逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

日本の秘密保護法、米情報機関(NSAやCIA)の通信傍受

2013年11月01日 | 政治

(青森県の米軍三沢基地の航空写真、敷地内に通信傍受(盗聴)システムのエシュロンらしきものがはっきりと写りこんでいる)

『国家権力による厚顔無恥な居直り』

『NSA盗聴問題:「同盟国首脳も対象」米情報長官認める』
米国家安全保障局(NSA)がメルケル独首相ら外国首脳の電話などを盗聴していた。(24日英紙ガーディアンがNSAが世界の指導者35人を盗聴と報じる)
米国のクラッパー国家情報長官は29日、『首脳の意向を収集、分析することは基本的な信条のようなものだ』と、同盟国の首脳を対象にした情報収集活動が長年にわたって行われてきたことを認めた。
クラッパー長官は『情報機関に入って最初に学ぶ基本は、指導者の考えをどう知るかということだ。どんな指導者でも対象になる』と明言。
通信傍受の目的について『外国首脳の発言が実際に起きていることと符合するかを確認するため』と認めた。
ただし盗聴した首脳の名前は明らかにしなかった。

『ケツをまくる破廉恥なアメリカ』

違法活動が暴かれた後の、アメリカの露骨な開き直り。
下院情報委員会のロジャース委員長は公聴会冒頭、『全ての国家は外国の情報を収集している』と発言。
NSAトップのアレグザンダー局長(陸軍大将)は『攻撃されることで情報収集プログラムを断念することよりも、国を守ることが重要』、『欧州の同盟国も米国の指導者に対するスパイ活動を行っているはずだ』と主張した。
また、フランス、スペイン、イタリアのメディアがNSAによる欧州の一般市民の電話盗聴について報道したことに対し、アレグザンダー局長は『それらの情報は米国が集めたのではなく、欧州の同盟国が中心になって集めた』と述べた。
2013年10月30日(水)(毎日新聞)
米議会で『欧州では一般市民の電話を盗聴している』と明らかにしたアレグザンダーNSA局長は日本については何も言及していないが、当然日本政府や自衛隊が同じ種類の情報収集をしていると考えるべきであろう。
 
『世界中に80ヶ所のスパイ用施設を保有していたアメリカ』

米国に言われて、日本の安倍晋三首相は憲法違反の疑いが強い秘密保護法を大慌てで作らされているらしい。
自民党によると、米軍の最新鋭ステルス戦闘機F22ラプターが同盟国の日本に供与されないのは機密保護法が無い為に、アメリカとしては大事な自国の軍事情報漏洩の心配があるからだと説明している。
ところが、米国自身が最大の情報泥棒だったことが米中央情報局(CIA)のエドワード・スノーデン元職員が内部告発した結果、今回アメリカの違法活動の全体像が浮かび上がった。機密保護法を閣議決定した日本政府としては、間が悪すぎるのである。
ドイツの有力誌シュピーゲルはアメリカ中央情報局(CIA)と国家安全保障局(NSA)が、パリ、マドリード、ローマ、プラハ、ジュネーブ、フランクフルトなど世界中に80ヶ所のスパイ用施設を保有していると、秘密文書を引用して報道している。

『池上彰でも知っている“エシュロン”の通信傍受』

ただし何故かシュピーゲル誌が報じた NSAやCIA施設にはイギリスやオーストラリア、日本など主要同盟国が含まれていない。
米国は第二次世界大戦時にアングロサクソンのイギリス、オーストラリアなど特定の英語圏の同盟国と協力して通信傍受の世界的ネットワークのエシュロン(Echelon)を構築、大戦終了後にはより組織を大幅に拡充して対ソ冷戦時代に大活躍していたらしいことは公然の秘密である。(青森県の米軍三沢基地はエシュロンの最重要拠点とされている)
それなら今回NSAやCIAの情報関連施設が英国や豪州に無いなど、そもそも有り得ないのである。
話は逆さまで、米国内の NSAやCIAの活動を表記しなかったのと同じ理由で、シュピーゲル誌は英国や豪州、日本の名前を抜いたのであろうと推測出来る。

『米国家安全保障局(NSA)の傍受要請を日本が断った?!?』

米国家安全保障局(NSA)が2011年ごろ、日本政府に対し、光ファイバーケーブルを使ってやり取りされる電子メールや電話等の個人情報の傍受に協力するよう打診していて、当時の日本政府が断った事が分かったと、複数の関係筋が明らかにした。
(10月26日)共同通信
2011年というと、3.11東日本大震災発生による未曾有の福島第一原発のメルトダウン事故が起きた年であり、日本政府は民主党の菅直人が総理だった。
今問題の機密保護法ですが日本国では右も左も同じで、人々は全員が善良過ぎて大きな勘違いをしている。
共同通信が報じた、アメリカ国家安全保障局(NSA)の日本政府への要求ですが、2011年の3月11日の後か前かの、要請時期の判断は悩ましい。

『すっかり、様変わりした3・11福島第一原発事故後の世界』

時間的に3月11日の前と後では、意味が『まったく別物である』と言ってよいほど内容が大きく違って来るのである。
普通の常識で、善意に解釈すれば日本国の存亡にかかわる未曾有の大災難の3・11東日本大震災の前である。
3・11の国難の後だと考えるのは恐ろしい。
直接的な具体的証拠は無い。
しかし状況証拠によれば、このNSAの要請(対日要求)の時期は、福島第一原発のメルトダウン事故後の可能性が高いと思われる。
3・11発生直後にアメリカの情報組織から日本政府に要求が有ったと考えた方が、色々な摩訶不思議な疑問質問に対する答えとして辻褄が合うのである。
今のアメリカの対テロ戦争ですが半世紀続いた(軍産複合体の永久に終わらない公共事業である)東西冷戦の代替品なのですが、そもそもインチキ臭い。八百長の出来レースである。

『一部情報のリークで「世論」を誘導する?』

2年前の2011年にNSAから実際に日本に対して違法な要請があったのは多分事実であろう。
しかし、今回2年前の『悪すぎる事実』(誰にも知られたくない機密情報)が『複数の関係筋が明らかに』するなどは、普通では考えられない。
今世界はドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領などの盗聴疑惑で大騒ぎしているのです。
幾ら何でも、明らかにされた時期が悪すぎて、話にならない。
本来なら10月26日の共同通信報道は、米国家安全保障局(NSA)にとっては、誰に知られたくない最重要機密(赤っ恥)なのです。
ところが今回は明らかに自分から機密情報をマスコミにリークしている。
アメリカの情報機関が日本政府に対して協力要請をして断られた事実は、誰が考えても普通なら絶対に表に出て来ない種類の話なのである。
それが、今回はダダ漏れ状態。
共同通信の驚きの報道ですが、米国の情報機関、国家安全保障局(NSA)自身による情報のリークによる情報操作、世論誘導であると断定できる。
露骨過ぎるアメリカの情報機関による、悪質なプロパガンダである。

『懲役10年を、死刑か懲役300年に?』

今日本では安倍晋三首相による機密保護法の閣議決定が大問題となっているが、あれが多分2年前のアメリカNSAの通信傍受要請を日本側が忖度した結果である。
共産党社民党など護憲派やマスコミは、罰則であるとか適用範囲など運用が問題視されているが、隠される(日本国民に知られたくない)機密の中身が一番問題なのです。
日本政府が今回新たに機密保護法を制定しなくとも、そもそも安保など軍事情報は元々日本では懲役10年の厳罰だったのです。
軍事オタクの石破茂が言ったように、『命令拒否は、死刑か懲役300年』にするなら多少は意味があるが、今と同じ懲役10年ではまったく意味不明なのである。
米国では死刑か懲役300年になる危険があるが、それでも機密情報を暴露したスノーデンやマニングのような信念の内部通報者が出て来る。

『今の日本政府が隠したい特定秘密とは何か』

軍事情報は、(最初から)そもそも『懲役10年』の厳罰で守られている。
それなら、今の安倍自民党がさかんに言っている『安全保障関連の情報保護』との理由は口から出まかせ、最初から成り立たない嘘八百である。
安全保障の特定機密情報の保護は大嘘であり、今後は軍事情報以外に『重要機密』の範囲を大きく広げると言う話ですよ。
現在、自衛体内限定の些細な情報漏洩でも自衛隊法違反で5年以下の懲役とある。
安全保障や軍事情報は、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法(MDA秘密保護法)違反や日米地位協定に伴う刑事特別法違反は10年以下の懲役とすでに決まっているのである。
既存の法律でも、自衛隊や米軍など『軍』は何重にも守られている。

『絶対に隠したい悲惨な放射能汚染の実態』

軍事が主目的で無いなら、それでは『何』を目的にしているのか。
今回の機密保護法の目的は、ズバリ小児甲状腺がんの爆発的発症などの放射能汚染関連である。
今まではメディアの自主規制で乗り切ってきた。
右は産経読売、左は赤旗までが全面協力して挙国一致で、完全に隠蔽に成功していたのである。
ところがどんどん状況は悪化して来て仕舞い、もう隠し切れなくなっているのです。
それなら2011年のアメリカの要請も矢張り同じで、間違いなく福島第一の放射能汚染関連の情報の隠蔽ですね。
そもそも今月26日の共同通信の記事自体が、アメリカ国家安全保証局(NSA)による情報操作か、何かのプロパガンダの可能性が高いのである。

『権威や権力のケツまくり』

『男はつらいよ』のフーテンの寅さんの台詞ではないが『それを言っちゃあ、お終い』のような恥じも外聞もかなぐり捨てて『ケツをまくる』恥ずかしい話が連続する。
社会的権威や責任ある人々が、本来の自分の立場を忘れ果てている。
婚外子の遺産相続分を半分にする現行法は違憲との最高裁に対して、自民党が『最高裁は子の立場を考慮し過ぎだ』、『司法の暴走は許さない』、『国権の最高機関が、裁判所に縛られるのか』と言い出した。
日本国憲法も近代民主主義も基本的人権も眼中に無い、怒りを通り越して爆笑するしかない暴論である。
これでは立憲君主制の大日本帝国より後退していて、最早救い様が無い未開野蛮状態。
東京高裁はNHKが未契約者に対して通知するだけで、相手が拒んでも自動的に『契約が成立する』と判決するが、それは世界では『契約』とは決して呼ばない。
日本国憲法第三十条『国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ』。
納税義務と同じ強制徴収なら当然『代表なくして課税なし』で納税者側が代表を送る権利が生まれる。
同盟国首脳の私信を覗き見を『基本的信条』と開き直って、決して謝らない米国のクラッパー国家情報長官。
出来の悪い小中学生のように、覗き見の悪事がバレたら『みんなやっている』と言い訳する米下院情報委員会のロジャース委員長やNSAトップのアレグザンダー局長(陸軍大将)。
『完全にブロック』『コントロールされている』『健康は過去も現在も将来も心配ない』との真っ赤な嘘をつきながら、今度は誰にも分からないように機密保護法で誤魔化そうとする安倍晋三首相。
末世も極まれり。
『それを言っちゃあ、世の中がおしまい』なのである。

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9 コメント

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あり得ますね。 (カーク)
2013-10-30 20:27:00
原発事故もですが、核兵器の開発も隠されるのでしょうね。まるで北朝鮮ですね。

こんな情報を仕入れました。 →
内部被曝関連の本が販売規制される!本が完成目前になった瞬間に、取次が出版を停止!原発批判の本は自費出版状態! - 真実を探すブログ
saigaijyouhou.com
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情報に同時に二つ以上当たれる人は限られている (現田石)
2013-10-31 13:04:41
現田石です。蛇の足についての情報です。
インターネットではしばしばあることですが、
該当記事は削除されているか、ある記事について
または未来記事設定(現日時以降の公開)された記事のため表示されなくなることがしばしばあります。

こういう時はたとえば次のようなサイトに「保存」されていることがあるので、興味あるかたはこちら↓もどうぞ。

大摩邇(おおまに)
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1811974.html

なお蛇の足の絵を書いた者は酒を飲み逃したそうです。
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情報統制下の日本 (ネプギアソリッド)
2013-10-31 20:21:18
アメリカが「自由の国」なのは大嘘で、今や全体主義国です。愛国者法により市民団体・市民運動は露骨に弾圧されてる。


日本国ももう駄目です。
日本政府に都合の良い情報のみがメディアで流され、安倍ちゃんが中国を米国やオーストラリア、ASEAN諸国と共に包囲しているというシナリオのみが報道されている。
実際には、米国・オーストラリア・ASEAN諸国・は中国政府に接近しているのです。
将来、中共が崩壊したら、米中同盟は避けられないでしょう。
ところが徹底した情報統制・報道管制で日本のプライドが守られている。


「巨大な平壌市」と化した日本ですが、平壌市民は自国のメディアをプロパガンダだと思ってるが、圧倒的大多数の日本国民は、日本は民主国家なので自国のメディアを真実だと信じてる点だと思います。
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似ているが、まったく別物の情報と報道 (宗純)
2013-11-01 14:07:10
カークさん、現田石さん、ネプギアソリッドさんコメント有難う御座います。

福島第一原発のメルトダウンから二年半が経過してましたが現時点までは右は産経から左は赤旗まで、
摩訶不思議な挙国一致の、破廉恥極まる大政翼賛会の大本営発表を繰り返していた。
小児甲状腺がんの一人目発表が去年の9月です。
去年11月に二人目発症で野田佳彦は政権を自民党に大政奉還する目的で、自爆解散をする。
民主から政権を禅定された今の自民党安倍政権ですが、発症を確定と疑いに二分して、何とか事実を誤魔化しているが、それも限界に来ているのは明らかなのです。
昨日、山本太郎が明治の田中正造のように、福島県などの放射能汚染の惨状を天皇に直訴。
これは、ただでは済みそうにない。
今月8日からは福島第一4号基プールからの燃料棒取出しが手動で始まるが、これもただでは済みそうにない。
もしも事故が起きればチェルノブイリの10倍の放射能で東日本が壊滅する。
今月の12日ごろには安倍政権としては2月、6月、8月に続く4回目の小児甲状腺がんの検討委発表を行うが、これもただでは済みそうに無い。
小泉以後の日本では、どれ程人気があっても最後はぼろぼろになって1年で政権を放り出しているが、今回の安倍晋三も同じで、来月12月まで持てば良い方で今の状況では、
到底来年まで政権が持たないでしょう。
今の日本ですが、極限まで悪くなっています。
ソ連は原発事故発生から5年目に崩壊するが、今の日本は2年半。国家が崩壊寸前なのです。
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沖縄のエシュロン (どろろ)
2013-11-01 19:35:18
2000年の沖縄サミットの前に米軍基地のそばを歩いていたら、木立越しに白いガスタンクのような形のものが見え、フランスのジャーナリストが「あれはエシュロンだ。あれで世界中の通信が傍受できる」と言っていました。
そんな事をしたら、誰が米国にとって役に立つ人間で、誰が邪魔な人間か、すぐにわかってしまいますね。日本が米国のいいなりになるのも当然と言えば当然なのかも。
それにしても、もらった情報が信頼できるかどうか、どうやって調べるのでしょうね。調べようとしただけでも法律違反になったりしないのでしょうか?
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裏の裏 (天野)
2013-11-01 23:36:12
ドイツメルケル首相の携帯電話が米情報機関により通信傍受。
世界中で問題になっているようです。独英仏国等々から反発の声が聞こえています。
しかし、仮に此等の国々が米国による通信傍受を承知の上で、その国の指導者が会話やメール通信を行っていたとします。
彼らは当然傍受などされて無いが如く、しかも自国の不利益(米国に対して)にならないように利用するはず。
ところが今回のスノーデン氏の暴露により、米国情報機関の傍受がばれてしまう。
せっかく今迄米国の裏の裏をかいてたところ、これではメルケル首相も国民の手前、米国批判をせざるを得ないハメになってしまう。
欧州でもドイツの経済力が力強いのは、以上のような事を思うと辻褄が合う、などと考えてしまいます。
全く荒唐無稽な話でしょうが、今の時代何が本当なのか分かりません。

最後に利益を得た者が本当の黒幕なのだ、などと単純な事なのでしょうか。
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インテリジェンスの基本 (宗純)
2013-11-02 15:40:36
どろろさん、天野さん、コメント有難う御座います。

高村薫の『マークスの山』など刑事ものの小説でも公安警察が少しだけ描かれているのですが、
これ等の情報機関の特徴とはブラックホールと同じ仕組みで、ありとあらゆる情報を集めるだけ集めるが、自分からは決して外には出さ無いのですよ。
表に情報が出てくる場合は、西山事件とかスノーデンのようなすっぱ抜きによる情報漏えい以外では、意識的なリークによる世論誘導目的であると考えるべきですね。
『報道』とは、みんなが知っているのでパワーと無関係なのです。
ところが内容的に良く似ていても誰も知らない『情報』は、それを持っているものに無限のパワーを与えるのです。
アメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官であるジョン・エドガー・フーヴァーは歴代の8人の大統領に仕えたが、大統領に当選した直後のケネディに対しても彼の全てのプライバシーを暴いた報告書を提出。
1924年5月10日にFBI長官に任命され、1972年に亡くなるまでFBI長官として死ぬまで権力を握り続けた。
秘密の情報こそがパワーの源泉なのですが、同じものが表に出て報道に変化した瞬間、力を失うのです。
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秘密怖いです (どろろ)
2013-11-02 22:43:33
なるほど誰も知らない情報を持っているとそれが権力になるのですね。アンドロポフやプーチンを連想しますね。日本でも、読売新聞の元の社主の正力松太郎さんなどは警察の人でしたね。新聞社も普通なら書くべきことを書かない、書かせないことが権力になるのかもしれませんね。
隠すべき秘密を持たない人は情報によって操ることができませんから、秘密を持たせるための策略に引っかからないように子供の頃から教えておかなければいけませんね。
また、秘密を暴露するのが仕事の人たちも、もっと頑張って欲しいと思います。民主主義を支えるにはそれしかないのではないですか。
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内部告発が極端に少ない日本 (宗純)
2013-11-12 11:12:38
どろろさん、コメント有難う御座います。

アメリカですがロシアに『死刑にしないし、拷問もしない』からスノーデンを引き渡せと強硬に圧力をかけたがプーチンが最後まで頑張って何とか亡命を認めたらしいが、
日本人ですがスノーデンのような内部告発が例外的に少ない。
もちろん、亡命も極少ない。
スノーデンですがソ連のように国家体制が崩壊しない限り二度と祖国アメリカの土地は踏まない覚悟なのです。
第二次世界大戦の敗北でドイツ軍では佐官級の高級将校は南米のパラグアイなんかに逃亡したのですが、我が日本国では将官まで誰一人国外逃亡しようなんて思わない。
将軍が敗戦で自分の故郷に隠棲するなど、アホ臭すぎて話にもなりません。
内部告発も亡命も極端に少ない日本人の特徴ですが、この原因とは矢張り日本独自のムラ社会の絆文化が原因しているのでしょうか。
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