年後には日本の原発導入の目的とは剣道の名人の『寸止め』のように一年以内に核兵器を開発できる『核の機微技術の確保』だったと発言し、レインマンぶりを遺憾なく発揮している。
今年の石破茂は、『命令拒否は死刑か懲役300年』と益々レインマン状態に磨きがかかっているのである。
映画レインマンの筋書きでは、ダスティン・ホフマンの演じた重度の知恵遅れの障害者に見える兄(レインマン)はラスベガスのカジノのカード賭博で超人的記憶力を使って大金を得て、奔放で自分勝手なやり手経営者の弟(トム・クルーズ)を破産から救って、ハリウッド映画らしく最後はハッピーエンドで終わっている、
現実はお気楽なアメリカ映画とは大違いで、破滅に瀕する日本が石破レインマンに救われハッピーエンドに終わる可能性は残念ながらゼロ。幸福な結末は『金輪際、絶対に無い』と心得るべきである。

『前政権党だった極悪民主党に天誅が下された今回選挙』

今回の参議院選挙の大勝で国会のねじれ現象が解決され、マスコミとか安倍晋三などは、『安定政権』になり次の国政選挙は三年後の衆参同日選まで、自民党の安倍政権が続くと、超楽観的に未来を予想しています。
今の日本の未来はその180度正反対で、日本国ですが150年前の大変動とか、68年前の体制の大変革の予兆として、今回は先ず最初に、前政権党だった民主党に天誅が下されたのです。
過酷な天誅は民主党本体だけでは終わらなかった。
民主党の分派である生活の党や緑の風など全ての関連する党派が『天網恢恢疎にして漏らさず』、例外なく全員残らず天誅が下されたのであるから恐ろしい。
次は順番としては、日本を破壊した本当の真犯人である自民党に対して、(今回の民主党以上の)天誅が下されることが確定しているのである。
今現在ですが、マスコミ全員が一致団結して挙国一致の体制翼賛状態での金太郎飴のような嘘八百の大本営発表を行って、日本人の全員を騙している。
ところが挙国一致の大政翼賛会でも今のように2年程度は騙せるが、それ以上の矢張り完全隠蔽は無理があるので、必ず真実は明らかになる。
それなら近い将来、必ず明治維新や敗戦と同じ程度の大変革は最早避けれない。
参議院選挙大勝の翌日の朝、選挙結果について自民党幹事長として石破茂はNHKの取材を受けいるのですが、笑顔どころか(尋常で無い)何時も以上のとんでもなく異様な目つきで鬼気迫る絶望感につつまれている。
はしゃぐ当選者とは対照的に顔全体が能面のよう。大敗北を喫した時のような悲壮感が漂っていましたが正しい政治判断が不可能なレインマンの石破茂でも、すでに日本の崩壊を知っているのでしょうか。

『すでに下されていた、最後の宣託』

ノストラダムスの大予言では1999年の7の月に恐怖の大王が降臨するはずだったが、幸いにも大予言はまったく当たらず大外れする。
少しも懲りず、このノストラダムスの大予言に続く終末論として採り上げられたのがマヤ暦の周期性からの『2012年の人類滅亡』の大予言である。
これも当たらなかった。
これ等の、世間が大騒ぎした世界滅亡の大予言はかすりもしなかった。 ところが、『日本の弱点をもっとも知り尽くしている男』であるジョセフ・ナイの日本国滅亡の大予言は見事に的中した。
誰も気づかなかったが、ナイの大予言(日本滅亡)、『最後の宣託』はすでに下っていたのである。
今年初め(1月14日)にナイ元国務次官補は、2年前の3・11東日本大震災は、150年前の明治維新や68年前の日本の無条件降伏と同じで『日本に大変化をもたらす』が、『これまでそうなっていないことに驚いている』。
この大予言は、ノストラダムスのような遠い未来の話では無いすでに終わっている二年前の3月11日、日本国に『恐怖の大王が降臨していた』。
ナイの大予言は、日時も出来事も極めて具体的である。
日本の事情(弱点)を知り尽くしているジョセフ・ナイの宣託であるだけに恐ろしい。
260年続いた江戸幕府が崩壊した明治維新と、同じく77年間続いた日本帝国が崩壊した敗戦と同じ様な『前例がない特殊な事柄』が、実は2011年3月11日に起きていた。
ところが、その事実に『日本人は未だ気がついていない』。
今まで68年間も少しも変わらず続いていた日本国の社会体制の根本を崩壊させる、社会全体の地殻変動を起こすもの(恐怖の大王)は恐ろしすぎる放射能被害以外には考えられない。
3・11東日本大震災は超巨大ではあったが、日本にとって『何かが特別だった』訳では決して無いのである。
突然の巨大な自然災害の発生など珍しくもなく、日本では逆に周期的に繰り返される『ありふれた出来事』であった。

『2011年3月11日、恐怖の大王が降臨していた』

我が日本国は未曾有の自然災害を有史以前から繰り返し繰り返し沢山経験している。
ところが、体制の変革などは一度も起きていない。
3・11大震災被害よりも遥かに大きい関東大震災1923年(大正12年)では、今と同じように社会は右傾化して大正デモクラシーを押しつぶし、改革どころか逆に国家体制は強化される。
90年前の関東大震災でも、18年前の阪神大震災でも、2年前の3・11東日本大震災でも、毎回まったく同じで改革派は衰退し社会全体が右傾化している。
どれほどの大災害時でも日本人は毎回同じであり少しも変わっていない。
共同体の絆を強めて『じっと静かに耐え忍ぶ』だけではなくて、『文句を言わず辛抱して、一致団結、頑張る』ので、結果的に社会の保守化(体制の強化)が進んで仕舞うのである。
外国(世界基準)のように騒動に乗じて一般市民が略奪や暴動に走らないので、我が日本国では大災害を原因として革命や変革の起きようがない。
この日本国の明確な事実(他国との根本的違い)を、アメリカを代表する知日派の米ハーバード大のジョセフ・ナイ教授が知らないはずが無い。
それなら明治維新や帝国の敗戦のような大変革であるとする、ナイ氏の3・11大予言の意味とは、必然的に『原発の放射能被害』の爆発的な発生となる。

『健康体が1年で末期がん、2年で死亡した原発事故の恐怖』

東京電力の執行役員で福島第一原発所長だった吉田昌郎が7月9日食道がんで死亡する。
3・11のレベル7のメルトダウン事故から9ヶ月間、福島第1原子力発電所内で直接陣頭指揮を執っていた吉田元所長は58歳の若さだった。
早すぎる元所長の無念の死に対して東京電力はすぐさま、『吉田元所長の死と被曝との直接的な関係はない』との公式見解を発表している。
放射線以外の他の原因でも、同じ病気が発症するのでレベル7のチェルノブイリ原発事故での『被曝と因果関係がある』と国連やIAEAが公式に認めているのは6000人ほどの小児甲状腺がんの発症だけ。小児の急性白血病さえ、一切これ等の国際機関は放射性被害とは認めていない。
2010年の秋に人間ドックの癌検診でバリウムを飲んで食道と胃の検査をして健康体であることが証明されていた。
ところが1年後に事態は突然急変。吉田昌郎所長は末期がん(ステージⅣに近いⅢ)を医者から宣告される。
吉田所長は目の前の避けられない死を予感して、
『一昨年(2010年)は医者にも何もなかったと言っているので、
まあ、やっぱりこの事故の、あれだと思うんですけども・・・』
と正直に2011年3月11日の福島第一原発のメルトダウン事故との因果関係をはっきりと認めている。
普通なら5年~10年はかかる食道がんの発症が、たったの1年で末期がんなど、誰が考えても『3・11』しか思い浮かばないのである。

『チェルノブイリを凌ぐ史上最大規模の福島の放射能汚染』

黒鉛炉一基が爆発したチェルノブイリ原発事故と比べて福島第一原発は4基がメルトダウンしていて、数倍の史上最大規模のキセノン133やクリプトン85などの放射性希ガス類を大量放出している。
しかも福島はチェルノブイリに比べて爆発規模が一桁小さかった関係で放射能の拡散地域も一桁以上狭い範囲に限定され、その分放射能の汚染度や個人の放射線被害は高いと考えられるのである。
チェルノブイリに比べ放出された総量は10分の1で放射能が飛び散った半径が10分の1発表されているが、それなら汚染した国土面積は100分の1である。
単純計算でも福島はベラルーシやウクライナよりも10倍も汚染している。

『三十六計逃げるに如かず』

『逃げるが勝ち』で、孫子の兵法よりも実戦では余程役に立つ格言(必勝法)である。
今の人類の科学技術では放射能の除染(無毒化)は無理で、放射性物質の半減期での減少を待つしかすべがない。
ノストラダムスの大予言でも『恐怖の大王』に対しては、『逃げよ!逃げよ!すべて都市から退避せよ。光とは、反対のモノが世界を覆い、世界は、マルスの名の下に統治される』と一目散に逃げることを勧めている。

『福島の子供達の約6000人に1人の割合で小児甲状腺癌が発症している日本の悪夢』
(検査終了数が3分の1で、実はもっと悪く2000人に一人)

小児甲状腺がんは極めて珍しく通常は100万人当たり0~1人(厚生労働省)1~2人(甲状腺学会)程度の疾患なのです。
福島県の人口は200万人なので、去年9月に1人目発症が発表された時に『原発とは一切無関係』と頭から突っぱねた。
たしかに、どれ程低い確率でも6億円の宝籤に当たる人もいれば運悪く小児甲状腺がんになる子供も出る。しかし6億円が連続して当たればアウト。詐欺など別の原因が疑われる。
2ヵ月後の11月の2人目の時には、日本中が大慌て。
二人目発症なのに日本のマスコミは(地元なので騙せない福島県を除き)『一人目が発症』と嘘八百の大本営発表を行って、何と野田佳彦は突然衆議院を解散して、100%負ける総選挙を行った。
万事休す。
形勢不利を悟って、自分から政権を放り出して多分自民党に大政奉還したのです。
民主党の野田佳彦から政権を譲り渡された現在の安倍自民党政府は、今年2月の北朝鮮の核実験でマスコミが大騒ぎしている隙を突いて、3万8千人中で小児甲状腺癌が3人確定7人疑いと発表する。
確定とは甲状腺の全摘出のことで、疑いとは細胞診断が陽性で摘出手術を待っている状態のことなので、『発症者は10人である』と福島県検討委のトップの山下俊一福島県立医大副学長は断言している。
ところが4ヵ月後の6月には事態はもっと深刻になる。
17万人分の検査結果では数十人が発症。
今の日本国の『避けられない破滅』との余りにも目の前の現実が恐ろしいので、すべてのマスメディア全員が挙国一致の大政翼賛会状態で、気休め程度の意味の無い大本営発表を繰り返しているのが現状です。

『既に終わっていたジョセフ・ナイの日本滅亡の大予言の神託』

厚顔無恥な橋下徹ばりの詭弁を弄しても、チェルノブイリの数十倍の福島第一原発事故の放射能汚染の深刻すぎる実態は、もはや誰にも隠蔽は無理な段階に達している。
早い段階で正確な情報をアメリカ政府は知っていた。
日本も野田佳彦首相は最後には知らされたのだろう。
まったく知らなかったのは野党だった阿呆の安倍晋三とか善良な一般市民。
なるほど。
ジョセフ・ナイの『日本滅亡の大予言』には確実な科学的根拠が有ったのである。
そもそもマヤやノストラダムスは未来を予言したから外れたのであり、ジョセフ・ナイのような終わっている過去の予言では、最初から外れようが無い。
何もかもがもはや手遅れで『日本滅亡』との、神からの宣託はすでに下っていたのである。
2年前の3・11東日本大震災は、150年前の明治維新や68年前の日本の無条件降伏と同じ程度の規模の、『日本に大変化をもたらす』ことは最早避けられないのである。



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14 コメント

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 (桁 喜世二)
2013-07-21 19:25:19
たった一票、たかが一票、されども私は決然として投票しました。
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TPP・消費税は話題にすら成らず。地霊殿からの呼び声。 (ネプギアソリッド)
2013-07-21 21:00:13
この放射能汚染、TPPや消費税増税による日本経済破壊は全く話題にすら成らず。
マスメディアは「ねじれ解消が重要」で統制報道。
私みたいな無学な小市民が言うのもあれですが、一部を除いたら、現代日本の知識人階層やマスコミ上層はアホばっかですね。国家解体が決まったと言うのに、「ねじれ」がどうたらとか。
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暗澹 (桁 喜世二)
2013-07-21 21:16:35
我等、亡国の民なりや。
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もっと恐ろしいハナシ (宗純)
2013-07-22 10:10:46
桁 喜世二さん、ネプギアソリッドさん、コメント有難う御座います。

日本の崩壊が確実になったのですが、本当に恐ろしいですね。
私は10人兄弟の末っ子なのですが大学などの体育会と同じで厳しい年功序列の因習が有り、上の兄弟から昨日の投票日には足の不自由な姉のために車での投票所への送迎を頼まれる。この姉ですが一度も算盤を習ったことが無いのに今でも二桁の掛け算が暗算で出来ることを自慢にしているのです。ところが、たつみコータロウに入れる予定で投票所に送っていったのに、実際に書いたのは地方区も比例も破壊的カルトの幸福の党だったのですよ。この姉ですが、私とたったの12歳しか違っていないのですよ。
シリア内戦がどれ程激しくても悲惨でも、遠い世界の話しであり所詮他人事なので少しも恐ろしくないが、隣りの火事はとんでもなく恐ろしいのです。
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Unknown (農婦)
2013-07-22 10:16:36
私には解ります。隣の家事が恐ろしいとは。国防軍できますね。待って居たのは米国。遠い国米国。日本はもう立ち行かないカラ国防軍。誰がどこの国が日本を攻撃しやすいですか。米国以外にない。体に巻きつけた爆弾が爆発したら本人はもちろん周りも困るので攻撃できませんから、それができるのは米国です。日本は終わっていたのでしょうか。JAだけでも反自民、TPP反対を叫んで欲しかったです。今でも信じられないのです今回の結果が。
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この国の国民は (スーパーK)
2013-07-22 12:16:24
昨日の選挙結果は、予想されたこととはいえ、酷すぎます。
多少なりともこの国の国民を信じましたが、駄目でした。この国の国民は、早く地獄を見たい物好きだらけなのでしょうか。
私は、これから、今できることは無理をしてでもやる生活にしていきます。
宗純さんは、今後、どのようになると、見ていますか。私は、国敗れて山河なしになると
みています。放射性物質による汚染で。
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山陰新幹線 (のすひろ)
2013-07-22 14:00:52
結果の分かったサッカーの試合のような選挙でしたが
その選挙が終わったとたん参院の勝利にあわせた洒落なのか山口、鳥取ツートップによる山陰新幹線を通すとの話もささやかれているようです。
はじめから赤字間違いない路線であるのは誰の目にも明らかですが、この際なんでもありなんでしょう。

そんな話が出ると当然四国にも新幹線を通し海峡には橋かトンネルというバカ話がぶり返しそうな予感です。

それにしてもこれで福島は避難どころか復興という名で大丈夫強制帰宅が始まらなければいいがなと危惧しますが、一体誰が現状を現状のままはっきりと知らすことが出来、国民はそれを腹をくくって受け入れられるのでしょうね。
もう十分に足腰立たなくなるほどになって居ると思うのですがそれでも変える事の出来ないこの国民
返信する
天網恢恢疎にして漏らさず (宗純)
2013-07-22 16:43:15
皆さん、コメント有難う御座います。

今回の参議院選挙ですが、一月前の都議会選挙とか去年年末に行われた総選挙と同じで、マスコミでは『自民党大勝』となっているが根本的な間違い、判断ミスですね。
『自民大勝』なる、このマスコミ的な目立つ表面だけの皮相な判断は真実ではありませんよ。
自民党の毎回の選挙で得られる得票数を今回も総選挙でもは、自民は平均を下回ってるのですね。
少しも勝っていないのです。
これ等の選挙の正しい分析ですが、何れの結果も同じで、
前政権党であった民主党が大敗北したのですよ。
記事にも書いたが、今回は御丁寧にも、『天網恢恢疎にして漏らさず』で民主党に連座した、
『民主党の分派である生活の党や緑の党など、例外なく全員残らず天誅が下されたのであるから恐ろしい。』
『前政権党だった民主党に天誅が下されたのです。』
今回の選挙ですが、これ以上素晴らしい公正な選挙はなかったのですよ。
政治は、厳しい結果責任の世界なのです。
民主党に対する天誅は民主本体だけではなくて、以前に関係していただけでも連座制が適応され厳しく責任が問われたのです。
民主が大敗したのは当然であり正しい。
今の選挙制度では、最初から欠員にするとの制度例が無い。
当選人の定員がきまっているので、仕方無し(民主が大敗した分)に自民党が増えたのですよ。
民主主義の代議員選挙の制度的な欠陥であり、これは幾ら不正義でも仕方が無いのです。
その後の日本ですが、よく考えれば大敗した前政権党の民主党ですが、何か特別なことをしたから国民全員から反発されたのでは無いのですよ。
話しは逆さまで実は民主党は、何時の間にか先祖がえりして以前の自民党政治を続けたので支持者から大反発を受けた大敗したのですね。
それなら今回の民主党に対する有権者からのレッドカードの意味とは、
実は本家だった自民党に対するレッドカードなのです。
それなら、今回の参議院選挙でも去年末の総選挙でも同じで、自民党政治の敗北は明らかなのです。世界を揺るがす大変革は目前ですよ。
返信する
無慈悲な鉄槌 (閻魔)
2013-07-22 17:57:07
宗純さまの言うとおりまずは民主党の子々孫々に至るまで大王の鉄槌が下されたという説に激しく賛同します。
それもどこかの国のだ好きな言い回し「無慈悲な」罰が与えられたのですが、それが先祖がえりの罪ならば「先祖」への処罰、具体的敗北は何時訪れるのでしょうか。

僕は日本人はこのままずるずると被ばくを受け入れながら卑屈な民として長生きしそうな気がしています。もうドラスチックなことは起きずに「ジリ貧」こそが民意にちょうどふさわしいと思います。それまでつまり餓死者が出るまで耐えに耐えるのが日本人は好きなんです。

そしてそれに気が付いたときはすでに滅んでいるでしょう。馬鹿は死ななきゃ治らないとはまさに金言です。
返信する
敗戦後の平和な時代に、餓死した野坂昭如の『火垂るの墓』の主人公の少年 (宗純)
2013-07-23 15:43:23
閻魔さん、コメント有難うございます。

小泉郵政選挙の直後に亀井静香が『日本人はバカばっかり』なる名言を吐いているが、人間賢くなるためには授業料を払わないと駄目なのですね。徹底的に酷い目にあうと、少しだけ賢くなる。
政府やらマスコミやらに騙されて、68年前の敗戦で酷い目にあった日本人の中には『今度戦争が起きたら、上手く立ち回って大金持ちになるのだ』と言うやからが大勢いたのですね。
世間に向かっては鬼畜米英とか滅私奉公などと言いながら、日本の敗北を見越してコッソリと軍事物資を私的に隠匿して戦後には大金持ちになった悪党連中が大勢いたのですよ。
今度も同じで、政府中枢は実は『安全安心、大丈夫』といいならが、実は日本の避けようが無い敗北との、本当のことを知っているのですよ。
『餓死者が出るまで耐えに耐えるのが日本人』との部分ですが、厳密に言えば間違いですね。
実は1945年8月15日の敗戦までは、日本国内では餓死者は出ていないのですよ。
『火垂るの墓』で野坂昭如が描いたように、日本人が戦争の本当の恐ろしさを知るのは、敗戦後の平和になった後だったのです。
B29の爆撃で焼け野原になっても何とか食料を手に入れられたが、敗戦後の平和な時代に、野坂昭如の『火垂るの墓』の主人公の少年は餓死して仕舞う。
中国とかベトナムから強制的に徴収していたので戦争中のほうが物資はあり、日本国内はまだしもましだったのです。だから勝ち目のない戦争でもずるずると続けることが可能だったのですね。
この話しは、業績不振で赤字の企業の粉飾決算とよく似ているのですよ。負債を先送りして誤魔化している間は、一応は企業として成り立っているが、正直に赤字を計上した途端、企業は破産して経営者は業務上背任罪などで厳しく罰せられる。ですから、安愚楽牧場でも何処でも同じで目いっぱい破綻は先送りされるのです。
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