逝きし世の面影

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『陰謀論』2039年、76年目の真実。ケネディ暗殺の闇

2008年02月29日 | 9・11事件と情報操作

寡聞にして知ら無かったが、世に「陰謀論」というものが、あるらしい。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。インターネットのウィキペディアで調べてみると。

『陰謀論とは、』

(1)歴史上の出来事は、ある個人・団体の『陰謀、策謀』に基づき生じた 。
(2)ある個人・団体の活動に、目的や内容が隠蔽されている活動がある 。
とする考え、もしくは考え方である。
陰謀論に基づいて世界史を解釈することを、『陰謀史観』と呼ぶ。

いや~ア。驚きました。
人間、勉強はするものです。知らない間に世の中が、すっかり変わりはて、自分の知っている世界と、すっかり変わってしまっている。
何時の間にか「社会科学」とか「歴史学」が、『陰謀論』とか『陰謀史観』とかの、おどろおどろしい言葉に変化したようです。

(1)の人類の歴史上の出来事のなかで、ある個人・団体の『主義や主張、目的など』に基づかない(影響されない)事柄が果したあるでしょうか。?
自然現象以外にそのようなものは歴史には存在しない筈です。
人類(個人や団体)が関わらない、人類の歴史を想像してみましたが、私の乏しい想像力では、考えてみることも出来ない稀有な事象です。
いや違う『主義や主張、目的等』は問題ではなく、『陰謀、策謀』が問題なのだ、と考えるかもしれませんが、これ等の客観的な違いとは何かあるでしょうか。?
単なる個人個人の『主観的な価値観』の違いがあるだけ客観的な違いが見つからない。
「策謀」や「陰謀」と『政策』や『政治的計画』の違いを客観的な物差しで区別できると考えるのは、余りにも楽観的過ぎる考えですね。

(2)の、ある個人・団体の活動に、目的や内容が隠蔽されている活動がある とする考え方である、に至っては、何をか、いわんや。
これが事実とすると、(陰謀論、陰謀史観以外の)すべての個人は『イワンの馬鹿』のようで、団体とは『イワンの馬鹿』の集団と考えざるを得ない。
どんな個人でも個人的秘密があり、個人の集団の団体には、勿論其れ以上にある。
どんな団体でも、それなりの集団では、団体内だけで共有される情報等は、幾等かは有り得る話です。
結果的には、すべての話(団体)は陰謀論の範疇に含まれてしまう。

「通説」は、検証により棄却されない仮説を消極的に採る。検証により信頼性の高まった「仮説」。
「陰謀論」は、検証により棄却されない仮説を、積極的に採る「脆弱性」がある「仮説」。

科学的観点からは、通説も陰謀論も何れも「仮説」です。
しかも『検証により棄却されない仮説』に対する積極的、消極的態度などは、討論術では大問題でしょうが、科学の分野では、何ら考慮されません。

『検証により棄却されない仮説』の存在(客観的事実)そのものが、大問題なのです。
積極的態度、消極的態度などの主観的判断が入った段階で、其れは科学とは違った方向に向かっている。
ウィキペディアの記述が正しいとすれば、現在の科学者はすべて陰謀論者のことになり、科学者達のすべての学会とは「陰謀集団」「陰謀者の団体」のことですね。

なぜなら、普通私達は『検証により棄却されない仮説』の存在(客観的事実)を、積極的に検証する人々のことを、科学者と呼んでいるからです。
「科学する心」で一番大事な精神は、『懐疑心』です。
普通、幾等知識が有ろうが良識が有ろうが、疑う心を持た無い者を、科学者とは呼びません。
懐疑心が全く無い「大学教授」などをマスコミなどで良く見かけますが、彼らは「教育者」ではあっても、科学者とは対極にある人々ですね。

『昔、陰謀論は無かった』

昔から『陰謀』は存在したが、『陰謀論』なんていう不思議な『論』は昔には無かった。
通説と違う説は,単に『仮説』と呼んでいたんですよ。
『間違った仮説だ』、『適当な仮説ですね』、見たいな使い方をされていた。
事件が解決され、完全に謎が解明されないかぎり、色々な仮説が人々によって唱えられるのは、仕方が無いことでしょう。
しかし、『仮説』と言う言葉が、何時の間にか禍禍しい印象の『陰謀論』に進化していく。

何時頃から、不思議な言葉『陰謀論』が巷に喧伝され出したのだろうか。?
大昔でも『ユダヤ陰謀論』などの話は、あったことはあったが、『陰謀論』として独立した『論』ではなく、酔客の酒場談義程度の話で、決して「ユダヤ」と離れ「陰謀論』が論議されることは無かった。
陰謀論は、昔は無かった。
陰謀論談義は、それほど古い話ではない。
「陰謀論」が「ユダヤ陰謀論」から自立して、今のように独り立ちしていくのは、多分21世紀に入ってからでしょうね。
それも、積極的に『陰謀論』なんて言葉が語られ出すのは、9・11事件以降の話ですよ。

『陰謀論と自己責任論』『自作自演説』

ちょうど、『自己責任』と言う言葉が、米軍のファルージャ掃討戦に巻き込まれた、日本人の人道支援のボランティア3人が現地武装グループに人質になった事件の報道で、突然、唐突に使われ出した、あの不思議な出来事と同じです。

日本での自衛隊イラク派兵騒動及び、その関連で現地サマーワに集結していた日本の報道陣からではなく、日本の首相官邸筋や産経、読売が、『自己責任論』や『自作自演説』を何の根拠も無く報道する。

言葉としての『自己責任論』は株取引などの経済用語としては、普通に今までもあった。
しかし人質事件で使われることは、日本でも今までに絶対になかったし、日本以外の外国では過去も現在も使われたことは一度も無い。多分将来も無い。

イラク人質事件で『自己責任論』が唐突に、あの時に、大手マスコミで喧伝されたのは、自衛隊海外派論議を隠蔽する、『謀略』以外の何か良い説明があるでしょうか。?

『ケネディ暗殺事件』

事件が解決されず、完全に謎が解明されないで、多くの研究者によって、色々な仮説が論議されているものにケネディ暗殺がある。
ケネディ事件では、通説(ウォーレン委員会公式報告書)と陰謀論(多くの研究者の論文)の立場が完全に逆転している。
ウォーレン報告を、肝心のアメリカ人が全く信じていない。アメリカ下院議会さえも信じていない。
今や、通説(ウォーレン報告書)を支持しているのは、アメリカの政府とマスコミだけの極少数派集団と言う情けなさ。

ケネディ暗殺事件では、アメリカのウォーレン委員会が、組織的な背景の無いオズワルドの単独犯行であると断定し、ジョンソン大統領の命令で2039年まで、すべての証拠の公開を禁止される。
事件当時に二十四歳の青年なら、100歳になっている勘定ですね。

しかも、外交機密文書でも原則、30年で公開してしまうアメリカですよ。
沖縄返還時の日米密約を暴露した西山事件関連の文章も公開され、西山太吉元記者が自身が嵌められた謀略事件で日本国を訴えたが裁判所は時効で控訴を棄却した例もあるくらいだ。

アメリカ政府によって事件が、2039年まで封印された事実が、如実に、ウォーレン報告書『組織的背景の無いオズワルドの単独犯行説』を、アメリカ政府自らが完全否定している結果になっている。(単独犯による単純な刑事事件なら76年間の封印は無い)

必死になって隠すが、隠せは隠すほど、ケネディ暗殺は、オズワルドの単独犯行のような単純な刑事事件ではなく、巨大組織の背景(影)が嫌でも見えてきてしまう。
アメリカ市民のほとんど、80%以上が政府報告者をまったく信じていない。
しかし不思議なことに同じ市民が、2039年の証拠の全面公開を望んでいない。
自分の政府が、自分自身の大統領の暗殺に、関係していた事実(真実)を知りたくないのでしょう。

ケネディ暗殺を、通信衛星の生中継映像で、リアルタイムで見ることが出来た。
アポロ11号月面着陸の、お馬鹿映像も生で見たし、9・11事件の摩訶不思議な映像も見た。
ハードルは高いが、『誰が犯人か』『自分の予想どうりか』、最後の結末も何とか見たいものです。

『落合信彦と奥菜秀次』

ケネディ暗殺では、余りにも多くの研究者が、余りにも多くの研究本を出しすぎた。どれを選べば良いか、多すぎて迷ってしまう。
何か『良い本』の『良い部分』を纏めたダイジェストものはないかと探したらありました。
99年出版の落合信彦「2039年の真実」が実に面白い本である。パクリだが多くのケネディ暗殺モノの良いところが粗網羅されている。(今までに多数出版されている本の寄せ集め的内容)

『落合信彦氏とは、』

落合信彦は007の日本版。超人的格闘家(海兵隊に空手を教えた)で諜報員でMI6やFBIやCIAやイスラエルのモサドの幹部と直接話をするハンサムなプレイボーイで大金持ち。
ジェームス・ボンドのパクリですね。

落合信彦が人気が出た理由は、『質問相手の実名ややり取りの内容もきちんと書いているので,ウソであるはずがない』と思わせるところです。
実際の組織や実名がバンバン出てくる。面白いが真実性は???ですね。
其れと、記述内容の確かさです。
確かなはずです、オチアイモノは基本的に30年程度前に外国で書かれた出版物のパクリを適当につなぎ合わせたもの。

しかし西尾幹二なんかより、格好よいので日本の若者の一定の支持を集めた。
何しろテレビのビールやインスタントコーヒーのコマーシャルで色男を演じていました
諜報機関モノ、謀略モノを書いていれば,当然20世紀の謎「ケネディ暗殺」は書かない訳にはいか無い。
で99年に書いてしまう。
本の内容は、如何しても政府機関の関与を書かないと始まらない。
書いてしまってから気が付く。
アメリカ政府が悪いことをした(陰謀)ことになってしまうことに気が付く。困った。

これは如何にも都合が悪い。
其れからですね。正体不明の奥菜 秀次が現れて落合氏を攻撃しだすのは。
落合氏に、まとわり付いてストーカー的なオタクぶりを発揮し、全く売れなかったが「ケネディ暗殺 隠蔽と陰謀」(奥菜 秀次/鹿砦社)と言う珍本を出版している。
多分、落合のゴーストライターが奥菜を名乗っているのか、同一人物が二役を演じているかの何れかでしょう。

『ほとんどのアメリカ人は政府の公式報告書を嘘だと思っている。』
しかし、ほとんどのアメリカ人は、政府の公式報告書を信じたい。と思っている
自分達の政府が悪いことをしたなどは信じたくない。
あったとしても見たくない。

ケネディが暗殺されたのは、みんなが見た。月の石も、みんなが見た。9・11も崩壊するツインタワーを、みんなが見ている。

ペテン師、手品師の手口と一緒。
人を騙す時にテーブルの下で怪しい行動をするのは素人で、プロの手品師は、みんなの見ているテーブルの上で人を騙す。
一番簡単なテクニックは、部分を全体と誤解させる手口です。
陰謀論の議論でも同じで、陰謀論の幾つかの間違いを指摘して、全部を否定してみせる。
しかし、全体が問題なんですね。部分ではなく。
基本的に人を騙すテクニックは真実を使って騙す。真実の断片を真実の全てであるかのように装う。

アメリカ政府が嘘をついているのは、どうしようもない事実です。
世界の人々は9・11の犯人はビン・ラディンだと信じている。なぜならアメリカ政府が言っているから。
これが実は違っているとしたら如何でしょうか。?
実はアメリカ政府は犯人を特定していない。!!驚くしかないですね。

アポロ11号は間違いなく月に行った。其れと同程度に、間違いなくアームストロング船長は嘘を言っています。

ケネディ大統領は、間違いなくアメリカ政府か、アメリカの政府機関によって殺されています。

(続く)




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9 コメント

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Unknown (散策)
2008-02-29 17:07:57
はじめまして。トラックバックさせていただきました。奥菜さんが、阿比留さんのところに、コメントを入れておられますので、リンクをご紹介しておきます。http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/488624
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ばかばかしい(笑) (kaetzchen)
2008-02-29 20:11:36
この阿比留さんという人は相当,知能の劣る人ですね.

仮説を立てて検証する,これが科学です.彼らは科学的方法論を「陰謀論」とレッテル貼りして,消し去ろうとする.なぜならば「陰謀論」には,彼らにとって不都合な内容が盛り込まれているからである.

論理学の一からやり直せ,と言いたい.
返信する
コメントありがとう御座います。 (ブログ主)
2008-03-01 10:19:03
散策さん。
奥菜氏は、写真の経歴も性別も素性も判らない謎の人物で実在するかどうか、全く不明。
唯一判っていることは、落合氏を、落合本人より良く知っている人物だと言うことだけです。
タレント落合氏のゴーストライター(作家の落合氏)と見るのが合理的判断ではないでしょうか。?
オクナ名のコメント読んでみましたが、知性や常識に根本的問題を抱えている人物ですね。


kaetzchenさん。
阿比留とは、沖縄集団自決強制問題の抗議集会の航空写真から人数を勘定していた記者さんと同一人物でしょうか。?
ブロ愚でも、たまたま見た一つの記事に百数十のコメントが付いている。

アヒルさんを馬鹿にしてはいけません。知性は無いかもしれませんが、我々より間違いなく体力だけは絶対にある。
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コメント数の多さは…… (kaetzchen)
2008-03-01 11:50:41
いわゆるネットゴキによる「やらせ」も多いんですよ.「炎上」しているように見せかけて,ランキングに名前を載せるのが目的です.

私も以前,ネットゴキにそれをやられて,20番くらいに入って,「炎上」寸前にさせられたことがあります.

恐らく,布引さんの言う通り,プロの記者でしょうけど,自分の頭で考える能力はないようですよ(笑) ブンヤなんてのは体育会系の連中ばかりですから,体力があるのは当たり前(剣道部の後輩にブンヤが何人もいるから知ってる).むしろ,体育会系の頭からっぽの人間しか採用しないのがここ十数年のマスコミの傾向です.だからインサイダー取引をしたり痴漢をしたり事実に反したことを平気で書いたりするのだな.ヤメ蚊さんがブンヤを辞めて司法試験受けた気持ちが分かります.
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Unknown (散策)
2008-03-02 07:32:43
布引様、kaetzchen様、こんにちは。阿比留さんは、産経記者で、ブログは本にもなっています。コメント欄で「サヨク」と書いてしまわれるところは、チョット..と思いますが、記者ですので、例えば、「小沢、シーファー会談の一問一答」をUpしたり、紙面ではあまり見られないであろう情報が見られます。私はどちらのブログも題だけ見るだけで手一杯で、なかまでは見られないのが現状ですが、今回阿比留さんのエントリを見て以外だったことが2つあります。ひとつは、9.11がブログで多くの議論がされていることをご存知なかったこと。もう一つは、「米国は確かに恐ろしい国ですが、自国民の保護という点では徹底している国です。自国民を平気で犠牲にするような陰謀など、どこのだれが立案し、実行するというのか。」とコメントで書かれていることです。
以上、補足と私の感想でした。今後とも拝見させていただきますので、よろしくお願いいたします。
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阿比留さんの素性は…… (kaetzchen)
2008-03-02 08:05:22
散策さん,こんにちは.彼の素性や個人情報に関しては,実は私の方が詳しいです.何故なら,大学時代の悪友で産経に入った経済学部の同期の部下だからです(笑) ただ,プライバシー情報なので書かないだけ.武士の情けってやつですな.

同期は産経の論調が非現実的だというレポートを提出して,今は大阪本社へ左遷(昇格?)されてますが.(^^;)

それから,自国民の保護というのは完全に誤解ですね.自国民の中で「守るべき情報を持っている」「守ればマスコミが政権を支えてくれる」者に限ります.そういう意味では統一協会員ばかりが「拉致」された,北朝鮮の統一協会支部への「人身御供」でも同じようなものです.

つまり,でっち上げられた「自国民の保護」が最優先されるという訳ですね.一度,Billy Joel の "Goodnight Saigon" という唄を聴かれてみて下さい.あれは貧民をベトナムへ連れて行って「人身御供」した,云わば「自国民の捨て場」なのです.アメリカには金持ちしか要らない,貧乏人は軍に入れてベトナムへ棄てていけ,という政策を止めたのがかのケネディであり,それゆれ彼は射殺された.
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散策さん。 (ブログ主)
2008-03-02 08:38:29
阿比留さんの興味を引く情報ありがとうございます。
アヒル君、自分のブログを本にして売っているんですか。
驚きというか、なるほどというか。あのブログの謎が解けました。

アヒルさん、やっぱり知性や常識に根本的問題を抱えている人物ですね。
自国民の保護とは『外国で騒乱に出会ったらアメリカ大使館に避難せよ』と言う、あれですね。

確かにアメリカは、米国人や米兵を守る為に必死になる。
散策さん。なんで米国は米国人や米兵を一生懸命守ると思いますか。?

栗栖 弘臣統、自衛隊制服組トップの統幕議長だったが、いわゆる超法規発言をおこない解任された人物。
彼が自衛隊の役目について、
『国民は、自衛隊は国民の生命、財産を守るためにあると誤解している』『自衛隊は国を守るためにある』と正直に白状しています。
自衛隊はもともとアメリカ製ですから、この言葉はアメリカにも当てはまります。

先ほどの答えは『国家を守るため』です。

アメリカは、国家を守るためなら、自分の国の国民どころか、大統領でも衆人監視のなかで殺す国ですよ。

アピル君。本当にケネディ暗殺のことを考えていなかったのなら、無知の極みですね。

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TB有難うございました (わこ)
2008-07-31 11:32:12
何時も有難うございます。
陰謀論というものは、こんなにも複雑な経緯があったのですね。
勉強させていただきました。
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7年前に創られた言葉 (ブログ主)
2008-07-31 14:41:52
陰謀論という言葉は、言論(反対論)を封殺する道具としてきわめて有効です。
そして陰謀論と言う言葉は9・11事件と密接に関連しています。
アメリカ政府の発表は余りにも穴だらけで、不真面目そのものですが、其の事を指摘する事が『陰謀論』なんですよ。
人質事件での『自己責任論』と同じ性質の、一方的に相手を攻撃できる口封じの道具ですね。
あの時の自己責任論はひどかった。
海外(外国人)では支持する人はゼロですが、しかし嘆かわしい話ですが、殆んどの日本人はあの時『自己責任論』を支持したんですよ。

戦前に「戦争反対論」だけではなく『日本は戦争に勝てないかもしれない』と言うような、今から見れば極正常な、マトモな意見に対してまで、『非国民』とか『売国奴』とか『アカ』『主義者』なんてレッテルで呼んで頭から言論を封殺(抹殺)していた。

しかしあのころは判らなかったかもしれないが、どちらが愛国者だったか、どちらが正しかったかは、今では明白です。
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