『何故か子供の数が一人多い東北地方(福島県)の妖怪奇談』
摩訶不思議な「44人」。他紙と違う謎の朝日新聞の小児甲状腺ガンの合計数の謎。
8月20日に、福島県で大規模な健康調査をしている県民健康管理調査検討委員会が、、正式に『小児甲状腺癌が18人確定した』と発表した。
(詳しい資料や調査結果は、後に公表される予定と発表)
検討委は『確定』の18人とは別に、『疑い』が25人であるとも発表している。
普通に考えれば誰が計算しても合計人数は43人である。
ところが、何故か朝日新聞だけは『甲状腺検査結果 23-24年度合計 悪性ないし悪性疑い 44例 最年少は8歳 』とか、
『福島の子どもの甲状腺がん、疑い含め44人に 16人増』と報道していた。
朝日は『見出し』だけではなく、記事でも『合計数は44人である』ことを繰り返し強調していたのである。
小学生でも間違えない程度の暗算なので『逝きし世の面影』2013年08月22日 | 放射能と情報操作の前回記事では、
『同じ情報源の筈なのだが朝日新聞では総計が18プラス25の43人ではなく「44人である」と繰り返す。福島県検討委発表でマスメディアが大混乱に陥っているのだろうか』と書いたが、実は朝日記事の一人多い数字が正しかったとは絶句するしかない。
まさに現代版、恐怖の『座敷わらし』である。
『44人の朝日新聞以外の、他紙が全員間違っていた合計人数の怪』
どれ程不思議な事柄にも、この世に奇跡は存在しない。
『結果』には必ず誰もが納得する合理的で科学的な『原因』が存在していると考えるのがブッダの見つけた真理であり、『科学』の真髄なのです、
(朝日だけの)小児甲状腺がんの合計数字の『悪性ないし、悪性疑い44人』が正しい。
内訳は、全摘出手術を実施した19例中で、良性結節が1名。チェルノブイリと同じ悪性の乳頭がんが18名だった。
『正式に小児甲状腺癌が18人確定した』との検討委の8月20日のマスコミ発表は、一応は正しかった。
ただし甲状腺の摘出手術を受けた子供の人数は検討委発表の18名ではない。
(マスコミが誰も報道しない)19名だった。
『疑い』なら誰が考えても『これから精密な再検査が行われるだろう』と考えるが大間違い。
福島県検討委の場合は、甲状腺の全摘出手術である。
マスコミ発表は完全な詐欺かペテン。悪意ある真っ赤な嘘。
福島県や日本政府は、子供騙しの嘘八百のインチキを2月12日から今まで、飽きることなく半年も続けていたのです。
朝日新聞の記事にはあえて書かなかったが、記者は読者に対してマスコミ全員で隠蔽している福島県の悲惨すぎる『真実』を、何とかして伝えたかったのであろう。
18人プラス25人が朝日新聞だけは43人ではなくて、『合計人数は44人』と報道した真意は挙国一致の大本営発表の隙を突いた、朝日記者のささやかな内部告発?だったのである。
『合計数自体が極秘機密だった』
『悲惨すぎる日本国のマスコミ』
実は、右は産経から左は赤旗まで『確定18人疑い25人』と報じたが、その合計数字である『43人』と報じたマスコミはゼロだった。
今度の検討委発表だけでは無く、今までに一回も無いのですから驚き呆れる。
今回の朝日新聞だけが唯一、『悪性ないし、悪性疑い44人』と小児甲状腺がんの合計数字を出している。
なんと、日本のマスメディアでは『確定と疑い』の合計した数字自体が高度なタブー(禁忌)に抵触する機密事項?だったとは驚き呆れる。
もう世の中、無茶苦茶なのである。
マスコミは今までサボっていて『合計数を出さなかった』のではない。
摘出手術後になって良性結節と判明したことで、他社は(誤診隠しで)『その1名を総数にカウントしなかった』のでもない。
合計数隠しは、今回の朝日『座敷わらし』報道以外は、最初の公式発表の2月から今まで、右は産経から左の赤旗まで、地方紙から全国紙、日本国中どこでも寸分の違いも無い。
今回の座敷わらしと『誤診』は無関係である。
3+7=10と合計した数自体が日本の極秘機密なので、挙国一致で合計人数を隠していた。
そのため合計数を出したくても、タブーなので『出せなかった』と考える方が辻褄が合うのである。
『高すぎる福島県検討委の精密検査?(二次検診)の誤診率?』
たったの19人が甲状腺の摘出手術を受けて、うち1名が健康体で丸っきりの誤診だったとは言葉を失う。
福島県ですが、全面的な医療崩壊を起こしているのです、
余りに無残である。
そもそも福島県検討委の甲状腺検査とは甲状腺学会が定めたガイドラインの12項目の内4項目を省略したもので、『大きな異常が無いかどうか』を短時間で大勢を診る、杜撰すぎる簡易検査だったことは検査責任者の鈴木真一福島医大教授が認めている。
17万人程度の簡易検査(一時検査)で『がんの疑い』が1140人出ているが、見逃し(誤診)も十分考えられるのですよ。
何しろ福島医大の行った精密検査(二次検査)では、今回19人中で1名(5%以上)の誤診が出て、健康な子供の甲状腺を間違って摘出していたことが発覚している。
擬陽性を小児甲状腺がんと見誤ったのであるが、逆の偽陰性を見落として『安全・安心。健康である』と誤診している可能性も十分考えられる。(5%の誤診率なら8500人の見落とし)
今、福島県検討委の信頼が、根本から揺らいでいるのです。
そもそも、癌の検診に限らず最終的な判断(陽性)を『疑い』などと発表しているのは医学界の異端児の福島県検討委だけの特殊な例外で、他の医者は誰もそのようには不思議な発表は行わない。
(最悪の結果を『疑い』と曖昧に誤魔化すのは最早助からない非告知の末期がん患者への気休め程度で例外)
『今年2月の毎日記事の誤報、8月20日の朝日記事の座敷わらし』
最初から腰が引けているので、本当は重要な内部告発なのだが真意が誰にも分からない。
2月12日に最初に検討委が『確定3人疑い7人』と発表した時に毎日だけは『確定』と『疑い』の違いは手術の前か後かの『時間的な違い』で、『検査結果の違いでは無い』恐ろしい事実を、密かに示唆していた。
(毎日だけは『疑い』とは細胞診陽性の意味で、8割の確率で小児甲状腺がんが発症していると間違えて?書いていた)
検討委トップの福島医大副学長も海外の講演では『小児甲状腺がんが10人確定』と断定している。
ところが日本のすべてのマスコミは福島県検討委の姑息過ぎる偽装工作に全面協力して、『確定』『疑い』と別々に数える意味不明の悪質な大本営発表を、懲りることなく半年間も繰り返していたのですから悪質である
『歴史の転換点』
歴史を塗り替える世紀の大革命や世界大戦でも、最初は何気ない小さな出来事が発端となっていて、後から振り返ってみたら『あれが大変革(既存の体制の崩壊)の兆しであったのか』と気づくことが良くある。
今回の朝日の『合計数は44人』とは蟻の一穴ではあるが、今までの挙国一致の大政翼賛会の悪事の一端を暴いたのです。
今の挙国一致体制のマスコミ報道にとっては歴史的な大転換の契機となりうる、最重要な大事件であろう。
自分が最悪死刑か懲役300年になる危険を承知で、正々堂々と正面から正義の告発を行ったスノーデンやマニングのような勇気ある高潔な人物がいない談合社会日本ムラの不幸。
全員が一心同体。利益共同体(原子力ムラやらマスコミ村)の住民である朝日や毎日の記者の内部告発が苦心惨憺、今回のように『読んだ誰にも分からない』様に、恐る恐る密かに行われるのが常である。(だから、誰にも分からない)
この小悪党の根性無しが。本当に情けない。
まあしかし、今回日本のマスメディア全員で隠していた悪事(真実)が白日の下に晒された事実は大きい。
68年前の敗戦と同じで、新聞記者の多くはすでに真実(日本の崩壊)を知っているのです。
朝日は『見出し』だけではなく、記事でも『合計数は44人である』ことを繰り返し強調しているという話は、にわかには信じられなかったけれど、たしかにそうなっていますね。たとえば次の記事は今の所(少なくとも8月25日までは)見れました。
●福島の子どもの甲状腺がん、疑い含め44人に 16人増
http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY201308200364.html
おまけ情報ですが、ここの記事では一つの記事の中で43だったり44だったりしてます。
●甲状腺がん悪性、悪性疑い43人
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1630
ところで、おそらく20日に配布された資料「資料2」の5ページに既に、「悪性ないし悪性疑い44例」という部分があります。
http://www.ourplanet-tv.org/files/20130820shiyo.pdf
これをそのまま記事にすることが、今の日本ではものすごく大変なことなのでしょう。
このブログ記事ですが、決して福島県で1名が誤診で健康な甲状腺を摘出した程度の、そんな些細な話では無い。
問題はもっと大きくて、マスコミ全体の救い難い腐敗堕落を弾劾したものなのですよ。
今回の朝日新聞の44人以外では、マスコミは一切『合計数』を出していない。
小学生低学年でも一目で判る程度の、合計人数自体がタブー中のタブーなのですから、無茶苦茶なのです。
ただ、ご紹介の記事を見れば、合計人数がタブーだった理由が判りました。
福島県検討委の数字に、全ての謎の答えが隠されていた。
人数の合計数ですが、これは絶対に『数えてはならない』のです。
先ず検査総数(分母)が、今年6月5日マスコミ発表は17万4千人だった。
ところが表では17万6648人となっていて2千600人以上の誤差がある。
平成25年7月31日現在とある、もう一つはもっと酷くて受診者21万6809人と21万3366人で、一時検査の結果確定が19万2886人で進捗率89%と書いている。
発表毎に、其々違っているのですよ。
真実が何処にあるかは不明だが、一応検討委発表を正しいと仮定して時系列に並べると、
2012年9月11日発表では1人発症。
2012年11月に二人目発症を『がん確定1人』と発表。
2013年2月13日発表では10人を『がん確定3人、疑い7人』
2013年6月5日発表では『確定12人、がん疑い15人』(27人)
だったが内訳は、
・2011年度 確定7人+疑い4人の11人以外に良性結節1人が含まれ、実は12人だった
・2012年度 確定5人+疑い11人
6月5日の発表時点で、27人ではなくて28人だったのです
2013年8月20日発表では、 ・2011年度 良性1人以外に確定9人、疑い4人で、2ヶ月前の数字の2人増しの14人。
・2012年度 確定9人、疑い21人
合計数は(43人)誤診の1人を入れれば44人。
この資料で一番の問題点(恐ろしい部分)は記事にも書いている郡山市ですね。
前の記事では442人と書いた一時検査で疑いの出た人数が443人と21人増えている。
二次検査の終了者が半分程度だが、細胞診断はわずかに16人しか行っていない。
がん検診では一番精度が高く信頼が置けるのが細胞診断で、注射針を刺して行うので負担も小さいのです。
そして細胞疹陽性者16人中で発症者が5割の8人ですよ。
福島市など他の市町村では陽性者の発症率は4~6分の1程度(2割)なんですから郡山市の発症率が際立って高いのですよ。郡山市で今後もう少し検査が進むが、
今現在の時点でも、20万程度の検査人数で数百人が発症している可能性が高いのですから、1000倍以上の確率。
後数年後には間違いなく、発症率が今の数十倍になるのは明らかなのです。
政権に返り咲いた福島第一原発事故のA級戦犯である極悪自民党による姑息な時間稼ぎであると解釈した。
6月5日の検討委発表もしかり。
7月の参議院選挙で自民が大勝利して、衆議院任期満了の衆参ダブル選挙までの3年間、国政選挙が無い状態なら、
最早、時間稼ぎの必要が無くなる。
隠して隠しきれるなら、『隠す』ことに意味があるが、寝小便の布団を隠す幼稚園児と同じで、小児甲状腺がんの発症は幾ら頑張っても駄目なのです。
必ずばれる。
日本国の政府がまともなら、出来る限り早く合計した数字を出すだろう(まともでないなら出さない)と予想していたが、選挙後でも矢張り同じように隠しているのですから情けない。
寝小便の布団と同じ原理で、隠すほうがばれた時に余計に叱られるのです。
小学生でも、普通は隠さないのですよ。
ましてや大人なら絶対に隠さない程度の分別がある。
今の自民党政府ですが、ゾンビと同じで実は死んでいて脳内が完全に腐っている。
日本政府ですが、小学生よりも判断力が劣るのです。
これはこれで、何とも恐ろしい話である。
それとも、オリンピック東京招致の為に、あと数週間の間
誰にも知られないように秘密にしている心算なのでしょうか。
しかし、それもなんとも恐ろしい話である。自民党とかマスコミとかの判断ですが、到底まともとは思えませんね。完璧に狂っています。
不祥事発生時の組織の生き残りの鉄則とは、出来る限り早く、悪いことを全部隠さず発表して、全面的に謝罪することに尽きる。
悪い事実を小出しにするのが一番良くない。
船場吉兆や雪印乳業これが原因で廃業に追い込まれたが、今の日本は隠そうと悪あがきして赤っ恥をかいた船場吉兆の20000倍は危機管理の鉄則の反対を行っている。