逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

福島「県民健康調査」検討委発表

2019年07月10日 | 放射能と情報操作
『甲状腺がん、累計173人に=昨年末から5人増-福島県』7/8(月)  時事通信

福島県は8日の県民健康調査検討委員会で、東京電力福島第1原発事故の発生時に18歳以下だった県民を対象とする検査で、甲状腺がんと診断された人が3月末時点で累計173人になったと報告した。
2018年12月末から5人増え、がんの疑いも含めると218人となった。
県が14~15年度に実施した2巡目の検査については、今年6月に同委員会の部会が評価をとりまとめ、「現時点では甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」と報告していた。
8日の会議では、有識者から断定的な表現を懸念する声も上がり、委員会座長の星北斗県医師会副会長は「説明が足りない部分があり、理解しやすい表現に改めたい」と述べ、7月末までに何らかの修正をする意向を示した。 

『小児甲状腺がんと被曝との相関関係が明らかに、』

県民健康調査検討委員会で発表される所に甲状腺がんの数字ですが、福島県の県民健康調査で甲状腺に異常が見つかった内で、その後に一般診療に回され福島県立医大で手術していた子供たちはカウントされていない。
★注、
昨年判明している『統計漏れ』の小児甲状腺がん11名を入れると、(218人に加えると)229名だが、そもそも検討委は総数を発表する気が無いのである。



『時間が経ってから影響する恐怖の放射能被害』

『悪夢の民主党政権』とか枝野幸男を何回も『民主党』と間違えるなど、日本語が読めないデンデン首相などと有識者から揶揄される安倍晋三ですが、8年前にテレビで『放射能は食べても直ぐに健康に影響しない』と繰り返し発言していたのを覚えているのである。賢い知識人よりアホの安倍晋三の方が正しかったとのイソップ寓話のような笑い話。

「甲状腺検査」結果報告の表現一部修正へ 県民健康調査検討委7/9(火)   福島民友新聞

原発事故の健康影響を調べる県の「県民健康調査」検討委員会は8日、2014、15年度に実施した2巡目の甲状腺検査の結果について、「現時点で甲状腺がんと放射線被ばくの間に関連は認められない」とする評価部会の報告の表現を一部修正する方針を決めた。
同日、福島市で開かれた会議で、委員から「『関連は認められない』と断定できるのか。結論が早急」などの意見が出されたため。すでに部会が報告書をまとめており、今後、修正方法などを含めて検討する。
星北斗座長(県医師会副会長)は会議後の記者会見で「説明が足りないのは確か。基本的な結論を曲げるのではなく、誤解なく伝わり、理解しやすいような表現に改める」と語った。

検討委の唐突な心変わり『一巡目検査時「外部被曝」から、→「内部被曝が問題だ」の深謀遠慮』

1順目(スクリーニング検査)で甲状腺に異常が見つからなかった健康な子供たちが、2順目(本格検査)では異常が見つかり『小児甲状腺がんが発症した』人数が検討委発表だけでも71名。福島県立医大の闇手術分の11名を入れると82名である。
一巡目検査では『健康な子供たち全員を対象とした検査なので(将来見つかる症状が何もない早期癌が見つかる)スクリーニング効果で人数が多いだけ』、『先取りして見つかったので多くても異常ではない。今後35年は見つからない』と豪語した。
ところが30年どころか1~2年後の二順目『本格検査』でも大量の小児甲状腺がんが見つかって万事休す。万策尽きて後の新たに言い出したのが内部被曝だった。

お粗末な新しい安全神話、『小児甲状腺がんは死ぬまで生きているから健康だ!』誰でも例外なく、死ぬまでは生きている

二順目で二百人を超えた小児甲状腺がん異常発生で『小児甲状腺がんは転移も増殖もする。→ところが大人になって年を取ると悪性が消え、→死ぬまで平穏に暮らせる』甲状腺がんは安全・安心。何の心配も無いと言い出した。★注、口から出まかせの嘘八百。近藤誠理論の劣化パクリ。



『謎に包まれた「セシウムボール」の脅威、未知の放射性物質と汚染実態が明らかに』 2019/07/06 週刊女性PRIME

東日本大震災以前の『原発事故は起きない』との安全神話が2011年3月11日に吹き飛び、放射性物質が東日本の広範な地域に飛散した。
福島第一原発事故から8年、飛散した放射性物質は「たいしたことはない」「健康影響はない」との新たな安全神話が生まれるが、新しく発見された(2017年NHKクローズアップ現代)未知のセシウムボール(放射能汚染物質の微粒子)の恐怖の実態。
東京に達したセシウムボール
2013年気象研究所の足立光司が水にも酸にも溶けない未知の微粒子、放射性汚染物質のセシウムボールを、同じく九州大学の宇都宮聡准教授(ミシガン大で放射性物質を研究)は2016年福島第一原発から230キロ離れた東京都内の大気エアフィルターからセシウムボールを見つけた
東京都では2011年3月15日午前10〜11時の放射能汚染ピーク時にエアフィルター分析で見つかった黒い放射性物質の約9割がセシウムボールであると判明している。
(メルトダウンした核燃料のコンクリート反応で出来たセシウムボール)
核燃料は原子炉圧力容器を突き抜け、格納容器の底のコンクリート部分に溶け落ちたが、セシウムボールは、核燃料デブリを取り込みながら(★注、予想外の水素爆発ではなく人為的ベントで)環境に放出されたと考えられる。
「圧力容器が破損したケースの実験によれば、溶けた燃料とコンクリートが反応したときにセシウムボールと似たような微粒子ができることが報告されている」さらに二次イオン質量分析を行ったところ『何号基から放出されたセシウムボールなのか』なども分かってきた。
何が問題なのか?
数ミクロン以下のセシウムボールは今問題になっているPM2・5と同じ大きさで人間の肺の奥にまで到達しやすい。つまり、セシウムボールは呼吸により体内に取り込まれる。
東京の大気エアフィルターの分析では、セシウムボールは1立方メートルあたり129個。原発事故当時、東京23区に2×10の12乗(2兆)個が降り注ぎ、呼吸で1時間17個ほど吸い込み20〜40%が肺胞に沈着する。
(半永久的に体内に留まる水にも酸にも溶けないガラス化した放射性微粒子)
肺の中に沈着したセシウムボールが体内で溶けるまで2ミクロンの大きさでも35年以上、条件によってはもっと長い期間が必要になる。
加えて、セシウムボールは原発事故由来のウラン酸化物(核燃料成分と同じ物質)が含まれている。これは原発から数キロ地点の土壌から発見されたもので、ウランの構造や構成物の比率などを分析し、このウランが原子炉から出たものであると突き止めている。
(少量だがウラン(核燃料)まで見るかる)
「燃料デブリは、ウラン酸化物が主な成分であるだけではなく、構造物や有害な核分裂生成物など、いろいろなものを含んだ放射性のゴミ」で、(ガンマ線を出すセシウムとは異なり)ウランのアルファ線(ヘリウムの原子核の流れ)の透過力は極めて弱いが電離作用が桁違いに大きい(注、外部被曝ではなく内部被曝が一番問題)、放射能が半分になる“半減期”は億年単位とケタはずれに長い
今回のウランの濃度では重大な健康影響は出ないとされている一方で、溶けた高温の核燃料がコンクリートと反応してセシウムボールでは、空気中の浮遊物を取り込んでいるとすれば、さまざまな汚染物質が含まれている。
核燃料の被覆材であるジルコニウムとウランの混合酸化物も発見され、核燃料の被覆管が溶け混ざったセシウムボールには、セシウムやウラン以外の重要な放射性物質が含まれている可能性もある。(注、プルトニウムの意味か?)
科学者たちは、いまなお、セシウムボールの研究をさまざまな角度から続けているのだ。
懸念される内部被曝
体内に取り込まれた放射性セシウムの量が体外に排出されて半分に減少するまでの期間は乳児で9日、50歳で90日とされてきた。
しかし、『水溶性』であることが前提である。
2017年3月、水に溶けないセシウムボールによる内部被曝について日本原子力研究開発機構の佐藤達彦は、局所被ばくの可能性も示唆しながら「従来の被ばくと応答(影響)は異なる可能性がある」。放射線医学総合研究所の松本雅紀氏も「従来の可能性を仮定した吸入による被ばく線量評価と異なる可能性」を前提に、シミュレーションや生体内挙動モデルを検討。両者とも過去の知見が適用できない認識は共通している。
大分県立看護科学大学・国際放射線防護委員会(ICRP)の甲斐倫明氏も「内部被ばくの影響は見直していく必要がある」と、核や原子力を推進する組織の学者たちが揃ってセシウムボールの影響については、これまでの知見を適用できない と述べている。
(風評被害)
原発訴訟の井戸謙一弁護士はセシウムボールについて「リスクがはっきりしないのであれば、そのような環境を避けるのが最良の対策です・・・でも、いまの日本は、マスクで防護を行うだけでも攻撃される可能性がある」。事故直後から、被ばくを恐れると、特に国の避難指示のなかった地域では「過剰反応だ」と叩かれる
放射能被曝は「いちばんのリスクはストレス」(元原子力規制委員長・田中俊一氏)と、実際の健康影響は否定され、自己防衛すら「風評被害」と責められる。
核開発当時から、内部被曝を軽視
「広島・長崎の原爆症認定訴訟でも、ニュアンスはさまざまあるが、内部被ばくを考慮しないのは適切ではないという内容の判決も出てきています」。
「そこをはっきりさせてしまうと、核開発は非人道的なものと評価され、続けられないのでしょう。日本はその問題に正面から向き合い、考えなくてはならないと思います」(井戸氏)
政府は西日本の原発を次々と再稼働させ、同時に原発輸出を進めた。ところ海外への輸出はすべて失敗。(国内でも東日本での再稼働はすべて失敗している)
世界が脱原発に舵を切る中、電気事業連合会会長の岩根茂樹関西電力社長は年6月、「原発新増設」に言及。日立製作所の東原敏昭社長は「引き続き(原発を)推進していく覚悟だ」と強気な構えを見せる。
福島第一原発事故のセシウムボールという『未知の脅威」を抱え、被害者や住民の健康を軽視したまま日本はどこへ行くのか。
(抜粋)
7月6日 週刊女性

『一般大衆のパニックを恐れた日本政府』

小泉純一郎が泣いた米海軍原子力空母ロナルド・レーガン乗員の健康被害ですが、猛烈な放射性プルームに晒されたのは数時間だけだった。ところが、米空母と同じ距離の首都東京周辺は8年以上も延々と被曝し続けている。しかも今までは外部被曝が問題の中心だったが、今回の福島県検討委でも『内部被曝こそ問題だ』と言い出した。明らかに日本政府は方針転換を行っているのですから怖ろしい。
★注、
2ミクロンの微小なセシウムボールの放射能の総量は知れているので外部被曝はそれほど危険では無い。しかし呼吸で肺胞の奥にまで達したら、逆に内部被曝の影響が大きくなる。





前回の国政選挙で、『顕著な東と西の大きな格差』???本来の保守地盤でも低い東日本の与党自民党や安倍内閣の支持率

第二次朝鮮戦争前夜の様な米朝チキンレースに悪乗りして、北朝鮮のICBMが日本列島の大気圏外の宇宙空間を飛ぶとJアラートで東日本の住民を叩き起して避難させるなどの自作自演の騒動を引き起こした安倍晋三(自民党)は解散総選挙で勝っている。
与党自民党(安倍政権)支持率が東日本が低くて西日本が高い。(東西の違いは、)2011年3月11日の未曾有の東京電力福島第一原発のレベル7の核事故の発生時に、環境に放出された放射性プルームが襲った地域(放射性汚染物質のセシウムボール)の汚染度の違いとも解釈できるのですから怖ろしい。(誰も怖がって口に出さないが、薄々は全員が『政府やマスコミが「安全・安心。何の心配もない」と騙している』と気が付いている可能性が高い)
そもそも2011年のフクシマの核事故以前の日本国の政治情勢は大阪など関西地方の西日本の方が首都圏の東京など東日本よりも常に反自民の革新勢力が強かったが短時間に東西が逆転していた。
石川県志賀原発が地元の反対で動かせないなど、原発再稼働はフクシマから遠い西日本だけだった。(放射能汚染と密接に関係していた)



『水にも酸にも溶けないガラス化した放射性セシウム』 2018年04月03日 | 放射能と情報操作

『原発事故7年“謎の放射性粒子”徐々に判明』
2018年3月6日 日テレNews24
福島第一原発の事故からまもなく7年…最近になって「セシウムボール」と名付けられた極めて小さな粒子が確認され始めた。過去の原発事故では見つかっていない放射性粒子で事故直後に首都圏まで到達したとみられている。その最新の研究に迫った。

『原発事故で放出された放射性物質、謎のセシウムボールとは!?』 2018年04月02日 週プレNews

事故当時、福島第一原発から大量の放射性物質が放出されたが、水に溶けないので拡散しない、肺に入ると居座り続け局部被曝する「セシウムボール」と呼ばれる謎の微粒子が混ざっていた。
首都圏にも飛散したセシウムボールとは、いったいどんな物質なのか? 
大気汚染物質PM2.5のような大量の放射性セシウムの微粒子(セシウムボール)がガス状となって大気中を漂い、やがて地表に落下した。
茨城県つくば市の気象庁気象研究所で足立光司主任研究官がセシウムボールを発見する。
『気象研究所では・・・原発事故後、粒子を付着させるフィルターを12時間ごとに交換していたのですが、事故から3日目の3月14日分のものは少し様子が違った』
原発事故の放射性プルーム(放射性物質が雲のような塊になって大気中を漂う現象)が関東地方を通過したピークは3月15日と20日。
気象研究所の20日のフィルターは真っ黒。
しかし14日のフィルターはそれほど黒くないのに放射能は事故前のおよそ1000万倍を計測していた。
「何かおかしい。フィルターを電子顕微鏡で観察すると、2.6μmの丸い粒子が見つかった。粒子はケイ素、鉄、亜鉛などからできていて、その中にセシウムが含まれていた。重さに占めるセシウムの割合は5.5%で、およそ6.6Bq(ベクレル)の放射能粒子がフィルター全体に100個ほど付着していた」。
セシウムボールは、大気汚染の原因物質で吸い込むと肺の奥まで入り、ぜんそくや肺がんの原因になるといわれる「PM2.5」と同サイズだ。
セシウムボールは過去の原発事故では見つかっておらず、福島原発事故後、初めて確認された物質。
それがなぜできたのか。
また、厳密に言うとセシウムボールにはウランなどほかの放射性物質も含まれているが微量のため、名称にはセシウムが使われている。
(抜粋)

あの安倍お友達の籾井NHKが最初に報じた、『水にも酸にも溶けない恐怖の不溶性セシウムボール』

週プレNews(2018年4月2日)は3月6日放送の読売新聞系列のテレビ局(日テレNews24)の衝撃的な『原発事故7年“謎の放射性粒子”徐々に判明』の、あまりにも怖ろしい内容を、少しだけ薄めたような摩訶不思議な記事になっている。
面白ければ何でも書く無責任なピンク週刊誌より、(権威とか信用力が命の)政府自民党に一番近い論調だと日本人全員に思われているの方が決定的に恐ろしい内容になっている。何んとも不思議で、少しも辻褄が合わない矛盾だらけ。



国家ぐるみの特殊詐欺フクシマのブラックアウト神話のペテン『原発事故惨事、戦略も戦術も超楽観的の腑抜け』 2018/3/13(火) 大槻義彦

科学文明を作った科学者たちは 戦略では楽観的に、戦術では悲観的に挑戦して大発見をし、大発明をしてきた。その結果科学文明が著しく発展し、例えば『人生わずか50年』と言われたころから、今は人生100年の時代を迎えようとしている。
 しかしあの悲惨な原発事故が起こってしまった。
その恐怖におののき『科学文明クソくらえ』と怒る人もみかける。ごもっとも!!この事故は単純なミスの連続で起こったものである。つまりこの原発を作った東電のエンジニアは科学者の基本を逸脱したのだ。
 彼等は 戦略は楽観的に、そして戦術も超楽観的に という情けない連中だった。
・・・それに笑い話になるが何と事故原発のそばを東北電力の送電線が通っていたのだ。 これから電力の補給が出来たはずだが、これをやるのに1週間以上かかった。
高圧送電線からの引き込み線を引くトランスがなかったのだった。え?!電力会社にトランンスが無かっただと?!
語るに落ちるというのはこのことだ。
(抜粋)

わざと人々を「間違い」に誘導する偽の手がかり『red herrring』(赤いニシン)

アポロの『月の石』を実際に調べて『地球の玄武岩と同じだ』と人前で言って仕舞って、みんなから袋叩きにあった空気が読めない物理学者の大槻義彦先生は矢張り素晴らしい。
2011年3月11日昼の東日本大震災の揺れで(マスコミが散々報道したように)東電の送電線の鉄塔が倒れ外部電源を喪失したことは事実だった。
その後の津波到来で原発の地下に設置していた非常用ディーゼル発電機が水没してしまって、全電源喪失(ブラックアウト)になったことは矢張り事実だった。
ところがである。
少しだけ冷静になって考えれば(大槻義彦が今回指摘するように、近くには東北電力の送電線網が張り巡らされており)、福島第一原発事故にとって全電源喪失(ブラックアウト)は些細な出来事であり、実は次々とメルトダウンして大爆発した東電の福島第一原発事故の推移にとって、何の影響も無かったのである。
★注、
筋書きにとって不都合だからとの理由で、東電や政府は福島第一原発の直ぐそばにある東北電力の送電網の存在を、最初から最後まで無視したばかりかマスコミ総ぐるみ、挙国一致で今まで隠し続けているのである。



枝野幸男‏@edanoyukio0531 2018年2月5日
私は、2011年3月13日の記者会見で、炉心溶融の可能性が高く、炉心溶融が起きているとの前提で対応している旨を明確に述べています。

確かに2011年3月時点で民主党政権の官房長官だった枝野幸男は『炉心溶融』(メルトダウン)と発言していた。ところが当時のテレビ放送では東電とか御用学者の嘘八百を垂れ流していて、これに気を取られ誰も枝野幸男のトンデモナク大事な問題発言に気が付かなかった。
しかし肝心の東電とか政府経産省ではメルトダウンを可能性を頭から否定して、より軽い印象の『炉心損傷』の言葉で誤魔化した。
この時ベントで大気中に大量に放出された放射性セシウムなどについての情報も隠蔽、メルトダウンしている事実を知らない善良だが愚かな首都圏の市民は計画停電で間引きされた交通網に翻弄され、長い間猛烈な放射性プルームに晒されていた。
民主党管直人政権が原発がメルトダウンしている事実を認めたのは2ヶ月も経った後だった。
★注、
原発事故の地元の200万人の福島県民だけではなく首都圏の数千万人もの善良だが愚かな一般市民が政府に騙されて無意味に放射能被曝をしていたのですから、無為無策の当時の民主党政権は万死に値する。
緑タヌキに騙された国民民主党はともかく、なぜ枝野幸男は怨嗟の的である民主を抜いて『立憲党』を名乗らないのか。

挙国一致『救国内閣の成立』

挙国一致の救国内閣と言えば誰でも第二次世界大戦時の大政翼賛会による『挙国一致内閣』を思い出すので評判が悪い。
ところが25年前の1994年から1996年まで当時は野党だった第一党の自民党の河野洋平総裁は第二党の社会党村山富市を首相に担いで政権を奪取した自社大連立『村山内閣』の先例がある。
当時は第一党が野党の自民党、与党側の第一党(国会で剛腕小沢一郎に冷遇された)社会党の、自社両党の大連立で議会の過半数を制したのである

『三度目の正直か?』

2007年参議院選挙で自民党が大敗、ねじれ国会(与党の過半数割れ)に陥ると、野党民主党代表の小沢 一郎が副首相として入閣する大連立構想が福田康夫首相との間で成立したが、政権交代が確実だったので全員が反対。見送られた。
2011年3月19日管直人首相の挙国一致の救国内閣を自民党が拒否する。
2012年12月民主党野田佳彦が自民党に政権を禅譲、安倍晋三政権が成立したが、今回セシウムボールでとうとう悲願の挙国一致の救国内閣が成立しそうな不穏な雲行きだ。(野党第一党の枝野幸男首相が本命だが今後の情勢次第では大穴の志位和夫首相も山本太郎首相も、何でもあり)


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4 コメント

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Unknown (藤本和信)
2019-07-10 19:57:04
スクラム(緊急停止)しても、全電源喪失すれば冷却機能を失われ、原子炉は数時間でメルトダウンする。
近くに東北電力の送電線があってもかなりの接続工事が必要で間に合わない。

政府や東電が本当に隠したかったことは、田中三彦氏が指摘したように、震度6程度の揺れで1号機のように配管破断を起こした可能性があり、他の原子炉も配管破断を起こしうることなのだ。



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日本人殲滅狙い (傍観者)
2019-07-11 01:58:09
これははっきりと言える。福1事件は意図的に仕組まれた事故だ。奴等の目的は日本中の原発を破壊して最終的には、世界中から極東の島国日本に核ゴミ最終処分場が建設される実話だ。この21日は参議院選挙だが、日本の与野党のどこが政権を取ったところで災害を偽った偽旗事故で日本民族が滅ぼされるのを座して待つ訳には行かないだろうが
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総括 (ちくわ)
2019-07-16 18:23:53
野田、枝野、前原、細野など当時嘘を吐いて国民を被曝させた連中を総括しなければなりません。そうでなければ自民を批判できない、日本のリベラルは前に進めないと思っています。
もっとも、どこの政党も総括していないのだけれども・・・。
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粛正は行われました (和泉)
2019-07-16 22:37:35
東電や原発プラントメーカーと結託した保安院と安全委員会は民主党が粛正しました。規制委員会のメンバーは相変わらず原発マネーまみれですが再稼働は遅々として進みません。日立の中西が原発の使用年数の延長が認められないのを不満タラタラなのもよい証拠です。処断された保安院や安全委員会のメンバー(マスコミ前で醜態をさらした班目のように)の轍を踏みたくないのですよ。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶとの格言が示すように日本では権力者の愚行は懲罰でのみ矯正されるのでしょう。(もっともも九州や四国で再稼働しているのは粛正が不十分の証でしょうが)
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