逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

なんとなく「不まじめ」な参院選

2019年07月05日 | 政治
『参院選公示日前日の2019年7月3日、日本記者クラブ主催で安倍晋三首相(自民党総裁)など与野党7政党による党首討論会が東京・ 内幸町ので開かれた』

『山本太郎(れいわ新撰組)不在の参院選党首討論会』

もしも与野党党首討論会の主題の一つが消費税率の『引き上げ』なら、山本太郎(れいわ新撰組)を抜いて他与野党7党でいくら話し合っても無駄。意味が無いのである。
今の日本ですが、山本太郎(れいわ新撰組)以外の日本共産党も立憲民主党も国民民主党も維新の会も同じで消費税率の『凍結』や『引き上げに反対』(現在の税率8%の維持)を主張している。与野党7党の違いとは8%の現状維持か10%に引き上げるかで、仲よく争っていた。

『参議院の選挙戦が始まるということで、「7党首討論会」という企画記事を掲載していた。その集合写真がこれなのだが、なにか「小学校の学級委員の選挙じゃあるまいし」という気がした。
この写真を見たときのザラっとした違和感は、何なのだろう。日本の進路が、いよいよ決まって行く実感がある、その大事な選挙が、こんな仲良し会的な雰囲気で行われていいのだろうかという違和感が、根底にありそうだ。』とは1933年東京生れの志村 建世さんの素直な意見なのだが、言い得て妙。まさに核心部分を突いている。

与野党7党党首ですが『真剣に争っている』ようではあるが、実は小学校の学級委員選挙と同じで喧嘩する気が最初から無い。(我が日本国ですが、事実上挙国一致の『大政翼賛会』状態だったらしい。日本では『山本太郎』一人だけが邪魔なのである)
★注、
現在は反緊縮財政(消費税廃止)を一枚看板に掲げる山本太郎ですが、6年前の参議院東京選挙区での選挙戦でも、当選してからの参議院議員時代でも一貫して訴えていたのは2011年3月11日のフクシマの未曾有の核事故による放射能被害である。そして今回の山本太郎抜きの日本記者クラブ主催の7党党首会談ではフクシマの放射能被害は全員がスルーしていた。



『大阪以外では事実上消滅している維新、高齢化が進み消滅寸前に追い込まれた護憲政党』

結党時(石原慎太郎党首)の衆議院選挙(2012年12月16日)には20%を超えていた維新の会ですが、選挙のたびに得票率も議席も劇的に減らして今では大阪を除いて消滅寸前に追い込まれている。次回選挙からは議員全員が自民党に入ることで生き残るしか道が無い。(あるいは自民党との小連立)
日本国憲法9条『非武装中立』の旧社会党支持層とは、『火垂るの墓』の野坂昭如など闇市世代だった。日本の大都市が全て焼野原になって、権威や信用力がある賢い大人たちが、それまでの一億玉砕、本土決戦、鬼畜米英から一夜でアメリカ民主主義万歳に変わるトンデモナイ世の中を一番感受性の高い思春期に経験していたのである。
だから『非武装中立』の旧社会党を熱烈に支持したが、今では全員がリタイアして社会党も消滅。後継政党の社民党も今回の参議院選挙で2%の得票率5議席の政党要件を失うのは確実である。
第二次世界大戦でアメリカにボロ負けして産業基盤を全て破壊された『貧乏だった日本』を知っている最後の世代が『団塊の世代』で、日本共産党の最大の支持基盤だが、今では次々と現役を引退しているのですから、社民党ほどではないが日本共産党が危機的な状態にあるのは明らかである。早急に手を打たないと旧社会党の轍を踏む。



我が日本国では第二次世界大戦の昭和天皇の死後の30年間も、共産党などの護憲を掲げる政党が『高齢化』が著しく、一貫して衰退の道を歩んでいるのは衆目の一致する見解なのですが、ところが志位和夫委員長など共産党幹部には、なぜか当然の自覚が一切無いのですから、一直線に滅びに向かって突き進んでいる。

『なんとなく「自共連立』の不真面目』(負けている自民党を応援する大阪共産党の怪)

『大阪以外では事実上消滅している維新』ですが、これは、摩訶不思議な『大阪だけは元気な維新』の意味でもあるのですが、それなら何故大阪だけは例外なのかというと、その原因は案外簡単で、大阪だけは自民党共産党の大連立?(挙国一致?)が成立しているからなのです。
日本共産党ですが東京では反自民(安倍政権はファシズムだ)としているが、大阪では『維新はファシストだ』として自民党候補を無償で応援しているのですから不思議だ。
自民党(安倍晋三)政権を倒す心算なら、大阪でもまったく同じで『自民党』を応援しては絶対に駄目なのです。しかも、勝っているのではなくて『負けている』のですから目も当てられない大失敗。
有権者にとっては、自民と組んで維新を倒すとの今の(大阪限定の)戦略より、維新と組んで自民党を倒す戦略の方が、よほど分かり易い。(劣化した自民党である維新を叩く目的で、安易に自民党と組むなど左翼政党としては自殺行為である)
★注、
維新の会は大阪だけの特殊な事情、事実上の『挙国一致、自共大連立』を逆手にとって、既得権益やエスタブリッシュメントと戦う維新『弱者の味方』、『革新』とのイメージで選挙戦を戦い連戦連勝、大阪だけは勝っていた。
負ける自民党を応援する政治音痴の共産党と正反対なのが国政では自公連立(常に勝ち馬に乗る)の公明党が、大阪だけは自民党ではなく、勝ちそうな『維新の会』を応援しているのですからコウモリ党の面目躍如。



野次られるのが死ぬほど嫌で、誰にも知らせず、『こっそり誰も居ない福島市の果樹園で参議院選の第一声をあげた安倍晋三』

河信基(Ha Shingi)‏ @hashingi · 2019年7月4日

果樹園で一人叫ぶ安倍劇場は、自作自演の三文劇。

河信基(Ha Shingi)‏ @hashingi ·

安倍晋三と金正恩の奇妙な共通点は日程を事前に公表しないこと。金正恩は暗殺を恐れ、安倍は抗議活動やヤジを恐れている。 さらに、世襲政治家三世であることも共通し、国民の目を恐れている。

河信基(Ha Shingi)‏ @hashingi ·

軍事クーデターで政権を簒奪し、日本の伝統を壊した明治維新の薩長芋侍の流れの安倍一党に批判的な勢力、特に会津藩など東北諸藩縁の地は葵の旗の下に総結集。
立民で初陣、徳川宗家19代目 家康ゆかりの静岡 (共同通信) - LINE NEWS https://news.line.me/articles/oa-rp70841/7ec2e11651e4?utm_source=Twitter&utm_medium=share&utm_campaign=none … #linenews
★注、
2006年に『国民的人気の安倍晋三』と言う摩訶不思議な枕詞?で、マスコミ各社が鳴り物入りで成立した『美しい』第一次安倍内閣では現役閣僚が議員宿舎のドアノブで首を吊る前代未聞、空前絶後の不審死が起きているのですから、安倍晋三と金正恩の奇妙な共通点『日程を事前に公表しないこと』の意味とは両者とも暗殺を恐れている可能性が高い。
2007年、たった1年で『下痢で政権を放り出した』安倍晋三の話も同じで、『暗殺』の恐怖で下痢が止まらなくなった方が辻褄が合う。(そもそも世界中の政治家で下痢で政権を放り出した例は我が日本国の『国民的人気の安倍晋三』以外には一人もいないのである)。



首相官邸に「疫学調査不要」との 福島原発事故で放医研理事の資料が見つかる

主役は安倍晋三(自民党)ではなく死んだ民主党(野田佳彦)『東京電力福島第一原発の未曾有の核事故の冷温停止状態宣言の一周囲年の「記念日」だった2012年12月16日総選挙』

2011年3月11日の東日本大震災では震源地から比較的遠い東京電力福島第一原発は安全に運転を停止したが、なぜか3時間後には老朽化が著しい1号基がメルトダウン、翌日には大爆発する。その二日後には3号基も大爆発。定期点検で運転停止中で、すべての核燃料が青天井の燃料プールにあった4号基建屋ビルも誰も知らないうちに大爆発。もしも4号基の燃料プール内の核燃料がメルトダウンすると首都東京を含む日本の人口の4割、面積では3分の1が致命的な放射能汚染で退避する必要があった。
民主党の管直人首相は自民党に対して挙国一致の救国内閣の成立を呼びかける。
ところか、(管直人が『危険なフクシマ』を丸々隠したので)、官僚出身でもないのに何故か一番官僚臭い真面目政治家である谷垣禎一自民党総裁が管直人首相(民主党)の申し入れ(管直人首相と谷垣副首相での大連立構想)『挙国一致の救国政府』を突っぱねた。

最初は不成立に終わった、挙国一致の救国内閣『自民党と民主党の大連立』

これは何とも仕方が無い成り行きで、民主党管直人首相と自民党の谷垣副首相の組み合わせだから失敗しただけで、自民党の谷垣首相なら大喜びで挙国一致の大連立救国内閣は2011年3月か、遅くとも4月時点で成立していたのである。
それから半年後、民主党の野田佳彦首相は『冷温停止』状態を宣言して、原子炉4基が同時に暴走する未曾有のフクシマの核事故を『無かったことにする』のですが、その1年後に政権を放り出す。
★注、
第一党の与党(首相)と第二党(野党の副首相)組み合わせ(大連立)はドイツなど比例代表制では普通に行われている。米英や日本で大連立が行われなかった原因は『政策の不一致』ではなく小選挙区制(選挙制度)が原因だった。

とうとう『自民民主の大連立の救国内閣(第二次安倍内閣)の成立』

1年半前(3・11フクシマ)の挙国一致の『救国内閣』構想のグロテスクな変形が、2012年12月16日総選挙で成立した今の自民党一強の第二次安倍内閣(ゾンビ政権)だと思えば、説明不能のすべての不思議が簡単に解決するのである。
モリ加計騒動とか準強姦もみ消し、公文書の改竄や紛失など普通の内角なら十回以上を崩壊しているはずが、びくともしないのは最初から死んでいる挙国一致の救国ゾンビ内閣だから。いくら安倍晋三でも『死人は二回も死なない』のである。



『選挙戦が過熱すると、「出所不明の怪文章」の出現はつきものだが、』

自民党本部が自民党所属の国会議員に大量に配った(野党各党を口汚く罵った)『謎の冊子』ですが、自民党総裁である安倍晋三が『知らない』と言い張っているのですから、何とも困った話である。
安倍晋三自民党総裁ですが、自民党を貶める目的で、野党側が自民党に議員に配ったとでも言いたいのだろうか。
民主化巨大デモに便乗して数百人のヘルメット姿の若者が香港の国会内に乱入して乱暴狼藉の限りを尽くした騒乱事件では、NHKとかフジサンケイグループの解説者が『中国当局が仕組んだのではないか』と根拠を一切示さす断言する。テレビ(公共の電波)を使って丸きりの陰謀論を垂れ流していたが、謎の冊子を配ったのは、自民党本部か野党か『二者拓一』なのである。
天下の与党(自民党)が公金(政党助成)を使って、何とも恥ずかしい怪文章を大量発行するなど、世も末である。


憲法改正の賛否の推移(朝日新聞)

『国政選挙で初めて「改憲」!?!を選挙の公約として戦う不思議な自民党(安倍晋三)の大変身???』

憲法改正の賛否の推移(朝日新聞)から解ることは、『護憲運動で一番効果があったのは左翼(社共)ではなくて、改憲を目指した安倍晋三自民党の暴走だった』との何とも皮肉な現実なのである。(★注、ただし、選挙公約で自民党は決して「改憲」を言わなかった。選挙で勝ってから『改憲』を主張する賢い方法)
安倍首相誕生直後の2013年3月から3年後の2016年3月で、『改憲』が54%から37%に激減している。
対照的に『護憲』が37%から55%にまで激増している。
ですから、最も効果的だった護憲勢力とは日本共産党や社民党などの護憲を掲げる左派ではなくて、『日本(軍)は悪くない』(美しい国)と日の丸君が代を強制する大日本帝国(靖国史観)へと、歯止めなく暴走する極右国粋主義の安倍晋三や自民党の存在こそが一番の反面教師(最も効果的な護憲運動)だったとの、なんとも皮肉な結論になる。
自民党(安倍晋三)の、『占領下で押し付けられた日本国憲法の破棄と帝国憲法の復活』(旧日本軍の復活)との、あまりにも時代錯誤の主張に対しては、長年平和憲法下で平穏に暮らしてきた日本国国民の反発は予想外に大きかったのである。
だから、国政選挙の自民党の公約で『改憲』はタブーなのである。(有権者に『改憲するぞ。!』と思われたら票が減る)ところが、今回の安倍自民党はタブー中のタブーを正面から無視。今回の参議院選挙の最大公約としたのですから無気味。まさにカミカゼアタック(自爆攻撃)である。



どう見ても不審な浪人もの(野党?山本太郎の『れいわ新撰組』?)にしか思えない自民党本部に掲げられていた画家の天野喜孝「新時代の幕開け」の大垂れ幕の不思議な構図。


2018年11月14日シンガポールでの安倍晋三首相とプーチン大統領の日露首脳会談。

歴史的大敗から74年、『負けを認めない敗者』

河野太郎外務大臣の祖父の河野一郎らの1956年の日ソ共同宣言(日ソ平和条約締結後の歯舞色丹の二島返還)に明確に舵を切った日本政府(安倍晋三)に対して、野党だけでは無くマスコミも有識者も全員が不満なのである。今までの『北方領土』だの『日本固有の領土』だの『ロシアが不法占拠する云々』だのを全て封印、凍結した安倍晋三ですが、政界最左翼の日本共産党よりも左翼平和勢力だとの笑えないパラドクスが生まれているのですから不気味。しかも、安倍プーチン首脳会談で合意していた1956年の日ソ共同宣言(日ソ平和条約締結後の歯舞色丹の二島返還)が最後の最後、土壇場で頓挫して『先送り』されたらしいのである。


第一次世界大戦で敗北したドイツ帝国がベルサイユ条約で失った父祖伝来の領土。

『第二次世界大戦の結果を、世界で唯一認めない日本国民の不見識』

日本人だけでも三百数十万人(戦場となった中国などは2000万人以上)が死んだ第二次世界大戦で負けた日本は、世界に先駆けて戦争や軍備を禁止する憲法9条を生んだが、光あるところには必ず影がある。戦争を悪とする日本国憲法下の今の多くの日本人ですが、日本が『戦争に負けたから、→悪い』のであり、日本が『悪いから、→戦争に負けた』のではないとの世界の常識(因果関係)がまったく理解出来ないらしい。
しかし、『道徳的』な正義『善悪』ですが、科学的な正しさ『正誤』とは直接的には無関係。それぞれまったく別々の概念なのである。(74年前の大日本帝国の時代なら小さな子供でも知っていた常識だが、今の平和憲法では逆に政治学の大学教授でも理解出来ないらしい)
古今東西『戦争』とは、選挙や競技スポーツと同じ『勝ったものが→正しい』(負けたものが悪い)との単純明快な怖ろしいルールで動いている。

『根本的な歴史修正主義 』(自分たちに都合の悪いことは、『無かったことにする』日本人)

大学教授が学生に雑談で日本が世界中を戦争した話をしたら、2割程度の学生が『日本がアメリカと戦争をしたのですか。?』と第二次世界大戦を知らなかったり、『それで日米どちらが勝ったのですか。?』と真顔で質問され途惑ったという。
ところが、アメリカ(4年間の対米戦争)ではなく中国との15年戦争なら多分半分以上の若者たちが知らない。ドイツ降伏から3か月後の8月9日のソ連どの戦争は歴史に疎い若者だけではなく年寄りを含めて99%以上の日本人が知らない。そもそも連合国の最有力メンバーがアメリカではなくソ連だった事実を、まったく認識していないのである。WWⅡで2000万人を動員した世界最大最強のドイツ軍と戦ったのはソ連軍であり、米英軍の史上最大の作戦(ノルマンディ上陸)などは、ドイツ軍がソ連軍に駆逐され敗走している戦争末期。アメリカはWWⅠでもWWⅡでも全く同じ戦略で、最後の最後『漁夫の利』を得て世界帝国にのし上がる。(世界最強のドイツと正面から戦ったソ連の損害は2000万人以上だが、米英仏の損害はソ連の100分の1程度)
★注、
サンフランシスコ講和条約とか、日ソ共同宣言の1950年代までは一応理解していた日本人だが、その後のアメリカによる朝鮮戦争や冷戦プロパガンダに毒されて、今では完璧に忘れ去られているのですから呆れるやら驚くやら。



日本人の全員が大日本帝国時代の教育を受けていた日ソ共同宣言の1956年には、『日本が悪い』、『日本軍がソ連やアメリカにボロ負けした』との共通認識があった。ところが、敗戦後74年が経過してその常識が失われるのですから怖ろしい。
新進気鋭の政治学者、白井聡は『日本は、敗北に終わった筈のあの戦争を、もう一度戦い直すだろう』との目もくらむような恐ろしすぎる予言を行っているが、敗戦した日本の恥辱を今のように『戦勝国として振舞う日本』に確実に変換する為には、論理上は戦争して勝つか、勝てないまでも五分五分の引き分けに持ち込む以外に方法が無いのである。
A級戦犯合祀の靖国神社宮司の松永永芳の『東京裁判の歴史観を否定しない限り日本の精神復興はない』も、白井聡と『同じ』主張なのである。
『悪かった日本』と『敗戦国としての日本』は政治的にまったく同じ意味の言葉(同義語)だった
★注、
唐突に今までの『北方領土』『固有の領土』『不法占拠』云々を全て封印、使用禁止にした安倍晋三ですが、やっと『日本が負けた』事実に気が付いたのではなくて、たぶん、アメリカ(トランプ)に言われて嫌々、(不満たらたら)不承不承従っていると思われる。(2017年には国連で北朝鮮との断交を各国に呼びかけたが、2018年には180度逆に無条件の対話を言い出したのと同じ流れ)


2011年3月11日の東日本大震災直後に、原子炉4基が暴走した未曾有の東京電力福島第一原発の核事故の発生で、激減していた地球温暖化の学術論文の提出数の推移

『悪夢のような民主党政権』(安倍晋三首相談)

普通なら、誰が考えても『悪夢の民主党政権』の意味は8年前のフクシマの核事故(放射能被害)の意味だった。ところが不都合なので、安倍晋三本人を含め挙国一致、日本人全員で隠すから意味不明になっただけ。実は北方領土や北朝鮮の『手のひら返し』と同じで安倍晋三の方が正しいのである。まさに『悪夢』であり、安倍晋三以外の全員が間違っていた。
しかも、今も『悪夢』が続いているのである。
参議院選挙公示の前日に、鹿児島市全域など100万人以上に緊急の避難指示を出して、NHKなどは『命の危険がある』として大々的な退避キャンペーンを行った。ところが、避難所に逃げた人数は最初の発表では3000人程度、最終的な発表でも6000程度で、避難対象は100万人なので、比率として散々な数字である。
そもそも、緊急避難指示の対象者の全員が、もしも実際に避難したとすれば、あっという間に避難所がパンクする。しかも水も食料も毛布も用意していない杜撰な対応だったらしい。
そもそも100万人も収容する場所が無いし、逃げる人の波で交通網が完全に破綻するのですよ。政府やNHK(気象庁)の『全員避難』よりも逃げなかった一般市民の判断の方が正しいのですよ。
去年の西日本豪雨では300人近い人が死んだが、今回の鹿児島では土砂崩れで車が三台大破。(一人が土砂崩れで死んだと報道するが、肝心の土砂崩れの跡が無い代物)。
鹿児島の100万人全員退避ですが、鹿児島県知事が自衛隊の災害救助要請を行うなど、異様に手回しが良いが、多分、何かの予行演習、あるいは政府が主導した特殊詐欺。

地球温暖化に関する学術論文ですが2011年をピークにして、劇的に減っているのですが、これは未曾有の福島第一原発事故と直接影響した。極悪原発ムラによる温暖化詐欺ですね。
そもそも4000年前の縄文時代は今よりも暖かくて本州最北端の青森県の三内丸山遺跡などが温暖で人々の暮らしが豊かだったし、海水面も今より4~5メートルも高かった。
地球規模で見れば温暖化どころか、今の地球は寒冷化していますが、日本などはヒートアイランドで局地的に高温になっているだけ。(★注、最近にわかに起こった海洋プラスチックゴミによる環境破壊ですが、たぶん人為的CO2温暖化詐欺の代替品である可能性が高い。道徳的ではあるが科学的には何ともいかがわしい代物だった)



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3 コメント

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大阪高槻発 (巷野郎)
2019-07-07 19:11:30
昨日の大阪高槻の産廃工場が訳あり事件だと知れば日本国内で内戦勃発か
返信する
永田町サークル (私は黙らない)
2019-07-11 03:42:22
永田町というところは、一端住人になると、さぞ居心地がよいのでしょうか?各自与えられた役割を演じていれば、この永田町サークルは安泰、このインナーサークルの平和を乱す可能性のある分子は、与党野党かかわらず排除したいということでしょうか。党首が横並びに手をつないだ写真、緊迫感のほとかけらもない。
ホルムズ海峡の安全確保のための有志連合を米が画策、まぁ、なんというわかりやすい展開でしょう。日本国首相がイランを訪問中におきたタンカー攻撃、イラン犯行説を鵜呑みにしている人、いるのでしょうか。あぁ、目的はやはりこれだったのですねと合点している面々がマジョリティではないでしょうか。
10日夜の報ステ、腰を抜かしました。何とトップニュースがジャニーさん死去。えっ?この爺さんが死んだからって、だから何だっていうの?
これ、日本にいる人は、何とも思わないの?これをオカシイと思わないほど、麻痺しちゃってるの?
返信する
ジャニーさんという人物について (luna)
2019-07-11 18:28:32
私は黙らないさん

ジャニーさんという人物はアメリカから
アメリカ陸軍犯罪捜査司令部 情報員という肩書き で来日
1962年 在日米軍軍事援助顧問団を退職
本格的に芸能業界で活動を始める。

大きく報道される理由のある経歴の持ち主のようです。
返信する

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