『笑えない、時期が悪すぎるブラックジョーク』産経地球環境大賞
毎日飽きることなく福島第一原発事故の御粗末な対応で、民主党管直人政権を批判する記事を事故以来連日掲載している産経新聞。
ところが今まで暴走したら誰も止めれない巨大な実験装置程度の危険な原発を、真っ赤な嘘の『原発安全神話』で大宣伝していた原発推進派の代表も産経新聞である。
この事実は誰でもが知っている『不都合な真実』である。
ところが産経新聞は口汚く他人の悪口は言うが、自分の今までの言動を全く反省しない。
この態度は世界的に危険な地震列島に原発を造り続けた歴代自民党政権の責任を一言も謝罪しない谷垣自民党総裁にも言えるが、無責任の極みである。
産経や自民党は、現政権を批判する前に順番としては国民全員に土下座して謝ってから、それから今の管直人首相を批判するのが筋であろう。
産経記事には、『お前にだけは言われたくない』と管首相は思っている筈だ。
己を省みてから他を批判して欲しいものです。
何とも恥ずかしい話だが3月の原発事故直前の2月の時点で、産経は第20回地球環境大賞で放射性汚染物質を大量に垂れ流して地球の環境を破壊し続けている東京電力に対して、最高のグランプリ『地球環境大賞』を与えていた。
御丁寧にも爆発炎上して収束の目途さえない福島第一原発1~3号基(停止中だった4号基は日立)の原発メーカーである東芝に対しても地球環境大賞の経団連会長賞を与えているのですから抜かりは無い。
今現在、地球環境を破壊している東電、東芝の2大戦犯の両方をエコで表彰するとは徹底した間抜けぶりであり、最早現実が見えない産経は脳死状態であるともいえる。
『第20回地球環境大賞の受賞者決定』2011.2.25 産経新聞
今年で第20回を迎える「地球環境大賞」(主催・フジサンケイグループ)の受賞者が決まった。
地球環境大賞は、温暖化の防止や環境保全活動に熱心に取り組む企業や団体を毎年表彰しているもの。
東電や東芝が受賞していた、この環境大賞の授賞式は4月5日に東京の元赤坂の明治記念館で予定されていたが、東日本大震災の影響で無期限に延期になった。
日枝久フジサンケイグループ代表は地球環境大賞の主催者として挨拶。
『地球環境大賞をはじめ、あらゆる分野で「環境」と「経済」、そして「社会」との調和による豊かで活力にあふれた国づくり』と、地震列島での危険極まる原発推進を語る。
米倉弘昌日本経済団体連合会会長は、『環境と経済の両立』とか『日本の技術力は人類全体の金の卵』とか『温暖化対策』、『革新的技術の普及』などと御託を並べて、暴走すると誰も止めれない原子力発電を天まで持ち上げて地球環境大賞経団連会長賞に原発メーカー東芝を推薦する。
現実に原発が爆発して暴走、放射能汚染物質を垂れ流して未だ収拾の目途さえ立たない時点でも、この日本経団連会長の米倉弘昌、『千年に一度の津波だ。あれほど耐えているのは素晴らしい。自信を持つべきだと思う。』
東電の責任は『想定外の天災』なので、『原発賠償は国の責任。』(東電の責任は無い)
ウォールストリートジャーナルの取材では、『(東電は)一生懸命やっている。(東電の責任は)考えられていないが、東電自体が被災者だ。』
『甘かったということは絶対にない。国の安全基準に基づき設計されている。何十倍も安全。東電は全然、甘くはない。』
『(日本の原発計画の)廃止するという必要はない。』と、日本の財界トップが原発事故の心配を嘲笑したとWSJでは報道されている。
この国辱的な無責任男、『恥知らず』グランプリの日本代表的人物米倉弘昌は26日、『間違った陣頭指揮が混乱を引き起こすもとに既になっている』、『菅直人首相らの不適切な対応が国民の不安を招いている』と日本政府を痛烈に批判するが、お前が言うな。!
『お前が言うな』お笑いアンサイクロペディア
お前が言うな(おまえがいうな)とは、汎用性の高い魔法の言葉。
『お前にだけは言われたくない』が若干砕けた表現で、高等な自己言及に対して贈られる喝采、ボケに対するツッコミとして詠唱される。
自己言及が横行している人間社会では、半ば相槌のように使われている。
どちらかと言えば貶し言葉よりも誉め言葉に分類した方が良いだろう。
まさにツッコんでくれと言わんばかりの典型的なボケの一種である。
発言者のセンス次第では、珠玉のユーモアとなる。それらの自己言及は、多くの聞き手にツッコミを入れずにはいられない衝動を誘引する。
(留意点)
『お前が言うな』と相手に言わせるような状況を醸成させることは意外と難しく、ある程度のセンスが要求される。
単純につまらなかったり、あからさまにツッコミを言わせたい願望が透いて見える浅薄な自己言及に対しては、よほどのお人よし相手でない限り『お前が言うな』とすら言ってもらえず、無視される。
自己言及はさりげなく行うことが肝要。天然ボケの人達を模範にすると良いだろう。
原子力発電を所管する経済産業省の大臣である海江田万里は自分自身が『原発安全神話』を信じていた、自らの不明を恥じているようです。
比較的ましな海江田でもこれですから、他の松下政経塾系や旧民社党系の体制べったりの大臣や議員達も少しも疑うこと無く『安全神話』を信じきった状態だったんでしょう。
だから現実に安全神話が吹っ飛んだ時には周章狼狽するばかりで、起きている事件の意味が分からなかったのです。
元々最初から『原発安全神話』を信じていなかった疑問のに思う人さんなど我々信者でない一般市民にとっては、この原発安全神話の信者たちの御粗末な慌てブリは、『本当なのか』と疑うような実に不思議な話ですね。
原発は危険であると知っていた京大の小出助教などの人たちは、『安全神話』とは、そう主張しないと原発が建設できないので『危険性は認識している』が便宜上世間に向かって『安全神話』を振り撒いているのだと思っていたのです。
だから今回、実は安全神話とは、信者たちにとっては正しく神話であり『事実である』と信じきっていたことが判り、呆れ果てている状態です。
本当に原発が暴走した時に何のマニュアルも無いのですね。
何故なら安全神話では、そのような神話に背く判断は『ありえない』ことであり『考えること』さえ教えに背くタブーだったのですから、暴走時のマニュアルなどがあるはずが無いのです。
それにしても小出助教ともあろうものが、『原発安全神話』とは信者たちにとっては絶対不可侵の真理(宗教)であり、正しい意見の自分が万年助手に甘んじなければならなかった理由が異端の背教(安全神話を信じなかった)にあったのだとの事実が見えていなかったのですね。
この部分だけなら何となく田中宇の、ネオコンは『絶対に失敗することが判っているイラク侵攻』を推進したんであるからやりすぎでアメリカの単独覇権を壊す目的の隠れ多極主義である。との共通項が見えますね。
高偏差値で高学歴でそれなりに知識もある人々が、自分から見れば一目で判断出来る程度の簡単な間違いを起こす筈が無いとの思い込みですね。
ところがヒトとは悲しいもので一度信じ込むと、明らかな間違いの簡単に正反対を信じ込むのですよ。
以前の道に迷い遭難した登山者が川に出合ったときに『川が逆流している』と言った話と同じであるのです。
自分が間違ったとの簡単な事実がなかなか理解出来ないので、常識はずれにも『川の方が間違っている』と思ってしまうのですね。実はこの話は普通の生活でも小さなものは時々起きているのです。
今も30km近辺に留まざるを得ない人たちがあるわけですが、かつて原発推進派・原発受益者そして今も原発推進派の人たちがあるでしょうね。
この事態を見て尚原発が国益にかなうなどと言える人に心底がっかりします。3年後5年後がんになってもやはり原発信者なんでしょうね。
イギリスで1957年10月10日に起きた原発が16時間燃え続けた火災事故による放射性物質の漏洩が起きてているのですが、核物質による汚染は当時のマクミラン政権が極秘にしてやっと30年後の87年に公開されたが、白血病発生率は全国平均の3倍で現在でも危険な状態であると言われています。
日本の大震災後にこの事件を取材にセラフィールドの町を訪れた毎日新聞記者は最初は住民に歓迎されたのですが取材目的を聞かされた途端、態度が一変。口を閉ざして何も語らないのですね。
何故ならこの付近のイングランド北西端カンブリア州にある小さな街は今でも核関連の仕事に多くの住民が従事しているのです。
だからこの過去の汚染事件は住民にとってはタブーでよそ者には喋れないのです。
この話は日本の熊本県の水銀汚染公害の水俣病の話に似ていて、田舎の企業城下町である水俣市では水俣病の患者の話はタブーであったのですね。何とも嫌な話ですね。
放射線障害ですが被曝での急性障害は確定的に出てそれには閾値があり100ミリシーベルト以下では症状は出ないとされています。
しかし晩成障害では閾値はなくて幾ら少なくても一定の量の確率的な障害が起きるとされているのです。死神の宝籤のような話なのです。
ですから『世界一運の悪い男』としてイギリスの娯楽番組で取り上げられたヒロシマの原爆で大火傷をおいナガサキの原爆でも被爆し、二重被曝しても93歳まで生きた、ある意味では世界一運の良い人も生まれてしまうのですね。
自動車が毎年5000人も死ぬが誰も自動車を止めろとは言わない。自動車は危険だが必要だ。原発も危険だが必要だ。
などのインチキ臭い話が真面目な顔で語られているのですよ。
全く違うものを混同して大衆を騙そうと企んでいるのです。
確かに交通事故も怖いし煙草の煙も体に悪い。ただどちらも我々人類の力で十分に制御が可能なのです。
ところが原発では暴走した時に制御不能で収束が無理なのですね。
しかも原発では得られる利益と失う損失の量が見合っていない。
煙草や自動車では無限賠償責任を引き受けてくれる損害保険会社なら幾らでも有るのですが、原発では誰も引き受けてが無い。
あったとしても保険金が膨大すぎて到底賭けられない金額ですよ。
今のように煙草や自動車などと原発を同一に論じる方がどうかしている。
今のマスコミのこの論調は、限りなく悪質なペテン師詐欺師の騙しの手法ですよ。
むしろ本当の問題は、それが止められるのかどうかです。 脱原発は時間をかければ可能なはずなので、脱原発を目指さなければならないのは当然です。 国策であろうが何であろうが、一部の人間が勝手に原発推進を決めるのは許されません。 では、交通事故は減らせるのか、喫煙は廃止できるのか。 それはそれで、大きな問題ではあります。
人間万事塞翁が馬で、福島第一原発事故が起きて唯一良かったこととは軽水炉とは比較にならないほど恐ろしい、制御不能の高速増殖炉もんじゅの稼動が止められる可能性が出て来たことぐらいですね。
産学官の原子力村の住人達は福島原発事故が無ければ、間違いなくどんな無理をしても何としても『もんじゅ』を動かしていた筈です。
もんじゅですがナトリウム漏れで運転停止してからでも15年以上経過しているのですから老朽化は避けれません。
福島第一原発1号機も運転開始から40年での老朽化で配管の強度が落ちていて、津波以前に地震が原因で冷却水が漏れるなど致命的な損傷をしていたようです。
論点のすり替えと言えば、
昔天か一家の会のネズミ講詐欺事件では人口には限りがあるので『ネズミ講は必ず行き詰る』との当然の指摘に対して『日本では毎年毎年100万人以上の赤ん坊が生まれる』から大丈夫なんて言う屁理屈の馬鹿馬鹿しい反論を行っていたのですよ。
日本も批准している「1972年の廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約」(ロンドン条約)は放射性物質の海洋投棄を禁止しているが、
『それは船舶や航空機や海上の人口建造物からの投棄についてであって、福島で起きているような陸上施設からの投棄は条約の範囲外。』なんてのもありましたね。
船舶や航空機からなら幾ら投棄しても容量には限度があるが、そもそもの放射性廃棄物の元になる陸上の原発施設からなら、容量に制限が無くほぼ無限大なのすよ。
福島はチェルノブイリ10分の1(だから影響は小さい)とよく言われているがチェルノブイリは広島の原爆投下の400~500倍の放射性物質を撒き散らした。
それなら最低でもヒロシマ原爆の40倍で、しかも未だ収束していないので、これから増え続けていきます。
又チェルノブイリでは爆発規模が大きかったので500キロも拡散したが、福島では10分の1の50キロです。
それなら汚染面積の比較では単純計算で100倍なので汚染物質の総量が10分の1でも、福島県の放射能汚染の濃度は10倍になる計算です。
恐ろしいですね。
汚染地域ですが、大人はともかく児童や妊婦の疎開は全てに優先して行わなければならないでしょう。
お前が言うな
世間全般見渡しても他人のあらを探したり
馬鹿にする野党的発言は誰にでも出来ます
具体的にどうすればいいのかという
与党的発言はほとんどされてないですね
されていたとしても希望的な無責任なものです
繰り返しますが批判は馬鹿にでも出来ます
何かの高尚なジョークなのでしょが、さっぱり意味が分かりません。
コメントは、与党の民主党野田総理に対する批判であると思われるのですが、まさか民主党の執行部や大幹部が匿名で『逝きし世の面影』のブログを書いていると思っている人は誰一人いないでしょう。
この投稿コメントですが、自民党や公明党の本部に送るほうが、ぴったりですね。
この場所は、間違いですよ。
谷垣総裁に対して、
>『お前が言うな
世間全般見渡しても他人のあらを探したり
馬鹿にする野党的発言は誰にでも出来ます
具体的にどうすればいいのかという
与党的発言はほとんどされてないですね
されていたとしても希望的な無責任なものです
繰り返しますが批判は馬鹿にでも出来ます』
いや~あ。素晴らしい御意見ですね。