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『福島第一原子力発電所で、いま何が起きているのか!』
『たった1ヶ月で直径約1メートルの円筒状鋼管矢板が大きく20センチも変形して隙間が出来た東京電力の海側遮水壁の大失敗』
東京電力は10月26日、福島第一原発の敷地で汚染された地下水が海へ流れ込まないようにする「海側遮水壁」の工事が完了したと発表。1~4号機の護岸付近に全長780メートルにわたって直径約1メートルの円筒状の鋼管矢板594本(長さ30m)を埋め込んだ。
1ヶ月前に完成した海側遮水壁とは、鋼鉄とセメントを使用した全長約780mにわたって地下水の流れを恒久的に遮断する『地下ダム』である。東電は、この海側遮水壁の完成により、以前は1日約400トンが海側に流れていた地下水が10トンまで減らせると説明していた。
東電は海側遮水壁建設当初から『効果が確認できるまでには1~2カ月程度かかる』としていたが、出来たばかりの遮水壁が20センチも傾き1ヶ月で崩壊寸前である。
マスコミでは一切発表されていないが、今のフクシマの地下でいったい何が起きているのだろうか。
1ヶ月で20センチなら、1日当たり7ミリも鋼鉄製の円筒状の鋼管が傾いているが、もう無茶苦茶。フクシマの地下全体がメルトダウンした泥濘状態なのである。
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『福島第一原発「遮水壁」 僅かに傾く』NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所で、汚染された地下水の海への流出を抑えるため先月完成した「遮水壁」と呼ばれる設備が、地下水の圧力で海側に僅かに傾いていることが分かり、東京電力が設備の補強やひび割れの補修を進めています。
福島第一原発では、汚染された地下水が海に流れ出るのを抑えるため、護岸沿いに打ち込んだ鋼鉄製の壁で地下水をせき止める「遮水壁」が先月26日に完成しました。
この遮水壁を東京電力が調べたところ、陸側の地下水の圧力によって、上下の長さが30メートルある壁の頂上部分が海側に最大20センチほど傾き、護岸の舗装には、ひび割れも発生しているということです。
東京電力によりますと、「遮水壁」が完成したあと、陸側の地下水の水位が上昇しているのが原因だということです。
このため東京電力は、壁の回りに鋼鉄製の柱を設置して補強を行っているほか、舗装のひび割れから雨水が入り込んでさらに地下水が増加しないよう、樹脂を吹き付けて補修を進めているということです。
東京電力は、この傾きによって遮水壁の地下水をせき止める機能に影響が出ることはないとしています。
11月25日 NHK
『海側遮水壁傾く 最大20センチ、地下水圧の影響 第一原発』福島民報
東京電力福島第一原発の護岸から港湾内に汚染地下水が染み出るのを防ぐ海側遮水壁が地下水圧の影響で海側に最大で約20センチ傾いた。東電が26日、発表した。地下水をせき止めている鋼管の素材の特性で、遮水効果への影響はないという。
海側遮水壁は10月26日に完成した。行き場を失った地下水がたまり、壁内側の地下水位が約1.5メートル上昇した。水圧で鋼管が曲がったとみている。
傾きは当初から想定していたが、鋼管への負荷を低減するために鋼材で鋼管を結合して補強した。
傾きの影響で周辺の敷地の舗装に計500メートルのひび割れ(最大幅1センチ)が発生した。東電は雨水が流入して地下水位がさらに上昇するのを防ぐため、樹脂を吹き付けてひび割れをふさぐ対策を進めている。11月末に完了する予定。
海側遮水壁は汚染水対策の一つで、長さ約30メートルの鋼管を総延長780メートルにわたって護岸沿いに打ち込んだ構造となっている。
11月27日(金)福島民報社
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『マスコミが大騒動する2センチ傾いたマンション』
ほぼ同じ時期に起きた『傾き』騒動だが、マスコミが大騒ぎする横浜市都筑区のパークシティLaLa横浜(全705戸)では建物を支える基礎工事の杭打ちの施工不良で、全長130メートルの大型マンションが2センチ傾いて販売元の三井不動産では全棟立替を決定しているが費用負担は発注元では無くて実際の施行業者。(2014年の三菱地所のザ・パークハウスグランでは工事業者の鹿島が建物の解体・建て替え費用に加えて、販売解約手数料も負担する)
そもそも建築基準法では100mにつき3センチまでの傾きは許容範囲内として認めている。
パークシティLaLa横浜(三井住友建設が元請け)では、9年前の2006年に2次下請けの杭打ち工事を請け負った旭化成建材によるデータ改竄が問われているが、これは10年前に大騒ぎになった姉葉事件を彷彿させるような不思議な事件である。
マンション不正では『工法も問題だった』とコスト優先で不適切工法を採用した元受の責任を11月15日付け赤旗日曜版が取上げている。元受や売主、監督する立場の国の責任が重大なのです。
2006年から始まった新しい旭化成建材のダイナウイング工法での杭打ちでは、工期や経費が削減されるメリットが有るが支持層が砂質と礫質の場合に限定されている。ところが、横浜の現場は粘土が固まった土丹層。認定外なので、担当の国交省建築指導課でも『性能は保証できない』とされている。
旭化成建材WebサイトによるとDYNAWING(ダイナウィング)工法の説明では杭本体径は300~800mmまであり支持力に7倍の違いがある。ところがマスコミの報道は杭の『長さ』だけで直径の記載が何処にも無い。(使われた杭が既製のコンクリートパイルだったとの報道も有る)
『マスコミが誰も騒がない20センチ傾いたフクシマの海側遮水壁の落差』
それにしても1ヶ月で30メートルの遮水壁(打ち込んだ円筒状鋼管矢板)が約1.5メートルの水位の差で20センチも傾いた方は何の騒動にもなっていない。
原因は不明だが、絶対に起きる筈が無い摩訶不思議な椿事中の椿事であり、円筒状の鋼管矢板594本を確実に打ち込んでいない明らかに不正な手抜き工事である。
単に置いただけの状態なのか。それとも打ち込んだ後で浮き上がったのかは不明だが、何れにしろ福島第一原発の地下の地盤自体が少しも安定しておらずメルトダウンした泥濘のような溶解状態??なのですから恐ろしい。
軟弱地盤で9年間で2センチ傾いた横浜のマンションよりも、3日間で2センチ傾くこのフクシマのほうが日本にとって遥かに危険であり重大問題であることは言うまでも無い。
軟弱地盤どころか、メルトダウンした福島第一原発の場合はマグマのように激しく地盤が流動しているのである。
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『約束されていた海側遮水壁の大失敗』
『謎だらけ秘密だらけの東京電力「海側遮水壁」の怪』
福島第一原発の1号基から4号基までの原子炉4基をぐるりと取り囲む1・5キロもの前代未聞の可塑性(失敗が明らかになれば、通電を停止して何時でも撤退が可能な一時的な施設)の凍土方式による陸側遮水壁は1年以上前からマスコミが報道しているので誰でも知っている。
ところがマスコミが報道しないので東京電力が海側遮水壁(鉄板やコンクリートの恒久的な施設)を何年も前から建設していた事実は、(凍土壁とは逆に)今まで一般市民は誰も知らなかった。
余りにも不思議すぎて、少しも辻褄が合わない。最初から根本的に矛盾しているのである。
東京電力の海側遮水壁をメディアとして初めて報道したのが半年前の5月17日(日)の日本共産党機関紙しんぶんん赤旗の『福島第一原発 迷走する汚染水対策』(赤旗以外の他のメディアは一切沈黙して何も報じない。マスコミが海側遮水壁を報道しだすのは1ヶ月前の完成時とは無茶苦茶の極み)
『延々と続く季節はずれの「真夏の怪談」、3年遅れのフクシマの海側遮水壁』
東京電力は汚染水の海洋流出を阻止するため、3年以上前の2012年5月、1~4号機の護岸海側に遮水壁を建設。全長約780mの海側遮水壁を99%完成させるが10メートルの開口部から汚染水がダダ漏れだった。
マスコミが報じなかった原因ですが、誰にも知られること無く、密かに原子力規制委員会Vs東京電力・経済産業省・資源エネルギー庁連合の仁義なきバトルが発生していた。
海側遮水壁は存在自体が日本国の恐ろしいタブーだったのである。
3/25第33回監視評価検討会では凍土遮水壁の運用開始の議論が行われたが結論が出ない。
2014年度中にほぼ完成していた陸側遮水壁(凍土壁)を当初の計画通り、2015年度に入ったらすぐに運用(凍結)を開始したい東京電力と通産省(エネ庁)。
規制委員会の監視評価検討会は、『凍土壁は一度開始してしまったら建屋近辺の地下水に不可逆的な影響を与える』として断固阻止。(規制委は陸側の凍土壁だけでは無くて海側の遮水壁にも抵抗している。対して東電とエネ庁が推進派)
陸にしろ海にしろ同じで、遮水壁(地下ダム)に抵抗する規制委は、『地下水の水位』を表向きの口実にして誤魔化しているが、それなら『不可逆的な影響を与える』など大仰過ぎる。
水位の上下など幾らでも変更が可能であるし、そもそも凍土壁は水位の変化が目的の一つだった。
規制委のように、水位の変化程度で『不可逆的な影響を与える』などとは誰も思わない。原子力規制委員会の主張ですが基本的に口から出まかせの真っ赤な嘘であり絶望的なフクシマの現状の擬装工作である。
学者も官僚も政府も、誰も彼も同じでフクシマの核燃料の原状を把握出来ていないので右往左往するばかりで『安全な正しい解決方法』が分からない。
意見の不統一で小競り合いを繰り返している東電も規制委もエネ庁も、再臨界の大爆発の恐怖に怯えながら濃霧の中を目的も無くゾンビの如く徒に彷徨っている。
東京電力の海側遮水壁がたった1ヶ月で20センチも傾いて隙間が出来た今回の大失敗は予想の範囲なのである。
『たった1ヶ月で直径約1メートルの円筒状鋼管矢板が大きく20センチも変形して隙間が出来た東京電力の海側遮水壁の大失敗』
東京電力は10月26日、福島第一原発の敷地で汚染された地下水が海へ流れ込まないようにする「海側遮水壁」の工事が完了したと発表。1~4号機の護岸付近に全長780メートルにわたって直径約1メートルの円筒状の鋼管矢板594本(長さ30m)を埋め込んだ。
1ヶ月前に完成した海側遮水壁とは、鋼鉄とセメントを使用した全長約780mにわたって地下水の流れを恒久的に遮断する『地下ダム』である。東電は、この海側遮水壁の完成により、以前は1日約400トンが海側に流れていた地下水が10トンまで減らせると説明していた。
東電は海側遮水壁建設当初から『効果が確認できるまでには1~2カ月程度かかる』としていたが、出来たばかりの遮水壁が20センチも傾き1ヶ月で崩壊寸前である。
マスコミでは一切発表されていないが、今のフクシマの地下でいったい何が起きているのだろうか。
1ヶ月で20センチなら、1日当たり7ミリも鋼鉄製の円筒状の鋼管が傾いているが、もう無茶苦茶。フクシマの地下全体がメルトダウンした泥濘状態なのである。
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『福島第一原発「遮水壁」 僅かに傾く』NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所で、汚染された地下水の海への流出を抑えるため先月完成した「遮水壁」と呼ばれる設備が、地下水の圧力で海側に僅かに傾いていることが分かり、東京電力が設備の補強やひび割れの補修を進めています。
福島第一原発では、汚染された地下水が海に流れ出るのを抑えるため、護岸沿いに打ち込んだ鋼鉄製の壁で地下水をせき止める「遮水壁」が先月26日に完成しました。
この遮水壁を東京電力が調べたところ、陸側の地下水の圧力によって、上下の長さが30メートルある壁の頂上部分が海側に最大20センチほど傾き、護岸の舗装には、ひび割れも発生しているということです。
東京電力によりますと、「遮水壁」が完成したあと、陸側の地下水の水位が上昇しているのが原因だということです。
このため東京電力は、壁の回りに鋼鉄製の柱を設置して補強を行っているほか、舗装のひび割れから雨水が入り込んでさらに地下水が増加しないよう、樹脂を吹き付けて補修を進めているということです。
東京電力は、この傾きによって遮水壁の地下水をせき止める機能に影響が出ることはないとしています。
11月25日 NHK
『海側遮水壁傾く 最大20センチ、地下水圧の影響 第一原発』福島民報
東京電力福島第一原発の護岸から港湾内に汚染地下水が染み出るのを防ぐ海側遮水壁が地下水圧の影響で海側に最大で約20センチ傾いた。東電が26日、発表した。地下水をせき止めている鋼管の素材の特性で、遮水効果への影響はないという。
海側遮水壁は10月26日に完成した。行き場を失った地下水がたまり、壁内側の地下水位が約1.5メートル上昇した。水圧で鋼管が曲がったとみている。
傾きは当初から想定していたが、鋼管への負荷を低減するために鋼材で鋼管を結合して補強した。
傾きの影響で周辺の敷地の舗装に計500メートルのひび割れ(最大幅1センチ)が発生した。東電は雨水が流入して地下水位がさらに上昇するのを防ぐため、樹脂を吹き付けてひび割れをふさぐ対策を進めている。11月末に完了する予定。
海側遮水壁は汚染水対策の一つで、長さ約30メートルの鋼管を総延長780メートルにわたって護岸沿いに打ち込んだ構造となっている。
11月27日(金)福島民報社
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『マスコミが大騒動する2センチ傾いたマンション』
ほぼ同じ時期に起きた『傾き』騒動だが、マスコミが大騒ぎする横浜市都筑区のパークシティLaLa横浜(全705戸)では建物を支える基礎工事の杭打ちの施工不良で、全長130メートルの大型マンションが2センチ傾いて販売元の三井不動産では全棟立替を決定しているが費用負担は発注元では無くて実際の施行業者。(2014年の三菱地所のザ・パークハウスグランでは工事業者の鹿島が建物の解体・建て替え費用に加えて、販売解約手数料も負担する)
そもそも建築基準法では100mにつき3センチまでの傾きは許容範囲内として認めている。
パークシティLaLa横浜(三井住友建設が元請け)では、9年前の2006年に2次下請けの杭打ち工事を請け負った旭化成建材によるデータ改竄が問われているが、これは10年前に大騒ぎになった姉葉事件を彷彿させるような不思議な事件である。
マンション不正では『工法も問題だった』とコスト優先で不適切工法を採用した元受の責任を11月15日付け赤旗日曜版が取上げている。元受や売主、監督する立場の国の責任が重大なのです。
2006年から始まった新しい旭化成建材のダイナウイング工法での杭打ちでは、工期や経費が削減されるメリットが有るが支持層が砂質と礫質の場合に限定されている。ところが、横浜の現場は粘土が固まった土丹層。認定外なので、担当の国交省建築指導課でも『性能は保証できない』とされている。
旭化成建材WebサイトによるとDYNAWING(ダイナウィング)工法の説明では杭本体径は300~800mmまであり支持力に7倍の違いがある。ところがマスコミの報道は杭の『長さ』だけで直径の記載が何処にも無い。(使われた杭が既製のコンクリートパイルだったとの報道も有る)
『マスコミが誰も騒がない20センチ傾いたフクシマの海側遮水壁の落差』
それにしても1ヶ月で30メートルの遮水壁(打ち込んだ円筒状鋼管矢板)が約1.5メートルの水位の差で20センチも傾いた方は何の騒動にもなっていない。
原因は不明だが、絶対に起きる筈が無い摩訶不思議な椿事中の椿事であり、円筒状の鋼管矢板594本を確実に打ち込んでいない明らかに不正な手抜き工事である。
単に置いただけの状態なのか。それとも打ち込んだ後で浮き上がったのかは不明だが、何れにしろ福島第一原発の地下の地盤自体が少しも安定しておらずメルトダウンした泥濘のような溶解状態??なのですから恐ろしい。
軟弱地盤で9年間で2センチ傾いた横浜のマンションよりも、3日間で2センチ傾くこのフクシマのほうが日本にとって遥かに危険であり重大問題であることは言うまでも無い。
軟弱地盤どころか、メルトダウンした福島第一原発の場合はマグマのように激しく地盤が流動しているのである。
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『約束されていた海側遮水壁の大失敗』
『謎だらけ秘密だらけの東京電力「海側遮水壁」の怪』
福島第一原発の1号基から4号基までの原子炉4基をぐるりと取り囲む1・5キロもの前代未聞の可塑性(失敗が明らかになれば、通電を停止して何時でも撤退が可能な一時的な施設)の凍土方式による陸側遮水壁は1年以上前からマスコミが報道しているので誰でも知っている。
ところがマスコミが報道しないので東京電力が海側遮水壁(鉄板やコンクリートの恒久的な施設)を何年も前から建設していた事実は、(凍土壁とは逆に)今まで一般市民は誰も知らなかった。
余りにも不思議すぎて、少しも辻褄が合わない。最初から根本的に矛盾しているのである。
東京電力の海側遮水壁をメディアとして初めて報道したのが半年前の5月17日(日)の日本共産党機関紙しんぶんん赤旗の『福島第一原発 迷走する汚染水対策』(赤旗以外の他のメディアは一切沈黙して何も報じない。マスコミが海側遮水壁を報道しだすのは1ヶ月前の完成時とは無茶苦茶の極み)
『延々と続く季節はずれの「真夏の怪談」、3年遅れのフクシマの海側遮水壁』
東京電力は汚染水の海洋流出を阻止するため、3年以上前の2012年5月、1~4号機の護岸海側に遮水壁を建設。全長約780mの海側遮水壁を99%完成させるが10メートルの開口部から汚染水がダダ漏れだった。
マスコミが報じなかった原因ですが、誰にも知られること無く、密かに原子力規制委員会Vs東京電力・経済産業省・資源エネルギー庁連合の仁義なきバトルが発生していた。
海側遮水壁は存在自体が日本国の恐ろしいタブーだったのである。
3/25第33回監視評価検討会では凍土遮水壁の運用開始の議論が行われたが結論が出ない。
2014年度中にほぼ完成していた陸側遮水壁(凍土壁)を当初の計画通り、2015年度に入ったらすぐに運用(凍結)を開始したい東京電力と通産省(エネ庁)。
規制委員会の監視評価検討会は、『凍土壁は一度開始してしまったら建屋近辺の地下水に不可逆的な影響を与える』として断固阻止。(規制委は陸側の凍土壁だけでは無くて海側の遮水壁にも抵抗している。対して東電とエネ庁が推進派)
陸にしろ海にしろ同じで、遮水壁(地下ダム)に抵抗する規制委は、『地下水の水位』を表向きの口実にして誤魔化しているが、それなら『不可逆的な影響を与える』など大仰過ぎる。
水位の上下など幾らでも変更が可能であるし、そもそも凍土壁は水位の変化が目的の一つだった。
規制委のように、水位の変化程度で『不可逆的な影響を与える』などとは誰も思わない。原子力規制委員会の主張ですが基本的に口から出まかせの真っ赤な嘘であり絶望的なフクシマの現状の擬装工作である。
学者も官僚も政府も、誰も彼も同じでフクシマの核燃料の原状を把握出来ていないので右往左往するばかりで『安全な正しい解決方法』が分からない。
意見の不統一で小競り合いを繰り返している東電も規制委もエネ庁も、再臨界の大爆発の恐怖に怯えながら濃霧の中を目的も無くゾンビの如く徒に彷徨っている。
東京電力の海側遮水壁がたった1ヶ月で20センチも傾いて隙間が出来た今回の大失敗は予想の範囲なのである。
原子炉建屋をぐるっと囲む地下ダム構想は、2011年の早い段階で建設が決まっていたのですが、、・・・
ところが何故か有耶無耶になる。
再浮上するのが、いわゆる『凍土方式による遮水壁なのです。
1年ほど前にマスコミが、福島第一原発敷地内に1日当たり1000トンの地下水が流れ込んでいると言い出した。(原子炉の建屋内地下には、このうちの400トンが投げれこんでいると主張)
地下水ですが、自然現象であり原発事故とは無関係に大昔から絶えることなく流れているのです。
作るなら鉄とコンクリートで丈夫に作る必要性があるが、なんと、凍土方式を採用する。
基本的に無茶苦茶なのです。
東電の説明によると『凍土方式は可塑性がある』(失敗だと思った時に、速やかに停止できる)とのとんでもないメリットがあるのですが、無茶苦茶にものほどがある。
東電も規制委も、実はフクシマの現状を少しも把握していないことは明らかですよ。
何が今後起きるかの保証が、何処にもないし誰にもわからない。
恐ろしいことに、フクシマですが、手探り状態なのです。
その量は1日400トンではない。(あれは建屋に浸み込む量。)護岸ではなくダムが必要ではないか。
遮蔽すれば地下水位は上がり、今度はその処理が必要になるが、これは当然汚染水で処理が必要になる。一体どの位の処能力が必要になるのであろうか。
そうならない場合、護岸の両脇からダダ漏れということではないか?(東電敷地の両外側になります。)
開口部のあった理由はそういうことで、予想外の流出量の発覚や敷地外への波及は関係者も想定済みではないか。
あと、斜面全体が海側に動いてるのでは、とか。
過去にドレン等から流失があったときの放射線量はとんでもない数値があったと記憶するが、そんな環境下
で一体誰が建設工事に携わったのであろうか?
こんなコメントでいいのでしょうか?
東京電力もオウムの真似をしたのでしょう。
見かけ上は立派で鉄とコンクリートでできている風に見えるが、発泡スチロール製のハリボテなのですよ。もしも、本物の鋼鉄製なら、福島第一原発の地下はメルトダウンしていて、ドロドロのマグマのような有様になっているのです。
何れかは真相は不明だが、それでないと、1日に7ミリも絶対に動かない。
この『逝きし世の面影』ブログでは繰り返し繰り返し何度も書いているのですが、ここは正誤が判りやすい高尚な科学ブログでは無くて、
正誤や善悪が判り難い、大悪党小悪党が跳梁跋扈するおどろおどろしく不可解な政治の世界を扱う下世話な政治ブログです。
しかも、この『逝きし世の面影』ブログは、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)というオルタナティブな政治ブログとして、政府やマスコミだけではなくてネット空間での数々の擬装や悪質なプロパガンダを告発した関係で多くの読者を獲得した半面、
自分たちの悪事を暴かれて恨みに思っている阪大の菊池誠を教祖とする不思議な偽科学教カルトとか解同の糾弾会モドキを繰り返すkojitakenグループ、護憲左翼を装う極左暴力集団の生き残りBLOG BLUESなど、何とか足を引っ張りたいと思っている悪党連中も数多い。
良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要性から、タイトルや名前が無いコメント、あっても通りすがりとか日本人の一人などの、個人を特定しているとは思えないHNは無記名と看做して不掲載とするローカルルールの設定しています。
今回の様な、タイトル無もHNも無いコメントは困るのです。次回のコメント投稿時には何でも結構ですから忘れずに適当なタイトルとHNをご記入下さい。
ただ「置いただけ」でも1日で7ミリも傾かない。
フクシマの海側遮水壁ですが、直径約1メートルの円筒状の鋼管矢板594本(長さ30m)ですが、
これは河川とか海岸の護岸の工事では一般的な工法であり、しかも何年も前に建設していた。
ただし、規制委員会が抵抗していて10メートルの開口部が残していたのです。
今回閉鎖したら、突然傾きだした。
原子力規制員会の悪いう予想が的中しているのですが、・・・・
この異常現象の原因は水位の変化程度の話ではないことは明らかですよ。
発表していないだけで、フクシマの地下が、マグマのようなドロドロの状態になっているのです。
地中に打ち込んだ杭が1日に7ミリも傾きません。いつまで政府やマスコミは国民に対して隠し続けるつもりなのでしょうか。
不思議でなりません。
根こそぎ原発を移動するような、とてつもない方法もありそうな気もします。天文学的予算が掛かるでしょうね。
福一は未曾有で未体験な事故です。その上もうすぐ五輪もあります。次に3・11クラスの災害に襲われるまでは、小手先の誤魔化しで通すように思えます。そのヤバさに人々が気付く頃にはもう戦犯達は引退してるか、あの世でしょうが。
今回の記事からあらためて考えてみると、事故以来その対応がずっと泥縄式に思えます。その内、汚水タンクの平原が地平線迄広がる異様な景色が表れるのでしょうか。今現在も小規模ながら異様に見えてます。